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Yamareco

記録ID: 817099
全員に公開
雪山ハイキング
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳・ラッセル敗退・日帰り

2016年02月22日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
08:00
距離
17.5km
登り
2,328m
下り
2,324m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:21
休憩
1:23
合計
13:44
距離 17.5km 登り 2,328m 下り 2,337m
6:17
6:18
80
7:38
7:40
74
8:54
8:55
24
9:19
45
10:04
10:07
4
10:11
10:12
52
11:04
11:10
97
12:47
12:48
75
14:03
15:05
50
2847メートル地点
15:55
28
八合目御来迎場
16:23
32
16:55
16:58
6
17:04
40
17:44
17:47
14
18:01
40
18:41
71
19:58
ゴール地点
天候 晴れ後曇り
過去天気図(気象庁) 2016年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
尾白渓谷駐車場があります。
コース状況/
危険箇所等
十二曲り辺りで凍結あります。
笹の平分岐から積雪あります。
梯子や鎖はこの時期にしては使える状態でした。
七丈小屋テント場より八合目まで吹きだまりの深雪でした。
八合目より先は雪の状況で変わります。
予約できる山小屋
七丈小屋
スタート。
2016年02月22日 06:10撮影 by  SH-01G, SHARP
1
2/22 6:10
スタート。
登山届け。
2016年02月22日 06:14撮影 by  SH-01G, SHARP
1
2/22 6:14
登山届け。
つり橋。
2016年02月22日 06:21撮影 by  SH-01G, SHARP
1
2/22 6:21
つり橋。
朝日が明るい。
2016年02月22日 06:59撮影 by  SH-01G, SHARP
1
2/22 6:59
朝日が明るい。
1424メートル。
2016年02月22日 07:26撮影 by  SH-01G, SHARP
2/22 7:26
1424メートル。
軽アイゼンを付ける。
2016年02月22日 07:28撮影 by  SH-01G, SHARP
2/22 7:28
軽アイゼンを付ける。
笹の平分岐。
2016年02月22日 07:39撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 7:39
笹の平分岐。
1491メートル。
2016年02月22日 07:41撮影 by  SH-01G, SHARP
1
2/22 7:41
1491メートル。
こんな時は軽アイゼン活躍!
2016年02月22日 07:48撮影 by  SH-01G, SHARP
2
2/22 7:48
こんな時は軽アイゼン活躍!
コチコチ道!
2016年02月22日 07:51撮影 by  SH-01G, SHARP
1
2/22 7:51
コチコチ道!
尾根の裏側は日照が少なく雪がある。
2016年02月22日 07:54撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 7:54
尾根の裏側は日照が少なく雪がある。
深い場所も!
2016年02月22日 08:16撮影 by  SH-01G, SHARP
1
2/22 8:16
深い場所も!
12本アイゼンを交換。
2016年02月22日 08:33撮影 by  SH-01G, SHARP
3
2/22 8:33
12本アイゼンを交換。
黒戸尾根1919辰茲衂抻了魁
2016年02月22日 08:48撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 8:48
黒戸尾根1919辰茲衂抻了魁
凍結。
2016年02月22日 08:50撮影 by  SH-01G, SHARP
2/22 8:50
凍結。
刃渡り。
2016年02月22日 09:00撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 9:00
刃渡り。
刃渡りより富士山。
2016年02月22日 09:02撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 9:02
刃渡りより富士山。
八ヶ岳。
2016年02月22日 09:05撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 9:05
八ヶ岳。
奥秩父。
2016年02月22日 09:05撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 9:05
奥秩父。
刃渡りの上。
2016年02月22日 09:07撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 9:07
刃渡りの上。
梯子。
2016年02月22日 09:24撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 9:24
梯子。
2094叩
2016年02月22日 09:34撮影 by  SH-01G, SHARP
2/22 9:34
2094叩
舞ってきた雪で積雪。
2016年02月22日 09:51撮影 by  SH-01G, SHARP
1
2/22 9:51
舞ってきた雪で積雪。
深くなってきた。
2016年02月22日 10:04撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 10:04
深くなってきた。
五合目小屋跡から上を見上げる。
2016年02月22日 10:08撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 10:08
五合目小屋跡から上を見上げる。
五合目小屋跡。
2016年02月22日 10:09撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 10:09
五合目小屋跡。
屏風小屋跡。
2016年02月22日 10:11撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 10:11
屏風小屋跡。
