春待ちわびる、早春の筑波山。筑波山神社〜男体山〜女体山 周回

2016年02月21日(日) [日帰り]

• GPS: 05:51
• 距離: 6.1km
• 登り: 741m
• 下り: 723m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:05
• 休憩: 1:42
• 合計: 5:47

距離 6.1km 登り 741m 下り 723m

8:49 筑波山神社前
8:53 筑波山神社
10:20 11:33 御幸ヶ原
11:45 11:46 筑波男体山
11:56 11:57 御幸ヶ原
12:18 12:28 筑波山
13:17 13:31 弁慶茶屋跡
14:10 14:11 迎場分岐
14:23 14:24 白雲橋登山口
14:34 14:35 筑波山神社
14:36 ゴール地点

天候

曇り➡晴れ。
山頂よりも下の御幸ヶ原は強風でとても寒かったです。
鞍部なので風の通りがよいみたいです。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

公営、私営の駐車場が沢山あります。駐車料金は概ね一日500円です。
下山した時には300円の所もありました。

自分達は第3駐車場に停めました。
各駐車場には公衆トイレもありとても快適です。

コース状況／危険箇所等

前日が雨だったので土の所は泥濘んでいました。
登りで利用した御幸ヶ原コースは、序盤 木の根が多いのでむやみに踏むと滑ります。

女体山から弁慶茶屋跡の下りルートは岩場が多く靴底に泥が付いていると滑ります。

男体山も女体山もケーブルカーの駅から10分程ですが、どちらも山頂直下は岩場なので登るのであれば最低でも運動靴を履いた方が良いでしょう。

その他周辺情報

麓の筑波山神社周辺には宿泊施設や土産屋が多数あります。
今回は利用しませんでしたが、日帰り入浴も出来る様です。
土産屋の中には食堂があり食事や休憩も出来ます。
山頂下の御幸ヶ原にも施設が沢山あり、全く不便はありません。

