川苔山(川乗山)標高1363.3m
- GPS
- 06:40
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,224m
- 下り
- 1,222m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
圏央道から東京都青梅市内の国道411号線に入り、山梨県塩山方面に自家用車で進みました。棚沢集落にある鳩ノ巣トンネル直前を北方向に右折し、青梅線の高架橋をくぐり抜けた所にある駐車場に車を置きました。 駐車場は無料で約30台ほどのスペースがあり、すでに20台ほど駐車してありました。場内には清潔な水洗トイレが完備されていました。 身支度を整えてから国道411号線に出て、青梅線「はとのす駅」横の踏切を渡りました。棚沢集落内の舗装された急勾配の道を上って、集落内の人家が終わったところから登山道になりました。登山道入り口の道標はなぜかありませんでした。 杉の人工林の中を40分ほど登り、大根ノ山ノ神に着きました。桧の大木の近くに木製の小さな祠が祭られ、手前は広場になっていました。すぐ上は鳩ノ巣から続く西川線林道の終点になっていました。大根ノ山ノ神から一番東側の登山道を選び、杉の人工林の中をいったん下った後、緩やかに登り返しました。 やがて明るい雑木林になり、石積みがされた登山道の部分を過ぎると大きな岩が現れ、そこから登山道は急勾配になりました。さらに尾根伝いに登ると大ダワからの分岐に着き、しばらくすると平坦な舟井戸に着きました。 ここからは人工林と雑木林を分けている5〜6メートルの防火帯を直登して曲ヶ谷北峰に登りました。 山名標示もなく、ごくふつうのピークという感じでした。 西方向へ進み分岐を2つやり過ごし、川苔山山頂を目指しました。途中の登山道横には小屋の跡か、古い木材の残骸が朽ち果てていました。 標高1363.3mの川苔山山頂は、西方向だけが開けていました。山名がわからない山々が見えましたが、地図を持参しませんでしたので山座同定ができませんでした。木々枝をかわして南西方向には富士山が遠くに見えました。山頂には三角点があり、山名標示は「川乗山」になっていました。20人ほどの登山者でにぎわっており、まだまだ山頂を目指して下から登って来る登山者が確認できました。 昼食を済ませ休息した後、雑木林の中を舟井戸に向けて下がりました。途中には水場の案内があり、小さな沢に僅かな水が流れていました。 舟井戸からは大きなピークが3つ続く鋸尾根の急勾配の斜面の岩場を下がり、大ダワに着きました。 大ダワはコルになっていて登山道は本仁田山へ続いていました。大ダワから足毛岩の肩への登山道は崩壊のために通行止になっていました。ここから鳩ノ巣駅方面に下がる途中には展望が開け、舟井戸から下降してきた鋸尾根の山容が見えました。 やがて杉の人工林の中に入り、今朝登って来た大根ノ山ノ神を目指しました。棚沢集落が見え始めた所から熊野神社に向けて下がり、無事に6人全員が鳩ノ巣駅に着きました。 |
写真
感想
今夏の猛烈な暑さで夏バテをしてしまったのか、甲斐駒ケ岳に黒戸尾根から登って以来、山行意欲が失せてしまい1ヶ月ほど山行とはご無沙汰していました。山行のチャンスをうかがっていた時に、山仲間の先輩から川苔山への誘いがありました。山名や所在地は雑誌などを通して、うすうす知っていました。未踏峰の山でもあり、これを機会に山行を再開しようかと急遽参加させてもらいました。
たまには「おまかせ山行」もいいかなと、川苔山の地形図は勿論のことガイドブックも持ち合わせていないので事前の知識がないままの山行でした。
青梅線の「はとのす駅」からの道標は首都圏に近いだけあって親切に設置されていて、初めて川苔山に来た登山者でも迷う事はないかと思います。大根ノ山ノ神で休憩した時に、すぐ上の西川線林道終点地で運良く川苔山の案内板を見つけ、さっそくデジカメに収めました。そこからは分岐などのポイント毎にデジカメを取り出し案内板の画像を見て確認をしながら登りました。
