雌阿寒岳
- GPS
- 04:26
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 824m
- 下り
- 820m
コースタイム
09:15 大沢を登ってスキーデポ
09:55 雌阿寒岳山頂着
10:05 山頂発
10:55 大沢へスキー滑降
11:20 登山口着
天候 | 晴れたり曇ったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
森林限界まではしっかりしたトレースがあります 大沢の底は氷化していませんでしたが,側壁は氷化していました アイゼン,ピッケルは必須です |
その他周辺情報 | 入浴は野中温泉(350円,石鹸・シャンプーなどなし) |
写真
感想
雌阿寒岳は山スキーの対象としては考えていなかったが,雌阿寒岳の大沢を滑ったという記録があり,結構よい雪の時もあるようだ。家からそんなに遠くないし,冬の阿寒の山は未体験なので今年は行ってみたいと考えていた。なかなか積雪が増えてこないが,偵察がてら行ってみた。
今日は冷え込んでおり,道中の最低気温は−20℃。野中温泉に着いたら−16℃だった。曇ってはいるが視界は良く,無風である。
7時,今日の一番で登山口を出発。冬期間でもconstantに入山者がいるようで,非常にしっかりしたトレースができている。トレース通りに歩いて最初は沢の左岸を,途中から沢を渡って右岸を進む。雪の表面はフワフワだが,樹林が密である。
7時40分,標高950mくらいで森林限界となり,前方に雌阿寒岳がドーンと見えてきた。風も出てきて雪面がクラストしているので,クトーを装着して登って行った。
999m地点を通らずに真っすぐ大沢の方へ進んだため,沢の底に行くには沢の側壁をトラバースする必要がある。クトーを効かせて進んで行ったが,氷化斜面途中で滑落の危険を感じ ,足場を作ってスキーを外す。アイゼン・シートラとしてウィペットのピックを側面に突き刺しながら沢底に降りた。沢底は硬めの雪だがクラストしてはおらず,滑降には問題なさそう。シートラのまま沢を登って行って
9時15分,大沢を登りきって稜線に出た。ここより上では雪が付いていないところが多く,スキーは使えそうもない。スキーデポして,山頂に向かってアイゼンで登って行くと少しずつ晴れ間も出てきた。
9時55分,雌阿寒岳の山頂着。雲が流れて晴れ間も出て,雄阿寒岳や阿寒湖,剣ヶ峰も見え,なんとか眺望も楽しめた。気温−15℃,風少しあり。
10時5分,下山開始。スキーデポ地点の近くで,登山者二人とすれ違ったがチロルも一緒だった。
10時30分,スキーデポ地点。ちょっと休憩。気温−10℃,弱風。
10時55分,大沢へドロップ。雪は硬く,慎重にターンして行った。雪は多くないが,石を踏むほどではないのがうれしい。沢の中は無風で温かい。この沢を降りすぎると帰りの方向と違ってしまうので,途中から左(西)へ向かい
11時,999m地点。クラストした斜面を左(西)へトラバースして登りルート脇の沢に入った。しばらくは沢底を滑ったが,ヤブが隠れていなくて結構,難儀。
11時20分,無事,登山口に到着。クルマも増えており,冬でも結構人気の山のようだ。
今日は滑りを楽しむという状況ではなかったが,時期を見て雪の良さそうな時にまた来てみたい。
行動時間: 4時間20分
移動距離: 6
累積標高: 820m
コメント
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初めまして 雌阿寒 今年は雪不足でいまいちなんですね、先月行きましたが(途中断念)やはり 登山道の沢底は滑るというよりヤブ、木をまたいで滑る感じでした。
雪が積もったら再度チャレンジしようと考えていたのですが、今年はもう雪降らなさそうでダメっぽいかな= と チョイ愚痴でした。 この時期住んでいるところに雪はイヤですが、山にはたくさん降ってほしいですね。
kitanoojisan さん,はじめまして
コメントありがとうございます
登山道脇の沢も,雪のある時なら結構楽しめるのですね
今日(29日)の降雪で,山がよみがえることを期待したいです
十勝はすごい降り方です(町には降らなくていいのに…)
積雪がアップした時に,また行ってみたいと思います
街に降らない・・・
ですよね超わがままですけど住んでるとこは降ってほしくない でも 山には降ってほしい。
行く時には晴れてほしい、けど 前の日には雪降ってほしい。 なんて身勝手な・・・
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