男体山
- GPS
- 06:18
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 1,282m
- 下り
- 1,270m
コースタイム
天候 | 曇り→霧→霧雨→雨→霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の雨ときょうの雨で山道はすべてぬかるんでいました。1-3合目はクマ笹が茂る直登路ですが、積もった落ち葉とぬかるみで滑りやすいので気をつけてください。5-8合目までの岩場や木の根っこが出ているあたりも、滑りやすかったです。浮き石も時々あり、下りで何度か踏み込んで危険でした。8-10合目は火山土質の砂利で滑りやすかったです。ゲーターをしていなかったので、小石が靴の中に入ってすこし痛かった。。。 |
写真
感想
10月31日(日) 曇り→霧→雨→山頂は強風
2週連続の悪天候にしびれを切らし、この日は何がなんでも男体山へ登るぞ。と前日の夜、スペインバーでワインを飲みながらひとり誓う。
30日に当初、一緒に登る予定だった他社の後輩Wに連絡。「晴れたら登ります」と返事を得る。天気予報は栃木南部は午前中晴れ、午後曇り、夕方から雨。栃木北部は日中曇り、夕方から雨。台風一過に期待し、だめでも一瞬晴れ間が出ればラッキーくらいの気持ちで床に就いた。
午前4時半起床。外へ出て空模様を確認するも、読めず。天気図と衛星画像をにらめっこしたがわからん。とにかくWを電話でたたき起こし、行くのか確認。少々逡巡していたが無理矢理連行した。
午前6時半、中禅寺湖畔の二荒山神社駐車場着。空は思いっきり曇天。四の五の言わずとりあえず出発。
いや、この男体山、結構な山でした。まずルートが結構きつい。なめてかかると心が一瞬おれそうになる。
スタート地点の標高が1280m、ゴールは2486m。その標高差約1200m。これをほぼ直登します。
まず1〜3合目まで、熊笹の樹林帯を直登路で一直線に駆け上がる。森の中で猿や鹿の群れに多数遭遇。野生の鹿や猿をあんなに間近で見れるとは思わなかった。熊も出てきそうなので、熊除けの鈴も装備。抜かるんだ急斜面を踏みしめながら登り、すでに汗だくだく。
3〜4合目は治山工事用の車道をトラバース気味に約20分。まるで楽園のような緩やかな道で一呼吸。
しかし、ここからが地獄だった。5〜8合目までは木々生える急斜面や岩場をひたすら登る。所々、手を使いながらよじ登りつつ、ぬかるみや雨で濡れて滑りやすくなった岩の表面、浮き石に気を付けて一気に標高差約600mを登る登る。最初はもう絶望的だったけど、呼吸のリズムをつかむと足はすいすい上がるようになり、集中しているので意外とすぐだった。7合目付近で前日に古賀志山で会った登山者と、またもや遭遇。余りの偶然にびっくりしてお互い一瞬、言葉を失った。
8合目〜9合目はV字に切れ込んだ土砂面を足を取られながら登る。
9合目〜山頂までは火山性砂礫のガレ場を直登。いくら踏み込んでも細かい砂利なのでなかなか登れず、酸素も多少薄いからかさっきまでの呼吸リズムでは微妙に合わなくなり若干息切れした。
きつめのルートだけど、リズムをうまく取れればペースは上げられそう。もともと「登っていて楽しい山ではない。(頂上の展望と征服感はよい)」と聞いていたので、タイム勝負でもう一度挑戦するのもたのしそう。2時間半ならおれでもいけるかも。
午前10時、山頂に到着するも、濃霧で展望はゼロ。視界も10m先が霞んで見えない。風も強く、体感気温も急激に低下。記念撮影だけすませたら、掘っ立て小屋風の物置に体をかくし、服を着替えて暖かい昼食を摂った。やっぱり、バーナー買っておいて良かった。山頂で食べるカップラーメンやみそ汁はインスタントでもめちゃくちゃうまい。
風がビュンビュンいっているので10時40分頃には下山開始。もう、この後はもくもくと下山。途中五合目付近で中禅寺湖がのぞけて、今日初めての展望。13:00分には二荒山神社裏へ着。ルートを脇へそれて中禅寺温泉側から脱出。
いろは坂下りの渋滞が怖かったので、下山後は早々と清滝ICそばの「やしおの湯」へ。露天風呂にはこぢんまりとした日本庭園があり、紅葉がきれいだった。低温サウナでたっぷり汗を流し、帰路には日光長畑で「三たてそば長畑庵」で盛りそばを3合。ここの蕎麦は日本一おいしいと思う。是非機会があったらお立ち寄りを。
Since I couldn't go to Mt.Nantaisan yesterday, I was kinda frustrated. So I decided last night to try Mt.Nantaisan even if it had been raining today. Weather forecast said it would be sunny before noon in Utsunomiya, so that I had a faint hope to be able to see Lake Chuzenjiko and red leaves of Haccho Dejima peninsula from the top. But the hope was lost. It was hella foggy and even started raining afterward. In some places, I couldn't even see just 10m ahead. Rocky slopes and maddy soil with wood roots are very slippery. I humbled a lot. I'm really regret that there was no view at the peak. But still I feel somewhat satisfied. :) Oh, yeah, and the gate of Hutaarayama Shrine was closed because the hiking season ended. I went through the side of the gate. I apologize for it.
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