【フトオノ尾根〜笊ヶ岳】静寂の中を静かに熱く...


- GPS
- 14:29
- 距離
- 27.2km
- 登り
- 3,445m
- 下り
- 3,480m
コースタイム
天候 | 4月30日 晴れ。 5月1日 少し霞んでいましたが晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・フトオノ尾根 山梨県側からの笊ヶ岳への一般登山道である「桧横手コース」も厳しいと評判ですが、フトオノ尾根は踏み跡マーキングが一切無く、強烈な藪山コースです。 尾根自体の長さもランカン尾根と同等かそれ以上だと思うので体力的にも厳しいです。 コースの説明は感想で書きますが、これほど一般的でないルートは珍しいという程の難ルートだと思います。(そもそも登山の対象外なのでしょう) |
写真
感想
僕にとって今年の登山シーズンが始まりました!
ロードレースのシーズンが週末で終わり、この先は来年春のフルマラソンに向けてトレーニングに励みますので、例年のように登山には行かないと思いますが、今年も行きたい山は幾つかあるのでガッツリ登ろうと思っています。
年末年始の雪山から「登山」から離れていましたが、体力はキープできていると先週の丹沢24hで実感出来たので、迷う事無くこのルートを計画しました。
今回行くのは・・・『フトオノ尾根』です!
え? それどこ? という方がほとんどだと思います。
実際に僕も昨年までは「奥沢谷右岸尾根」・「1715峰の尾根」なんて言っていましたがEvergreenさんから尾根の名称をお聞きして初めて知りました。
ただ、one-hunterさんが「奥沢谷右岸稜」という名前を使っているので、こちらが正しいのかもしれません。
この尾根は南アルプス周辺の地形図を眺めるのが趣味の僕が昨年の春に気になった尾根で「青薙山・稲又山」を周回した時に実際に見てみると綺麗な尾根でいつか登りたい!と思っていた尾根でした。
この尾根に付いて少しだけ説明します。
僕がインターネットでこの尾根の記録を探したところ、one-hunterさんの写真が数枚ヒットしたのみで、他の記録は一切ありませんでした。
僕の教科書である永野さんの「南アルプス・深南部」にも記載なし、「登山大系」にもフトオノ尾根という名前は出てくるもののルートについての記載はありませんでした。
僕が知っている限り、唯一この尾根を登ったone-hunterさんに昨年この尾根について、どのような尾根なのか伺ったのですが「言っちゃったら面白くないから内緒」と笑って流されてしまいました(笑)が、この答えで面白い藪尾根に間違いない!という事だけは分かりました。
この雨畑流域は変な名前の尾根や沢が多く、沢の名前で「ギョウザ」なんて奇想天外のもあるので今回登る「フトオノ尾根」もどんな意味なのかわかりませんが、僕の推測では「太い斧」からフトオノなのか?「ぶっとい小野君」からフトオノなのか?この2つしか思いつきませんでした...。
山行スタイルは軽装で日帰りか、テン泊で行くか迷いました。
軽装ならスピードは出るのですが資料がないので、どの程度時間が掛かるか分からなく少し不安がありました。
テン泊装備だと重くスピードが出ないというのがネックなのですが、更に問題なのが藪(ブッシュ)を大型ザックで通過は極めて困難という事です。
しかし今回は久々の藪山登山なので山でゆっくりしたいという思いが強く幕営道具一式背負って行く事にしました。
下から見る感じ雪は無いように見えますが、沢沿いに雪が確認出来たので万が一フトオノ尾根でツボ足で潜るようだと悲惨なのでワカンは持っていき、雪が無かった場合に備えて水も3L持参という最悪に備えた装備で向かいました。
一つだけ忘れ物したのは茶こし。
寝坊して掛川を6時に出発して雨畑に着いたのが8:15分。 登山届を出して取付きを歩き出したのが8:40分。かなり遅いスタートになってしまった。
取付きから鉄塔までは東電の巡視路があるので有り難く使わせて頂き、その後も水力発電の巡視路を使いしっかりとした尾根に乗る。 (この発電は奥沢谷と稲又谷から取水して雨畑湖に落としている)
ここからは巡視路はなく本格的な登山になるが、一応踏み跡があるのでそれを有り難く使わせて頂いていたら、尾根の奥沢谷方向に沿って水平道になり林業のワイヤーなども見られたが、尾根の稜線からは離れてしまっているので慌てて直登して尾根沿いに復帰。 歩き易い方へ行ってしまうと後でキツイ思いをします。
尾根沿いは思ったよりもスッキリしていて歩き易いし、人間の微かな踏み跡も確認出来たので、それを使っているとピンクテープに何か書いてある...。「どこの山岳会かな?」と見たら「国土調査」と書かれていた。
国土調査の事は良く知らないが、国土地理院の方のお仕事だろうか? よくこんな所まで調べるなぁ〜なんて思いながらこの先も踏み跡を期待して進むが、このテープを境に激藪が開始された。 調査は打ち切りなのか...?
