万年山（大分県玖珠郡玖珠町・九重町）

2016年04月10日(日) [日帰り]

• GPS: 06:49
• 距離: 21.1km
• 登り: 1,026m
• 下り: 926m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:30
• 休憩: 0:20
• 合計: 6:50

7:20 北山田駅
7:30 三日月の滝
7:50 泊里登山口
10:00 鼻ぐり岩
10:40 11:00 万年山
11:50 おしがおの台
13:00 黒猪鹿登山口
13:30 町田
14:10 引治駅

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

引治駅に車を停め、JR久大本線に乗車。引治〜北山田間（16分、280円）

コース状況／危険箇所等

上り（北山田駅〜鼻ぐり岩〜万年山）
北山田からの登山道は既存の作業道を活用していて、荒れ気味ではあるが道筋はしっかりしています。道標も十分あります。脇道、枝道が多いので注意が必要。万年山の頂上台地に上がってからは良く整備された登山道
下り（万年山〜黒猪鹿〜引治駅）
九州自然歩道から外れずに、道標に従って慎重に進めばスムーズに下れるはずです
おしがおの台（985mピーク）から麓に向かって下りるルートが地図にありますが、廃道状態。
黒猪鹿からは車道歩き。

その他周辺情報

万年山　北山田ルート
旧登山道を半世紀ぶりに復活。
http://www.kitayamada-community.jp/katudo-dantai/97-haneyama.html

九重温泉館　見晴らしの湯
引治駅から車で５分。大人３００円
http://kanko-asp.coara.or.jp/miwatashis/spots/detail_page/6602

