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Yamareco

記録ID: 826401
全員に公開
雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

今シーズン最後の雪山! 北横岳・縞枯山 初めてのラッセルもどき体験、白いエビの尻尾祭りなど楽しい雪山体験でした

2016年03月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:27
距離
12.9km
登り
933m
下り
937m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:17
休憩
1:01
合計
6:18
距離 12.9km 登り 938m 下り 941m
7:56
22
8:18
4
8:22
8:31
12
8:43
8:58
3
9:01
9:10
5
9:15
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7
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24
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10:10
5
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10:39
16
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11:08
19
11:27
15
11:42
11:43
3
11:46
21
12:22
ゴール地点
1月下旬にや雪山イイナー〜と、なんとかなりそうな雪山に行き始めました。今回の雪山ハイクは今シーズン5回目で最後の雪山のつもり。天気図とYamareco.comで過去の事例を比べながら、天候が安定しそうな日程とわたくしの予定をすり合わせ今回の山雪を決めます。午前中は予測通りで、午後の天気の崩れは予定がはずれ。早朝より動き始めたので山歩きにはなんとかなりました。

新雪がトレースのできた上に10cm位積もり、土が出ていない状態でした。私はモンベルの軽アイゼンで全行程で歩けました。ただし、100人弱位のすれ違った方々の装備を見ると、アイゼンを使わない方が2人位、8本爪、10本爪、12本爪のアイゼンをつけている方の数と、スノーシューをつけて歩いている方の数がほぼ同数でしょうか。

日の出直前直後の黄金色した景色を見たかったので、ロープウェイ営業開始時間前にロープウェイ麓駅から日の出時間前から歩き始めました。最初はトレースがあったので安心してトレースに従って歩いて行けましたが、2/3位登ったところで突然終了。木につけられた赤いビニールテープ、地図や過去GPS軌跡を確認しながら進みました。ところどころ膝から腰の深さに沈みながら進みました。すぐ横にゲレンデが見えるのと時間が早いので精神的には追い込まれなかったので、比較的落ち着いて行動できたと思います。初心者向けコース選択としてはそれほど悪くはなかったかも。途中から、非常に申し訳ないと思いつつ、雪面の固まっているスキーゲレンデの脇を登らせていただきました。

ロープウェイ山頂駅は営業開始前にトイレを使わせていただくことができました。雪中を歩いていたので、ヒーター付きのトイレは精神的にも体温でもホットしました。ありがとうございいました。

ロープウェイ山頂駅、坪庭、北横岳、縞枯山間はどのコースも親切で埋まっているところもありましたが、トレースがしっかり残っているので迷うところも、危ないところもありませんでした。北横岳ヒュッテは到着時に締まってましたが、始発のロープウェイに荷物を取りに行っているところだったようです。

新雪がつもった坪庭は名前から想像できるように真っ白な日本庭園。コースからはみ出ないようにしてあるので、誰でもいつでも素敵な景色を楽しめます。山頂では生まれて初めて見る、まっ青な空にまっ白なエビの尻尾並木を見ることができ大感激。大自然のポスターやパノラマ写真集を見ているみたい。

新雪が積もっているので、柔らかい雪上にジャンプしました・・・が。新雪は見かけによらず薄く、まるで板の上にジャンプしたように体がエビぞってしまう大失敗。固い。先人の人型が残っていました。そちらの方はやわらかい雪の上にジャンプしたようでうらやましいですね。

