ぎっくりー妻と行く、快晴白銀の唐松岳!
- GPS
- 05:05
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,022m
- 下り
- 935m
コースタイム
天候 | 快晴!ほぼ無風! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日に30cmの降雪があったとのことでかなりもふもふ雪であり、 スノーシュー装着の方も大勢いたが、終始アイゼンで通した。 ナイフリッジは風が強いか強くないかで、天国と地獄と明暗がきっぱり分かれる。(因みに昨年同時期は、強風のため吹き飛ばされそうになり、頂上山荘の僅か7m手前で撤退している。) この日は終始天国。 |
写真
感想
年度末で非常に多忙。
週末は八ヶ岳界隈にでも行こうかと思っていた。
昨年の今週は、風速30mの暴風に阻まれて唐松岳頂上山荘7m手前で撤退したっけ、と思っていた折も折、姐さんとcarolさんのレコがアップされた。うーむ、妻がこれに触発されるに違いない・・・。
がお互いに多忙でまったくどこへ行くかの相談できぬまま金曜の夜になてしまった。
が、金曜の23時に帰宅した妻が、思った通り「明日の唐松は、晴れて無風だと思う。逆に関東の方が天気が悪い。唐松に行こう。」と言い出した。やはり。。
しかし、ここのところ毎日2時過ぎに帰っていた妻が少し寝たいと言うし、最後のリフトの開始は8時半だから4時まで少し寝てから出発。
7時半に八方の駐車場に着いた時には、既に快晴の青空に白銀のアルプスが、輝いていてテンションアップ!
今日は風も弱い予報であり、剱岳を拝めるか。
いつも始発待ちの列ができているゴンドラも既に運行開始しているので、遅くなった分、すんなり乗車。
昨年は、リフト開始時間を待ちきれずに足で登ったグラードクワッドリフトも既に運行しており、さくさく乗車して八方池山荘。
ここで妻が荷物を置いてトイレに行こうとした際に、ぎっくり腰になるというアクシデント発生!!
しかし、妻は、そのことをおくびにも出さずに出発。
なのでこちらはその時点では知る由も無く…。
快晴無風の最高のコンディション。昨日30cm程降ったという雪も八方池山荘前泊や始発ゴンドラで来た登山者たちが先行して踏んでいるため、スノーシューやワカンでなくても問題なし。
白銀に輝く鹿島槍、五竜、白馬など素晴らしい景色を楽しみながら登る。
しかし、このところ軽いハイクばかりであったため、身体が重い。
いつもどおり妻に追いつけない。まさかぎっくり腰だったとは微塵も思わなかった。
丸山ケルンで単独男性と談笑していた妻は、ペースがあっているらしきその方と話が弾んでいたが、こちらはゼーハー。
急な直登の好きな妻は、無雪期ルートよりも景色の良い冬道の方がお気に入りであり、ぎっくりとは思えぬいつもどおりのペースで先行。
昨年、凄まじい強風に阻まれて撤退を余儀なくされたナイフリッジも問題なし。
ただ、兎にも角にも身体が重い…。
頂上山荘前で待っていた妻が、心配して様子を見に降りてきた。
足が上がらず辛い。
辛すぎて頂上山荘に飛び出て、眼前に広がる剱岳を見ても最初は感覚が麻痺して無感動。
妻が「綺麗だね〜!」と言っているが、返答も出来ず。
もうここから引き返したいと思ったが、妻がさっさと山頂に向かったので渋々山頂へ。
山頂で漸く景色を楽しむ余裕ができた。
本当に素晴らしい。
が、こんなに体たらくな状態では、まずい。
不帰を見ながら、こんなんじゃ、毎年のお馴染みである不帰テン泊縦走もヤバイぞと。
山頂で妻がパンを食べている間に顔が寒くなってきたので下山。
下りは景色を楽しみながら、すれ違い待ちも多かったので、のんびりと。
あー、ようやくホッとする。
八方池ケルンでトムヤムランチとする。
このとき初めて妻の動きがおかしいことに気づいて尋ねたところ、
出だしでぎっくり腰になっていたことを告げられ、超ビックリ!
「だってその時言ったら行くのやめようって言うでしょ?」と妻。
当たり前だ。
「でも、こんな快晴無風な機会だし、これ位の痛みだったら大丈夫と思って。」
むー、普通はかなり痛いのでは?
が、もろもろ怪我を経験している妻は、
行ける、行けない、を確かに明確に線引きしている。
肋骨折れているのにアルプス縦走するときもあれば、指を怪我した際に、「これは行けない」と言って山行中止もしてる。
実際、全く微塵もぎっくり腰とは思わんかった。
しかし、ぎっくりー妻にまったくついていけないなんて益々ヤバイ。。
ということで昨年のリベンジ、今回は快晴無風の唐松が迎えてくれたことに感謝しつつ山行終了。
素晴らしい天気に恵まれて、この日の登山者は皆さん笑顔であった。
そして、ぎっくりー妻は、下山後整形外科に行き、湿布&コルセットしながら今日も痛勤電車に乗って出社していったのである。。。
少しは安静にしていなさい!