テープの位置が地形図上の1050m位だとおもうので、そこから穏やかな登り藪とスッキリした尾根が交互に現れる。
その後1342m地点までの急登はかなりの勾配だが藪や倒木帯という訳ではないので、比較的歩き易い。
1716m地点まではツツジ?か何かの幼木が密生して通過に時間が掛かる。ここもかなりの急登&倒木帯。
1716m〜1890m地点まではこのルートの核心部。
地形図で見ると穏やかで歩き易そうに見えたが大間違いで細かなアップダウン、小ピークからの下り方向の見極め、痩せ尾根、これらの条件に「激藪」という要素がプラスされる。 この区間の藪が最も酷く、ストックは折れるし脛や腕が傷だらけになった。
最初から分かっていた事だが、グレゴリーバルトロ70Lという大型ザックでの通過は極めて困難だった。
幼木帯や黒木の密生帯などはルートを探すのではなく自分が通れる隙間を探し、通れない時は戻り、木を見て押して、引いて通過出来るのか?枝は折れるのか?
こんな事の繰り返し...。
タイトルの通り、自分以外の音は無い静寂の世界を汗だくで必死に通過する。
でも、僕はこの行為を好んでやっているので、全然嫌では無いし、きっとニヤニヤしていたと思う。
疲れたので少し休憩して音楽でも聞く事にした。その音楽は「ガンズ・アンド・ローゼズ」の」(Welcome to the Jungle・ウェルカム・トゥ・ ザ・ジャングル)この山にぴったりの名曲だ。
休憩を終えて再び1890mへと向かい、1890m地点を確認出来ずに鞍部へと一旦下る。
ここから一般ルートに合流するまでは450m登り続ける事になるが倒木帯が激しく、体力の消耗も著しくなり、15時を過ぎていた事もあり幕営適地を探しながら登る事になった。
マーキングも踏み跡も一切無いルートだけに、苔が綺麗だったり原生林の素晴らしい樹林帯は歩きながら癒された。
ひたすら登っていると不意に赤テープが現れた。
「ん?なんでこんな藪山の上部で急にマーキングが現れるんだ?」と不思議に思ったら高速道路のような道があり、その脇には赤やピンク、キラキラのマーキングが多数あった。
一般道に合流した!
ここまで唐突に合流するとは思っていなかったので唖然としましたが、この時間(
15:45分)なら暗くなる前に「布引山」までは行けると確信しました。
ガレ場から聖岳方向が見渡せましたが、霞んでいて景色は良くありませんでしたので、明日に期待して布引山ピークへ。
布引山ピーク脇の平地には一張のテントがあり、脇の雪上の平坦地に僕もテントを設営し、ここで就寝。
ヤマテンの予報通り夜中から風が強くなってきた。
朝になると風は強いままでが、夜中に比べれば幾分弱くなっているように感じる。
肝心の天気は晴れてはいるものの、少し雲が出ているのと昨日同様に霞んでいた...。 朝からこれだけ霞んでるって黄砂?