天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2016年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
登山口には広いロープウェイ駅とスキー場用駐車場がありました。営業に影響のないよう遠慮して登山口付近に駐車。
コース状況/
危険箇所等
基本的にスキー場ロープウェイ駅駐車場への道はよく除雪されていました。ただし、駅に近いカーブの一部に凍っているところがありました。天候などより状況は変わりやすいと思います。
雪が降ったすぐ後のためか、ロープウェイ山麓駅から山頂駅へはトレースがあると思い、何も考えずにトレースに沿って登っていくと、途中で途絶えてしまいました。木についている赤いテープを目印に従い登りましたが、雪が深くなり歩きにくくなった上に目印の赤いテープも見失いました。
山頂駅から北横岳、縞枯山へのトレースはしっかりついていたし、危険個所は特にありませんでした。
これを見たかったんです
2016年03月12日 07:50撮影 by  iPhone 6s, Apple
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3/12 7:50
これを見たかったんです
道標がしっかり整っているのが安心です。でも、天候が悪ければこれでも見えないんでしょうね・・・。
2016年03月12日 07:56撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/12 7:56
道標がしっかり整っているのが安心です。でも、天候が悪ければこれでも見えないんでしょうね・・・。
雪がさらさらで、服につかないのが良いですネ
2016年03月12日 08:02撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/12 8:02
雪がさらさらで、服につかないのが良いですネ
素敵
2016年03月12日 08:10撮影 by  iPhone 6s, Apple
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3/12 8:10
素敵
八が岳も見えるし
2016年03月12日 08:14撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/12 8:14
八が岳も見えるし
なぜか坪庭から横岳ヒュッテ付近までこの動物の足跡がずっと登山道を続いています。飼ってるのかしら。
2016年03月12日 08:18撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/12 8:18
なぜか坪庭から横岳ヒュッテ付近までこの動物の足跡がずっと登山道を続いています。飼ってるのかしら。
雪道歩きは楽しい
2016年03月12日 08:18撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/12 8:18
雪道歩きは楽しい
雪かきをした後はあるのに、人がいない。
2016年03月12日 08:23撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/12 8:23
雪かきをした後はあるのに、人がいない。
なんだか雪山っぽくなりました。
2016年03月12日 08:37撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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なんだか雪山っぽくなりました。
どんどん景色が良くなります。
2016年03月12日 08:40撮影 by  iPhone 6s, Apple
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どんどん景色が良くなります。
北横岳南峰山頂からの見た八ヶ岳。
2016年03月12日 08:41撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/12 8:41
北横岳南峰山頂からの見た八ヶ岳。
三角点の石柱でしょうか。しっかり氷がこびりついてました。寒かったんでしょうね。
2016年03月12日 08:46撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/12 8:46
三角点の石柱でしょうか。しっかり氷がこびりついてました。寒かったんでしょうね。
山頂の柱もこの通り
2016年03月12日 08:52撮影 by  iPhone 6s, Apple
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3/12 8:52
山頂の柱もこの通り
雪上にジャンプしてもこれしか埋まりません。痛かった〜〜
2016年03月12日 08:54撮影 by  iPhone 6s, Apple
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雪上にジャンプしてもこれしか埋まりません。痛かった〜〜
これしか雪がへこみませんでした。
2016年03月12日 08:56撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/12 8:56
これしか雪がへこみませんでした。
ここで終わりだと思っていましたが・・・。まだ先がある??
2016年03月12日 08:59撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/12 8:59
ここで終わりだと思っていましたが・・・。まだ先がある??
北横岳への道は白いオブジェクトでいっぱい。気がついてよかった!!
2016年03月12日 09:00撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/12 9:00
北横岳への道は白いオブジェクトでいっぱい。気がついてよかった!!
北横岳北峰の山頂も展望が素晴らしい。
2016年03月12日 09:02撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/12 9:02
北横岳北峰の山頂も展望が素晴らしい。
せっかくなのでテムレスの紹介
2016年03月12日 09:15撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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せっかくなのでテムレスの紹介
横岳ヒュッテ手前の森林です
2016年03月12日 09:23撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/12 9:23
横岳ヒュッテ手前の森林です
こう注意されると、この天候でこの山は私の技術で無謀なのか自信がなくなります。
2016年03月12日 09:43撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/12 9:43
こう注意されると、この天候でこの山は私の技術で無謀なのか自信がなくなります。
晴れているし真っ白な坪庭はルンルン気分
2016年03月12日 09:57撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/12 9:57
晴れているし真っ白な坪庭はルンルン気分
坪庭から
2016年03月12日 10:03撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/12 10:03
坪庭から
2016年03月12日 10:09撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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山の中の一軒家っぽい縞枯山荘
2016年03月12日 10:10撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/12 10:10
山の中の一軒家っぽい縞枯山荘
縞枯山までの道はこんな感じ。スノーシューので平らにして、アイゼンの人がステップを作り、すのーしゅーでまた平らにして
2016年03月12日 10:16撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/12 10:16
縞枯山までの道はこんな感じ。スノーシューので平らにして、アイゼンの人がステップを作り、すのーしゅーでまた平らにして
せっかくの山頂でも景色は良くないので、展望台の案内にフラフラ〜と展望台に向かいます
2016年03月12日 10:38撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/12 10:38
せっかくの山頂でも景色は良くないので、展望台の案内にフラフラ〜と展望台に向かいます
展望台の矢印が向かう先にはトレースなし。展望台のような石台が見えるので、麓での経験をいかし自分がトレースを作ります。
2016年03月12日 10:51撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3/12 10:51
展望台の矢印が向かう先にはトレースなし。展望台のような石台が見えるので、麓での経験をいかし自分がトレースを作ります。
山頂到着! でも雲でなかなか景色が見えず
2016年03月12日 10:54撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/12 10:54
山頂到着! でも雲でなかなか景色が見えず
展望台山頂の目印が
2016年03月12日 10:55撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/12 10:55
展望台山頂の目印が
時々雲が途切れるとよさげな景色が〜〜。後続車が続々と到着しても雲がとれないので、退却。
2016年03月12日 11:09撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/12 11:09
時々雲が途切れるとよさげな景色が〜〜。後続車が続々と到着しても雲がとれないので、退却。
曇ってきたので写真を撮る力がありません
2016年03月12日 11:47撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/12 11:47
曇ってきたので写真を撮る力がありません
昼になると木にしっかりついていた氷も元気がなくなってました。こちらが勝手にそう思ってるだけですが
2016年03月12日 11:55撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/12 11:55
昼になると木にしっかりついていた氷も元気がなくなってました。こちらが勝手にそう思ってるだけですが

