記録ID: 824564
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科
阿弥陀岳北稜
2016年03月08日(火) [日帰り]
tanukigo
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:51
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,190m
- 下り
- 1,181m
コースタイム
天候 | 快晴♪ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
美濃戸口から美濃戸の区間は殆ど凍結箇所は無く、4WDスタッドレスで問題なくアクセスする事が出来ました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 ●美濃戸〜行者小屋 南沢を辿りアプローチします。登り始めよりアイスバーン化しているので、計アイゼンは必須です。 ●行者小屋〜阿弥陀岳(北稜) 中岳沢を少し詰めた所より右上し北稜へと上がります。灌木帯の雪面を上がると北稜JPへ」到着。ここから急な雪面を登り切ると北稜核心である第1岩峰へ取り付きます。左より回り込みクラックより取り付き。岩と雪のミックス帯を高度を上げて行き第2岩峰直下まで進みピナクルにてピッチを切りました。 途中、ペツルが打たれているので短くピッチを切ることも可能でした。 続く第2岩峰。正面のフェースより登り切るとすぐにちょっとしたナイフリッジが現れます。ランナーは灌木で確保。ナイフリッジを超え、安定したテラスまで進みスタンディングアックスビレイにて確保。 最後は雪面を左上すると一般道へ合流しすぐに阿弥陀岳のピークへと出ます。 ●阿弥陀岳〜行者小屋(中岳のコル経由) 一般ルートを辿り、高度を下げて行きます。雪が腐り始めているので慎重に高度を下げました。 |
写真
撮影機器:
感想
移動性高気圧に覆われる中、阿弥陀岳北稜へ行ってきました。
美濃戸よりアプローチ。南沢の登山道は登り始めよりアイスバーン化していて慎重に進みます。途中、南沢大滝 摩利支天大滝と偵察をしながら進みます。両氷瀑とも不安定な氷質でした。
行者小屋にてガチャ装着。平日にもかかわらず、既に北稜には先行パーティーが取り付いているのが確認できました。
明瞭なトレースを辿り中岳沢を少し詰めた所より北稜へと上がりました。灌木帯の雪面を登り北稜JPへ到着。これより急な雪面を登り切ると北稜の核心である第1岩峰へ取り付きます。岩峰の左脇に回り込みクラックから取り付きました。⁺ほどの岩を超え、岩と草付のミックス帯を登り、第2岩峰手前のピナクルにてピッチを切ります。
続く第2岩峰。⁺程のフェースを超えちょっとしたナイフリッジを渡り進みます。
終了点は支点、灌木等が見当たらなかったので、安定したテラスまで進みスタンディングアックスビレイにて確保し登攀終了。 最後は雪面を左上し阿弥陀のピークへと立ちました。
下山は一般ルートを辿り、高度を下げました。
快晴の中、素晴らし展望と気持ちの良い雪と岩のリッジを楽しむ事が出来ました。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1052人
コメント
この記録に関連する登山ルート
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸(南沢)〜行者小屋〜赤岳(文三郎尾根)〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳(ピストン)
利用交通機関:
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する