焼岳南北峰 ずいぶん遠回り 直線200mに1時間半
- GPS
- 08:04
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 1,162m
- 下り
- 1,152m
コースタイム
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 7:57
天候 | 快晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・釜トンネルの少し先のゲートを入ります。ひもがかかっていますが、それを外して入ります。 ・この日は4WDではなくFFスタッドレスでも旅館の駐車場まで上がれました。通常は4WDのみのようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■中の湯温泉〜広場 トレースが消えており、ところどころでウロチョロしてしまいました。赤テープを頼りに進めばOKのはずです。アイゼン+ポールで進みました。膝下ラッセルです。 ■広場〜南峰 山梨から来られた方と話して、クラックや雪だまりを避けて南峰を目指すルートを取りました。アイゼン&わかん+ポールで歩きました。膝下ラッセルです。クラックがありますので、ご注意を。 ■南峰〜北峰 南峰において岩場を歩いていき、その先でクライムダウンする必要があります。私は岩場の先で雪を見て雪崩るかどうか判断がつかず、断念しました。 ■広場〜北峰 山頂直下まではアイゼン&わかん+ポール、山頂直下はアイゼン+ピッケルで歩きました。膝下ラッセルです。 北峰へ向かう谷は、小さな雪崩の跡がいくつかあります。また、北峰は硫黄臭の噴煙がモクモク上がっていますので、風向きによっては噴煙が直撃します。ご注意を。 ■備考 以下のPinball_1957さん、436さん、danyamaさんのレコを参考にさせていただきました。 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-811916.html (北峰直行) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-783147.html (南峰から北峰へ直行) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-819858.html (南峰後に下ってから北峰へ) |
その他周辺情報 | 北峰山頂で出会った方に聞いたオススメの竜島温泉に行きました。 アルカリ性のぬるぬるで、露天風呂も熱すぎず、ゆっくりと浸かれました。ありがとうございました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル(頂上の休憩以外不要だったかも)
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着(使用せず)
ゲイター
ネックウォーマー(使用せず)
バラクラバ(使用せず)
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
水筒0.9L(ほぼ消費)
地図
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
ヘルメット
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感想
金曜夜から妻子は海外旅行なので、雪山計画。日曜日は消防設備点検で自宅にいないといけないので、日帰りで行けるところ。ヤマテンで天気がよさそうな北アルプス南部、Pinballさんが行っていた焼岳にしよう!
3時間ほどしか睡眠できませんでしたが、今日は快調のようで、テンポよく歩けました。途中から先頭になり、広場まで先行。広場で遅い朝ごはんを食べていると、山梨から来られた方が追い付いてきました。この方とルートを相談して、わかんを履いて歩き出します。いつもと違うわかんを持ってきたせいですぐに装着できず、山梨から来られた方に随分と先行いただきました。ありがとうございました。途中で追い付いて、その後、南峰山頂まで先行しました。
南峰から北峰に直行しようとして岩場を歩いていったのですが、クライムダウン箇所で断念。まだまだ訓練が足りませんね。いったん下って、途中から北峰に向かうことにします。
北峰への登りもひたすらラッセル。膝下程度ですが、休み休みでないと登れませんね。ふと見上げると、南峰から北峰へのトレースが!安曇野から来た方が、私が断念したところを難なく通過したようです。さすがですねぇ。山頂でお会いして、互いに写真を取り合いました。中尾から登ってこられたそうで、中尾へ下って行かれました。私は中の湯へ。
下っていると、私が歩いた足跡をほかの方が歩いて深いトレースになっていました。何だか感慨深いです。「僕の前に道はない。僕の後ろに道は出来る。」高村光太郎の「道程」の気分ですね。
今週は会社で不幸があり悶々とした日々を過ごしていましたが、少し心が落ち着いた気がします。道を切り開く、道を引き継ぐ、そんなことを感じた登山でした。
eurekapapaさん
このたびは先行していただきありがとうございます。
途中まで一緒だった山梨から来た老人です(笑)
また、どこかでお会いできれば良いですね〜
Kazuhagiさん、コメントありがとうございます!