写真

2/21 8:42

西の富士、東の筑波と呼ばれる程の人気の百名山。筑波山にやって参りました。

2/21 8:43

前日から梅まつりなる催しをしている様ですが、朝の8時半時点では駐車場は空いていました。

2/21 8:47

第3駐車場から階段を降りて車道を左にいきます。神社近くの駐車場にもまだ空きがありました。

2/21 8:48

神社駐車場の下の案内板。コースタイムも記載されていてとても親切です。

2/21 8:49

筑波山神社の参道入口。後方にそびえる女体山はガスで霞んでいます。

2/21 8:51

とても大きな神社です。ここだけでも立派な観光地です。

2/21 8:51

登山の方がオマケの様な気もします。

2/21 8:53

安全に山行を終えられる様に祈願しました。賽銭箱の上には大きな本坪がありますが、綱緒が下がっていないので鳴らす事は出来ません。

2/21 8:58

登山道入口の左側にケーブルカー駅があります。 この時点ではまだ運行していませんでした。

2/21 9:01

如何にも雨上がりっぼく湿った空気が漂っていました。

2/21 9:28

雪は皆無です。ですが路面は濡れていて、土の所は泥濘んでいます。

2/21 9:36

さほど大きな段差もなく比較的登りやすいと思います。木の根を踏むと滑るので注意が必要です。

2/21 9:37

一見すると崩落現場みたいですが登山道です。落石注意の注意書きを見ると、例え観光山と言っても気が抜けません。

2/21 9:48

これまた立派な杉や檜が立ち並んでおります。花粉症の人はひとたまりもありません。

2/21 9:51

男女川（みなのがわ）の水源地が近くにあると云われる水場です。

2/21 9:53

ちゃんと飲めます。この時期の湧水は冷たくありませが美味しい水です。

2/21 10:02

水場を過ぎるとそこからはひたすら登りです。急登を階段で上がっていきます。

2/21 10:11

御幸ヶ原に到着。結構がっつり登りました。奥に在るのはトイレです。水洗で綺麗です。トイレットペーパーも完備。

2/21 10:12

曇っていましたが眺望は抜群です。北側に日光の山々が望めます。

2/21 10:13

コマ展望台。1Fが土産屋、2Fが食堂、屋上が展望台です。

2/21 10:34

コマ展望台の屋上より、こちらは男体山（871m）。

2/21 10:35

あちらは女体山（877m）。日本百名山では一番低い標高だそうです。

2/21 10:35

強風で長居すると凍死しそうなので直ぐに退散しました。

2/21 11:32

今回は初めからお昼は食堂で食べる予定だったので、こちらの『みゆき』さんにお世話になりました。山バッチの種類が一番多いです。1個400円〜

2/21 10:55

名物のつくばうどん950円。何処で食べても950円。麓で食べても950円です。

2/21 10:55

コシのある平打ち麺で具沢山、ちょい甘めの出汁が旨し。特に口に入れると溶けてなくなる豚バラ肉が最高です。

2/21 11:39

お腹いっぱいになったので山登り再開。山頂直下は普通に岩場です。食べ過ぎで苦しい。

2/21 11:43

男体山々頂です。空も晴れてきました。本殿にはイザナギノミコトが祀られているそうです。

2/21 11:44

ザ・関東平野。スカイツリーや東京タワー、新宿のビル群も見えました。

2/21 12:00

次は女体山に向かいます。かたくりの里を通過。花が咲くのはもう少し先の様です。

2/21 12:04

せきれい茶屋。ライムグリーンのテントがカワサキ乗りの心を掴みます。

2/21 12:04

お洒落なガーデンテラス席もございます。

2/21 12:05

セキレイ石です。石の上から複数の鶺鴒が男と女の道を教えてくれるそうです。男の道を踏み外さない様に精進したいと思います。

2/21 12:08

ガマ石。人によってどう見えるのか分かりませんが、僕にはカエルが2匹重なっている様に見えます。

2/21 12:08

さーさーお立ち合い、で有名なガマの油売りの口上はここで考えられたそうです。ちゃんとお土産で買いました。

2/21 12:12

女体山々頂の本殿が見えてきました。

2/21 12:14

こちらの本殿にはイザナミノミコトが祀られているそうです。

2/21 12:19

つつじヶ丘の駐車場とケーブルカーの駅が見えます。

2/21 12:19

先程登った男体山。方向的には前回行った赤城山があるのですが分かりませんでした。

2/21 12:20

一見すると筑波山は独立峰に思われがちですが、上から見ると山塊の中の一峰なのが分かります。

2/21 12:20

山の向こうに霞ヶ浦も見えます。

2/21 12:21

電波塔を除いて筑波山で一番高いのはこの岩の上です。何故かpaechyさん腰が退けてます。

2/21 12:23

その下に山頂碑があります。山頂は人が多いので早々と下山します。

2/21 12:45

北斗岩です。

2/21 12:45

デカい岩なので1フレームじゃ収まりきれません。

2/21 12:45

なので2分割で載せてみました。

2/21 12:46

捲く事も出来ますが折角なので潜っていきます。

2/21 12:52

裏面大黒。大きな袋を背負った大黒様の後ろ姿に見えるそうです。

2/21 12:52

なんとなくそう見える気がします。

2/21 12:53

出舟入舟。

2/21 12:53

確かに船体の先と後部が並んでいる様に見えます。

2/21 12:55

国割り石。石に線を引いて神様達が配属先を決めていたとされる場所だそうです。

2/21 12:55

会社で云う人事課みたいな所でしょうか。

2/21 12:58

陰陽石。

2/21 12:58

タウン＆カントリーのマークが陰陽ですね。

2/21 13:01

母の胎内くぐり。岩の中を通ると生まれた姿に立ち返ると記されています。

2/21 13:01

この石で上の大岩を支えているのかと思うとゾッとします。

2/21 13:01

こう見ると産道を通ってくる赤ん坊の様にも見えます。

2/21 13:01

無事、出産です。おめでとうございます、元気な大人の女性ですよ。

2/21 13:03

高天原。有名なアマテラスオオミカミが祀られているそうです。

2/21 13:04

ここが天国への階段です。生きてる時に昇れるとは思いもしませんでした。

2/21 13:04

天照大御神は昔話で天の岩戸に閉じ籠ってしまった女性の神様です。ちなみに弟はヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトって有名な神様です。

