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Yamareco

記録ID: 838701
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

誰もいない雲取山と水根往復

2016年04月01日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
11:26
距離
34.0km
登り
2,392m
下り
2,387m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:44
休憩
0:38
合計
11:22
距離 34.0km 登り 2,392m 下り 2,400m
5:13
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59
6:13
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72
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26
9:52
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3
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11:37
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15:39
56
16:35
0
16:35
ゴール地点
見ればわかるとおり、気がせいていたためあまり休憩していません。もう少し頻繁に簡単な休息を取った方が良かったのでしょうか。考えてしまいます。
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
水根バス停横の駐車場利用。トイレはありますが、外から見えるような簡単なトイレでした。
コース状況/
危険箇所等
水根から水根山への尾根にたどり着くまでの広葉樹林帯の山道は、路肩が崩れやすく、注意が必要。特に1本の登山道を横切っている木は木自体が不安定なので、乗り越えるのは危険。
その他周辺情報 奥多摩駅そばの、まるにや肉店のコロッケがおすすめ
人家の裏から山に入ります。案内板がしっかりあるので、看板を見れば間違いなさそう。
2016年04月01日 05:26撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 5:26
人家の裏から山に入ります。案内板がしっかりあるので、看板を見れば間違いなさそう。
狭い道脇には親切にロープが張られていますが、やけに古かったり、切れていたり、、ロープ端がほどけていたり。わたしは信用しませんでした。
2016年04月01日 05:33撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 5:33
狭い道脇には親切にロープが張られていますが、やけに古かったり、切れていたり、、ロープ端がほどけていたり。わたしは信用しませんでした。
こんな山奥にワサビ田が。動物さんたちも食べているような跡が。
2016年04月01日 06:07撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 6:07
こんな山奥にワサビ田が。動物さんたちも食べているような跡が。
ずっと川のかなり上を歩いていたので川の水に触れることができませんでしたが、ここで初めてきれいな川の水で手を洗うことができました。きれいな水。ここで、沢の西側に渡ります
2016年04月01日 06:21撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 6:21
ずっと川のかなり上を歩いていたので川の水に触れることができませんでしたが、ここで初めてきれいな川の水で手を洗うことができました。きれいな水。ここで、沢の西側に渡ります
今回一番の危険箇所。ほとんど完全に道を塞いでいて、またごうにも根の上にのぼらないと通過できないのに、倒木の下先端は土にしっかり刺さっていないのでいつ動いてもおかしくないように見えます。道はありませんが、大きく上に迂回して通るのがお勧め
2016年04月01日 06:32撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 6:32
今回一番の危険箇所。ほとんど完全に道を塞いでいて、またごうにも根の上にのぼらないと通過できないのに、倒木の下先端は土にしっかり刺さっていないのでいつ動いてもおかしくないように見えます。道はありませんが、大きく上に迂回して通るのがお勧め
沢は倒木により埋まっています。国土地理院の地図には山道が等高線に沿うように描かれていますが、通りやすいよう沢に降りるように変更されているようです。
2016年04月01日 06:40撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 6:40
沢は倒木により埋まっています。国土地理院の地図には山道が等高線に沿うように描かれていますが、通りやすいよう沢に降りるように変更されているようです。
残雪が出始めました。まだ登山道には雪はみあたりません。
2016年04月01日 07:03撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 7:03
残雪が出始めました。まだ登山道には雪はみあたりません。
樹種も標高を感じさせてくれます。山登りの楽しみを感じる瞬間です。
2016年04月01日 07:42撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 7:42
樹種も標高を感じさせてくれます。山登りの楽しみを感じる瞬間です。
水根山直下の道に出ました。さすがに雲取山と奥多摩駅を結ぶ幹線のようで、踏み跡がたくさんある道になりました。
2016年04月01日 07:49撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/1 7:49
水根山直下の道に出ました。さすがに雲取山と奥多摩駅を結ぶ幹線のようで、踏み跡がたくさんある道になりました。
陽当たりが良いためか残雪がありません。クマザサが雪で倒されてすっきりしてますが、夏から秋にはクマザサに覆われ歩きにくいでしょうね。
2016年04月01日 07:53撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 7:53
