ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 819778
全員に公開
山滑走
道東・知床

雌阿寒岳

2016年02月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:26
距離
5.6km
登り
824m
下り
820m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

07:00 登山口を出発
09:15 大沢を登ってスキーデポ
09:55 雌阿寒岳山頂着
10:05 山頂発
10:55 大沢へスキー滑降
11:20 登山口着
天候 晴れたり曇ったり
過去天気図(気象庁) 2016年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
野中温泉の登山口から
コース状況/
危険箇所等
森林限界まではしっかりしたトレースがあります
大沢の底は氷化していませんでしたが,側壁は氷化していました
アイゼン,ピッケルは必須です
その他周辺情報 入浴は野中温泉(350円,石鹸・シャンプーなどなし)
行きの車中から見えた雌阿寒岳〜阿寒富士
2016年02月27日 06:44撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
1
2/27 6:44
行きの車中から見えた雌阿寒岳〜阿寒富士
登山口で入山者名簿に記入して出発
2016年02月27日 07:05撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
2/27 7:05
登山口で入山者名簿に記入して出発
森林限界を超えると視界がひらける
2016年02月27日 07:43撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
1
2/27 7:43
森林限界を超えると視界がひらける
真っすぐに大沢へ向かったため,沢底へ降りるのに氷化した斜面をトラバースすることになった(いったん999m地点へ行ってから,沢底を登って行った方がよかった)
2016年02月27日 08:05撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
2
2/27 8:05
真っすぐに大沢へ向かったため,沢底へ降りるのに氷化した斜面をトラバースすることになった(いったん999m地点へ行ってから,沢底を登って行った方がよかった)
大沢をシートラ,アイゼンで登って行く
2016年02月27日 08:44撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
3
2/27 8:44
大沢をシートラ,アイゼンで登って行く
かなり登って振り返る
2016年02月27日 08:56撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
2
2/27 8:56
かなり登って振り返る
スキーデポ地点からフップシ岳
2016年02月27日 09:17撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
1
2/27 9:17
スキーデポ地点からフップシ岳
雌阿寒岳山頂に向けて登って行った
2016年02月27日 09:22撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
1
2/27 9:22
雌阿寒岳山頂に向けて登って行った
雌阿寒岳山頂です(今日はピックストックが役立った)
2016年02月27日 09:56撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
9
2/27 9:56
雌阿寒岳山頂です(今日はピックストックが役立った)
雲が流れて阿寒湖,雄阿寒岳,剣ヶ峰が見えた
2016年02月27日 10:02撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
3
2/27 10:02
雲が流れて阿寒湖,雄阿寒岳,剣ヶ峰が見えた
雄阿寒岳のズーム
2016年02月27日 10:02撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
5
2/27 10:02
雄阿寒岳のズーム
さあ,帰ろう
2016年02月27日 10:09撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
2
2/27 10:09
さあ,帰ろう
チロルと一緒に登って行く登山者
2016年02月27日 10:26撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
2
2/27 10:26
チロルと一緒に登って行く登山者
スキーデポ地点に到着
2016年02月27日 10:30撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
1
2/27 10:30
スキーデポ地点に到着
大沢へドロップ
2016年02月27日 10:54撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
2
2/27 10:54
大沢へドロップ
雪は少ないが石を踏むことはなかった
2016年02月27日 10:56撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
2/27 10:56
雪は少ないが石を踏むことはなかった
登りのトレースとシュプール
2016年02月27日 10:59撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
4
2/27 10:59
登りのトレースとシュプール
雪は硬かった
2016年02月27日 11:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
1
2/27 11:00
雪は硬かった
999m地点に向かって,さらに沢を降る
2016年02月27日 11:00撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
2
2/27 11:00
999m地点に向かって,さらに沢を降る
999m地点から振り返る
2016年02月27日 11:03撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
1
2/27 11:03
999m地点から振り返る
大沢を振り返る
2016年02月27日 11:06撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
1
2/27 11:06
大沢を振り返る
西へトラバースして,夏道脇の沢に入って降った
2016年02月27日 11:08撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
2/27 11:08
西へトラバースして,夏道脇の沢に入って降った
沢の中はヤブが埋まっていない
2016年02月27日 11:13撮影 by  Canon PowerShot SX150 IS, Canon
1
2/27 11:13
沢の中はヤブが埋まっていない
今日のトラックログ(赤:登り,青:下り)
1
今日のトラックログ(赤:登り,青:下り)

