笹子駅 浜立山・滝子山・穴沢山


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,116m
- 下り
- 1,250m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り : JR中央本線 初狩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
笹子駅 〜 浜立山取り付き 笹子駅を出てすぐ目の前の甲州街道をひたすら東に進み、 富士急バス吉久保入口BSの標識のある三叉路を左折後、 線路をくぐり、ぐにゃっと舗装路を緩やかに登りながら高速道路の上を渡り、 桜森林公園を右手に眺めながらひたすら舗装路を道なりに進む。 ひょっとして見落としたんじゃないか?くらいの気持ちになると道証地蔵が現れ、 滝子山→の道標方向に進む。 沢を渡り、鉄塔を通過し、暖簾状になった倒木の木の枝をくぐり、 若干染み出てる沢的なものをやり過ごし、 滝子山への標識をスルーし、 ひょっとして見落としたんじゃないか?くらいの気持ちになると、 右側に上に赤、下に白テープの巻かれた木が目に付くので、 そちら方面に進み道なりに登って行くと、 あたかも通せんぼしてあるかのような太い木の枝が横たわっているのが目に入る。 その通せんぼの木に当たったら右を向けばそこが浜立山への取り付き。 浜立山取り付き 〜 滝子山 ただただ尾根の直登のため道迷いはしないと思う。 個人的には大きな岩を巻く道があったのを見落とし、 フリークライミングみたいな事態に陥ったけども。 (危険を冒した分眺望はかなり良かった。) はじめはだだっ広く急な尾根をひたすら登り、 途中少しだけ平坦な道があり再び急登となり、 細い岩場が増えてくる。 浜立山手前(とは言っても、今回浜立山を見逃したけれども)で、 右折するとそれはそれは眺望の良い岩場に出られる。 道標はないけど、 尾根を登ってる途中で木々の合間から右手にそれらしい場所が見れるんで、 それを想定して歩いているとなんとなく気付く。 そこからもひたすら登る。 注意するのは岩場くらい。 滝子山 〜 初狩駅 途中まではヤマコーに記載されている正規ルートを進み、 ヤマコーで「尾根を外す」と記載されている部分の尾根を直進してみた。 (下山後の道標には「北方川東尾根」と書かれていた) 滝子山から檜平には女坂を利用して下った。 緩やかな九十九折れ、落ち葉の絨毯、木々の合間から見える眺望、 開放感ある尾根は、ハイキングコースとしては申し分ない。 「尾根を外す」のところで左に行く方は「初狩駅」のみの記載で、 尾根をそのまま直進する方は「初狩駅90分(立河原65分)」と記載されている。 おそらく鉄塔の点検とかで使う道なんだろう。 奥武蔵でよく見かける黄色のNoの書かれた標識的なものがあったし。 それにしてはめちゃ綺麗にされてる道だった。 下りきったところで出会った地元のご年配の方の話では、 地元民で山登る人は大抵ここから登るって言ってたから、 整備されてるっていうより踏まれてる道って感じなんかな。 「尾根を外す」〜穴沢山までは、かなり急な坂が続く。 ゴムの階段とロープが設置されているのでそれを利用しない手はない。 穴沢山からしばらくは岩場のヤセ尾根なので、 周りの景色に見とれず足元に注意。 しばらく広い尾根を下っていくと、 突然道が尾根から右側に降りトラバースすることになるが、 その降りる箇所をもう少し直進し尾根の突き当りまで行くと、 開けた岩場から初狩〜笹子までの好展望が得られる。 それ以降は巻き道をひたすら下り、 標識通りに進んで初狩駅へ。 |
写真
直進する方向はそのまま尾根を行く道だけど、
ヤマコーには記載されていない道なんだよなぁ。
でも、なんか見た感じ良さ気な道が続いていそうで・・・
今日は若干女子力高めなんで、
勘を信じて尾根を直進することにした。
感想
急登にも耐えうる足首になっただろうか?
前回の高尾山口駅〜相模湖駅までの山歩きで、
なだらかであれば長距離でも全然平気ということが判明した。
ならば次はってな感じで。
始発で行って、駅からそのまま向かえる山で結構登りがきつかった山。
そしてできれば雪がないほうがいいので南斜面を登れるところを。
そう考えた結果、滝子山に行こうということになり。
どうせなら行ったことないルートで行ってみたいなと思い調べていたら、
どなたかのレコに浜立山手前の岩場からの眺望がめっちゃいいという情報があったため、そこを経由して行くことにした。
まずは浜立山のとりつきにたどり着くまでのドキドキが半端ない。
ひょっとしたら見過ごしてしまったんじゃないだろうかと何度戻ろうとしたことか。
ほんとヤマレコさまさまだった。
で、実際に登ってみて、浜立尾根の急登はなかなかのものだった。
ひたすら直登ってのは久々で。
ただ、塔ノ岳の大倉尾根に比べたら全然平気。
自由に自分のペースで歩けたから。
あと浜立山手前の岩場はほんと良かった。
雲が薄っすらと大気を包んでいたから残念なとこはあったけど、
初狩方面〜甲武信方面までの大パノラマ。
山並みがだんだんと連なる後ろに富士山の姿は圧巻だったなぁ。
滝子山から初狩駅までの下りには、「北方川東尾根」という山と高原地図には記載されていなかったルートを使用したんだけど、
これが大当たり。
解放感ある尾根、スリルある岩場、
開けた岩場からの初狩方面〜鶴ケ鳥屋山までのパノラマ。
全く想定していない景色の連続に、
久しぶりに下りきるまでテンションが落ちないような状態で。
ストイックな直登に、
壮大なパノラマ、
開放的な尾根歩きに、
なんちゃってフリークライミング。
たくさんの楽しみが凝縮された充実したコースだったな。
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