大菩薩嶺 〜 去りゆく紅葉も美し
- GPS
- 03:43
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 485m
- 下り
- 488m
コースタイム
(※ GPSが途中で電池切れのため、最終部分は手修正)
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト: 上日川峠のロッジ長兵衛の休憩所にあり ■コース状況: 全体に特に問題箇所なし 福ちゃん荘からは大菩薩峠へ向かう方が傾斜は緩やかで登りやすいだろう 唐松尾根はやや斜度がきついが、より早く富士山、南アルプスの展望を得られる ■日帰り湯: 裂石に「大菩薩湯」があるが、今回は少し遠回りして評判の「ほったらかし温泉」へ 「あっちの湯」「こっちの湯」それぞれ700円 富士山と甲府盆地を一望できる露天風呂はぜひ晴れの日に |
写真
感想
紅葉はまだ残っているかなあ、と淡い期待を抱いて大菩薩嶺へ。
6時過ぎに上日川峠へ着くと駐車場は7割方埋まっていた。
駐車場の気温はマイナス1度だったが、冷え込んでいるだけに空は高く晴れている。
寒いのでレインウェアを羽織って歩き始めるが、福ちゃん荘に着く頃には体も温まってきたので脱ぐ。
唐松尾根に入ってしばらく林の中のなだらかな坂を登ると、30分ほどでザレてやや急な登りが始まる。
先行しているグループの声に後を振り返ると、真っ青な空の下に頂きだけ僅かに冠雪した富士、さらにその右にはやはり雪を抱いた南アルプスの主峰群が遮るものなく見事に見えている。
さらに高度を上げると広い甲府盆地も視界に入ってくる。爽快な景色だ。
雷岩で稜線に出て一層開けた景色を楽しんだ後、頂上へ。
夜中はかなり冷え込んだらしく、登山道にある水たまりには結構厚い氷が張っている。
頂上はほとんど展望がなく、三角点にタッチしてUターン。
再び雷岩を通過して冷たい風の吹く稜線を大菩薩峠へ向かう。
すると次から次に沢山の登山者とすれ違う。
どうやら大菩薩峠へ先に登るルートが主流らしい。
写真を撮りながら親不知ノ頭を経て峠には40分ほどで到着。
介山荘でバッジを買った後、石丸峠を回るかどうか少し悩むが、熊の心配に折れてこのまま下山することに決める。
大菩薩峠からの下りは終始なだらかな道が続き、さながら銀座通りのように大量の人が登って来る。
割と軽装の人も多く、登山道というより遊歩道と捉えられているのかも知れない。
半ば予想していたとおり、この付近の紅葉はすっかり終わっておりダケカンバの木々も葉を落して寒々としている。
それでも落ち葉を踏みしめて歩く緩やかな下りは心地よい。
福ちゃん荘まで戻ると朝とは違い人が溢れていた。
登って来る時はここまで車道を歩いて来たが、下りはほぼ並行する登山道を行くことにする。
この辺りも紅葉は既に終わっているが僅かに残る色づいた葉が却って美しく、色んなアングルで写真を撮っているとどんどん時間が経って、結局登りの倍近くかかって上日川峠に戻った。
駐車場は満車でかなり離れた場所まで路上駐車の車が見られた。
裂石方面へ車を走らせると峠より2-300m標高の低い辺りが紅葉のピークだったようだ。
あまり汗もかかない登山だったが、帰りは山梨市に車を走らせ一度行ってみたかった「ほったらかし温泉」へ。
富士山が目の前に見える開放的な露天風呂は、こんな天気の時にこそ、と思わせる良い温泉だった。
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