荷物はテントに置いて「笊ヶ岳」へ。
これで三度目になるが、僕はこの山が好きなので違うルートから4度目も来てみたい。
山頂はギリギリ森林限界を超えているので、南アルプス南部の展望台として最高の立地なのですが、今日は霞んでいてクリアに見えない。
こればかりは天気の事なので仕方なくテントへ戻り、撤収。
帰路は条件が良ければランカン尾根から帰ろうと思っていましたが、雪とランカン尾根の1828m地点から老平への下降はこのこの重荷では嫌だったので素直に一般ルートから下山する事にしました。
桧横手山コースは三年前にピストンしましたが、当時よりマーキングが著しく増えているような気がします。
一般ルートですのである程度のテープは必要だと思いますが、1m以内に4つのテープや直線のルートにテープ乱打などは過剰だと思います。全ての木にテープを巻くつもりなのでしょうか?
笊ヶ岳はハイキングで来るような山では無く「登山者」が登る山です。しっかりとした踏み跡がありますので適度なマーキングで十分です。
風雨で落ちたのか、あちこちにテープが落ちていましたので出来る限り拾いました。
親切な方が良心で巻いたと思いますが、テープは自然に分解されないのでやはり過剰につけるのは良くないと思いました。
桧横手山コースを気持ち良く下り、渡渉点の広河原は靴を脱ぎ渡り無事にゲートまで戻って今回の山行は終了です。
---------------------------------------感想-------------------------------------------
今回は昨年から登りたい尾根リストのトップ3に入っていた「フトオノ尾根」に登る事が出来ました!
山行後に良く言う言葉で「二度と登りたくない!!!」というフレーズがありますが、今回の山行はまさにその言葉です。
ただ、この尾根を歩き切ったという事と、この尾根を知る事が出来たという事に関してはとても大きな充実感を感じています!
現代では情報が溢れ、いつでも行きたい山の直近の情報を得る事が出来ます。
しかし中にはこの尾根のように、資料が得られい山もあり、資料が無いという事は不安もありますが、登山本来の「冒険」という要素が強く出てきます。
それは自分で全てを選択しなければならないと同時に選択する自由も与えられます。
きっと昔はこんな登山だったんだなぁ〜なんて考えながら原生林を見ながら登るのも楽しいものです!
とても大きな目標だった尾根を歩いてしまい、少し寂しい感じもありますが、まだまだ歩きたい尾根は多くあります!
次は甲斐駒山域のあの坊主に行きたいのですが、仕事との兼ね合いとタイミング的にどうなんだろうな?
今回は「変な記録に興味はねぇ!」とスルーした方も多いと思いますが、このようなマニアックな記録を最後まで読んで頂きありがとうございました!
コメント
この記録に関連する登山ルート
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いや〜一人で行っちゃうとは思いませんでしたよ。
情報を集めた時点で、なかなか手ごわそうだなと
これまでの藪山の集大成といったところでしょうか。
ヤブは勘弁ですが、手付かずの尾根は気持ち良さそうですね〜
来週は楽しみにしておりますよ
yamayoさん、こんばんは
急にお誘いして行ける暇人では無いですよね
今回の尾根は標高差と藪の深さが難易度を高めていると感じました。 でも、ハイマツ地獄に比べれば楽だと苦痛は少ないと思います。
週末は楽しみましょう
kaiさん、おはようございます!
