鳳凰三山(地蔵岳・観音岳・薬師岳)

2010年07月23日(金) ~ 2010年07月24日(土)

• GPS: 28:30
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,764m
• 下り: 1,755m

コースタイム

7/23
青木鉱泉10:25-12:46南精進滝-13:20鳳凰の滝-14:18白糸滝-15:10五色の滝-15:56鳳凰小屋(テント泊)
7/24
鳳凰小屋6:49-8:01地蔵岳山頂-8:07赤抜沢の頭-9:35観音岳山頂-10:12薬師岳山頂11:09-14:05中道登山道分岐-14:50青木鉱泉

天候

7/23 晴れのち曇り
7/24 快晴のち時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央自動車道須玉ICより国道20号線を西へ青木鉱泉駐車場(有料\750/日、100台収容)

コース状況／危険箇所等

登山ポストは青木鉱泉にて。
鳳凰小屋テント場\500、ビール\600
沢の水は冷たく、手を洗うだけでも心肺停止しそうでした。

写真

7/23 10:24

10:24青木鉱泉駐車場。平日につき余裕あり。

7/23 10:25

青木鉱泉。建物は明治元年の創業当時を復元したとか。トイレ・水場使用可。

7/23 10:42

梅雨明けの初夏。新緑のドンドコ沢を登る。

7/23 11:57

ドンドコ沢の支流を何度か渡る。

7/23 12:00

こんにちは。いい天気ですね。

7/23 12:46

ドンドコ沢の名立たる4つの滝が続く。
南精進滝。

7/23 13:20

鳳凰の滝

7/23 14:18

白糸滝

7/23 14:58

五色滝。
滝壺まで降りる。かなりのスケールがあり、水煙が立ち肌寒い。

7/23 15:42

地蔵岳のオベリスクを垣間見る。ここからだとどことなく滑稽に見える。

7/23 15:56

鳳凰小屋着。テン場は5,6組ほどいただろうか。団体ご一行が飲んで大騒ぎだった。こちらもさんざん飲んでぐっすり就寝。

7/24 6:49

翌朝のんびり6:49発。

7/24 7:22

ダケカンバの森をすぎると地蔵岳が現れる。この明るい色彩に感極まる。

7/24 7:36

ザレ場をヒーヒー登る。

7/24 7:56

稜線に出る。右から甲斐駒、アサヨ峰、仙丈ケ岳。

7/24 8:00

賽の河原。お地蔵様おはようございます。

7/24 8:00

観音岳を望む。白砂の稜線はまさに天空のビーチ。

7/24 8:01

地蔵岳山頂。景色が鮮やか。オベリスクが海を泳ぐマグロ(カマ)のよう。

7/24 8:14

白峰三山が一望。

7/24 8:21

地蔵岳の奥に八ヶ岳。

7/24 9:35

観音岳山頂。

7/24 9:38

観音岳山頂より薬師岳への稜線。

7/24 9:44

富士山がなんとか見えた。

7/24 10:12

薬師岳山頂

7/24 11:06

山頂のビーチはガスって寒くなってきた。

7/24 11:47

御座石。添え木が2本あるから大丈夫だろう。

7/24 14:47

ドンドコ沢登山道と薬師岳分岐。

7/24 14:55

14:55青木鉱泉駐車場着。団体ご一行は今度は温泉らしい。終始賑やかだった。

撮影機器：

EX-Z90 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

skspy780

今年の梅雨明け最初の山行は初テント泊ということで、まあ泊まりだからとのんびり出発するも、荷物の重さに足元覚束無く、ほうほうの体で山小屋に到着した。いわゆるテント泊の洗礼を受けた形だが、鳳凰三山の景観はその苦労を補って余りあるもので、晴天の青、新緑の緑、白砂の白の色彩の鮮やかさは印象的だった。展望も申し分なし。

賽の河原の地蔵だが、これが子宝信仰の子福地蔵が願い返しされたものと知るのは後日である(子供のできない女性が賽の河原の子福地蔵を持ち帰り、子供を授かるとこれに1体を加えた2体の子福地蔵を賽の河原に返すという。全国から信仰者が集まり、かつて地蔵は何万とあったという)。
遅れ馳せながら子福地蔵の尊さを思い知る。次回の地蔵岳は、今回とはまた違った思いで登る楽しみができた。