厳冬期赤岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,473m
- 下り
- 1,473m
コースタイム
美濃戸口〜美濃戸〜赤岳鉱泉(泊)
2日目
赤岳鉱泉〜行者小屋〜文三郎尾根〜赤岳〜赤岳展望荘〜地蔵尾根〜行者小屋〜南沢〜美濃戸〜美濃戸口
天候 | 1日目:快晴! 2日目:快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
赤岳山頂付近の岩場は滑落厳禁! 地蔵尾根はシリセードできました。 以下写真 (stk) Nikon D300 SIGMA 18-125mm f/3.8-5.6 DC OS HSM |
写真
感想
厳冬期の八ヶ岳中級編として、硫黄岳に登る予定でしたがランク1つ上の赤岳に登りました。寒さはアルプスにも引けをとらない八ヶ岳ですが今回は天気が落ち着いてました。先週は稜線で-25℃くらいまで下がったらしいですが今日は-15℃をちょっと下回るくらいか?それでも山頂付近にでればものすごい風!かなり達成感のある山行になりました。
感想をポイントごとに。。
1.赤岳鉱泉
初めて泊まりました。なかなかキレイな小屋です。小屋の前はアイスキャンディー(アイスクライミング用の人工氷壁)が高くそびえていました。宿泊者の中には八ヶ岳の有名なガイド加藤ミキさんという方がいたようです。この時は名前くらいしかしりませんでした。
2.眺め
やはり雪山の眺めは最高だ。文三郎尾根からの阿弥陀岳や、高度を上げてからの権現岳。さらに高度を上げると頭を出す南アルプスの峰々。遠く南には富士山が。。真っ白な北アルプスももちろん感動でした。厳冬期の厳しさがそのまま美しさとなって迫ってくる感じでした。
3.赤岳
頂上直下の急な岩場は、雪が風で飛ばされて岩をアイゼンで歩くという雰囲気でした。これはこれでトレーニングになったかも。頂上は風が結構強く、地吹雪が舞い上がるような感じでした。展望荘への下りは急なので、そこそこ緊張。ただアイゼン付けて前向きに体重かける事は出来て、斜面をしっかり捉えていたので恐怖感はありませんでした。
下りは地蔵尾根で、雪深いところは尻セードでくだりました! 調子にのって谷の方に落ちそうになりました(笑)
4.その他
初の本格的な冬山。そうして選んだ赤岳。厳しさよりも美しさの方がより一杯味わえたような気がする。逆にいうと吹雪、ノートレース、ビバークと(悪い)イベントテンコ盛りだった初冬山の天狗岳がそれだけ強烈なインパクトを自分に与えていたという事だろう。もちろんあんな思いは今後はまっぴらゴメンだが(笑)
了
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