谷川岳（西黒尾根〜谷川岳〜天神尾根）

2016年04月09日(土) [日帰り]

• GPS: 06:32
• 距離: 9.4km
• 登り: 1,442m
• 下り: 902m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:51
• 休憩: 0:42
• 合計: 6:33

距離 9.4km 登り 1,442m 下り 917m

7:40 谷川岳ベースプラザ
8:00 8:04 西黒尾根登山口
9:59 10:06 ラクダの背(ラクダのコブ)
10:11 ラクダのコル
11:05 11:08 ザンゲ岩
11:24 11:25 肩の広場ケルン
11:31 11:35 谷川岳（トマノ耳）
11:49 11:50 谷川岳
11:53 12:00 奥の院
12:24 谷川岳（トマノ耳）
12:29 12:30 谷川岳・肩の小屋
12:48 12:53 天狗の留まり場
13:16 13:25 熊穴沢避難小屋
14:13 天神平

谷川岳ベースプラザ07:40→08:00西黒尾根登山口→09:59ラクダのコブ→10:11ラクダのコル→11:05ザンゲ岩→11:24肩の広場ケルン→11:31トマノ耳11:35→11:49オキノ耳→11:53奥の院→12:24トマノ耳→12:29肩の小屋→12:48天狗の留まり場→13:16熊穴沢避難小屋13:25→14:12天神平
[TOTAL：6時間33分]

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

関越道 水上IC→谷川岳ロープウェイ
http://www.tanigawadake-rw.com/access/
谷川岳ベースプラザまで積雪まったくありません。
・駐車場￥1,000
・ロープウェイ片道（天神平→土合口）￥1,230

コース状況／危険箇所等

登山届＆下山届は谷川岳ベースプラザで提出。トイレはベースプラザ、登山指導センター、天神平にあります。
＜西黒尾根＞
登山口は登山指導センターを通り過ぎ、「絶対に入らないで下さい」と書かれたゲートを抜けて旧道沿いを5〜6分歩いた道路の左側にあります。（ゲート手前、指導センターの裏側に無舗装の道があったので、そっちに進んでしまいましたが藪だらけで引き返しました。）
標高1,000mくらいまではほぼ積雪なく、その後も3割くらいは夏道が出ていました。雪質はザラメで午前10時をまわる頃には腐ってきて踏み抜いちゃって面倒。雪庇になってる南側に近づきすぎないよう注意。先行者のトレースが有難かったです。
ラクダの背から一応ピッケルを持ちましたが、アイゼンなしでOKでした。
＜天神尾根＞
上部の雪田からずっとグザグザ、岩場では夏道もけっこう出てました。尾根上の雪が少ないせいか、一部巻き道もあり。雪は腐ってるし、踏み抜くと厄介だしでアイゼンは使いませんでした。

写真

4/9 7:43

谷川岳登山指導センターよこの案内図。今日は西黒尾根ルートで登ります。

4/9 7:56

「絶対に入らないで下さい」ってことでひとつ手前の指導センターの裏の道とかウロウロしたけど、けっきょくココ抜けます。

4/9 8:00

8:00 西黒尾根登山口、ここまで20分もかかっちゃいました（笑）

4/9 8:17

谷川岳も春ですねえ、登山道にハクサンフウロみたいな花。

4/9 8:19

西黒尾根に乗ったあたり、鉄塔ありました。

4/9 8:19

木々の間から見えてきたのは白髪門のほうでしょうか。

4/9 8:20

鉄塔の先から残雪が出てきました。またすぐ夏道になるけれど。

4/9 8:39

1,000mくらいまで来ると、ようやく積雪。

4/9 8:47

たしかにここまで1時間くらいですが、4時間もかかるんかいな、やれやれ。

4/9 8:49

ちょっと山頂のほうの眺めも開けてきました。このあたりは左に終わりかけの雪庇、夏道を行きます。

4/9 9:16

振り返ると、上州武尊かな。

4/9 9:27

1時間半くらい歩いて、ようやく天神平より高くなったかな。

4/9 9:29

クラックが目だってきました。踏み抜きもだんだん増えてきます。

4/9 9:38

あれがラクダのコブだろか？

4/9 9:45

谷川岳のピークかな？

4/9 9:52

岩場はすっかりクサリが出ています。

4/9 9:54

先行パーティが見えました。階段のようなステップに感謝。

4/9 10:06

9:59 ラクダのコブで小休止。ここでストックからピッケルに。

4/9 10:10

ラクダのコルは、出がらしのナイフリッジ。

4/9 10:14

登ってきた尾根を振り返ります。

4/9 10:19

岩場に出ました。左にまわってもう少し雪の上を歩きました。

4/9 10:24

クサリ場も完全に出ています。

4/9 10:24

冬靴は足首固いから岩場はきらいだなあ。

4/9 10:28

見下ろすと、一人登って来るのが見えます。

4/9 10:34

ルートの左側にザンゲ岩が見えてきました。

4/9 10:35

左側は雪庇になってるので、やや右を歩きます。

4/9 10:51

右のピークがオキノ耳、まん中がトマノかな。山頂に登山者も見えました。

4/9 11:11

左を見ると、天神尾根を登って来る登山者の行列。あっちは賑やかそうです。

4/9 11:17

トマノ耳（左）とオキノ耳（右）。雪庇もまだ顕著ですね、コルを歩く登山者の姿も。

4/9 11:20

先行パーティの2人が緩やかな雪壁を越えて行きます。ここを越えたら肩の広場。

4/9 11:21

1時間ほど前に僕の下にいた方が、僕を抜かして行きました。2時間くらいでこの尾根を登るそうです。早い〜！

4/9 11:24

ふう、肩の広場のケルンが見えました。

4/9 11:24

11:24 肩の広場。そのままトマノ耳に向かいます。

4/9 11:28

登山者で賑わうトマノ耳。

4/9 11:31

11:31 谷川岳トマノ耳とうちゃこ（1,963m）

4/9 11:31

そばにいたおじ様に撮っていただきました。俺もおじ様ですがw

4/9 11:33

トマノ耳から望むオキノ耳。斜面にはクラックが見えます。

4/9 11:33

上州武尊山でしょうか。左奥にうっすら奥白根。

4/9 11:34

ひらべったいのは苗場山かな。

4/9 11:34

うっすらですが、浅間山も。

4/9 11:35

赤城山も、霞んでます。

4/9 11:37

というわけでオキノ耳へ。雪庇がなかなかすごいですね。

4/9 11:44

双耳峰のコルから見上げるトマノ耳。

4/9 11:49

11:49 谷川岳オキノ耳とうちゃこ（1,977m）

4/9 11:51

オキノ耳から。奥のなだらかなピークが一ノ倉岳でしょうか。

4/9 11:53

11:53 奥の院に御参り。

4/9 12:06

これは日光方面ですかな。

4/9 12:13

さて、下山します。トマノ耳は絵になりますね。

4/9 12:14

俎嵩山稜もきれい。

4/9 12:23

オキノ耳を振り返ります。名残惜しいけど、また来年〜。

4/9 12:29

12:29 肩の小屋。営業はしてないと思うけど、たくさんの方が寛いでました。

4/9 12:31

というわけで天神尾根に下ります。

4/9 12:37

グザグザの斜面をグリセードしてたら、このクラックにハマって、脱出しようとしたら足が攣って難儀しました。

4/9 12:48

12:48 天狗の留まり場。

4/9 13:16

13:16 熊穴沢避難小屋で小休止。去年はもうちっと埋まってたかな。

4/9 13:28

下りてきた天神尾根をふりかえります。

4/9 13:28

天神尾根、やっぱり気持ちいいですね。もっと雪があるときに来たい。

4/9 13:34

尾根どおしかと思いきや、雪なくなって東側を巻くところあります。

4/9 13:41

ふたたび尾根に乗って、岩場の通過。アイゼン履いてる人多く、ここはプチ渋滞。

4/9 13:47

なだらかな尾根道が続きます。スキー場が見えてきました。

4/9 13:59

天神峠から見上げる谷川岳。

4/9 14:13

14:13 天神平とうちゃこ。おつかれさまでした〜。

撮影機器：

DMC-FT20 Panasonic

E-PL6 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

YOS1967

去年は天神尾根ピストンでガスガスだった谷川岳、今年も何度か狙ってたけど予定の合う日はことごとく微妙な予報で、ようやくこの週末に登ることができました。
今回はかねてから登ってみたかった西黒尾根から。まずは西黒尾根の登山口を見つけるのに一苦労、だってゲートには絶対に入ったらアカンって書いてるし。（笑）
西黒尾根、何大急登とかいわれてるけど、全般的にはそうでもなかったような。
しかしこの日は春のような（春ですが）暖かさで、ベースレイヤー1枚で十分でした。雪も少ないし、ズボズボ踏み抜くわで、今度はもうちっと雪が締まってる季節に来たいです。
しかし今日は水分補給に失敗したんでしょうか、下山中にグリセードの真似事してたらクラックにハマり、脱出しようとしたら足が攣って難儀しました。結局、そのあと大幅にペースダウン。
というわけですが、やはり年に一度は登りたい谷川岳、なんとか今シーズンも登れてよかったです。