本日は分厚い雲に覆われた甲斐駒ヶ岳…
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本日は分厚い雲に覆われた甲斐駒ヶ岳…
昨年と同じく、厳冬期の南アルプスの様子をうかがおうとやってまいりました。
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昨年と同じく、厳冬期の南アルプスの様子をうかがおうとやってまいりました。
ここ最近、終電でこの駅着、というのばかりやっていましたが、今回は始発でやってきました。
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ここ最近、終電でこの駅着、というのばかりやっていましたが、今回は始発でやってきました。
なぜ甲斐駒登山口はないのでしょう?
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なぜ甲斐駒登山口はないのでしょう?
おお!ひとまずエネルギーを蓄えます。そばがおいしい。
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おお!ひとまずエネルギーを蓄えます。そばがおいしい。
尾白渓谷駐車場へ。車は小屋の管理人さんのを含め7台ほど。渓谷周辺を散策する人もいるようなので、登山客は数人か。
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尾白渓谷駐車場へ。車は小屋の管理人さんのを含め7台ほど。渓谷周辺を散策する人もいるようなので、登山客は数人か。
顔にオートフォーカスされるのがちょっと不気味。
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顔にオートフォーカスされるのがちょっと不気味。
あ、今日はWebで提出するのを忘れてた。
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あ、今日はWebで提出するのを忘れてた。
いつきても厳かな感じ。身震いします。
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いつきても厳かな感じ。身震いします。
さあ、出発。
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さあ、出発。
もう10時近く…さすがに遅すぎる。無理せずに行こう。もう1時間早いあずさがあればな…
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もう10時近く…さすがに遅すぎる。無理せずに行こう。もう1時間早いあずさがあればな…
雪は踏みしめて歩ける感じ。ひとまずノーアイゼンで行きます。
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雪は踏みしめて歩ける感じ。ひとまずノーアイゼンで行きます。
この程度なら、南斜面に出たら雪はないかも。
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この程度なら、南斜面に出たら雪はないかも。
やっぱり。
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やっぱり。
全然ない。
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全然ない。
北斜面に戻ります。
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北斜面に戻ります。
この手前ですれ違った方に、雷鳥がたくさんいましたよ、と聞き心がぐらつく。山頂標識に近づけないくらいたくさんって、どんな状況なんだ。
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この手前ですれ違った方に、雷鳥がたくさんいましたよ、と聞き心がぐらつく。山頂標識に近づけないくらいたくさんって、どんな状況なんだ。
笹ノ平の手前の急斜面で足元が滑り出し、チェーンアイゼン装着です。
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笹ノ平の手前の急斜面で足元が滑り出し、チェーンアイゼン装着です。
雷鳥に会いたい。それにはスピードを上げなければ…だが。
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雷鳥に会いたい。それにはスピードを上げなければ…だが。
笹ノ平分岐まで約3時間。夜でも昼でも、遅いものは遅い。
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笹ノ平分岐まで約3時間。夜でも昼でも、遅いものは遅い。
ここからのだらだらしたトラバースが歩きにくい。時折、斜面の方に足を取られます。
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ここからのだらだらしたトラバースが歩きにくい。時折、斜面の方に足を取られます。
雪が少し深くなります。
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雪が少し深くなります。
ここを登ると八丁登りの入り口。
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ここを登ると八丁登りの入り口。
八丁登りはそれほど辛く感じない。どちらかというと笹ノ平までの長さの方が精神的にきつい。
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八丁登りはそれほど辛く感じない。どちらかというと笹ノ平までの長さの方が精神的にきつい。
この岩が見えると少し傾斜が緩くなり…
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この岩が見えると少し傾斜が緩くなり…
もうすぐ刃渡り。この付近でゆっくり2週間かけて北岳を目指すという方に遭遇。今夜はここらへんでテント泊するとのこと。
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もうすぐ刃渡り。この付近でゆっくり2週間かけて北岳を目指すという方に遭遇。今夜はここらへんでテント泊するとのこと。
刃渡りです。雪、氷の付き具合を見ながら慎重に行きます。
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刃渡りです。雪、氷の付き具合を見ながら慎重に行きます。
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いつもの怖い場所。足跡がありますが…ここを通れる人がいるんだ。って別に驚かない?f(^^;)
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いつもの怖い場所。足跡がありますが…ここを通れる人がいるんだ。って別に驚かない?f(^^;)
この辺りはかなり凍っていました。
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この辺りはかなり凍っていました。
刀利天狗の下のクサリ&梯子です。昨年3月は雪壁と一体化したような感じでしたが、今回は全く問題ありません。
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刀利天狗の下のクサリ&梯子です。昨年3月は雪壁と一体化したような感じでしたが、今回は全く問題ありません。
たまにこういうのもあったりしますので、やはり自分の目で確かめていきましょう。
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たまにこういうのもあったりしますので、やはり自分の目で確かめていきましょう。
刀利天狗に到着。暗くならないうちに五合目まで行ければ…と思っていましたが、そこまでは何とか行けそう。
