雪の鎌倉森を目指す＠網張ビジターセンターイベント

2016年03月19日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 3.4km
• 登り: 560m
• 下り: 543m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:25
• 休憩: 0:10
• 合計: 3:35

9:15 網張ビジターセンター駐車場
11:30 11:40 鎌倉森
12:50 網張ビジターセンター駐車場

天候

曇り時々小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

雨降りのせいで雪が腐ってました。

その他周辺情報

登山口の網張ビジターセンターの隣には網張温泉館があります。
硫黄の効いた、あたたまるいいお湯です。

写真

おはようございます
昨日、一昨日は気持ちの良い晴天だったのに、今日に限っていきなりの雨模様。朝一から萎えます

とりあえず急いで集合場所の網張ビジターセンターを目指します

「雨の日に登る意味が分からない」とか不機嫌になりつつカーテンカタログを開いて仕事中の妻

ビジターセンター到着
こちらではわかんやスノーシューのレンタルをさせてくれます

参加者を二班に分けて行動します
一班5人くらい

今日は雪が腐っているということで、みんなワカンを装備して登ることになりました
ビジターセンターでレンタルしているのは手づくりの木製ワカン
なかなか履く機会ないですよ

ということでスタートです

ビジターセンターの方の他、ボランティアスタッフも数名一緒に着いてくださっているのでとっても安心です(´∀｀)

やっぱり慣れている方は雪山には長靴ですね

キャンプ場
今年は雪が極端に少なく、埋もれていないそうです

鳥の鳴き声の主をビジターセンターの方が説明してくれました
こうしたレクチャーを聞かせていただけるのもこうしたイベントならではです

ブナの実の殻
これをクマが喜んで食べるんだって

この付近の植生を説明していただきました

キツツキ（クマゲラ？）がつついた跡だという古木

すごいエグれっぷり
虫の潜んでいる位置を正確に突き止めて掘るらしいですよ

まるで弾痕じゃないですか

例によってさっそくバテ始めています
足が上がらない~（汗）

風上側と風下側とで幹の色がくっきりと分かれています
スタッフの方の説明では、元湯が近くにあるせいで硫黄分が風に乗って吹いてきているのではないかとの予想でした
それにしても風上側の色はまるで白樺のように真っ白

この目印の巨木でいったん小休止
頂上までの道程のやや半分地点だそうです

ここいらに来るとガスが濃くなってきたのでハードシェルを着込みました

スタッフの方に『前のめりに歩くと自然と足が前に出るよ』と言われ、試したところ一気に疲労感がなくなって元気を取り戻してウキウキの家内
先ほどまでの超絶不機嫌が消えて私もひと安心( ´Д｀)=3 フゥ

ブナの実がたくさん

ここから先は頂上まで一直線だ

しかし頂上はなお深いガスの中

到着~♪
天気悪いのにウキウキ顔の家内
よっぽどさっきの歩行法が感動的だったらしい

コレ
頂上の目印のピンクリボン
例年はこれも雪に埋もれているそうです

頂上からの景色
晴れていればこちらに犬倉、姥倉、黒倉山の稜線が見えたそうですよ
うむ。

頂上からの景色
晴れていればこちらに岩手山の全景が見えたそうですよ
うむうむ。

ざわ・・・・ざわ・・・

雪洞を掘った跡
先週の12日のイベント時はここで雪洞堀り体験をしたそうです
スノーソーでブロックを作って積む、イグルーでした
これまた貴重なお話を聞くことができました