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 雨具 毛帽子 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 飲料 水筒(保温性) レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 携帯 時計 サングラス タオル カメラ
備考 もしかしたら8本爪アイゼンが適していたか。また、ワカンもかさばらないのでよさそう。

感想

前回まで3回の経験から、脇下を開閉し温度調整ができるハードシェルを購入したので、さっそく試しました。いゃー大正解。登り始めて1時間もすると熱くなるので、下着とハードシェルだけで寒さを感じなくなるし、それでも足りなくなれば、脇下のファスナー開閉で温度調整ができる。休憩で涼しくなればファスナーをしめる。寒い中で衣料の脱着がなくなるので楽だし快適です。

もう一つはテムレス。ネットでテムレスについての書き込みを見つけたのが木曜日。Amazonの翌日便を指定してなんとか、今回の山行に間に合いました。普段使わないAmazon素晴らしい。勘違いしていたのが、あくまでも保温効果が高いということで、寒くなった手を温めてくれるわけではないこと。iPhoneで写真を撮るため手袋を外し、指がかじかんでからテムレスをしても暖かくなりません。いったん懐に手を入れ温めてからテムレスをつけるとアッタカーイ。

もっと温かくなるよう作業用品店で購入した木綿インナー手袋の上からテムレスを着用するとなぜか全く温かくないというか寒い。なぜだ。温かい状態で、両手を出して歩いても、雪の中に手を突っ込んでも冷たくならないのがすごい。弱点として指を温めるために、ジャケットのポケットに手を入れようとしても、ジャケット・ポケットのツルツルした材質とテムレスのゴムがくっついてしまい、手を入れるのが難しかったことでしょうか。

最後に、スキー場の皆さんゲレンデを歩いたりして申し訳ありませんでした。
また、山でお会いしたベテランの方から、柔らかくて深い新雪の歩き方や道具の使い方を親切に教えていただくことができました。雪山のことをいろいろ教えていただいた皆さまありがとうございました。
来シーズン前には雪山講習を受けたいと思います。

最後の感想。とりあえず一人登山なので、山頂駅から北横岳そして北横岳下山途中までずっと山は独り占め。うれしいけれど、記念写真を撮るのを頼む人がいないのと話し合って感動を分かち合う人がいないのさみしい。

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