写真

4/10 6:19

早朝の引治駅。シンプルな駅舎の無人駅

4/10 6:20

隣はくじゅう登山口駅の豊後中村駅。
引治は地味だけど、九重町役場の最寄り駅です

4/10 6:20

マイカーを駐車スペースに置かせて貰い、ちょっとだけ列車の旅

4/10 7:03

片面ホームに春が来た。
列車も来た。

4/10 7:03

始発列車は3両編成
ローカル線では異例の長さだね

4/10 7:12

豊後森の扇形機関庫（車窓より）

4/10 7:12

福岡から移ってきた9600型機関車も停まっている

4/10 7:12

豊後森駅から万年山方面

4/10 7:19

ショートトリップ終わり。北山田駅到着

4/10 7:20

スロープにさくらの花びらカーペット！

4/10 7:20

北山田駅、高台にあって眺めがよい

4/10 7:20

ホームから滝が見える。

4/10 7:21

さすがに2時間では登頂出来ないと思うな。

4/10 7:21

ロッジ風の駅舎

4/10 7:23

中は観光物産館。きっぷは売るのかな？

4/10 7:24

2階眺め良さそう。

4/10 7:26

駅前の国道渡って階段降りる。

4/10 7:29

歩きはOK？

4/10 7:29

風力発電の山、鏡山

4/10 7:29

玖珠町のマスコット的存在　伐株山。

4/10 7:31

4/10 7:33

玖珠川の代表的な滝、三日月の滝

4/10 7:34

平安時代の悲恋の舞台だそうだ。

4/10 7:35

ここの駐車場に、万年山登山道最初の道標があった。

4/10 7:35

橋を渡ります

4/10 7:36

副流水路がカッコイイ

4/10 7:37

女院と一緒に身を投げた十一人の侍女って。すごいな

4/10 7:38

滝ときりかぶ。

4/10 7:39

滝神社

4/10 7:40

古いけど情報満載な案内板があった。

4/10 7:44

泊里集落。麓の集落

4/10 7:44

こいのぼりのバス停

4/10 7:45

道標、間隔が密だな〜。

4/10 7:47

北山田の谷を見下ろす

4/10 7:49

再び鏡山。再生可能エネルギーの自給率は日本一。

4/10 7:51

良い所だね。

4/10 7:52

万年山登山口。防獣ネットは里山の標準装備になりつつあるの？

4/10 8:05

コブシ。

4/10 8:07

道はしっかりある。石畳の跡かな。

4/10 8:08

4/10 8:13

この標識何個目か忘れたけど、ここで気付いた・・

4/10 8:13

「万」の字、失敗してるんじゃなくて、ダブルメーサの万年山の山体を模しているんだ。

4/10 8:18

いきなり急坂だったけど、ここで一息つく。

4/10 8:23

植林の中の作業道を進む。幾分なだらかになった

4/10 8:23

若葉が鮮やか〜。

4/10 8:28

いきなり高原地帯。万年山牧場の敷地内

4/10 8:28

山頂台地も初めて姿を現した

4/10 8:40

牛舎の跡？廃屋に出くわす。

4/10 8:42

まだまだ先は長いねー。

4/10 8:49

スミレも咲いてました。

4/10 8:52

防獣ネットに沿って歩くんだけど、

4/10 8:53

4/10 8:54

これがなかなか歩きにくかった。藪とネットの間の狭い空間を進む

4/10 8:56

幹は倒れていても今年も花を付けた。

4/10 9:02

またしても　防獣ネット・・・！

4/10 9:12

いくぶん近づいた？

4/10 9:24

大きなコブシの木

4/10 9:28

ここで本日初由布岳。この辺りでは見えたの一瞬だけでした

4/10 9:31

木の子岳かな？

4/10 9:46

再びの植林帯

4/10 9:49

ぐうてい類の足跡が！

4/10 9:50

久しぶりに車道に出会った。

4/10 9:51

標高はもう800m超、一気に見通しも良くなった。

4/10 9:51

有名なミヤマキリシマ花畑もあります。

4/10 9:57

車ならこの辺りまで来れるんだよね。

4/10 9:58

4/10 9:59

南側、山浦登山口からのルートが出会う

4/10 10:00

ここからが万年山のメイン。
ハナグリ登りはこっち！

4/10 10:02

見えた！空洞開いてる！

4/10 10:03

鼻ぐり岩。人一人通り抜けられるくらいの幅の空洞

4/10 10:03

通り抜ける時、地下水か、雨水か滴り落ちてきた。

4/10 10:06

ここ！今日一の急登

4/10 10:08

急登は一瞬で終わり、なだらかに登る頂上台地に到達。

4/10 10:14

こんな感じの道が3km続いた。

4/10 10:24

折しもアセビが満開。

4/10 10:27

まだ頂上遠い。

4/10 10:36

アセビの株がほんとに多かったな。

4/10 10:44

万年山（1140.2m）

4/10 10:44

三角点にもご挨拶

4/10 10:47

広い頂上に登山者は自分ひとりだった

4/10 10:48

ネットの地理院地図を貼り合わせて作った集成図「万年山」
範囲が広くなるのは仕方ない。山が大きい

4/10 10:51

九重連峰、近い！

4/10 10:52

渡神岳、釈迦岳、御前岳
津江の山々。

4/10 10:57

岳滅鬼山、英彦山、経読岳

4/10 10:58

手前伐株山、奥が木の子岳

4/10 10:58

玖珠盆地の向こうに八面山、鹿嵐山

4/10 10:58

由布岳、山頂からはしっかり見えるね

4/10 10:59

由布岳、倉木山、城ヶ岳。
展望抜群の山頂でした。

4/10 10:57

九州自然歩道に合流、下りはこの道で

4/10 10:57

麓まで　9.8km！？

4/10 11:00

気温は13℃。

4/10 10:59

万年山の由来。

4/10 11:02

さいごに伐株山　アップ。

4/10 11:09

一気に下る！

4/10 11:33

豪快に間違える！
どこで間違えたか、宝泉寺方面に真っ直ぐ降りる「カレ谷コース」に下りて行きそうになってて慌てて引き返す。
地図にない林道を通って、九州自然歩道に無事復帰。