本当は頂上でお昼ご飯の予定でしたが、ガスで雨が降っているのですぐに下山開始です

ようやく見つけた動物の足跡！
カモシカだそうです

雪庇のクラック
スキーの通過した跡？
いずれにしても崩れるのは時間の問題です

晴れていればここも景色よさそうですね

先行している1班との無線連絡は随時とってくれています

雪山は下山が早くていいですね

自分で自分のワカンを踏んでしまう
こうやってコケるのも雪山の醍醐味ですね

登りの時にも休憩した巨木
下りもここで小休止します

樹皮が剥げてる
動物の食べた跡？
ってことは、まさか、くm…（死）

時々でっかい木があって自然の大きさを感じられます

周りと違って好き放題横に伸びているダケカンバ

帰りは神社のある方へ下りてきました

建物が見えてきました

ビジターセンターに無事到着です

ストックやワカンなどレンタルしていた方は返却
…にしてもすごい数が用意されてるんですね

最後に締めの会を軽くおこなって解散

解散後、せっかくなのでビジターセンター内を見学

先週12日の時の同じイベントの写真が掲載されていました
なんという晴天
こういう日に登れたら気持ちいいだろうなー
またリベンジしに来たいです

おっ　くm…の毛皮！

「耳、耳！」

ぺろーん

やっぱりクマの毛はゴワゴワの剛毛でした
爪もゴツい

さて、登山後の温泉は建物続きの隣の温泉館へ

ここはいいお湯だし、備え付けのシャンプーも高級品で、私らの中では高評価の温泉です

温泉あがってポカポカになり、それではさらばです
ビジターセンターって建物が面白い造形してますね

登山後の食事は前潟の豪ーめんへ

ここだけのオリジナルメニュー（かな？）の玉ねぎ中華＋野菜増し（別皿）
ブラインドカタログを広げて仕事中の妻

実は今回、冬山用に新しく購入したGoroのブーティエル（既製サイズ）を初投入でした
私の幅広の足にぴったりフィットして素晴らしい歩き心地でした
ようやく足の痛くならない靴に巡り会えました

籠の中で丸くなって寝ているしまーちゃん

装備

個人装備

防寒着 雨具 タオル ウィンドブレーカー コップ 行動食 飲料水（スポーツドリンク） ウォーキングステッキ 登山靴 スパッツ 帽子 手袋 コンパス 携帯電話 保険証 ヘッドランプ ザック ワカン サングラス エマージェンシーブランケット 座布団 救急用品 トイレットペーパー ゴミ袋 地図(1/25000) ツェルト

感想

ukipon

去年の9月以来、かなり久々の山行になりました。
おかげさまで仕事が忙しく、今回も本来は遊ぶ時間などなかったのですが、行けるときに行っておこうということでツアーに申し込んで強行。

今年は雪が少なく、加えて雨が降って雪が腐っていたのでワカンを履くことになりました。
例年はスノーシューを履くそうですが、どちらも網張ビジターセンターのほうでレンタルの用意はある模様。

インストラクターとボランティアスタッフが数名着いてくださるのでとても安心して登ることができるイベントです。
雪山初心者にはぜひともうってつけだと思いました。

鎌倉森は標高1300mちょっとの山で、夏場は藪がすごくて道が無いらしく、登れるのは冬季限定というのが面白い。
道のりはほぼほぼ一直線で、勾配のきつい坂はつづら折りに歩きますが、ルート取りは完全に自由。
雪庇がせり出しているところだけ、端っこを歩かないように注意。

高過ぎず低過ぎず、キツ過ぎずユル過ぎず、ほどほどの登りやすい山でした。

今回は天気が悪くてとても残念でしたが、4月くらいまでは雪が残りそうなので、晴れている日にまた来たいなと思いました。
それくらい気軽に登れる山です。

コメント

kintakunte

お元気でなにより
ukiponさん、 yuppyさん、今晩はです。
久し振りのレコアップでしたね、忙しい事は何よりです。
こちらも積雪が少なそうですが、近場で気軽に雪山を楽しめるルートが有るのは心強いです。
これで天候が良ければ尚宜しでしたが、次回の楽しみにとっておきましょう。
機会を見つけては山をお登りになって、岩手の自然を紹介頂ければと思います。楽しみにしています。
北海道新幹線開業間近ですが、yuppyさんにとって便利になる？

別件
副業はケトル、もう入荷予定はないでしょうか？
結構ツボにはまる商品が沢山有り驚いていますが、欠品が・・・

本業・副業、ご夫婦ともども健康には留意しそこそこ頑張って下さい。