白馬岳 白馬沢左俣
![情報量の目安: A](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- --:--
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 1,192m
- 下り
- 2,276m
コースタイム
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 7:45
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
・自然園までロープウェイを利用 ・猿倉から二股までは雪がつながっていた。二股からバスターミナルまでジョギングで車を回収 |
写真
感想
今日は体力と時間をお金で買うしかない。前日の穂高でだいぶ消耗したため、この日はロープウェイアプローチとした。八方バスターミナル近くに駐車し、7時半のバスで栂池へ移動する。今シーズン最終便のバス利用者は我々2人だけだった。自然園駅に続くロープウェイも割と空いていて、始発は移動中に説明を済ませてくれるので、ありがたい。誰かに会うかと思ったが、ガイドの松原さんに会っただけだった。お忙しそうだったので、二言三言交わしただけで颯爽と外へ。
既に日差しは強い。自然園のあたりは昨日のトレースだらけでスキー場のよう。まぁ、たまにはこういうのもいいだろう、というか仕方がない。途中1、2回休憩しながら、稜線へ乗り上げる。小蓮華山頂で再び休憩。小蓮華北面の上部はパックしているが、沢底はパウダーのように見える。少し迷っているとそこへ真っ黒に焼けた二人のスプリットボーダー。どこを滑るんだ、という会話を交わす。小蓮華北面か白馬沢左俣で悩んでいると話すと、向こうの一人は左俣に行きたいと言う。UTはとりあえず白馬岳の山頂に立ちたいようなので、ちょっと急ぎ足で我々も山頂を目指すことにする。
途中シールを剥いでコルまで滑り、急になった所で板を担いで登る。2人のボーダーは来ない。どうやら小蓮華の南面にしたようだ。自分たちの山行に集中できる、とホッとする。途中大きな荷物を背負った韓国人登山パーティを抜いて、山頂へ。前回大雪渓でガスのに巻かれ敗退したので、喜びもひとしお。写真を撮ってもらい、ガスが出てきたので、先を急ぐ。
風景指示盤にスリングを回し、支点ビレイで雪壁を覗こうとするが、どこまで雪庇かわからず、諦めた。もう少し下がった所でエントリーポイントを見つけ、雪を落とし、準備完了。UTが不安そうなので、腰絡みで確保して先に入ってもらった。パウダーと思っていた斜面は残念ながらモナカだったが、中心の小さい尾根にはパウダーが溜まっていた。本当はもう少し横の尾根地形を狙っていたが、ガスが近づいてきていたため、ポイントを変えている余裕が無かった。あれは次回。。。沢が狭くなる滝まで快適に高度を落とす。
滝は遠くから確認した通り埋まっており、板を履いたままかわすことができた。
デブリもほとんどなく、快適に右俣と合流し、そのままザラメになった斜面を林道まで滑った。二股手前で3人のスキーヤーを追い抜いたが、どうやらBの会の顔見知りだったようだ。山頂も30分違いだったようで、ニアミス、というか会っていたのに気づかずでした。
さておき、今日も最高の一日となりました!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する