イブネ・クラシ〜雨乞岳 (朝明渓谷からクラシ北尾根を経由して周回)
- GPS
- 07:53
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,380m
- 下り
- 1,370m
コースタイム
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 7:47
天候 | 午前中,快晴でしたが,お昼ごろから次第に雲が多くなる。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
朝明渓谷の観光駐車場(料金 500円)に駐めました。 (183K) |
コース状況/ 危険箇所等 |
このコースの核心部は,クラシ北尾根だと思っていました。 実際,ワサビ峠から先のヤセ尾根やクラジャンでは, 岩をへつるような箇所もあり,立ち木をつかんで強引に登るような箇所もありました。 しかし,この日,ボクが一番緊張したのは,大瀞の神崎川の渡渉でした。 岩が茶色に濡れて,いかにもヌルヌル滑りそう。 どこを渡るのが一番安全か,かなり迷って躊躇して, 「滑らないでくれ…」と祈るような気持ちで,向こうの岩に跳び乗って, 渡り終えたときには,ほんと〜にホッとしました。 このコースの核心部は,ボクにとってはこの神崎川の渡渉でした。 |
その他周辺情報 | アクアイグニスでお風呂(大人600円) 休日はいつも大賑わいなのでスルーしていましたが, 今日は平日だったので初めて行ってみました。 |
写真
装備
個人装備 |
SCARPA Charmoz GTX
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感想
昨年12月に,銚子ヶ口を通ってチョウシまで歩いたとき,
「近いうちに,またイブネやクラシにも行きたいな」と思いました。
イブネ・クラシの広々とした開放的な大地は,言うなれば「鈴鹿の雲ノ平」。
2年前の12月に,武平峠から雨乞岳を経由して初めてそこを訪れたとき,
「おお〜,鈴鹿にこんなところがあったのか!」と感動したことを思い出します。
さて今回は,朝明渓谷からクラシ北尾根を経由してイブネ・クラシをめざすコース。
ヤマレコでも,このコースを歩かれているレコをときどき見ましたが,
クラシ北尾根はやせた岩尾根の箇所もあるようで,それもたのしみでした。
朝から雲ひとつない晴天のもと,朝明渓谷の駐車場を出発し,
中峠を越えて,神崎川の大瀞へ。
ボクは沢の渡渉が得意ではないので,このポイントには最初から不安を感じていましたが,
案の定,濡れて茶色くなった岩を「せ〜の」で渡っていかなければなりません。
「岩に乗った瞬間に,ツルッとすべってドボン」が怖くて,おじけづきます。
「靴をぬいで渡ろうか」とも思いましたが,けっこうな深さがありそうです。
結局は,岩を跳んでなんとか渡ることができました。
ボクにとって,この日の核心部は,明らかにこの渡渉でしたね。
神崎川を渡って,左岸をお金谷の出合まで,
そこからお金明神をみて,お金峠へ出るつもりでしたが,見損なってしまいました。
仕方がありません。お金明神はまたの機会に…。
そして,お金峠からのクラシ北尾根。
岩をつかみ,立ち木をつかんでグイグイ登る箇所も多くて,なかなか楽しめました。
尾根を登り切ったところには,それとは対照的にイブネ〜クラシのひろびろ空間。
イブネの枯れた草原に座って,靴をぬいで,のんびりお昼を食べました。
ボクも「今度はテントをもってここへ来よう」と思いましたね。
そのあと,予定では杉峠から根ノ平峠へ向かうつもりでしたが,
天気もよく,時間にも余裕があったので,雨乞岳をピストンしました。
ここには,道にまだ少し雪が残っていて,ぬかるみもあり,
ボクの靴のすり減った底では,ズルズルとすべってちょっとやっかいでした。
戻った杉峠からは,根ノ平峠を経由して朝明渓谷へ。
いいお天気のもと,久しぶりのイブネでゆっくりして,春の一日を満喫できました。
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