陽当たりが良いためか残雪がありません。クマザサが雪で倒されてすっきりしてますが、夏から秋にはクマザサに覆われ歩きにくいでしょうね。
昨日の天気予報と天気予報図で晴れるとは思いませんでした。帽子を忘れ暑さにまいってしまい、木陰に吸い寄せられます
2016年04月01日 07:56撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 7:56
昨日の天気予報と天気予報図で晴れるとは思いませんでした。帽子を忘れ暑さにまいってしまい、木陰に吸い寄せられます
鷹ノ巣山への尾根で鹿がお出迎え。この後、さらに4匹から5匹の群れが横切りました
2016年04月01日 07:58撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/1 7:58
鷹ノ巣山への尾根で鹿がお出迎え。この後、さらに4匹から5匹の群れが横切りました
春なのでモワッとした空気ですが、真っ白い知らない山も見えます
2016年04月01日 08:05撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/1 8:05
春なのでモワッとした空気ですが、真っ白い知らない山も見えます
鷹ノ巣山頂到着
2016年04月01日 08:10撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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鷹ノ巣山頂到着
まったく期待してなかった富士山を見ることができました。結局、今日一番の景色を鷹ノ巣山で楽しむことができました。
2016年04月01日 08:20撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/1 8:20
まったく期待してなかった富士山を見ることができました。結局、今日一番の景色を鷹ノ巣山で楽しむことができました。
雲取山、飛龍山、遠くの多分日本アルプスの白いまたまた見えます。
2016年04月01日 08:27撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/1 8:27
雲取山、飛龍山、遠くの多分日本アルプスの白いまたまた見えます。
鷹ノ巣山西斜面には雪が残ってました。一部道にも雪が残っていましたが、歩くには支障がありません
2016年04月01日 08:29撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 8:29
鷹ノ巣山西斜面には雪が残ってました。一部道にも雪が残っていましたが、歩くには支障がありません
木には申し訳ありませんが、木の横を通るのがなんだか嬉しい
2016年04月01日 08:43撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 8:43
木には申し訳ありませんが、木の横を通るのがなんだか嬉しい
木々にまだ葉がないので強い日射しが後頭部を直撃間死す。つくづく帽子忘れに後悔
2016年04月01日 08:47撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 8:47
木々にまだ葉がないので強い日射しが後頭部を直撃間死す。つくづく帽子忘れに後悔
巻き道なのでところどころには残雪が
2016年04月01日 09:01撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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巻き道なのでところどころには残雪が
登山道が崩落石で覆われていて、皆さんが通りやすいところを通っている跡があります。雪が積もっていたら、道がハッキリしてないので危ないでしょうね
2016年04月01日 09:20撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 9:20
登山道が崩落石で覆われていて、皆さんが通りやすいところを通っている跡があります。雪が積もっていたら、道がハッキリしてないので危ないでしょうね
それにしても良い天気
2016年04月01日 09:38撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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それにしても良い天気
馴れているはずなのに、雪を横断するのはチョット気になります
2016年04月01日 09:45撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 9:45
馴れているはずなのに、雪を横断するのはチョット気になります
七ツ石神社の跡でしょうか。多分今では下に移転したのでしょうね。
2016年04月01日 09:55撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 9:55
七ツ石神社の跡でしょうか。多分今では下に移転したのでしょうね。
七ツ石山頂到着
2016年04月01日 09:58撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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七ツ石山頂到着
尾根道は乾いています
2016年04月01日 10:35撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/1 10:35
尾根道は乾いています
平らな尾根はグチャグチャなところも
2016年04月01日 10:39撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 10:39
平らな尾根はグチャグチャなところも
奥多摩小屋まで来て、今日は誰とも会っていないのに気がつきます。
2016年04月01日 10:44撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/1 10:44
奥多摩小屋まで来て、今日は誰とも会っていないのに気がつきます。
飛龍山に近づき山々がくっきり見えてきました
2016年04月01日 10:44撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 10:44
飛龍山に近づき山々がくっきり見えてきました
避難小屋が見えました。嬉しい
2016年04月01日 11:20撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/1 11:20
避難小屋が見えました。嬉しい
山頂に着いた時に後ろを見ると、嫌な感じの雲がどんどん遠くの山と尾根を覆いはじめます。ちょっと焦り
2016年04月01日 11:22撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 11:22
山頂に着いた時に後ろを見ると、嫌な感じの雲がどんどん遠くの山と尾根を覆いはじめます。ちょっと焦り
山頂到着。天候の急変が気になりつつも、短時間でジェル飲料、水、携帯食を食べ、ストレッチ、軽いマッサージをして下山開始。
2016年04月01日 11:26撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/1 11:26
山頂到着。天候の急変が気になりつつも、短時間でジェル飲料、水、携帯食を食べ、ストレッチ、軽いマッサージをして下山開始。
探しながら登ってきましたが、見つけられなかったダンシングツリーか?。以外に尾根道の下、ブナ坂の近くにありました。でも違っているかもしれませんね。勝手にそう思っただけのような
2016年04月01日 12:22撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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探しながら登ってきましたが、見つけられなかったダンシングツリーか?。以外に尾根道の下、ブナ坂の近くにありました。でも違っているかもしれませんね。勝手にそう思っただけのような
今年の雪で倒木が出たのでしょうか。枯木でも雪の被害で折れているような気がします。
2016年04月01日 12:33撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 12:33
今年の雪で倒木が出たのでしょうか。枯木でも雪の被害で折れているような気がします。
大好きな水場の水も健在でした
2016年04月01日 12:48撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/1 12:48
大好きな水場の水も健在でした
疲れているとちょっとした出っ張りにも足を取られます。動かせる落枝などはどけるようにしてます。100人が一人1本ずつ処理するだけで、100本処理できるので山道がきれいになるのでは
2016年04月01日 13:17撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/1 13:17
疲れているとちょっとした出っ張りにも足を取られます。動かせる落枝などはどけるようにしてます。100人が一人1本ずつ処理するだけで、100本処理できるので山道がきれいになるのでは
道が崩れています。。写真に撮ると完全に道が見えませんね
2016年04月01日 13:31撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 13:31
道が崩れています。。写真に撮ると完全に道が見えませんね
落石の上に落ち葉が積もっているので、平らなつもりで足を運ぶと石に躓きました
2016年04月01日 14:28撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 14:28
落石の上に落ち葉が積もっているので、平らなつもりで足を運ぶと石に躓きました
往きには気にしなかったのに、帰りに気になった倒木
2016年04月01日 15:45撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 15:45
往きには気にしなかったのに、帰りに気になった倒木
やはり往きには何気なく通った落石も、帰りにつくづくみると岩がすぐに落ちてきそうですね
2016年04月01日 15:50撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 15:50
やはり往きには何気なく通った落石も、帰りにつくづくみると岩がすぐに落ちてきそうですね
道下にある木の幹には新しく岩の当たった後が生々しい
2016年04月01日 16:06撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 16:06
道下にある木の幹には新しく岩の当たった後が生々しい
上を見上げると、いつ落ちてきてもおかしくない様子
2016年04月01日 16:06撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/1 16:06
上を見上げると、いつ落ちてきてもおかしくない様子
朝は写真が撮れなかった駐車場の写真です。朝5時には誰もいませんでしたが
2016年04月01日 16:35撮影 by  TG-3 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/1 16:35
朝は写真が撮れなかった駐車場の写真です。朝5時には誰もいませんでしたが
奥多摩を訪れる最後は必ずよるお肉屋さんの「まるみや肉店」。奥多摩駅ビジターセンターの道路を挟んだ反対側にあります
2016年04月01日 17:01撮影 by  iPhone 6s, Apple
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4/1 17:01
奥多摩を訪れる最後は必ずよるお肉屋さんの「まるみや肉店」。奥多摩駅ビジターセンターの道路を挟んだ反対側にあります
購入してすぐパクッついたので、購入した時の写真ではありませんが・・・。1個70円で注文してから揚げてくれます。特に山帰りの疲れた時に、ホカホカのコロッケを何も付けずに頰ばる魅力は辞められません
2016年04月02日 08:10撮影 by  iPhone 6s, Apple
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4/2 8:10
購入してすぐパクッついたので、購入した時の写真ではありませんが・・・。1個70円で注文してから揚げてくれます。特に山帰りの疲れた時に、ホカホカのコロッケを何も付けずに頰ばる魅力は辞められません

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図(ブック) 携帯 時計 タオル カメラ
備考 暖かくなったので水を1リットルから2リットルに増量。帽子。

感想

今回は、10時間くらいの山歩き練習をかねて、小河内ダム下の小根から雲取山に登り、鴨沢に下る予定で出発しました。

山歩きの練習なので曇りなら良いと思い、前日に天気図と天気予報を確認すると、曇りで遅くなると雨ぽい。

朝4時頃起きて外を見ると、空が真っ暗で雲が厚そうなので天気が悪いと判断して二度寝しました。寝ようとしましたが曇りでも練習なら良いかと思い直し出発。なんと、外が暗いのは薄く雲がかかった空に下弦の月のために、空が暗かっただけでした。まあ、気圧配置も微妙だし、天気予報も晴れではないしで期待しないでだれもいない水根駐車場に到着。

 道路標識が完備しているのは嬉しい誤算でしたが、私的には看板が小さくて目立たないので看板を見つけにくい感じ。外国の方々にはつらいのではないでしょうか。

 朝早いのでたぶんソウシチョウがうるさい位あちこちで鳴いています。。道はハッキリしているので迷うことはありませんでしたが、急傾斜面を横切る細い道なのでなんとなく、年を取りバランス感覚がなくなっていた私としては路肩を踏み外しそうな怖さがありました。

 しばらくは緩やかに登る谷東側斜面を進み、途中で河川に降り西斜面に移りしばらくは、そのまま緩やかな上り坂を進むハイキングコースのような道を進みます。渓流の西斜面に移りしばらく行くと、登山道を横切るように道を塞いでいる倒木があります。たちが悪くて木の根が道路を塞いでいるので、木をまたいでやり過ごすことができません。さらに、その木は足をかけると、その重さで下にずり落ちそで、ずり落ちるとその影響ですぐ横に倒れている細木を巻き込んで落ちそうです。できれば、この木を避けるように大回りした方が良いでしょう。

 倒木がたくさん倒れる小さな谷を横切ると、尾根を登るようにジグザグの急傾斜の道が尾根近くまで進みます。渓流脇を歩いている時、山頂方面に陽が当たるのが見え、うれしくなります。やはり、曇りよりは晴れている方うれしい。

 尾根に出てしまえば急傾斜の道は無くなり、比較的緩いのぼりの道となります。このあたりの高度になると種類は分かりませんが木にも標高が高くなったことを感じさせる木が多くなります。

 まだ若葉が出ず、比較的見通しの良い森林内を朝日を背中に受けながら歩くので、帽子を忘れたことに気づきます。曇り予想をしていたので、まさか日差しが強いことを考えてませんでした。そのかわり、尾根付近を歩くのは風も強くなく気持ちが良い。あんまり気持ちが良いので、尾根を巻くのではなくピークからピークへの尾根歩きしたくなる気持ちが出てきましたが、初めての長丁場の山歩きで余分な体力消耗は防がなくてはならないので尾根歩きは断念。

 それでも、鷹ノ巣山と七つ石山だけは体力に余裕がある往きで寄ってしまいました。おかげで期待していなかった富士山を拝むことができたし、思ったより至近距離で鹿さんたちと合うことができたし良い思い出となりました。

 七ツ石山西斜面は道にも雪が残り、皆さん歩くところを工夫されているようでした。西斜面に雪が残るのは、午後には晴れることが少ないのでしょうか。鴨沢からの道が合流するブナ坂から、こちらのサイトでどなたかが書かれていたダンシングツリーなるものを見たくて探しながら雲取山山頂まで歩きましたがついに見つからず。

 昨年9月から今回で4回目の雲取山登山ですが、初めて誰にもお合いしていないのに気づきました。10時頃になり早朝の鳥の鳴き声もおさまり、人もいず、風がわずかに木枝を揺らす音が聞こえるだけと静か。今までは、必ず誰かが休憩していた奥多摩小屋の前にも誰もいません。平日はこんなものなのでしょうか。それとも4月1日だからでしょうか。嘘でしょうか。

 雲取山避難小屋が見えてきましたが、空が急に暗くなり、東に見えていた大岳山、御嶽山が見えなくなり始めます。まずい。せっかくここまで来たからには山頂にタッチしてすぐに引き返すことを考えます。

 山頂付近の道はぬかるんでいて、靴を汚したくなくても山頂にタッチするためには泥道を歩くはめに。山頂の写真を撮っている間にも、今登ってきた尾根を雲が北から南に横断し始めます。さらに、今まで見えていた飛龍山方面へも雲取山を覆った雲が向かい、見えなくなりました。前回までは鴨沢から雲取山まで約3時間とそれほど疲労は感じなかったのですが、今回は山頂まで約6時間歩き足がお疲れモードを発してます。

 11時30分頃。雨の中を歩く覚悟をしながら、栄養補給とストレッチを素早く済ませさっさと下山開始。本人は飛ぶように歩いているつもりで下山。途中、ブナ坂手前でアレッ。もしかしてダンシングツリーってこれ?。とりあえず帰ってから確認するために、写真を一枚パチリ。

 午後1時くらいになると、雲が空を覆っているだけで、風が出たり、湿度が上がりそうもないので、雨の心配がチョットなくなり安心です。こころなしか、雲の厚みも薄くなった感じ。ブナ坂から鴨沢まで約2時間。水根まで約4時間と見積もりました。足の疲労は気になりますが、どちらも基本的には下り道で、足へのインパクトは登りほどないので4時間でもいたわりながら歩けばなんとかなるかな。特に今回は10時間くらいの山歩き練習もあるので水根まで戻ることに決定。

 ブナ坂から約2時間で鷹ノ巣山避難小屋に到着。途中疲れを感じたら、ちょっと腰掛け、水分補給と軽くマッサージ。鷹ノ巣山非難小屋ではストレッチ、マッサージ、水分補給をしたりで結構ゆっくりしたつもりでしたが記録を見ると5分休んでなかったようです。新しい電池を入れたので問題ないと思っていたガーミンGPSが、電池切れが近いことを警告してきたので予備電池と交換。

 時間的には余裕があるにもかかわらず、なんとなく暗くなるのが早く感じたので心落ち着かずというところでしょうか。特に同じコースの往復だとGPS軌跡があると、コース全体と現在位置の確認ができ歩く計画が立ちますね。日の入りが18時頃で、山中が暗くなるのが4時30分位からだと考えていたのでまだ4時なら十分明るいと考えていたのですが、誰とも会えなかったためか暗くなるのがチョット早い気がしてきました。そのため、下りはちょっと焦りがでて休むに休めない感じになります。

 登りに使った道は下りも使ったのですが、路肩が崩れやすかったり、落石が多そうだったりと、動物の感覚を研ぎ澄ました方が良い道だと感じました。

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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
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