山小屋デビュー〜燧ヶ岳・尾瀬ヶ原


- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,122m
- 下り
- 1,042m
コースタイム
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 10:15
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:40
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新宿から御池まで夜行バス 復路 鳩待峠から戸倉温泉までバス |
コース状況/ 危険箇所等 |
燧ヶ岳は危険はなかったし、初心者なので若さでカバー 尾瀬ヶ原の木道は濡れていなければ危なくない |
写真
感想
【1日目】
新宿から大雨の中を出発した夜行バスに揺られ、御池に到着する頃に目を覚ますと、外はすっかり雨があがっていた。
これはラッキーと思いながら支度整え歩き始めてからしばらくすると、朝日が射してきた。晴れた。気分爽快で広沢田代で朝食。
そもそも、名前すら知らなかった燧ヶ岳。本当に登れるのか自信はなかったが、広沢田代や熊沢田代といった湿原の登場で「ただ登り一本調子ではないんだなぁ」と安堵。
やがて、3時間弱で俎堯覆泙覆い燭阿蕁法ここで昼食(と持参した缶ビールで乾杯)。1時間の休憩のあと柴安堯H瀬ヶ原全体を見渡せ、生まれて初めて見た大湿原に感動。ここは日本なのか!?いや、日本だからこその自然だ。その自然を目に焼き付けたら、ほぼ直線で下りていく。
湿原まで下りたら原の小屋にて宿泊。3人で個室。小屋の夕食後は軽く(!?)酒盛りをして、疲れた身体を癒し、山の話で気持ちを高め、翌日に備えて就寝。
【2日目】
朝は尾瀬ヶ原特有の霧に包まれていて、なかなか見通しがきかない状況だった。「霧もまた絵になる」ということで、小屋の周囲を散策しながら写真撮影。良い写真が撮れますように…。この時代なので、もちろん使用カメラはスチールカメラ。あとにならないと、どんな写真が撮れたのかわからない。
朝食を摂り、いざ出発という頃には視界も良く絶好の湿原歩きの環境となった。前日の燧ヶ岳の山道とうってかわって湿原の木道。余裕もできて、歩きながら何もかもに感動し、写真ばかり撮ってなかなか進まない(笑)。
尾瀬と言えばミズバショウのイメージしか持っていなかったが、この時期、紅葉が始まっており、木立や草紅葉の美しさも知ることができた。そして、尾瀬ヶ原から振り返って見た燧ヶ岳は、ただただ「かっこいい」し、山ノ鼻へ向かって前方に見える至仏山は穏やかで優しい感じがした(実際に登るとたいへんだとは思うが)。四方を山に囲まれた独自のワールドを充分に満喫しながら、下山に向けて山ノ鼻へ歩いた。ただ、鳩待に行くには、実際には登らなくてはならないことを後に知った。
山ノ鼻からは小一時間ほどで鳩待峠。楽しく美しく優しかった山歩きも終わり、戸倉温泉で汗を流すこととした。山の経験が皆無な我々をここまで引っ張ってきてくれたのは、同行してくれた従兄弟の力によるものだ。現地までの交通手段、ルート選定・確認、地図、歩き方、食事の方法、持ち物の工夫、山小屋の手配やしきたり、全て山経験豊富な従兄弟から教えていただいた。おかげで、この尾瀬で過ごした二日間が素晴らしい山行になったことに感謝し、それを与えてくれた大自然に感謝しながら帰路についた。
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