今度は局ヶ岳⇔栗ノ木岳のカタクリ偵察でダイダラザウルス第2段!
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- GPS
- 10:27
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 2,532m
- 下り
- 2,519m
コースタイム
- 山行
- 8:58
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 10:26
天候 | 晴れ! ☼ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場有 7、8台程度駐車できます。 昨年より少し広くなってました。 高見トンネルを抜けて国道166号線を松阪方面へ走り、道の駅飯高駅を過ぎて 少し行った所に、小さな「←局ヶ岳登山口」の標識があります。 逆方向の松阪方面からは大きくわかりやすい表示がありますが、この表示は 奈良方面から来た場合見えないので、小さな標識を見落とさないよう注意。 国道からそれると、どんどん坂を登って行き民家の前のT字路で左折して その先から道が細く急坂になってしばらく進むと局ヶ岳神社の前に出ます。 ここにはそこそこ停められる駐車場とトイレがあります。 神社の前を通り、すぐ先で左へ大きく曲がりそのまま道なりに進むと 新道登山口に着きます。 注意!この林道、駐車場の少し手前で路面に大きく深い穴があり、ハマると 底をコスると思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口⇔局ヶ岳山頂 新道コースは良く整備されていて危険な所はありませんが、急斜面を 幾度となく折れ曲がりながらジグザグに登って行きます。 局ヶ岳山頂の直下でそこそこ急な直登となり、しばらく頑張ると山頂に 到達します。 山頂からは中部電力の反射板方向以外、ほぼ360度の絶景が拡がります。 局ヶ岳山頂⇔P942 山頂からしばらく急な下りですが道はハッキリしてます。 ただ、仁柿峠本コースが分かれてからは踏み跡がわかりにくいところが あり、そしてP942まで急登・急下降の小さなピークがいくつもあります。 P942の展望ピークはとても狭く、両側が切れ落ちてるので1人立つのが精一杯 です。なので、転落に要注意です。 でもここからは、北〜西〜南方向の展望があり、南東には局ヶ岳がでっかく 聳え立ってます。 P942⇔庄司峠 小さな狭いピークからヤセ尾根の急下降となり、その後は踏み跡が不明瞭な ところも多く、地図やGPSは必須だと思います。 基本、尾根を外さなければ大丈夫と思いますが、尾根が広くなった所は 皆さんいろんな所を歩くためか踏み跡がわからないことも多いです。 特に見通しの悪い所は注意した方がいいです。 庄司峠⇔若宮峠 庄司峠から急登が始まり、しばらく我慢すると緩やかになります。 庄司山の東側(局ヶ岳方面)の直下からは直登ルートと、庄司山から北へ延びる 尾根に乗る巻道との2ルートがありますが、巻く方がテープも多く踏み跡もしっかりしているので、こちらのルートの方が通常のルートと思います。 しかし、急やけど直登ルートの方が楽かも? 今回は、往路では直登ルートを登り、復路で巻くルートを選択しました。 復路(栗ノ木岳⇒局ヶ岳の)庄司山から下りてきた時に巻道に入るには、巻道の ポイントにはテープがたくさん巻かれているので、そこを右折です。 テープを見逃さないよう注意して下さい。 なお、この北へ延びる尾根も登山コースになっているのか、踏み跡も テープもしっかりありましたが、この尾根を下らないように。 庄司山から先、若宮峠まで急登急下降のアップダウンがいくつもあり、 案外疲れます。また、踏み跡の薄いところも所々あります。 若宮峠⇔栗ノ木岳 若宮峠からは良く踏まれているので踏み跡はしっかりしていますが、ここから山頂手前までかなりな急登となります。 上部ではロープ場もあり、激登りとなりますがこのロープ場を過ぎると山頂は 近いです。 でも、汗して登った山頂は狭く展望も良くありません。 山頂手前(東側)で、局ヶ岳までの稜線が一望できる展望岩があります。 このコース、大小のアップダウンが数えきれないほどあり、思った以上に 時間がかかります。それと、コース中に水場は全くありません。 P942から若宮峠の間は、ほとんど人に出会うことは無くとても静かな山歩きが でき、展望もそこそこ良く変化に富んでて面白いです。 静かな山が好きな方にはおススメですが、GPSか最低でも2.5万地形図は必携で、 簡単なルーファイができなければ迷う可能性大です。 なお、今回のGPSログ、とんでもないところに飛んでます! |
