岳沢、前穂高岳、奥穂高岳

- GPS
- 14:27
- 距離
- 26.1km
- 登り
- 2,158m
- 下り
- 2,178m
コースタイム
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 8:05
- 山行
- 5:47
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 6:21
| 天候 | 晴れ時々ガス |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
翌日はタクシーで上高地BTへ |
| コース状況/ 危険箇所等 |
・上高地→岳沢小屋 よく整備された登山道。危険箇所はない。 ・岳沢小屋→紀美子平 かなりの急登。クサリ場やハシゴがあるが注意して進めば問題はなし。 ・紀美子平→奥穂高岳 吊尾根。トラバース、岩登りが多い。三点支持等に気をつけて進めば難しくはない。 ・奥穂高岳→穂高岳山荘 下り。最後まで気を抜かなければ問題はない。 ・穂高岳山荘→涸沢カール ザイテングラート。ガレ場の下り。浮き石、転倒等に気をつければ問題なし。 |
| その他周辺情報 | 上高地の観光施設 さわんど温泉 平湯温泉 |
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
フリース
ズボン
靴下
グローブ
防寒着(ダウン)
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
調理用食材
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ヘルメット
|
|---|---|
| 備考 | 折りたたみ椅子 ミニ三脚 |
感想
初日は上高地から重太郎新道を経由して穂高岳山荘までのルート。長丁場で体力のいる1日になりそうだったので少しでも早く出発したい。バスを待つ時間も勿体なかったので沢渡駐車場から少し贅沢をしてタクシーで上高地BTへ。人の少ない静かな上高地を進む。
岳沢小屋までの登山道はよく整備されていて歩きやすかった。燃料補給をして先へ進む。重太郎新道は噂に聞いていた通りキツかった。ハシゴやクサリ、急登が紀美子平まで続く。手も使いながらひたすらに登る。途中、岳沢パノラマなどで後ろを振り返ると絶景が目前に広がる。その都度癒され次へと進むパワーへと変わった。紀美子平へ到着後は荷物をデポして身軽で前穂高岳へ登頂。テン泊装備のザックがないと体が軽い。あいにくのガスで景色は堪能できなかったけど達成感に浸る。
紀美子平から奥穂へは岩場のトラバースが続く。緩やかな登り。気を緩めず進めば危険箇所は少ない。南陵ノ頭手前の長いクサリ場も慎重に進めば問題はない。アスレチック感覚でむしろ楽しい。奥穂の山頂も見えてきた。その後も岩場を登り山頂に到着。再び達成感に浸る。ガスの合間から前穂やジャンダルムも見える。いい眺め。少し休憩して山荘へ向かう。
緩やかに岩場を下りてゆく。山荘が見えてきたら徐々に急勾配になる。長時間歩いてきて宿泊地の山荘が見えると急に安堵感に包まれるが気を緩めず集中して下りる。特に最後のクサリ場、ハシゴは慎重に進む。長い1日の終わり。
テントを張ってまずはビールで喉を潤す。至福の時。キレイな夕焼けを見ながら疲れを癒す。何も考えずただただ景色を見る。前穂、蝶ヶ岳、常念岳も見渡せる。ところが夜になると稜線上のテン場は爆風に。テントが飛ばされるかと一晩中ヒヤヒヤした。あまり熟睡はできず。朝には風は少し収まったが時折強風が吹く。撤収時も風に飛ばされないよにタイミングを見計らって素早く行う。おそらく今までで一番早かった。
2日目。まずは準備運動も兼ねてサクッと涸沢岳へ。快晴。360度見渡す限りアルプスの山々。カメラ撮影が忙しい。再び山荘に戻ってザイテングラートで下山。ガレ場の下りは浮石も多く転倒しやすいため慎重に進む。涸沢小屋まで下りて小休憩。カールの絶景を堪能。
この日は3連休初日なので多くの人が上高地から登ってくる。登山道ではすれ違いに時間を要する。なので涸沢カールから横尾までは急足で下りる。すでに多くの人が横尾で休憩していた。横尾からは道も広くゆったりと歩ける。涸沢カールから徳沢までノンストップ。徳沢も多くの人で賑わっていた。有名なアイスでもカレーでもなくチャーハンを頂く。うまい。体力回復。その後はバスターミナルまでひたすら歩く。このルートは久しぶりに歩いたけど長い。足の裏が痛くなってきた。
明神館からは更に観光客が増える。河童橋付近には大勢の人が。まっすぐ歩くのにも苦労する。人混みの中をバスターミナルまで歩く。バス停には多くの人が並んでいたがバスは時刻表に関係なく随時運行しており待ち時間も少なかった。お土産も無事に買えた。車に戻り沢渡駐車場の近くにある上高地ホテルの日帰り入浴で全身をリフレッシュ。登山後に温泉に入れる山行は幸せだ。このまま風呂上がりにビールを飲んでもう1泊したかったが家族が許してくれない。帰路へ。
今回の山行は、登ってみたかった重太郎新道と泊まってみたかった穂高岳山荘でのテン泊の両方を満喫できた。天候にも恵まれ心に残る2日間になった。いい写真も撮れた。各山荘で手ぬぐいも買えた。満足。個人的な好みだが穂高岳山荘のビールがサッポロではなくアサヒかキリンだったら更に良かったのになぁ。今度は北穂高岳方面から小屋泊で来よ!
mrtn8810
















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