レースは一段落しましたね
しかし魁君、転倒でも入賞!ガッツもスピードもありますね〜
対して親父殿、風にやられましたか
気がつけば新緑が眩しい季節となりましたが、南アの黄緑も強烈ですね
好天に恵まれ、テント担いだ本格登山には打って付けの山日より
こう記すと模範的な登山家を連想しそうですが、重装備で激藪に突入ですか
相変わらずと言うか、普段通りのドMキャラ全開ですね
しかし、ストックが折れるほどの激戦でしたか
まさに、矢尽き、刀折れるを地で行く「フトオノ尾根」恐るべしです。
黒の絶縁テープに笑えました。同じのを常に持ち歩いていますので
連休中のガッツリ登山、お疲れ様でした
追い風ことtailwindさん、こんばんは
レースの方は一段落ですが、何も目的は達成されていませんのでトレーニングは何も変わりなく一年中真剣勝負ですよ!
今回は幕営装備で藪に突入しましたが、テントを背負っている安心感と、ザックが大きくて思うように藪を通過出来ない歯がゆさが何とも言えない山行でしたが、今後は日帰りでは全然無理な場所が多くなるのでこういう登山が増えて行くと思います。
ストックの修理はこれで3回目
同じ絶縁テープ使っていますか
この手のテープは色々と応用が効くのでトレランでも必ず持つようにしています
tailwindさんの記録の方がおめでたいので、後程伺わせて頂きますね
お疲れ様でした。kaiさん
フトオネ尾根なんて知りませんでした。
南アルプスはまだまだ知らない尾根だらけです。
テント泊でのアタックお疲れ様でした。
ザックが藪に引っ掛り苦労したことでしょう
左右にザックを動かし藪を抜けた時は嬉しくなりますね
カンズには笑ってしまいました。
kumahikoさん、こんばんは
「登山メモ」に寸又峡の写真がUPされていましたので、近々にレコを上げて頂けるのでしょうか? 楽しみにしています
kumahikoさんもご存じありませんでしたか
本当に南アルプスの尾根は知らない尾根が多く、興味が尽きませんね
重装備で藪に入るスタイルはkumahikoさんの真骨頂ですので、僕も今回体験してみて苦しさを思い知りました
今年も登山シーズンに入りましたので、南アルプスに行く機会が増えると思います。
同じ山域のファンとして、分からない事があれば教えて頂きたいので今年もヨロシクお願いします!!!
懐かしいな〜
あれからもう3年もたつんですよね
変態に磨きがかかってるようでなによりです😁
tcraft925さん、こんばんは
僕がヤマレコを始めた頃でしたので、もう3年経つんですね...。
あの日は天気が悪く、駐車場で行くか止めようか迷っていたのですが、トオルさん達が来てお話しをしているうちに何故か上に行く事になっていました
あの出会いが無ければSHCに入っていたか分かりませんので、僕にとっては大きな出会いでした
SHCは変態の集まりですので、僕も仲間外れにされないように自己鍛錬していきたいと思います
kaiさん、こんばんは!
またまた凄いルートを、しかもお一人で…さすがですね
私なんぞがコメするのも…とも思いましたが、
kaiさんのこの手のレコ、「変な記録に興味はねぇ!」…?
そんなそんな・・・実は個人的に楽しみにしている派なんですよ、
これでも…
(暫くRUNばかりだったので、個人的にちょいと寂しかったですし
でも、
”山行後に良く言う言葉で「二度と登りたくない!!!」というフレーズ”
kaiさんがこの感想とは相当に厳しかったのでしょうね…
私的にこのフレーズの山行は”弘法小屋尾根”のヤブ漕ぎ山行ですよ。
私のような”ヤブ初心者”がハイマツ帯の中で一夜を過ごし、
テント撤収した早朝から即ハイマツ漕ぎだなんて…トンデモなかったです
でも、ヤブ大好きのkaiさんなら、恐らく朝飯前のヤブ度だと思いますが…
それでも人の手が入っていないルートってやっぱり憧れるし、
達成感や充実度はハンパないですよね
これからもこの手の”手付かずルートレコ”
一ファンとして楽しみにしています
(特に甲斐駒横の坊主…楽しみにしてます
lifter175さん、こんにちは! 槍ヶ岳の記録拝見しました。
悪天候で遭難も相次いでいましたので、ご無事に下山されて何よりです
僕の記録を見てくれる方って、南アルプスファンの方とロングトレイル派の方と下ネタ派の方のいずれかだと思うんですよね
僕は適当な人間ですので、思いのまま山行を計画しますので、「またくだらない山行しやがて!