アクシデントって・・・
でもちっともアクシデントに見えないんですけど
普通、ぎっくり腰なんてなったらトイレ行くのも大変な状況になるでしょう?
いくら快晴無風でも山頂までって・・・
でも、いいな〜〜
景色も最高だし気持ちよさそう。
うちらはナイフリッジから飛ばされそうだったよ。
まあ、また来年行こうかな。
姐さん、そうなんですよ〜。
自分的にはありえませんが…
なんでもザックのヒップベルトがコルセット代わりになったとかで。。
痛くてもカメラ向けるとニッコリ笑顔なんて考えられませんね!
足の親指の生爪を剥がすという怪我をした翌週に、爪のないまま槍ヶ岳に行ったりしてましたし
が、さすがに今回、下界に下りてきたら物凄く痛そうでした(当たり前ですが)
唐松、またコンディションのよい時ご一緒に
無風の唐松とは幸運ですね〜
先日と比べれば別世界です。あれはあれで厳冬期が楽しめましたけど・・
天気が良くても、ある程度稜線は風が吹いてる唐松、
まったく別の場所って感じの天気で良かったですよね
春は八方尾根も稜線も好天だと大展望ルートなので何度行っても
良いと思います。
ギックリ腰で八方尾根を高速で通過するなんて・・・・スゴイ。
でもお大事にしてください。
carolさん、
今回は寒さを感じたのは山頂でだけでした。
先週とは雲泥の違いという感じですね
絶好のコンディションであった分、人も多かったですが
唐松は本当に天気がよいと素晴らしいですよね。
いや〜、それにしても冬中カロリー過多になっていたツケがきました。
この冬は雪が少なくて、12本歯の出番も殆どなかった分、
足が重く感じましたよ
ぎっくりー妻に、登りでは全然追いつけないなんて危機的ですね
penさん おばんです♫
絶好のコンディションに痛みを忘れてGo〜!
って???・・・もうすでに人じゃないですね奥様は
(失礼しました^^;)
それにしても綺麗だな〜
青い空に白い御山…剣に五竜に…ため息もんですね
あ〜行きたいよ〜
地道に治療中…復活のその日まで
届けられるレコ、楽しみにしてま〜す!
ありがとうございました
naotosasさん、
前々から妻はお猿か狸の親戚ではないかと思っていましたが、
益々その可能性が強まりました
お具合はまだ芳しくないのでしょうか?
後立山連峰は山に登らずとも見られますが、
naotosasさんの友である剱は、頂上山荘まで行かないと拝めないですしね
剱に復活される日をお待ちしています
同じ日に、のぼってました。
ヤマレコでよく見かけるペンギン夫妻がいたなんて〜
わかってたら、お話させていただきたかったです(^^)
この日の、天気は最高でしたね〜
ほんとに大満足でした。
ryu0214さん、
コメントありがとうございます。
同じ日に登られていたのですね!
どこかですれ違っていたと思われますが、
あの日は好天で登山者も多かったので、
知人がいても分からなかったかと
本当に快晴で、頂上以外は風も無く、
素晴らしい唐松日和でしたね
今週は妻のぎっくりーで山は自粛してますが、
またどこかでお会いしましたらぜひお声がけ下さい
凄くパワフルな嫁さんで羨ましいやら?雪山大好きの私ですがいつも一人で寂しい、新しくガッツのある友達が欲しい。
toda-hさん、
いや〜、パワフル過ぎて、毎回引き摺り回されてます
もうちょっと大人しくしてくれているといいのですが
イグルー泊をなさったのですね。
朝の景色はとても素晴らしかったのではないかとおもいます。
コメントありがとうございました!
いやー すばらしい青空!! おいらはスノーボーで八方にいきますが、去年はボードブーツで第3ケルンまで行き この風景を楽しみましたが無謀ですね。今年はやりませんでした。いつか冬の唐松にいってみたい団塊親父です。 すばらしいご夫婦にカンパーイ
親父さま、コメントありがとうございます
第3ケルンまででも、景色は凄くいいですよね!
団塊の方でボーダーとは、とてもアクティブですごいですねぇ
次はぜひ山頂で白銀の剱とのご対面を!
妻のぎっくりーは、当日大荷物で無理して登ったため、まだ治りきっていないようです
だいぶ良くはなってきているようですが、全く変なところで無茶するので困っております
また、お暇でしたらレコ覗きにいらして下さい!
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