ダイトレ、ほぼ縦走


- GPS
- 18:28
- 距離
- 44.5km
- 登り
- 3,385m
- 下り
- 3,059m
コースタイム
- 山行
- 8:31
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 8:38
- 山行
- 43:52
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 44:21
天候 | ほぼ快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
復:滝畑ダム堰堤に自家用車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険なところはありません。 明瞭です。 2日目のルートは大幅にGPSが飛んでいます。実際はダイトレコースを忠実に歩いています。 |
その他周辺情報 | 金剛山の香楠荘のお風呂は夜間は宿泊客専用でした。 日帰り入浴は15時まで。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
シェラフ
|
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感想
今回、ダイトレ縦走を計画しました。どん鶴峰から槙尾山施福寺まで。しかし、今の体力では標準コースタイムで計画するしかなく、すると1日目に金剛山千早園地キャンプ場まで歩くのは無理!スタート地点も近鉄上ノ太子駅から3kmあるいは二上山駅から2km。その距離を除いても到着予想時刻は19時半・・・。
なので、二上山駅から二上山そしてダイトレへ、というコース設定(計画上の時間は余り変わりませんが)。
スタートでちょっと二条駅に寄り道し、結局8時過ぎに二上山駅をスタート。
久しぶりのお泊まり荷物で疲れないように気を遣いながら歩くので、かえって疲れ気味。
しかし、天気は快晴、絶好の山歩き日和。二上山雄岳に着く頃にはびっしょり汗もかき、やっと山歩きモード。奈良盆地も河内平野も大阪湾も関空も淡路島も六甲山も、みんなが応援してくれてるような感じで、とにかくいっぱい歩きます。
ダイトレをこの順路で歩くのは久しぶりで、記憶の中では平石峠の急な上り下りと大和葛城山手前の木製階段の連続くらいしかきつい場所はなかったはずなのに、もう、ひーひーはーはー。
荷物を軽くしようと思っていつもより水を3リットル以上少なめにしたため、行動用の水(お茶)がほとんどない。水越峠の水場まで持つか!しかし、大和葛城山の山頂には予想コースタイムより1時間半ほど早く13時半に到着。安心して一気に水を飲み干し、その勢いで一気に水越峠に下る(つもり)。
しかし、ここからはほぼ、標準タイム通り。カヤンボでは、ふつうのズックのおっちゃんに先を越され、やっとの思いで稜線に。久しぶりに持ってきたストックが大活躍。登り下りともに楽ちん(なような気がした?)。
大和葛城山を望む展望所からは郵便道で直ぐに一の鳥居の記憶だったけど、ここも結構歩く。16時20分。キャンプ場の受付は確か17時。とてもじゃないけど、葛木神社には参拝できない!
急いで(気持ちだけ)千早園地を目指しますが、足はくたくた。やっとの思いで管理事務所に着いたときは16時40分。なぜか、誰もいない!今の時期(冬場?)は16時30分までなそうな・・・。あと10分!
で、しかたないので、空いているテン場を探しに行きましたが、なんと!一張りもテンとを見かけません!だって、三寒四温、久しぶりの真冬並みも気温だそうで・・・。こんな時の平日に誰が好きこのんでテント張りに来るもんか!
久しぶりのテント張りに悪戦苦闘してやっと、今夜のお宿を確保したのは17時過ぎ。今日は、到着予想時刻が19時半だったので、横着をして尾西の白米(α米)です。お湯を沸かして、持参した自前の冷凍カツにたまねぎに卵をとじてあっというまにカツ丼のできあがり!+今日はいつもの戻し海藻withサラダマメのサラダではなく真空パックのゴボウサラダ、結構いけます。食事時にはビール!ということで、冷凍したビールを2本持参。さすがに凍ってはいませんでしたが、美味しかったのは最初の1口2口。後は体温が下がって、久しぶりの失敗?
18時頃には夕食も終わり、暮れなずむ夕日を見つめながら、これからの長い時間を思うのでした。
幸いなことにプロ野球の開幕日で巨人ーヤクルト(だったと思う。あれから2週間ほどたっているので、よく覚えていない)を聞きながらウィスキーをストレートで、お湯割りで、はたまた焼酎をお湯割りで。しかし、結構寒かったのでしょう。野球中継が終わった9時頃(だったと思う)にはアルコールも底をつき、とりあえず、イヤホンを外して横になります。うとうとするけど、1時間半とか2時間ごとに寒さで目が覚める。23時。1時。2時。4時。5時。寒いので体を丸めるけど、足先が寒い!