2/21 13:04

天国から下りる時の階段は急なので気を付けて下さい。

2/21 13:08

弁慶七戻り。

2/21 13:08

この岩の下を通るのに弁慶が7回躊躇したそうです。確かに落ちてこないのがミラクル。

2/21 13:29

弁慶茶屋跡。ここで小休止をして白雲橋コースへ。約50分で神社に行けます。

2/21 14:08

白蛇弁天に到着。ここで白蛇を見るとお金持ちになれるそうです。

2/21 14:07

残念ながら見つかりませんでした。金欠生活はまだまだ続く様です。

2/21 14:08

石をどけて蛇を探している訳ではありません。

2/21 14:14

迎場コースとの分岐点。迎場➡つつじヶ丘➡おたつ石コースは次回のお楽しみに。

2/21 14:21

白雲橋コース登山口から振り返って女体山。

2/21 14:21

出てきた所は普通の住宅街です。

2/21 14:24

筑波山神社に戻ってきました。

2/21 14:25

楠木正勝さんのお墓。虚無僧の祖と書いてあります。よく時代劇に出てくる天蓋を被って尺八を吹いてる僧侶ですね。

2/21 14:25

なんとお墓は筑波山だけではなく奈良や大阪にもあるそうです。

2/21 14:26

もちろん、そうさせて頂きます。

2/21 14:28

マルバクス。外人の名前かと思いましたが、丸い葉の楠の事でした。

2/21 14:29

普段、何気なく見る草木や昆虫の中にも実は新種が居るのかも知れませんね。

2/21 14:29

僕には一生見つけられなさそうです。

2/21 14:29

拝殿で無事に下山出来た事をお礼しました。

2/21 14:39

柴峰牛。茨城県産のブランド牛、この像の様な黒牛みたいです。食べてみたい。

2/21 14:39

今日も一日楽しませて貰ったお山に感謝です。

2/21 14:52

計画時から食べたかった梅ソフト。カリっとした果肉入り、爽やかな酸味で旨いです。

2/21 15:12

駐車場に戻って来てゴール。下山したら雲一つない青空になっていました。

撮影機器：

SH-01G SHARP

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 タオル ストック

感想

peachy

takeshimaru,いつもレコありがとうございます。
takeshimaruが行きたい山の候補のひとつに挙げた筑波山。
理由を聞けば、ガマガエルの山バッチ欲しさという（笑）
でも、ちょうど梅まつりの開催時期らしいし、調べてみれば楽しそうなお山！
と計画はすぐに決定しました。

ケーブルカーやロープウェイがあることから、たぶん多くの人から手軽な山という印象を持たれている筑波山でしょう。私もそのイメージでなかなか足を向けようとしなかった一人です。
でも、乗り物を使わなければ登山初級者に適度な感じの山で、立派な神社があり、見晴しもいいし登山道も楽しいしお店もあるしで、一日飽きずに楽しめる本当に良い山だと思います。
近所だったら季節ごとに通ってしまうかも♪
・・・と思いましたが、またまた花粉がつらかったです（泣）
私のくしゃみが止まらないせいで、帰りは短いほうのルートを選択させてしまいました。スミマセン。なので花粉症の私は春以外ですね。

梅の時期は、限定の食べ物などもあるみたいなので調べて行ったら楽しいと思いますよ♪

takeshimaru

日本百名山で一番低い山の筑波山。
楽に登れると思ったら意外としっかり登らされました。
登りの御幸ヶ原コースは比較的歩きやすいですが、ラストの階段はなかなかハードでした。

山頂付近には日本古来の神々が祀られている本殿や名所となる奇岩や怪石と見所も満載で飽きる事がありません。
思いの外、景色も良くて人気があるのも頷けます。
今は梅まつりが開催されていて少し期待をしてましたが、会場は別の所にあるらしく山中で梅を見る事は出来ませんでした。

前日の雨で登山道のコンディションは良くありませんでしたが、通行止で行かれなかったコースや今日の逆コースとか楽しみは残してきたので、暖かくなったらまた来てみたいと思います。
百名山に理由あり、筑波山は誰もが楽しめる懐の深い山でした。

コメント

にし

お疲れ様でした^^
peachyさん, takeshimaruさん、こんにちは♪
筑波山で関東平野一望ですね
強風が心配でしたが、そうでもなかったかな！？
100名山、連チャンですね！
お疲れ様でした。。 　

takeshimaru

Re: お疲れ様でした^^
Ni-shiさん、ありがとうございます。
意識はしてないんですが赤城山から百名山続きになりました。
折角、山登りをしているんだから１０座ぐらいは登っておこうかなっと。
風は吹き飛ばされそうな程ではなかったですが、汗をかいた体には寒かったです。

peachy

Re: お疲れ様でした^^
にしさん、こんにちは！
筑波山に楽しく登ってきました
強風は、にしさんが警告してくれたとおり、
風が通る御幸ヶ原だけですけど暴風で私にはすごすぎました
でもあとは大丈夫でした
一番疲れたのは、山から家への帰り道だったかも〜。
渋滞でぐったりでした