春の乗鞍岳
- GPS
- 08:27
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,066m
- 下り
- 1,463m
コースタイム
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 7:15
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
会の例会で乗鞍岳に。
実は昨年同時期にも訪れたものの、天候不良で肩の小屋口までも至らず、道迷いやら不足の事態やらで苦い経験を喫した経緯がある。
今回は昨年ほどの大所帯にはならないようなので、できれば昨年の山行以来のもやもや感を払拭すべく参加することとした。
当初、18日夜発で19日早朝より現地で行動開始、ツアーコースの上部に幕営して、その日の内に剣ヶ峰ピストンの計画だったが、雨模様予報は如何ともし難く、前日に計画を変更。
19日早朝に大阪を出立し、昼過ぎに現地着。小雨ではあるものの、しばらく様子をみてリフトを利用してかもしかリフト上部に移動。
1時間ほど登ったところで、ガスが立ちこめてきたこともあり、大凡2260m地点で幕営する。
翌日は快晴。雪面はよく締まっているので、私は幕営地からアイゼンにて。
肩の小屋口に至っては、ちょい遠回りで大袈裟になりますも、コロナ観測所の方に登り上げて肩の小屋まで尾根通しを進むのもありかなと考えてましたが、あえなく却下で肩の小屋まで直登。
実際、そんなトレースも見受けられたんですけどね。
肩の小屋よりは・・・夏道行くって・・・、んんっ〜???と瞬時首を傾げるも、まあ、早朝、幕営地を出立してよりずっと、標高を上げるごと雪面はよりクラストしてよく締まっていたこともあり行けなくはないかと思い直す。
ただ、その時の風向きによるものかトラバースエリアではそれまでの強風は緩み気味、ド快晴の様相も相まって雪面上に水分?他にはないテカりが伺え、ちょい気色悪い。
この先、下山時には踏み入りたくないなあと思いつつ登ってました。
なので、下山時にCLから問われた際には、安全策としての尾根筋ってことと下るには急すぎる感ありで、朝日岳まで登り返そうよと提言、往路を辿らず肩の小屋へ。
ツアーコース終点まで戻る道すがらは、晴天の空の下、BC系や登山者がせっせと登って来られます。BC系の方々は、我々よりも早く麓に着いてしまうんやろうなあ、なんて思いつつ眺めていました。
幕営地に戻り撤収を終えて、出発地の休暇村まで戻ってお終い。
無雪期は畳平から容易(おそらく馴染みの芦屋川から六甲最高峰間より)に登れてしまう乗鞍ですが、何と言っても3000m峰ですからね、積雪期であれば、先ずは天候次第となりますもそれなりに手強い。
何はともあれ、今回は全員で山頂に立てたのが嬉しい。
斜めに尖ったように見える剣ヶ峰の独特な容姿とドカッと裾野を広げた山容は何処から眺めてもわかりやすく且つ美しい。
積雪期の剣ヶ峰は初めてでしたが、乗鞍からの眺望もやはり素晴らしかった。
特に目を惹く御嶽や吊尾根から槍までの連なりなんて、雪を纏って白みを帯びた様は荘厳華麗と形容するに相応しく、あまりに神々しくて思わず合掌してしまいそう。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する