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刀利天狗に到着。暗くならないうちに五合目まで行ければ…と思っていましたが、そこまでは何とか行けそう。
でも、雷鳥に会いたい。きっと白くてふわふわだろう。そのためにはまずは小屋まで行かないと。
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でも、雷鳥に会いたい。きっと白くてふわふわだろう。そのためにはまずは小屋まで行かないと。
五合目。さっきからパラパラ降っていた雨が少し強くなってきた。やはり、暖かいところで寝たい。それに、スタートラインにまずは立ちたい。調子もいいし、まだ一時間くらいは明るいはず、とかなり強気に出てしまった。
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五合目。さっきからパラパラ降っていた雨が少し強くなってきた。やはり、暖かいところで寝たい。それに、スタートラインにまずは立ちたい。調子もいいし、まだ一時間くらいは明るいはず、とかなり強気に出てしまった。
が、休憩不足がたたり、少しスピードダウン。
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が、休憩不足がたたり、少しスピードダウン。
相当、心細い(ToT)
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相当、心細い(ToT)
小屋手前の最難関をひとつ残して、夜を迎えてしまった。
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小屋手前の最難関をひとつ残して、夜を迎えてしまった。
6合目の先の2段橋。この先、闇夜&雨の中、岩の櫛歯階段(命名:hiyopa)を鎖とカラビナ&スリングで自己確保して震えながら通過しました。良い子はマネしてはいけません。いや、もう二度としません。
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6合目の先の2段橋。この先、闇夜&雨の中、岩の櫛歯階段(命名:hiyopa)を鎖とカラビナ&スリングで自己確保して震えながら通過しました。良い子はマネしてはいけません。いや、もう二度としません。
精根尽き果て、小屋への最後の登り。ふらふらしていて滑落リスクもあり、焦る気持ちを抑えてゆっくり行きます。
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精根尽き果て、小屋への最後の登り。ふらふらしていて滑落リスクもあり、焦る気持ちを抑えてゆっくり行きます。
翌朝。
小屋は私のほかに7名様ご一行。夜通し、強い雨が降っていました。小屋の屋根のせいもあるのか、とても恐ろしい雨に感じました。全員、登頂断念を確認し、朝寝坊。
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翌朝。
小屋は私のほかに7名様ご一行。夜通し、強い雨が降っていました。小屋の屋根のせいもあるのか、とても恐ろしい雨に感じました。全員、登頂断念を確認し、朝寝坊。
残念ですが、この先のぐさぐさ雪を登れるとはとても思えないので、すっきりした決断です。雨の中、雷鳥はどうしているんだろう。
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残念ですが、この先のぐさぐさ雪を登れるとはとても思えないので、すっきりした決断です。雨の中、雷鳥はどうしているんだろう。
昨夜はカメラを出す余裕もなかった場所。
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昨夜はカメラを出す余裕もなかった場所。
下りも同じことをして行きます。
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下りも同じことをして行きます。
ようやく下に足がついたところで。ああ怖かった…
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ようやく下に足がついたところで。ああ怖かった…
見守ってくださり、ありがとうございます。
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見守ってくださり、ありがとうございます。
今回は五合目上の鎖場はそれほど怖くなかったので、ここまで来て少しホッとします。
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今回は五合目上の鎖場はそれほど怖くなかったので、ここまで来て少しホッとします。
しかし、踏み抜きがひどくて早くもくたくた。踏み抜いた下の方には雨水がたまっていて、靴の中までずぶずぶだ。
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しかし、踏み抜きがひどくて早くもくたくた。踏み抜いた下の方には雨水がたまっていて、靴の中までずぶずぶだ。
厳しい世界です。
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厳しい世界です。
数歩ごとにひざまで踏み抜くシャーベットの上を行きます。五合目から刀利天狗まで1時間50分を要してしまいました。今回の登り、昨年3月の下山とも1時間前後です。
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数歩ごとにひざまで踏み抜くシャーベットの上を行きます。五合目から刀利天狗まで1時間50分を要してしまいました。今回の登り、昨年3月の下山とも1時間前後です。
刀利天狗。下界は晴れています。少し風が強いかな。
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刀利天狗。下界は晴れています。少し風が強いかな。
刃渡りの上あたりから。
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刃渡りの上あたりから。
刃渡りを無事通過。ここまで来れば少し気が楽になります。後は、根性で下るだけ。
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刃渡りを無事通過。ここまで来れば少し気が楽になります。後は、根性で下るだけ。
靴の中が気持ち悪いけれど、この辺まで来ると土が見えているところが多くなり、少し遅れを取り戻します。
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靴の中が気持ち悪いけれど、この辺まで来ると土が見えているところが多くなり、少し遅れを取り戻します。
心地よい、春の山みたい。
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心地よい、春の山みたい。
あちこちで、雪解け水が流れています。
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あちこちで、雪解け水が流れています。
あれまあ、昨日と比べても全然雰囲気が違います。
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あれまあ、昨日と比べても全然雰囲気が違います。
暑くなってきました。Tシャツでもいいくらい。
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暑くなってきました。Tシャツでもいいくらい。
尾根の右側からも左側からも、滝の轟音が聞こえます。
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尾根の右側からも左側からも、滝の轟音が聞こえます。
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下りは体力的にも時間的にも余裕をもって到着。ま、登ってないもんね。
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下りは体力的にも時間的にも余裕をもって到着。ま、登ってないもんね。
南アルプスの天然水が、すごい色に!