感想

雌阿寒岳は山スキーの対象としては考えていなかったが,雌阿寒岳の大沢を滑ったという記録があり,結構よい雪の時もあるようだ。家からそんなに遠くないし,冬の阿寒の山は未体験なので今年は行ってみたいと考えていた。なかなか積雪が増えてこないが,偵察がてら行ってみた。

今日は冷え込んでおり,道中の最低気温は−20℃。野中温泉に着いたら−16℃だった。曇ってはいるが視界は良く,無風である。
7時,今日の一番で登山口を出発。冬期間でもconstantに入山者がいるようで,非常にしっかりしたトレースができている。トレース通りに歩いて最初は沢の左岸を,途中から沢を渡って右岸を進む。雪の表面はフワフワだが,樹林が密である。

7時40分,標高950mくらいで森林限界となり,前方に雌阿寒岳がドーンと見えてきた。風も出てきて雪面がクラストしているので,クトーを装着して登って行った。
999m地点を通らずに真っすぐ大沢の方へ進んだため,沢の底に行くには沢の側壁をトラバースする必要がある。クトーを効かせて進んで行ったが,氷化斜面途中で滑落の危険を感じ ,足場を作ってスキーを外す。アイゼン・シートラとしてウィペットのピックを側面に突き刺しながら沢底に降りた。沢底は硬めの雪だがクラストしてはおらず,滑降には問題なさそう。シートラのまま沢を登って行って

9時15分,大沢を登りきって稜線に出た。ここより上では雪が付いていないところが多く,スキーは使えそうもない。スキーデポして,山頂に向かってアイゼンで登って行くと少しずつ晴れ間も出てきた。

9時55分,雌阿寒岳の山頂着。雲が流れて晴れ間も出て,雄阿寒岳や阿寒湖,剣ヶ峰も見え,なんとか眺望も楽しめた。気温−15℃,風少しあり。

10時5分,下山開始。スキーデポ地点の近くで,登山者二人とすれ違ったがチロルも一緒だった。
10時30分,スキーデポ地点。ちょっと休憩。気温−10℃,弱風。

10時55分,大沢へドロップ。雪は硬く,慎重にターンして行った。雪は多くないが,石を踏むほどではないのがうれしい。沢の中は無風で温かい。この沢を降りすぎると帰りの方向と違ってしまうので,途中から左(西)へ向かい
11時,999m地点。クラストした斜面を左(西)へトラバースして登りルート脇の沢に入った。しばらくは沢底を滑ったが,ヤブが隠れていなくて結構,難儀。

11時20分,無事,登山口に到着。クルマも増えており,冬でも結構人気の山のようだ。
今日は滑りを楽しむという状況ではなかったが,時期を見て雪の良さそうな時にまた来てみたい。

 行動時間: 4時間20分
 移動距離: 6
 累積標高: 820m

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:856人

コメント

沢底のヤブ
初めまして 雌阿寒 今年は雪不足でいまいちなんですね、先月行きましたが(途中断念)やはり 登山道の沢底は滑るというよりヤブ、木をまたいで滑る感じでした。
雪が積もったら再度チャレンジしようと考えていたのですが、今年はもう雪降らなさそうでダメっぽいかな= と チョイ愚痴でした。 この時期住んでいるところに雪はイヤですが、山にはたくさん降ってほしいですね。 
2016/2/29 7:03
Re: 沢底のヤブ
kitanoojisan さん,はじめまして
コメントありがとうございます

登山道脇の沢も,雪のある時なら結構楽しめるのですね
今日(29日)の降雪で,山がよみがえることを期待したいです
十勝はすごい降り方です(町には降らなくていいのに…)
積雪がアップした時に,また行ってみたいと思います
2016/2/29 13:26
Re[2]: 沢底のヤブ
街に降らない・・・
ですよね超わがままですけど住んでるとこは降ってほしくない でも 山には降ってほしい。
行く時には晴れてほしい、けど 前の日には雪降ってほしい。 なんて身勝手な・・・
2016/3/1 21:31
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら