スナフキンとトヨニ岳（南峰・東峰周回ルート）

2016年03月08日(火) [日帰り]

• GPS: 08:11
• 距離: 11.6km
• 登り: 1,602m
• 下り: 1,598m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:40
• 休憩: 0:32
• 合計: 8:12

距離 11.6km 登り 1,602m 下り 1,598m

5:16 スタート地点
7:07 7:11 稜線
9:37 9:43 トヨニ岳南峰
10:01 10:15 トヨニ岳東峰
12:41 12:49 トヨニ川左股上二股
13:28 ゴール地点

天候

曇天、山頂部風強し

コース状況／危険箇所等

斜面のあちこちで雪崩発生、SBもほとんど崩壊

写真

3/8 5:29

野塚トンネル東側に到着
ここがもう少し近ければ毎週でも来たいのに、、、

3/8 5:28

平日の早朝とあって誰もいません

3/8 5:55

駐車場から直登します
雪が柔らかくてスノーシューがずり下がります
最初っから体力勝負

3/8 12:59

暖気であちこち雪崩が発生してます
稜線に出るまで大規模なものから小さなものまでありました

3/8 6:26

おはようございます、日高の山々
でも太陽が見えたのはこの時だけ＞＜

3/8 6:24

野塚岳が見えてきました、曇天ですが視界はあるようです

3/8 6:34

本日目標のトヨニ岳が見えてきました
今回は、何が何でも登るぞと、強い意志を持って挑みます

3/8 6:34

でも、威圧感ありあり

3/8 6:49

斜面は、春の様相でシワシワ

3/8 7:13

稜線の雪庇も太って重たそう
落ちて来たら終わりですね

3/8 7:14

稜線に出ました、トヨニ岳遠いヨ〜〜

3/8 7:18

威風堂々に「かかって来なさ〜い」って言ってるみたい

3/8 7:19

南の方から雲が伸びてきます

3/8 7:20

さてこの稜線をたどって進みましょうか

3/8 7:22

翼が有ればすぐにでも行けるのですね、、、
誰か翼を授けて下さい

3/8 7:55

油断出来ない雪庇です

3/8 7:49

この上を歩くってめちゃめちゃ怖くないですか？

3/8 8:01

3月8日なのに、今年は早くも雪が少ないです

3/8 8:10

振り返ると、、、

3/8 8:17

アッと言う間に稜線が雲に飲まれて行きます
退路は、断たれたって感じ

3/8 8:28

谷が雲で溢れて、空の雲との間に挟まれた感じです

3/8 8:23

あらら、雪が無い、スノーシューからアイゼン、アイゼンからズボ足と忙しいです

3/8 8:42

岩の上に薄氷が張っていて滑ります
でもアイゼンつけると引っかかります
何がいいんだろう、、、

3/8 8:55

空が青ければ最高に綺麗なんだろうけどな、、、

3/8 9:07

お願い、ここを通る間だけでいいから風やんでもらえませんか？
願ってもダメですよね

3/8 9:10

ナイフリッジは、気を抜かないよう一歩づつ確実に歩きました

3日前に滑ったhidekinさんのシュプールが見えます
こんな所を滑るなんて、、、恐ろし過ぎる
スキーを持って上がらなくてよかった

3/8 9:28

偽ピークから振り返って見る歩いてきた稜線
本当に素晴らしい所ですね

3/8 9:41

トヨニ岳南峰到着、風強し
リベンジ果たしました（嬉しい〜♪）

3/8 9:41

北峰を経てピリカヌプリ、左に神威岳が見えます
次は、挑戦したい

3/8 9:39

これから進む東峰

3/8 9:49

南峰と東峰の釣り尾根
ここからドロップインして滑るなんて、、、怖〜〜っ

3/8 10:01

東峰から望むペンギンカールと北峰
🐧ペンギンカールって名前可愛いけどめちゃめちゃ急です

3/8 9:28

東峰からは、手前の尾根を伝って降ります

3/8 10:38

こちらの尾根は、広いですが、アイゼンだと膝から太ももくらい埋まるし、スノーシューだと引っかかって前につんのめりそうになる

3/8 10:24

諸所雪庇もあります

3/8 10:46

スキーだと快適に降りれるんだろうな、、、

3/8 12:06

何とかポン三の沢川まで降りてきて一安心かと思ったら
本当に怖いのはここからでした＞＜

3/8 12:14

SBは、ほとんど崩壊してました

3/8 12:49

ポン三の沢川を数回渡渉しなければならず
その度にスノーシューを脱いだり履いたりで疲れます

3/8 12:23

高巻してやり過ごそうとしてもあちこち雪崩で崩れて雪面が脆いです

3/8 12:32

雪崩の産物？
可愛いロールに癒されます

3/8 12:34

ナイフリッジより怖かったポイント
落ちたらどうしよう、、、