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南アルプスの天然水が、すごい色に!
濁流です。
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濁流です。
無事を感謝してお参りします。
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無事を感謝してお参りします。
お、これも刀利天狗様だったのか!
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お、これも刀利天狗様だったのか!
本日登り出発の方はゼロ。車は観光の方と思われます。
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本日登り出発の方はゼロ。車は観光の方と思われます。
さて、八ヶ岳を見ながら尾白の湯に向かいます。やはり、雨なのでしょうね。
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さて、八ヶ岳を見ながら尾白の湯に向かいます。やはり、雨なのでしょうね。
こちらは金峰山。ピッカーンと晴れています。お隣さんでこんなに違うのだから、山の天気予報は難しいものです。
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こちらは金峰山。ピッカーンと晴れています。お隣さんでこんなに違うのだから、山の天気予報は難しいものです。
そして甲斐駒は…
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そして甲斐駒は…
道路に近いほうの建物が尾白の湯なのですが…
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道路に近いほうの建物が尾白の湯なのですが…
ここから曲がって、ベルガの敷地をぐるっと遠回りしていかないと入れません。車なら気にならないんだろうけど、もう少し徒歩客のことを考えてくれてもいいのになあ…
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ここから曲がって、ベルガの敷地をぐるっと遠回りしていかないと入れません。車なら気にならないんだろうけど、もう少し徒歩客のことを考えてくれてもいいのになあ…
国内最高級濃度の温泉にゆっくりと浸かり、雷鳥たちの幸せに乾杯。
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国内最高級濃度の温泉にゆっくりと浸かり、雷鳥たちの幸せに乾杯。
そして鳥の山賊焼きを食らう。ごちそうさまでした。また来ます。
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そして鳥の山賊焼きを食らう。ごちそうさまでした。また来ます。
hiyopaさん、こんばんは!
的確に持っているもので確保したり(普通は皆さん持っていってると思いますが、焦りがある中とっさに使えるかどうかは経験値の違いかと・・・)、諦めたら朝寝坊したりと、hiyopaさんの経験の豊かさと懐の深さを感じましたよ。どうみてもヒヤヒヤの内容ですが、意外と?安心してみる事が出来ました!今度はお嬢さんも・・・ってのはさすがにもっともっと先にしてくださいね〜。ドキドキ・・・
akiras さん、こんばんは♪
いえいえ経験値なんて、私にはここにあるレコ以外には何もないのですよ。いつもは娘に引っ張られて登っているだけという有様で…f(^^;)
それに、カラビナ&スリングも昨年講習を受けただけで、「本番」で使ったのはほぼ初めて
でも、やっておいてよかったと思いました。きちんと知っている人から習わないと、どうしてカラビナを3個使うのか、とかいうことすらわからないですからね。安全性を高めながら、少しずつ楽しみを増やしていきたいと思っていますが、根っこはビビりなので(笑)
娘とは一度、夏に来たことがあるのですが、さすがに積雪期に連れてくるのはためらいます。今シーズンも雪の丹沢を歩こうと思っていますが、スケジュールが合わないうちに春になってしまいそう
初めまして^^
凄まじい闘い。
恐怖ですね。うーん・・・なんなんだこの気候は
これはメチャメチャやばしというか、キツイというか。
癸僑欧凌Г蓮ΑΑΑΧ蜘海任后1が降るとこれが普通なんですかね
大変お疲れ様でした。
BlueSky_54 さん、こんばんは♪
尾白川、衝撃的ですよね。いつものシーズンならまだほとんど凍っているのではないでしょうか。それがまるで台風の後のような…
山梨県では小雨がぱらつく、という予報だけ聞いていたのですが、まさか標高2400mで大雨とは思いませんでした。この調子だと、春休みにはすっかり夏山?はたまた、3月には逆にドカ雪でしょうか。いやもう、何があっても驚きませんね
hiyopaさん、こんにちは
以前から気になる甲斐駒ケ岳
雪が少ない今年、私でも2月に行けるのではとレコ見てました。
でも、hiyopaさんのおかげで、踏みとどまりました(キッパリ)
特に43の氷の鎖 ダメダメ(T ^ T)
たまにはドキドキするような挑戦をしてみたいけど、
そんな山を探すのも大変だなぁと思ったりしてます。
甲斐駒ケ岳レコ、参考になりました。
ありがとうございます
negima さん、こんばんは♪
甲斐駒、未踏だったとは意外です。
43はこの日の下山時点では足元は凍っておらず、シャーベットがこんもりと積もった状態でした。
ただ、翌日から気温が下がりましたから、おそらく山全体がスケートリンクのようになっていることでしょう。しばらくは近づかない方がよさそうですね。
雪が解けたらぜひ行ってみてください。negima さんなら、黒戸尾根を楽々日帰りしちゃうんだろうな
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