その他周辺情報 | 国道166号線沿いの 道の駅「飯高駅」に、香肌峡温泉いいたかの湯 香肌峡温泉 いいたかの湯 0598-46-1114 【受 付】 10:00〜20:00 【定休日】 毎週水曜日(祝日の場合はその翌日)、12/31〜1/1 【料 金】 大人 640円 65才以上 430円 身障者 430円 小人(4才から小学生以下)320円 3才以下 無料 【湯 舟】 全11種類(男湯・女湯は奇数日・偶数日で入替) 【泉 質】 含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉 【効 能】 末梢循環障害、皮膚乾燥症、自律神経不安定症、関節リウマチ、 腰痛症、神経痛、五十肩、冷え性、 糖尿病、軽い喘息、痔の痛み、 疲労回復など 【源泉 温度】 20.3℃ 【温 泉】 源泉循環式 【pH 値】 6.5(ほぼ中性) |
写真
主稜線に戻る巻道は
このテープの所を右折!
真っすぐ進んでしまうと
局には行けませんよ〜!!
昨年はこのテープに
気付かずかなり先まで
進んでから気付き、
引き返してきました
進んだところで地元の
オバサンお二人に出会う
このオバサンの言うには
「このあたり、昔は足の
踏み場も無いくらい一面
のカタクリの花園やった
けど、今はもう葉っぱも
全然無いから全滅や!?」
って言ってました
確かに庄司峠からここ
まではカタクリの葉っぱ
さえ無かったように思う
装備
個人装備 |
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
2.5万地形図
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS(スマホ)
筆記用具
常備薬
ツェルト
カメラ
熊鈴
|
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感想
先週は、ダイダラザウルス第1段でカタクリの偵察として三峰山から栗ノ木岳まで
歩きましたが、今週はダイダラザウルスとカタクリ偵察の第2段として局ヶ岳から
栗ノ木岳を目指しました。
カタクリ偵察の結果としては、局ヶ岳も栗ノ木岳もまだ早いようでした。
若宮峠から庄司峠までの間とP942周辺とその西側の主稜線上では、標高が低い
せいかあちこちチラホラ咲いてました。
私としては、栗ノ木岳西側斜面の群落がカタクリの花園になるのを見たかった
だけに、これはちょっと残念でしたが、コース中のほぼ全般で楽しませてくれた
ので充分満足できました!
高見山地の三峰山⇔局ヶ岳の稜線は、急登・急下降のアップダウンが幾度となく
繰り返す厳しいコースなので、私の中ではこのコースノことを、昔むかしに
開催された大阪万博の遊園地エキスポランドにあったジェットコースターの
“ダイダラザウルス” になぞらえて、“ダイダラザウルスコース” と呼んでます!
この “ダイダラザウルスコース” 距離的には三峰山⇔栗ノ木岳も局ヶ岳⇔栗ノ木岳
も約10匱紊汎韻犬茲Δ覆發里覆里如∋以山と局ヶ岳のほほ中間に栗ノ木岳が
あることになります。
真ん中の栗ノ木岳を境にして、先週の第1段の三峰山⇔栗ノ木岳と今週の第2段の
局ヶ岳⇔栗ノ木岳とを比べると、局ヶ岳⇔栗ノ木岳の方がアップダウンもキツク
ルートがわかりにくいところがあったり、歩くコースがピークから一望できて
なんか「ウンザリ」したりしますが、私はこっちの方が好きです!
今まで栗ノ木岳へは、三峰山から4回、局ヶ岳からは今回を含め2回ですが、
いまだに通常コース!?の若宮八幡宮からは登ったことがありません。
次回は、若宮八幡宮から登って栗ノ木岳のカタクリの花園を満喫しよう!?
