残雪の九重山縦走(星生〜久住〜中岳)大曲から周回ルートで
- GPS
- 05:56
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 866m
- 下り
- 883m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北斜面ではそこそこの積雪、他では融雪によってドロドロ。 雪と泥のミックスした場所が多く、スリップに注意。 |
その他周辺情報 | 下山後、筌ノ口温泉・新清館(500円)にて汗を流す |
写真
装備
個人装備 |
レインウェア
ヘッドランプ(含む予備電池)
地形図&コンパス
ハンディGPS(含む予備電池)
ウォーターボトル
ライター
ナイフ
タオル
お茶などの飲料水500ml×2
未開封清潔な水500ml
行動食(1)
非常食(1)
ツェルト
ファーストエイド
デジカメ(含む予備電池)
携帯電話
サングラス
|
---|---|
備考 | 日焼け止めを忘れた・・・日射と雪の照り返しで一皮むけました(笑) |
感想
急遽、休日出勤の代休がもらえたので、天気もいいしウキウキと出撃。目指すは由布岳か、九重か?時間の節約に高速の大盤振る舞い。ノンストップで走って日出JCTから大分自動車道へ。前方に由布岳の裏面の雄姿が!雪が着いた斜面に登高意欲をそそられるが、塚原ルートはお初の上・・・積雪もあっては手強いか?結局、湯布院ICでおりて九重に向かうことにする。
やまなみから長者原の向こうに見える三俣山、星生山には雪が着いている!これなら星生山新道を歩けるかもと大曲の登山口へ。
駐車スペースには2台の先客。装備を整えて早速歩き出す。あまりの好天にややジャケットは置いて、レインウェアで代用。
ルートには雪があり、稜線までほぼ雪の上を歩けた。登りいっぺんの直登ルート・・・すぐに汗が出てくる。乳首岩と呼ばれる1499地点を過ぎるとややフラットになるが、再び急登となり高度を稼ぐ。振り返ればまさにおっぱい状の乳首岩、泉水尾根の向こうに涌蓋山、牧ノ戸から沓掛山からの縦走路が見える。
稜線に出ると雪をまとった久住本峰が輝く。結構な積雪に足を取られながら星生山のピークへ向かう。ピークまで2時間弱を要した。エネルギー切れなので星生ピークにてランチ。ノンアルビールで乾杯!快晴の空の下、残雪に輝く峰峰・・・時間を忘れて見とれる。
時折、硫黄山から音を立てて噴煙(?)があがる。星生から下に見える作業道路まで歩いて行けそう・・・自己責任だけどね。
さて妄想から立ち直って、星生の尾根を久住に向かって歩く。風はちょっと冷たい。
星生崎から久住別れに向かって下る。残雪のおかげで歩きやすいくらいだ。久住を見上げるとピークには結構な人影が見える。平日なのにね〜(笑)
ピークに向かって喘ぎながら歩く。降りてくる人間の足取りが軽い・・・こっちは重い・・・。ピークからは祖母傾の稜線、阿蘇五岳がすっきり望める。今日の阿蘇はおとなしいようだ。ピーク下では若者男女がランチ作りの真っ最中〜「キャンプみたいだね〜」なんてかしましいので画像だけ撮って、とっとと移動する。
東千里に向けていったん下るのだが、ここでルートミス・・・下にルートが見えたので脇道に入り込んでしまった。途中から藪になって、ちょっと苦労した。
中岳に向かって登るように避難小屋に出る。ここから見る御池はまだ凍っているようだ。楽しみ〜っと思いつつ、天狗との鞍部から中岳に向かう。
誰もいない中岳のピークから見ると、北側の1627地点を抜けて法華院〜諏蛾守方向に歩いて行けそう・・・っと妄想モードに・・・(笑)
時刻は14時に近づく・・・そろそろ下山する時間だ。しかし御池の氷の状態は確かめねば・・・(笑)遠目には全面氷結に見えるのだが、近づいてみるとかなり融解が進んでいる。岸辺や岩の周りはすっかり溶けて、氷は持てないほどぐずぐず。来年は氷上を歩きたいものだ。
久住別れに戻り北千里への下りにかかる。ここからはうるさいくらいの黄色のマーク・・・ホワイトアウトになってこれほどはいらないんじゃ・・・景観台無しです。
北千里の鍋底から硫黄山を見上げる。風向きからしてガスに巻かれる心配は無いようだ。久住を振り返ると午後の光に悠然とそびえている。
諏蛾守の避難小屋跡には先行の男性が二人。大曲の2台かな?煙草を吸っておられるので離れて休憩。残雪で雪だるまを作ってみた。
ここから下りにかかる。荒れた斜面を歩いて堰堤を渡る。ヘリの音に見上げると、三俣山の上を何度もパスする。県警のヘリのようだけど、何かあったのだろうか?後ろを振り返りつつ歩いていると長者原へのショートカットルートへ・・・つい入ってしまった・・・またもやルートミス!本来ならこのまま作業道を歩くべきなのに・・・
まぁ再び作業道に出るまで気がつかなかったのだけど(笑)作業道に戻って下降点を探すのだが、見つからずに下ってしまった。強引に藪こぎも考えたが、時間も押しているので、素直に作業道を登り直す(´ヘ`;)ハァ
下降点に着く頃には膝の上がつってきた・・・痛みを我慢して滑りやすい黒土の上を歩いて下山した。
結構いい時間になってしまったが、筌ノ口温泉の新清館で汗を流して帰ることにする。ここの茶色い濁り湯は炭酸泉でもあり筋肉疲労に効きそうである。ほぁ〜。
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