4/10 11:36

林道から上万年（万年山の山頂台地）が見えてきた

4/10 11:39

4/10 11:44

上万年台地

4/10 11:47

上万年の展望台、おしがおの台へ

4/10 11:49

陸に上がった巨大な鯨のようだ。

4/10 12:23

奇怪な形の大きな山

4/10 12:23

おいしいやつ。

4/10 12:25

4/10 12:34

ここだけめっちゃ赤い土だった

4/10 12:35

威風堂々という感じです。

4/10 12:40

運転手さん無事だったんでしょうか。。

4/10 12:41

4/10 12:52

つばき、自然の色と思えないくらい赤い

4/10 12:54

清流

4/10 13:00

この方向からの、この形の大船山は珍しくてちょっとテンション上がる。韓国岳みたい。

4/10 13:01

三俣山、中岳、天狗ヶ城、久住山、星生山。
麓から中岳見えるのレア

4/10 13:02

やっぱり最後にも門扉。

4/10 13:03

ハンドル式だ。

4/10 13:03

人里に下りてきたぞー！

4/10 13:04

きれいな棚田の黒猪鹿集落

4/10 13:05

手前の小倉岳と奥の崩平山、形態模写してるみたいにそっくり
頂上に塔ある所まで同じ。

4/10 13:05

たんぽぽ

4/10 13:06

花と湧蓋山

4/10 13:08

山里の春です。

4/10 13:08

4/10 13:08

ツルニチニチソウ

4/10 13:09

桃源郷かな？

4/10 13:09

南向き斜面の集落を下る。

4/10 13:10

わんわんわん！！！

4/10 13:11

ここで九州自然歩道とお別れ。
今日もお世話になりました。

4/10 13:12

なのはな

4/10 13:12

4/10 13:14

4/10 13:17

野の花でいっぱいの黒猪鹿集落でした。

4/10 13:21

玖珠の鯉のぼりバス停に対して、九重の吊り橋バス停

4/10 13:26

アザミ〜。

4/10 13:31

国道に出てきました。あとはずっと車道沿い

4/10 13:36

国鉄宮原線　町田駅跡。駅名標とホームが残る

4/10 13:36

線路は国道バイパスに。

4/10 13:38

駅に上る階段だったのかな？

4/10 13:39

国道旧道と町田の集落

4/10 13:39

駅舎無くなった分、バス停には待合室がある

4/10 13:44

玖珠川の支流町田川沿いを、引治駅に向かって歩く

4/10 13:47

ようやく青空の下の万年山。

4/10 13:50

小倉神社

4/10 13:51

4/10 13:58

町田から引治に抜ける峠道、トンネルをくぐる。
歩きでトンネル抜けるのはやっぱりあまり気持ち良いもんじゃないなあ。

4/10 14:09

再び引治駅！
駅付近の温泉でひとっ風呂浴びて帰る。

撮影機器：

Canon IXY 210F Canon

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） 携帯 時計 サングラス タオル

感想

masaya_

ひたすら長い距離を歩きたい時ってありますよね。そんな時に歩こうと思って以前から考えていたコースが万年山の北山田コースでした。東西に長い万年山の稜線を西から東へ、麓から頂上まで歩いていくかつての登山道が整備されたというこのコース。片道8..9kmの　長い長い登り。変わっていく風景にわくわくしながら登りました。ミヤマキリシマの時期でも良いかと思っていたのですが、暑くなる前の今回挑戦することにしました。
下山路は九州自然歩道を利用して九重町方面へ。町田集落を経由してJR引治駅まで繋ぎました。北山田駅〜引治駅間、ここでもまた　ステーションtoステーションやってます。九州でも指折りの登山鉄道・JR久大本線、まだまだ利用価値ありそう。

歩き終えて、改めて山が大きい！20キロを超える長い道筋で山頂は万年山1つという、大きな山体を実感する横断ルートになりました。