また、ラッセルや、広場からのルート探索、ありがとうございました。
おかげで雪崩にあわずに済みました。
また、どこかの山でお会いしましょう!
eurekapapaさん、両耳行かれましたか。素晴らしいです。それに相変わらず速い!
谷筋をよく下りてこられましたね。ちょっと前のレコにクラックが報告されてましたので、そろそろ雪崩が怖いかなと思ってました
それにしても私が行った時と同じように、トレースを付けながらの登りは、それなりに大変だったとは思いますが、気持ちが良かったでしょう?
南峰からの下りはもう一つの方法があって、火口湖を下に見て左側の尾根筋を下っていくルートです。これも冬季限定ルートかもしれませんが、火口湖を半周して噴煙の上がるコルに登ります
次回はこのルートで南から北へ移動しようかと考えていました。ところで北峰への最後の登り、写真にもある結構激しめの噴煙の横を上がっていくと思いますが、難なく到達されていますね。上り下りで気を付けるところはありますか?
次回はぜひとも双耳峰をやりたいと思ってます
Pinballさん、コメントありがとうございます!
谷筋ですが、南峰側に小さな雪崩跡がいくつかありました。そのため、夏道よりも北峰寄りを登っていきました。クラックは谷筋には見当たりませんでした。逆に、南峰への尾根筋のすぐ南側に大きなクラックがありましたので、それより南側から南峰に向かいました。
確かに先頭ラッセルは気持ちよかったですねぇ。
南峰から北峰へは火口湖に下るルートがあるんですね。南峰の三角点から北側に下ればよかったんですね。雪庇が怖くて南峰頂上から先には進みませんでした。
北峰への最後の登りですが、安曇野から来られた方のトレースがあったので、それについていっただけで、それほど気になるところはありませんでした。29枚目の写真の元サイズを見ていただくと、噴煙の上がっている右側に夏道を示す「○」印がありますが、そこを上がっていきました。噴煙が来るかどうか風向きを気にするのと、岩場の隙間に雪が乗っているだけのところがあるのでピッケルで足の置き場を確認して踏み抜かないようにするのを気を付ければ大丈夫だと思います。下りも前向きに下りてこれましたので。
Pinballさんのレコを見て焼岳に行こうと思いました。ありがとうございました!
写真を元サイズで確認しました。たしかに岩の上に丸印が見えますね
ほぼ同じアングルで撮影した自分のレコの写真を見直しましたが、ちょうど雪で埋もれて丸印が隠れていました。あれが見えていたら、安心してあそこを進めたかもしれません
実は最後の尾根に出てからピークがどこか分からず、左側の硫黄の吹き出ている方向に進むべきところを、反対側の右のピークに進んでしまい、九州からきた若者が先にピークに達したものの、山頂標識がないというので戻ってきました
二人で左のピークに進むか相談しましたが、結局やめにした次第です
録画しておいた谷川さんの絶景探訪の焼岳編をしっかり見てから出かけるべきでした
なお、南峰から左側の尾根を巻くように火口湖へ下りる道は、正式なルートではなく冬季のバリルートのようです。いつか直接クライムダウンできるようになりたいです
コメントありがとうございます。
なるほど、そうだったんですね。確かに印がないと、あれだけ噴煙の近くを歩くのは気が引けますね。
また、火口湖へ下りるルートについての注意点もありがとうございます。北峰山頂で出会った方のルートも参考になりそうですね。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-826467.html
次回雪山に来る場合には、クライムダウンか火口湖経由にしたいと思います。
こんにちは。
先日は北峰山頂で写真を撮っていただき、ありがとうございました。
下山後の温泉、気に入っていただけたとの事で安心しました(^_^)/
北峰山頂ではガスってしまい、景色は楽しめませんでしたが、楽しくお話が出来て良かったです。
またどこかの山でお会いしたら、もっとゆっくりお話しできたらいいですね。
izshunさん、コメントありがとうございます!(ユーザ名、変わりました?)
こちらこそ写真を撮っていただき、また温泉情報を教えていただき、ありがとうございました。
山での一期一会はありがたいですね。今度お会いした時には、雪の斜面が雪崩れるかどうかの見極め方を教えてください。
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