仙丈ケ岳 やっぱり長かった地蔵尾根!
- GPS
- 19:13
- 距離
- 30.5km
- 登り
- 2,586m
- 下り
- 2,591m
コースタイム
- 山行
- 9:08
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 9:41
天候 | 20日 晴れ 21日 晴れ〜ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
上部の林道終点の先は、登山道ではない。手前の造林小屋分岐を右手に進み左側の登山道と 併走しているので、適当に乗り込む。(標識が無いので、分かりづらい) そのうち、案内板が出来るのかな? |
写真
感想
過去2回登った地蔵尾根。夏の日帰りと春の縦走。冬期の仙丈は、今回が初めて。
柏木の駐車場から薄暗い中、出発。林道を跨ぎながら登山道を登っていくと、元の林道終点地点から
さらに林道が延長されていた。しかも案内板がないので、先行者のトレースを追って元の登山道を
歩くと、また林道に合流。造林小屋の三差路で、左の上側に延びている林道を歩いていくと終点と
なった。そこから当然登山道が伸びているものだと思って、進むと多少雪で覆われているが、
踏み後が薄い。先行者のトレースは、上部に登っているようだったが、地形図とGPSを確認すると
40m下に登山道が併走していた。トラバースしながら標高を下げていくと赤テープを発見し、
無事登山道に合流できた。この辺から完全に雪道となり、赤テープを追いながら進む。松峰越えた
コルで先行者のトレースに合流。松峰小屋の分岐を過ぎたところで先行者4人とすれ違う。
松峰小屋から仙丈を目指したがラッセルが大変で敗退との事。地蔵岳をトラバースし2470mの
ピークでトレース終了。ここからラッセルとなる。先行者のトレースがあったので、林道の途中の小屋で
ワカンをデポした事を後悔する。一人は、ワカンを持ち続けてきたが交代でラッセルしていく。
深くて膝下ぐらい。標高を上げていくと徐々に雪面が硬くなりさほど沈まなくなってきた。
このペースなら16時頃に仙丈小屋まで行けるかと思えてきたが、リーダーがバテ気味で2500mで
幕営を決定。整地してテント設営後、まだ時間的に早いので、空身でトレースを付けに行く。
40分ほど登り、2650m付近の北斜面手前までトレースを付けて、引き返す。テントに戻り、
宴会しながら水作って、夕飯の餃子鍋食べ就寝。
2日目 3時起床の4時半出発。暗い中、昨日付けたトレースのお陰でサクサクと進め、北斜面は、
適度に雪面が固まっているので、直上して森林限界を越える。ここでアイゼンとヘルメットを付けて、
稜線歩きとなる。左側の雪屁に気を付けながら標高を上げていくと、ガスに包まれるが仙丈小屋分岐
からガスが取れ7時前に仙丈ケ岳に登頂。周りは雲海で、標高の高い山並みだけが360度の大展望。
中ア、北アの後立てまで見えた。富士山、北岳、間ノ岳の日本の1,2,3が並んで見える。
北沢峠から登ってきたパーティに写真撮ってもらい、しばし撮影タイム。休憩したいが風が
冷たいので、下山開始。1時間ちょっとで幕営地まで下る。撤収して長い地蔵尾根を下山。
下りは、忠実に登山道を下ってどの林道に出るか試したら、昨日の林道終点から下側の林道に
合流した。ワカンを回収し、ヘロヘロになりながら13時半に駐車場に到着。お疲れ様。
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