5時半になると、テントを通して薄明るい。予定は6時起床だけどシュラフから這い出す。
そうだ!展望台から日の出を見よう!で、急いで展望台に向け歩きます。登りが結構きつい。
しかし、展望台には、ちゃんとしたカメラを日の出方向に構えたおっちゃんと、展望台のてっぺんに昨日夕方に見かけたカップルがいました。
展望台の上から見る日の出前の景色は最高です!360°快晴ですばらしい眺望。鈴鹿から台高、大峰から高野山、和泉山脈から大阪湾、六甲山地とすばらしい眺望です。前回は雨だったので、こんな景色も見ずにとっとと下ったのですが、今回は大成功!
十分に日の出を楽しんでテン場に戻ったのは6時20分頃。朝ご飯はマルタイの棒ラーメン(たまご、ソーセージ、たまねぎ入り)と卵雑炊。しかし、なぜか昨夜酔っぱらい?よろけた拍子に卵がつぶれており(悲しい!)、コンロもひん曲がっていて、挙げ句の果てにはプラティパスの水も半分以上凍っており、湯が沸くのに時間はかかるわ、ラーメンも物足りないわ、卵雑炊も昨日の残りのご飯(凍っていた?)で作ったせいかやたら時間がかかるわ、で食事か終わったのか7時20分!
7時出発予定が大幅な遅れ。しかも、昨日の後半からは計画タイム通りの歩行速度。今日は7時出発の18時半歩行終了予定、スタートからつまずいて、どないすんねん!ぶつぶつ、いいながら、テントの撤収にも時間がかかり結局、スタートは7時55分。
なんとか1時間の遅れは取り戻そう!風景を楽しむ余裕もなく、ひたすら歩きます。でも、昨日の疲れからか足が前に出ません。中葛城山を過ぎ五条方面がよく見えます。そして、その向こうには大峰山脈が!以前あるいた頃はそんなに大峰山脈を意識していなかったので気になりませんでしたが、山上ヶ岳とか大普賢岳などそれらしい山容を楽しみながら歩きました。
あれやこれや小さなアップダウンを繰り返し、気がつけば500段の木製階段の下りです。登ってくるのも嫌だったけど、疲れた足に下りも効きます!
山の神まで下って、意識の中ではちょっと下りを歩いたら紀見峠のつもりだったのですが、嫌になるほどコンクリートの林道を歩いてよたよたとダイトレ紀見峠のプレート。ここでやっと、計画タイムに追いつきました。
でも、ここから岩湧山3合目までの激登りです!の前に、記憶から欠落していた長い行程。きつくはないけど、疲れた足にはだらだらとした小さなアップダウンが効きます。
3合目はぎりぎり計画タイム。根古峰から阿弥陀山分岐までは歩きやすい平坦な道のイメージしかありませんでしたが、結構な登り。時短するどころかほぼ、計画通り。
しかし、コースが緩やかになった五ツ辻まで、また東峰までで20分程度短縮。
西峯にも約20分早く到着。ここで、ウェアリングの調整やら、カップスープと昼食を摂ったりと、結局いつもの昼食と同じくらい時間を費やし、また、計画コースタイムに。
ここからは、基本すべて下りなので一気に下りたいところですが、足が・・・。滝畑の登山口駐車場の売店でコカコーラを買い、一気のみ。糖分+炭酸パワーはすごい!
気力が復活したところで、新開橋から最後の槙尾山施福寺を目指します。
コースタイム約1時間半。売店のお母さんは、採石場の法から登ったら40分ほどやけど、といいますが、歩いてそこに行くまで30〜40ふんかかるよ。
で、ダイトレコースを歩きます。標高は低いけど、結構アップダウンがあり疲れます。
追分を過ぎ登りが続きますが、しばらく歩くと三国山や捨て身が岳に向かう道(左向き、道の名前を忘れました!)と反対に右に取り、直ぐに施福寺。手前にダイトレ南起点のプレートがあります。
今は、売店のなくなったあたりから岩湧山の優美な姿を眺め、2日間のダイトレ上層は終了しました。
あとは、滝畑ダム堰堤に家人に迎えをお願いし、裏槇尾から塩降隧道をひた走り(実際はよたよた歩きですが)旅の終了です。
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