コメント
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こんにちは、sukanpo さん。
ダイダラザウルスコース第2段!ですね。
やっぱりsukanpoさんも先週のコースより、
こちらの方が大変だと思われますか〜。
このコース、アップダウンに道迷いと、
侮れませんよね。
でもカタクリは先週より多く見えたみたいで、
良かったですね。
ご苦労様でした。
mildpapaさん、こんばんは。
先週の三峰山⇔栗ノ木岳もアップダウンはキツイですが、
やっぱこっち、局ヶ岳⇔栗ノ木岳の方が断然キツイですよね
だいたい、局ヶ岳からP942の間だけでもアップダウンがいくつもあって
案外しんどいのに、その先となると繰り返すアップダウン+ルーファイ
ですから、しんどいだけでなく少しは神経も使うので、その分充実感も
あり面白いですね! なのでこのコース、私 ちょっとハマってるかも
栗ノ木岳のカタクリは、来週末あたりがいいんでしょうけど、この土曜日は
晴れ予想だったので、ちょっと早いと思いつつも…。 やっぱり早かった
まあ、コース中もそこそこ見られたので良かったです!
そして、地元のオバサンが言われてた、「足の踏み場も無いくらい…」
というのをいっぺん見てみたいもんですが、もう、アカンのかなぁ!?
sukanpoさん こんばんは。
ダイダラザウルス:懐かしい響きですね。私らの世代では憧れのマシンだったのではないでしょうか。
名前の由来は日本古来の伝説の巨人である「ダイダラボッチ」とラテン語で蜥蜴を意味する「サウルス」の誤発音「ザウルス」を合成したものだそうです。
話題を本題に戻すと、局ヶ岳山頂から西に延びる稜線を見たときの高揚感みたいなもの感じますよね。(あそこまで行くのかぁ〜。みたいな。)
途中で泣きが入りそうな歯ごたえ十分のええコースだったと思います。
wingletさん、おはようございます。
当時のジェットコースターといえばアップダウンして曲がってというだけの
ものばかりでしたが、ダイダラザウルスはそんな中でも “曲がりくねってて”
“長い!” “早い!”で子供の憧れでしたよね!
それがいまでも頭に残ってて、このコースを歩くたび思い出します。
で、このコース「え〜っ!!」って思うような長く曲がりくねったアップ
ダウンが、局ヶ岳からも、栗ノ木岳の東側の展望岩からも眺められ、
「行けるのか?」という思いが先に出て来ます。
そのぶん、「行ってやろう!」てな感覚が次に出てきます。
これは、八経ヶ岳から釈迦ヶ岳を眺めた時と同じ感覚でした。
夏には、暑くて大変だろうと思うので、今度はまだ歩いたことの無い
秋に歩いてみようと思ってます。 でも日が短いなぁ!?
sukanpoさん、こんばんは。
2週続けての栗ノ木岳。
今回は局ヶ岳からと、どちらも凄い縦走ですね。
面白そうなコースですが、距離が長い。。。
カタクリは今回でもまだ早めだったんですね。
今年は足が攣るぐらいの写真撮影で時間が伸びたのかも。
次回はいよいよ周回コースですね!
mechabiさん、おはようございます。
栗ノ木岳を真ん中にして、西の三峰山側と東の局ヶ岳側とどちらも長く
アップダウンもキツイですが、どちらかといえば東の局ヶ岳側の方が
キツイですがオモシロいですよ
こちらは、南側の荒滝不動から途中の庄司峠に上がれるみたいで、途中で
出会ったオバサンはここから上がってこられたそうで、登山道も標識も
完備されてるって言ってましたが…!?
この荒滝不動からだと林道を利用して周回もできるんではないかなぁ
でも、林道歩きが長い〜!!
西側も、途中の川俣峠に上がれるみたいですが、こっちの方はそこそこ
ヤバいコースのようですね
しんどいけどオモロイ、ほんで人と出会うことがまずない!