2016年02月22日 10:39撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 10:39
2016年02月22日 10:44撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 10:44
2016年02月22日 10:46撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 10:46
2016年02月22日 10:51撮影 by  SH-01G, SHARP
1
2/22 10:51
七丈小屋。
2016年02月22日 11:08撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 11:08
七丈小屋。
テント場のラッセル!
2016年02月22日 11:24撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 11:24
テント場のラッセル!
踏み抜き地獄!
2016年02月22日 11:38撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 11:38
踏み抜き地獄!
吹きだまりは深い雪で覆われてる。
2016年02月22日 12:01撮影 by  SH-01G, SHARP
2
2/22 12:01
吹きだまりは深い雪で覆われてる。
振り返る!
2016年02月22日 12:06撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 12:06
振り返る!
目指す先は長くて遠い。
2016年02月22日 12:10撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 12:10
目指す先は長くて遠い。
鋸岳。
2016年02月22日 12:11撮影 by  SH-01G, SHARP
2
2/22 12:11
鋸岳。
御来迎場。
2016年02月22日 12:41撮影 by  SH-01G, SHARP
3
2/22 12:41
御来迎場。
鳳凰山。
2016年02月22日 12:42撮影 by  SH-01G, SHARP
1
2/22 12:42
鳳凰山。
北岳。
2016年02月22日 12:42撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 12:42
北岳。
雪庇。
2016年02月22日 12:44撮影 by  SH-01G, SHARP
1
2/22 12:44
雪庇。
急斜面を登って下を振り返る。
2016年02月22日 13:22撮影 by  SH-01G, SHARP
1
2/22 13:22
急斜面を登って下を振り返る。
先行者はここまで、先はノートレース。
2016年02月22日 13:24撮影 by  SH-01G, SHARP
1
2/22 13:24
先行者はここまで、先はノートレース。
湿った降雪で稜線にも着雪。
2016年02月22日 13:30撮影 by  SH-01G, SHARP
1
2/22 13:30
湿った降雪で稜線にも着雪。
適当な休憩場所に到着、ここで敗退決定。
2016年02月22日 14:05撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 14:05
適当な休憩場所に到着、ここで敗退決定。
目指していた山頂方面。
2016年02月22日 14:06撮影 by  SH-01G, SHARP
1
2/22 14:06
目指していた山頂方面。
北岳。
2016年02月22日 14:06撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 14:06
北岳。
鳳凰山。遠くに富士山。
2016年02月22日 14:07撮影 by  SH-01G, SHARP
3
2/22 14:07
鳳凰山。遠くに富士山。
イルカのような岩と八ヶ岳。
2016年02月22日 14:07撮影 by  SH-01G, SHARP
5
2/22 14:07
イルカのような岩と八ヶ岳。
見た目は楽そうなノートレース。
2016年02月22日 14:08撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 14:08
見た目は楽そうなノートレース。
ステーキ。
2016年02月22日 14:25撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 14:25
ステーキ。
野菜たっぷりチャンポン。
2016年02月22日 14:44撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 14:44
野菜たっぷりチャンポン。
下山開始。
2016年02月22日 15:05撮影 by  SH-01G, SHARP
3
2/22 15:05
下山開始。
慎重に下る。
2016年02月22日 15:09撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 15:09
慎重に下る。
ラッセル跡。
2016年02月22日 15:13撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 15:13
ラッセル跡。
2016年02月22日 15:16撮影 by  SH-01G, SHARP
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2/22 15:16
2016年02月22日 15:18撮影 by  SH-01G, SHARP
1
2/22 15:18
2016年02月22日 15:33撮影 by  SH-01G, SHARP
2
2/22 15:33
2016年02月22日 15:40撮影 by  SH-01G, SHARP
1
2/22 15:40
刃渡りから甲府盆地。
2016年02月22日 17:53撮影 by  SH-01G, SHARP
2
2/22 17:53
刃渡りから甲府盆地。
刃渡り上部。
2016年02月22日 17:53撮影 by  SH-01G, SHARP
2/22 17:53
刃渡り上部。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖インナー ハードシェル ソフトシェル フリース タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター 毛帽子 ザック アイゼン 昼ご飯 水2liter 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ピッケル 調理用食材 調味料 コンロ コッヘル 食器

