北横岳 〜2日間快晴! 360度の眺望を楽しむ
- GPS
- 21:17
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 272m
- 下り
- 270m
コースタイム
- 山行
- 1:28
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 1:38
- 山行
- 0:37
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:37
天候 | 10日: 曇り〜晴れ 11日: 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
http://www.kitayatu.jp/ropeway/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
現在は坪庭からの全ルートに十分な積雪あり 山頂直下は急登のため前爪のあるアイゼン必要 スノーシューは推奨せず(踏み跡を消して危険) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
|
---|
感想
雪山初心者のKさんのリクエストで2人で北横岳へ。
【1日目】
朝、海老名のサービスエリアでKさんの車にピックアップして貰って圏央道→中央道経由で北八ヶ岳ロープウェイへ。
山麓駅の駐車場から見上げると蓼科山や北横岳の山頂部には雲が纏わるが、青空は広がり始めている。
ロープウェイで坪庭に昇り、アイゼンを着けて雪道を登り始める。平日とあって歩いている人はそれ程多くない。
たまに上から下りて来る登山者に山頂の様子を聞くとみんな「ガスで何も見えなかった」と答える。それでも午後からは雲が切れるという目算があるので楽観しながら歩を進める。
北横岳のトラバース気味の登りにかかり、意識してゆっくりと進む。時々スノーシューで下りて来る登山者がいるのだが、斜面の踏み跡をわざわざ消しているようで気になる。以前は北横岳ヒュッテのホームページでも「スノーシューは向いていない」と書いていたのだが…。
と、思っていると何と上からヒップそりで登山道を滑って来た二人連れがいたので思わず注意する。
トラバースの道が終わると後は軽いアップダウンを幾度か過ぎれば北横岳ヒュッテに着く。まだお昼を過ぎたばかりの時間なので、荷物をデポしてそのまま山頂へ向かう。
昨日降ったばかりの雪で足元は比較的フワフワしているが、ストックの助けもあって急登もあまり苦労せず程なく山頂に着く。
風こそいつものように強いものの、先ほどまで稜線に残っていた雲は大方取れて青い空が広がっている。南八ヶ岳はまだ雲に隠れていたが蓼科山は真っ白な雪に包まれて美しい姿を見せている。
夕方になればきっとさらにクリアな景色が望めると確信して小屋へ下りる。
今晩は我々意外に単独の登山者が3名の計5名の泊まり。一人の方は我々が到着すると同時に夕食まで山頂で撮影すると出かけて行った。
部屋へ上がり、荷物を解いて一旦寝入る。4時頃に起き、撮影の準備をしてKさんと再び山頂へ向かう。
山頂に着くと期待通り南八ツの雲もすっかり取れ、傾く夕日に照らされて美しく輝き始めている。南峰から北峰迄の様々なポイントで構図を試しながら歩いて見た上で、夕日の光がほぼ全面を染める南八ヶ岳を中心に撮影することに決めて南峰の山頂付近で日が落ちるまで撮る。
日没寸前には小屋の主人の島立さんまで撮影に登って来て、小屋には誰かいるのか? と心配になる。
冷たい強風にすっかり冷えて小屋に戻る。小屋の冬の定番の野菜鍋を泊り客5人で囲む。聞いてみると5名のうち3人は撮影が目的で、写真談義で盛り上がる。
うち一人は星を撮りに山頂へ戻るというので一緒に行こうかと一瞬思うが、外の風が強くなってきたのを見て断念する。
【2日目】
夜中に部屋も急速に冷え込み、寝ている間に体を冷やしたようで体調が思わしくないので、大事をとって夜明けに山頂へ行くのは止めることにしてKさんに一人で行って欲しい旨お願いする。
朝食の際にみんなに聞いてみると、八ヶ岳だけでなく中央アルプスや北アルプスまでもオレンジに染まるのがよく見えたとのことで悔しい思い。
無理をできないのでKさんと計画していた縞枯山方面へ足を伸ばすのも中止して下山することにする。
ロープウェイの始発に間に合うように下りて行くと、途中から南ア、中ア、北アの峰々が美しく望めて素晴らしい景色。
快晴の祝日とあって、昨日に比べると格段に多くの登山者がロープウェイから下りて来る。
天気は良いが木の枝の雪はほとんど落ちていて、冬の山らしさは昨日の方が数段上だったかな?
2日間真っ白な山を楽しめて、Kさんも一応満足してくれたらしいので合格点の山行だった。
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