行かれるんであれば、絶対に局ヶ岳側をおススメしま〜す
sukanpoさん、こんばんは。
ずっと遠くから見ると局ケ岳と高見山の区別がつかない私です(笑)
今年は台高方面へ足を延ばしたいと思ってますのでsukanpoさんのレコで事前学習させて頂きます
yamaotocoさん、おはようございます。
高見山ほど鋭角に尖んがってないですけど、局ヶ岳はどこから見ても特徴的な
三角が眺められて、「あの山何!?」ってなり、一度その山容を見てしまうと「登ってみたい!!」って絶対に思いますよ〜
wingletさんも着々と台高をつなげておられるし、私も少しずつですが
つないで行ってるので、yamaotocoさんもぜひ台高の赤線つなぎに参加して
下さいね〜
大峰とは、また違った楽しさがありますよ!!
それと、地図読みのイイ実習ができますよ〜!
楽しみにしときま〜す
前回の栗ノ木岳からの繋ぎですね!
局ヶ岳から眺める栗ノ木岳、逆から栗ノ木岳から眺める局ヶ岳、
本当に一日で往復できるのか?
疑ってしまいそうです。
アップダウンも相当あって、ここも厳しいですね。
カタクリは日光に当たると、きれいに咲くようですね。
それぞれに個性があり、上品な雰囲気を醸しています。
今回もロングコースお疲れさまでした
s_fujiwaraさん、こんばんは。
栗ノ木岳を間にして三峰山⇔局ヶ岳間は2回目で、途中断念を含めると
3回目になるのですが、台高をつないでる(つもりの、そして奥駈も)
私としては、まだ涼しいこの時期は、本当は未踏の三峰山⇔高見山
(トクマ山)間や山ノ神ノ頭⇔大台辻間をつながなければならないのですが、
三峰山⇔高見山間はあまり面白そうで無さそうなのと、山ノ神ノ頭の方は
日帰りのコース設定が難しいので、なかなか「行こう!」という気になれず、
さらにカタクリの花が好きな私としてはどうしても、この時期は栗ノ木岳に
足が向いてしまいます
このコースはハードですが、カタクリの花に癒されながらトレーニング
させてもらってると思うと、しんどいけど楽しいです。
ここで体力をつけて、三峰山⇔高見山や山ノ神ノ頭⇔大台辻にチャレンジ
しようと思ってます
でも、今週末もまた栗ノ木岳に行きそうかなぁ?
sukanpoさん、こんばんは〜。
100回のジグザグは辛いです・・・。
にしても今回もロングコースですね、池小屋山が恐ろしくなってきましたよ〜。
カタクリは金剛山のしか見たことないので局ヶ岳にも行ってみたいですね!
akirasさん、おはようございます。
あそこのジグザグは、何回あるんかわからんくらい続くんですが、
なんでか私はイヤじゃないですね!
「今日はカタクリ咲いてるかな?」とそればっかり気になってるからかな!?
ロングコースって言っても20匱紊任垢ら、これで10時間もかかってたら
ダイトレチャレンジなんてとてもやないけどできませんわ!
池木屋山も距離でいうとおんなじくらいとちゃいますか?
累積標高差は???。なので、10時間以上見といたほうがいいでしょうね!
カタクリって、金剛山や葛城山とか、いろんな所で見られるみたいですが
栗ノ木岳も局ヶ岳も、ほぼ無人なのでとても静かに、じっくり鑑賞できる
のと、特に栗ノ木岳のカタクリは、途中出会ったオバサンの言うような、
「足の踏み場もない!」みたいにはならんのでしょうが、“カタクリの花園”
になるらしいので、それを「いっぺん見てみたいなぁ〜!」って思ってて、
この時期はいつも栗ノ木岳になってしまいます。
アクセスは長いですが、一度行ってみるのもいいんでは!?
(三峰山のゆりわれ登山口ならかなり近いですよ!)
それでは、池木屋山の山名板ミッション、楽しみにしときますよ〜!!
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