松原湖IN〜本沢温泉から硫黄岳リベンジするも、強風(>_<)、東天狗岳〜渋の湯OUT
- GPS
- 10:42
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,811m
- 下り
- 371m
コースタイム
- 山行
- 6:06
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 6:59
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 1:27
- 合計
- 8:03
天候 | 1日目:晴れ、2日目:朝の内少し雪、午前中強風、午後から晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
23:42 新宿 - 3:09 小淵沢 ムーンライト信州 (小海線ホームの待合室で仮眠、眠れませんでしたが) 6:15 小淵沢 - 7:18 松原湖 小海線 (8:12まで待てば稲子登山口までのバスはあります。バス停にベンチもないので待てなくて歩いてしまいましたが、最終的にはバスに追い越されました。) 帰り 14:55 渋の湯 - 15:52 茅野駅 バス 16:20 茅野 - 18:34 新宿 あずさ26号 (乗るバスは決まっていたので指定席取っておくべきでした。自由席で八王子まで立ちっぱなしで倒れそうになりました。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
稲子登山口〜本沢入口 雪はあったり無かったりでそんな多くにありませんでしたが、殆ど通る人がいないのか道は少し荒れていました。 本沢入口〜本沢温泉 雪はずっとありました。ガリガリに凍結している個所も結構ありました。登りなのでアイゼンつけませんでしたが、下りは必要だろうなーと思いました。 本沢温泉〜夏沢峠 10本爪アイゼンとピッケル装着しました。雪はしまっていました。ほぼ緩やかな登りです。 夏沢峠〜硫黄岳 夏沢峠から少し登るとすぐに森林限界に出て、そこから先は強風でした。雪も少し降っていて視界は良くないのですが、トレースはありましたし、目印の棒(杭っていうんですかね)を頼りに行けばなんとか大丈夫でした。上の方ではケルンも目印になってくれました。思ったよりは急登りは少なかったのですが、とにかく強風で顔が痛くて、手も冷え切ってしまい、非常に辛かったです。噂には聞いていましたが、山頂付近は雪が風で吹き飛ばされて岩が露出していました。 夏沢峠〜東天狗岳 蓑冠山まで緩やかな登り。樹林帯で風も一休み。雪の状態も良く歩きやすいですがダラダラつらい登りです。 根石岳付近は風の通り道という前情報を得ていましたが、その通り。元々強風なのに輪をかけた強風といった感じ。根石岳自体はミニ硫黄岳といった感じ。ちょっと登っただけで着きました。 東天狗岳への登りで一ヶ所だけちょっと幅が狭くて怖い所があるという前情報で恐れていたのですが、恐らく怖いところは雪で埋まっていたと思われ大丈夫でした。視界が悪いので下が見えなくて怖さが半減したというのもあるのかもしれません。本来の姿を知りませんからなんとも言えませんが、ビビりの私がビビらずに通れる位の状況でした。 東天狗〜黒百合ヒュッテ 雪質が急に変わったような感じがしました。2月に来た時と変わらないというか新雪みたいな感じです。歩きやすいです。風もおさまってきました。 黒百合ヒュッテ〜渋の湯 緩やかな下りが多く、凍結もないのでアイゼンなしで下りました。多少滑ってもいいからもう重いアイゼンは付けたくなかったので。前回の美濃戸からのルートも含めて、一番歩きやすいエリアだと思いました。同じ八ヶ岳でも全然違うんですね。 |
その他周辺情報 | 宿泊した本沢温泉に外湯の石楠花風呂という温泉あり。男女入れ替え制です。鉄分を含んだような泉質で非常に気持ちよかったです。内湯は冬季はなし。日本最高所野天風呂は小屋から15分登る必要があり、混浴なので行きませんでした。 帰りは渋の湯へ。シャンプーがないことが前回わかったので、持参しました。暖かいお風呂と恐らく源泉と思われる冷たいお湯のお風呂を反復して入るとすごく気持ちよいです。ドライヤーがないのが辛いところ。 |
写真
装備
備考 | ゴーグルをいつも持って行って使ったことがなかったので、今回省略してしまいましたが、必要でした。顔を覆うので痛い部分が少なくて済んだと思います。 |
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感想
先週悪天候で敗退した硫黄岳にリベンジです。長野県の天気が日月晴れに変わったので割と直前に行くことに決めました。
当日の朝新幹線で来ると稲子湯から登り始めるのがお昼近くになってしまうので、前日の夜行のムーンライト信州を利用して小淵沢で3時間始発待ちをするという、若者のような計画を立ててしまいました。直前なのでムーンライト信州は満席でしたが、オークションで落として(競争者はなくほぼ定価でした。)指定席をGet。本沢温泉に行くだけならお昼過ぎから登ってもいいのですが、当日硫黄岳に出来れば行きたいと思い、ちょっと無茶な計画にしました。
松原湖から稲子登山口まで1時間歩いたのですが、バスを待っても大体同じ時間に着くので体力温存の為に乗るべきでした。先週からずっとひいている風邪のせいか、登りの時の呼吸が非常に苦しくて、結局予定より大分時間がかかってしまい、硫黄岳に行くのはあきらめました。どちらにしても体力残ってなかったです。(あれ?先週も同じようなことを言っていた気が・・・)
本沢温泉。個室のキャンセル待ちをしていたら、空きが出たようで2名用個室に泊まれました。個室がプラス1000円なのでとてもお得です。
翌日5時目標でしたが5:30過ぎに明るくなってから出発しました。
最初は曇りだなー、朝の内だからその内晴れるかなーなんて楽観視してました。夏沢峠近くになってきた辺りで雪がチラつき始めました。夏沢峠に着いた頃には結構降ってきて風も強くなってきました。風は仕方ないにしても今日は晴れの予報でしょ?先週の悪夢再びにならないといいけど・・・
などと考えながら硫黄岳に登り始めると、風がハンパない。強風が強い!!という誤った日本語が適当な位の強風です。先週の敗退があるのでやめることもできませんが、先週と違うのは登る人が多かったことです。視界は悪いですがトレースは先行者様につけていただいていたので、なんとか命からがら登ることができました。硫黄岳の登りが今回の中で一番辛かったです。風邪で呼吸が苦しい上にネックウォーマーで口を覆うので更に苦しい。風で顔は痛いし、手は冷たくなるし、ただでさえ登りはつらいというのに、もう何重苦でしょうか。風邪気味なのに好きで来ているのだから自業自得の面も多々あるのですけどね。
夏沢峠から先は写真にある通りですが、硫黄岳程辛いところはなく後半に行くにつれ段々と楽になってきました。東天狗を下り始めた辺りから天気も回復し始め、時折視界も開けたりして、ここにきてやっぱり来て良かったと思いました。前回は通らなかった天狗の奥庭を通って黒百合ヒュッテに下りるルート、すごく景色が良くて雪山の見晴らしをここで満喫しました。
黒百合ヒュッテに下りた頃には快晴状態。帰りのバスでは八ヶ岳の山々がくっきりと見えました。下りると晴れる、よくあるやつですね。
今回強風もとても辛かったですが、それよりも辛かったのは帰りのあずさで茅野から八王子まで自由席に座れず立っていたこと。スマホも電池切れでやることはないし、最後の方は疲労で倒れそうになりました。近くにいた山の会の方々の会話を聞きながらなんとかやりすごしていました。やっと座れた八王子〜新宿間で買っていた氷結2本飲み干しました。
雪山の八ヶ岳は多分今回が最後かな。赤岳に行きたかったけど、来年になるかなー。美濃戸口から歩くのも結構大変だから、心情的にもあまり頻繁には行けないですね。
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