感想

2月厳冬期に東海から甲信地方までまとまった雨が降った。
月曜日の休みが天気予報では穏やかな陽気。
近い登山口の尾白川渓谷から甲斐駒ヶ岳。
駐車場には2台の車が止まってた。
支度中の1台と既に不在の1台でした。
支度をして6時14分スタート。
竹宇駒ヶ岳神社にお参りして、吊り橋を渡る頃にはすっかり明るくなってしまった。
渓谷道分岐と尾根道分岐を過ぎて黒戸尾根の始りは2月とは思えない夏道の様相。
冷えた朝の空気で快調に登るとすぐに暑くなってきたのでソフトシェルを1枚脱いだ。
歩き慣れた道は単調で精神的にツライ。
そんな道に凍結が出てきて軽アイゼンを着けた。
笹の平分岐7時38分。
この辺りは2日前に雪ではなくて雨だったようだ。
凍結も多くなりペースが上がらないので12本アイゼンに交換した。
進むにつれて積雪で足跡が確認できた。
先行者の方か?上りのトレースはツボ足。
刃渡りに8時54分。
スタートから2:40もかかってしまった。
黒戸山の辺りは西側に巻く登山道で日照が少ないこともあって雪も多く残っていてアイゼンで歩き易く10時過ぎに五合目小屋跡に着いた。
少し下り屏風小屋跡でストックをしまいピッケルに交換した。
脇の長い梯子を登り先は急ぐ。
いくつもの梯子と鎖を登るこの区画は何度も通ってるけどなかなか正確には覚えられない。
七丈小屋まであと少し位の所で前から人影、挨拶すると、先行の方で下山途中でした。
先の様子を訪ねると、降雪後トレース無し。テント場から八合目御来迎場までワカン使用、ルンゼ先の2本の剣辺りで時間制限の9:00となり引返した。日帰りスタートは深夜1:30と話してくれた。
とても感じの良い人でした。
七丈小屋に11時04分。
第2小屋前でヘルメット、サングラス、ピッケル2本目、ソフトシェルを装備して上を目指す。
テント場まで上がると雪が深くなり、斜面を登るスピードが遅くなる。
ここからワカンのトレースを辿るけど膝まで埋まる。
ピッケル刺して埋もれた硬い雪面を探しながら進むが、時間ばかり進んでなかなか抜け出せない。
八合目御来迎場に12時47分。
体力勝負のこの区画が七丈小屋から1:37もかかってしまった。
ここで鳳凰、北岳、富士山が見渡すことができた。
この先に進むと痩せ尾根でリッジになる場所を通過して岩の右トラバースも上に巻いて登っているので同じルートを辿る。
柔らかい雪が積もった状況は気が抜けない。
夏ルートと変わり大きな岩の右を上がり、ボルト支点にピッケル支持してルンゼの中間に取り付き急斜面を登るとトレースが終わった、先行の方が引返した場所まできた。
その先を手付かずの雪をかき分けて登る。
場所によって吹きだまりを腰ラッセルで5メートル進むのに数分かかった。
さっきまでのトレースに助けられて来れたと思った。
トレース無しから100メートル位で時間は既に折り返しのリミットとなってしまった。
風よけできそうなコルを見つけて休憩場所としてエネルギー補給する。
快適な天気でも2900近い標高の気温、防寒対策して休憩した。
目の前は鳳凰、北岳。遠くに少し雲がかかってしまった富士山。後ろには八ヶ岳。
なかなかの景色で頂上の景色に勝るとも劣らず、それなりの達成感で気持ちは良かった。
弱風の中、ステーキにチャンポンと最近の定番、楽しい休憩はあっという間の1時間で下山開始。
いつもならここの下り雪道は歩き易いが、今日は苦戦。
油断すると大きく踏み抜いてしまうのでペースが上がらず時間はかかる。
ルンゼの急斜面は後ろ向きで慎重に下って、状態の良くない場所を問題なく通過して八合目御来迎場まで下りて安心した。
テント場に下ったところで防寒ウェア、アウターグローブ、ピッケル1本をしまう。
七丈小屋通過 16時23分。
日没までに刃渡りを通過したいので先を急ぐ。
16時55分 屏風小屋跡に降りたところでストックに交換して、登り返して五合目小屋跡からさらに上りを急ぐが疲れた身体は元気良く動いてくれない。
刃渡りに18時01分、暗くなる前に通過。
ライトつけて長い道を下り、渓谷の音が聞こえた先に神社の灯りが見えた。
暗く長かった道も終わり、吊り橋を渡ると嬉しくなる。
竹宇駒ヶ岳神社で手を合わせて、駐車場に19時58分到着。

今回の黒戸尾根 甲斐駒ヶ岳は簡単には登頂させてくれなかったが経験から沢山収穫のあった山行となりました。








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積雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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