3/8 12:56

行こうかどうしようか、、、

3/8 13:09

ここまで来れば一安心
でもこの後も2か所渡渉がありました

撮影機器：

NIKON D3300 NIKON CORPORATION

感想

to_to

3月上旬で気温が上がり雪の心配とhidekinさんのレポに刺激され、今年敗退
していたトヨニ岳にリベンジしました。

平日とあって野塚トンネル駐車スペースには、車一台も無く貸し切り状態
スキーで行くか、スノーシューで行くか悩みましたが、雪の状態と自分の
スキー技術未熟の為、スキーは残地、取り付きから雪が緩くスノーシューでも
沈み、後ろに下がる状態でのスタート
前回も稜線に出るまでにやられたので、嫌な予感がしましたが、今回は、リベ
ンジ！敗退はしないと言う強い気持ちだけ持って前進あるのみ、日の出
（太陽を見たのはこの時だけ）と遠くの山々に元気をもらいながら
稜線まで上がりました（ここは本当に雪の状態によってタイムが変わります）

稜線上の雪も湿雪で重たく、雪の量は少なかったですが歩き辛い状態でした
また、一部では全く雪の無い部分もありスノーシュー、アイゼン、ズボ足と
換装を頻繁に強いられました（面倒くさ〜い）
1251Pあたりから天候も悪化し風も強くなり足もとだけでなく上衣等も
着替え完全防備で進み、一番危惧していたナイフリッジは、風さえなければ、
それ程怖い状態ではなかったのですが、「押すなよ、押すなよ」って風に言い
ながら何とかクリアしました。

どうにかトヨニ岳南峰に登頂した時は、思わずガッツポーズをして喜びました
北側に見えるトヨニ岳北峰〜ピリカヌプリ、神威岳、南側に見える野塚岳〜
オムシャヌプリ〜十勝岳、楽古岳、素晴らし過ぎます。
いつまでも見惚れていたいけど、風が強いだけでなく雨が降りそうだったので
山頂での堪能タイムもそこそこに移動しました（この時期、雪なら気になら
ないけど、雨は嫌ですからね）

南峰から東峰へ移動中、釣り尾根の所からhidekinさんのドロップインした跡が
ありましたが、「ここから行くのか？」ってくらい恐ろしい場所でした
スキー技術が有れば、アッと言う間に下山出来るんですね、それに比べ私は、
下りってスノーシューは歩きずらいしアイゼンだと膝〜太もも位まで埋まるしで、
全然楽に降りれません（T_T）
昇りと同じくらいの時間をかけてやっとの思いでポン三の沢川まで降りました

しかし、大変だったのはここからで、雪解けが進んでいて頼みのSBは、殆んど
崩壊していて、高巻してやり過ごそうとしても雪面が緩くズルズルと落ちて行く
ばかり、何度も足もとを換装しながら渡渉の連続でした。
やっぱ日高と言えば渡渉ですね、、、今年は本当に雪解けが早いのでこれから
登られる方は、それなりの装備でお出掛け下さい。

コメント

hidekin

山の雪が消えてゆく〜
to_toさん，こんばんは
トヨニ岳のリベンジ成功，おめでとうございます

それにしても，土曜日から3日しか過ぎていないのに，こんなに雪が減っているなんて！！
沢の渡渉にも苦労されたようですね

この暖気で，一気に雪が減ったのですね
今年はスキーの賞味期間が短そうで，残念です！
楽しめるうちに楽しんでおきたいと思います

またスナフキンとのレコ，楽しみにしています

to_to

ありがとうございました
今回は、hidekinさんのレコを見て登る勇気とプランが出来ました
でもスキーでトヨニ岳のルンゼを滑り降りるなんて、、、
私には出来ませんでした。
登るだけでも不安一杯だったのですが稜線上からずっとhidekinさんの
シュプールが見えてて勇気をもらいました。本当に凄いです

下りは、hidekinさんのトレース跡を目印に降りましたが多々雪崩に
消されていたりSBは、崩れていたりで３日の差の大きさに驚きました
今シーズンの残りでスキー技術を磨きますので来シーズンは、是非
ご一緒したいと思います（差が有り過ぎでしょうけど）
今後もよろしくお願いします　ｍ(__)ｍ

yah

雪解けは想像以上ですね。
to_toさん、こんにちは。

昨年3連敗したトヨニ岳。
今年こそはと気を伺っていました。

3月中が一番行きやすいだろうと考えてましたが
今年の雪解けは想像以上の早さですね。
今年は雪の量が少なかったこともあってか、
昨年より1ヶ月くらい早い感じですね。。。

下山ルートの沢の雪の腐れ具合もひどいし、
今シーズンは無理そうかなぁ、、、って感じです

to_to

是非是非
yahさん初めまして、いつもブログ拝見させて頂いてます
そもそもトヨニ岳もyahさんのブログを見て知った山でした。

今回の積雪状態は、良くなかったですが、週末から冷え込めば
まだまだ楽しめると思いますので、お忙しいでしょうけど
是非アタックして下さい。
アタックしたら素敵な写真期待してます

いつか、お山で会えるのを楽しみしてます。(^-^*)/