奥多摩の山は標高はあまり高くないので少しあなどっていました。山は深く人工林が山頂付近まであり、そのなかを延々と登るので1ヶ月ぶりの山行で鈍った脚と併せ目標が見えず予想して以上に体力を要しました。
10月になり気温が下がり心地よく登山ができると考えていましたが、今日は気温が平年よりも高く、スタートから半袖で臨んでも暑く、夏山のように汗だくになりました。登山の間隔が空いたので脚に不安を抱えてのスタートで、不幸にも予感は当たり急勾配の鋸尾根を下がるころから左脚が少し痛み始めました。今までも山行の間隔を空けると、同じように左脚が痛み、だましながら下がっていました。今回もなんとかごまかしながら下がり、事なきを得ましたが、やはり山行間隔は開けないほうが脚にはいいようです。
今回のルートはほとんどが樹林帯の中を進み展望は、川苔山山頂から見えた富士山と鋸尾根から東京のビル群が見えたぐらいでした。山行はやはり展望の利く山のほうが楽しさ倍増ですね。
川苔山の山名は山頂での標示は川乗山になっていました。市販の地図でも山名表示が川苔山あり、川乗山ありで統一されていないようです。また現地の道標もふたつの山名が標示してありました。どちらの山名が正しいのか、混乱しそうです。帰宅後ネットで調べると地形図では川乗山(かわのりやま)となっているのが確認できました。
川苔山へのルートはほかにもたくさん組み合わせがあるようです。機会を見つけて違うルートで登頂してみたいと思います。今夏の猛烈な暑さで夏バテをしてしまったのか、甲斐駒ケ岳に黒戸尾根から登って以来、山行意欲が失せてしまい1ヶ月ほど山行とはご無沙汰していました。
山行のチャンスをうかがっていた時に、山仲間の先輩から川苔山への誘いがありました。山名や所在地は雑誌などを通して、うすうす知っていました。未踏峰の山でもあり、これを機会に山行を再開しようかと急遽参加させてもらいました。
たまには「おまかせ山行」もいいかなと、川苔山の地形図は勿論のことガイドブックも持ち合わせていないので事前の知識がないままの山行でした。
青梅線の「はとのす駅」からの道標は首都圏に近いだけあって親切に設置されていて、初めて川苔山に来た登山者でも迷う事はないかと思います。
大根ノ山ノ神で休憩した時に、すぐ上の西川線林道終点地で運良く川苔山の案内板を見つけ、さっそくデジカメに収めました。そこからは分岐などのポイント毎にデジカメを取り出し案内板の画像を見て確認をしながら登りました。
奥多摩の山は標高はあまり高くないので少しあなどっていました。山は深く人工林が山頂付近まであり、そのなかを延々と登るので1ヶ月ぶりの山行で鈍った脚と併せ目標が見えず予想して以上に体力を要しました。
10月になり気温が下がり心地よく登山ができると考えていましたが、今日は気温が平年よりも高く、スタートから半袖で臨んでも暑く、夏山のように汗だくになりました。登山の間隔が空いたので脚に不安を抱えてのスタートで、不幸にも予感は当たり急勾配の鋸尾根を下がるころから左脚が少し痛み始めました。今までも山行の間隔を空けると、同じように左脚が痛み、だましながら下がっていました。今回もなんとかごまかしながら下がり、事なきを得ましたが、やはり山行間隔は開けないほうが脚にはいいようです。
今回のルートはほとんどが樹林帯の中を進み展望は、川苔山山頂から見えた富士山と鋸尾根から東京のビル群が見えたぐらいでした。山行はやはり展望の利く山のほうが楽しさ倍増ですね。
川苔山の山名は山頂での標示は川乗山になっていました。市販の地図でも山名表示が川苔山あり、川乗山ありで統一されていないようです。また現地の道標もふたつの山名が標示してありました。どちらの山名が正しいか、混乱しそうです。帰宅後ネットで調べると地形図では川乗山(かわのりやま)となっているのが確認できました。
川苔山へのルートはほかにもたくさん組み合わせがあるようです。機会を見つけて違うルートで登頂してみたいと思います。
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