今回のルートはブッシュ系の激藪でした。 好みは分かれると思いますが、疲労度でいえばハイマツ地獄に比べれば幾分楽だと思います。 ちなみに笹薮は気分的に好きではありません
まだ僕は経験が浅いのですが、坊主中尾根と上河内岳の上千枚尾根のハイマツは今までで最強クラスでしたが、坊主中尾根は敗退していますので、ここは必ず今年行かねばなりません! 実は残雪期シーズンに登れば楽なのでGWでの計画も考えたのですが、それでは僕がハイマツ地獄から逃げていると後ろめたい気持ちがあり、無雪期に行く事にしました。
lifter175さんの”弘法小屋尾根”は壮絶でしたね!!!
この尾根は知り合いのkoujouchouさんが5年くらい前に歩いていて、当時から行ってみたい尾根でした!
いつになるか分かりませんが、必ず歩いてみたい尾根ですので、その時はlifter175さんの記録を参考にさせて頂きたいと思います
コメントありがとうございました!
kaikaireiさん こんにちは(^^)/
いよいよ登山始動ですね!! それにしても第一回目からこのルートですか(;^ω^)相変わらずワイルドですねぇ〜〜♡ そのうち南アルプスの全ての尾根を制覇しちゃいそうですね?! この勢いで今年はどんな山冒険をして下さるのかしら。。今からとっても楽しみにしています(^o^)丿
私もこのGWにお山行ってきましたが、kaikaireiさんが日帰りで行かれたコースを
カメさんレベルの私達はたっぷり二泊三日かかりました(;´▽`A``実際に歩いてみて、やっぱりkaikaireiさん&yamayoさんは凄いわ〜〜って主人と二人で話しています。
山には関係ないですが、私も昔、ガンズ聴いてましたよ(笑)アクセル・ローズカッコイイですよね(^.^)
haiziさん、こんにちは
GWは「明神谷周回」に行っておられたんですね!!! 今回の山行中に考えていたんですけど、普通はGWってかなり優先度が高いというか、メインの山行を計画すると思うので、例えば北アルプスの素晴らしい雪稜の展望を登り易い時期に...とか、岳沢ベースにバリエーション...みたいな感じだと思うのですが、僕やhaiziさんの山行って誰にも会わないし、特にGWにやる必要がないと思われがちなんですが、やっている側からだと、とてもモチベーションが高い山行なんですよね。
今回は大型ザックでしたので、余計に大変に感じました。 結果論なのですが、軽装で5時にスタートすれば笊に行っても日帰り出来たと思います。 でも、これは結果論ですし、GWをゆっくり山で過ごせて良かったです
yamayoさんとは明日から日帰りで八ヶ岳に行ってきます! 僕はまだ筋肉痛が残っているので置いて行かれそうですね...
haiziさんの今回の記録楽しいに待っていますね! そして次に藪山に行く時はガンズをスマホに入れてアクセル&スラッシュで盛り上がっちゃってください
kaiさん、丹沢のお礼のコメもできず申し訳ありません。次のレコがアップされていたので、こちらで。その節は本当にありがたかったです。kaiさんがエイドで待っていてくれたので歩き通せました。ありがとうございました。
いよいよ本格的山シーズン到来ですね。出だしからまたまたマイナーな山行を
one-hunnterさん2世ですね
uranbonさん、こんにちは
ロードの練習は楽しくないので、レースが終わり「登山」が出来る季節が来るのが待ち遠しかったです
one-hunnterさん2世なんてとんでもないです
僕はone-hunnter先生にこういう世界の楽しみを教えて頂きとても感謝していますが、僕には全てにおいて先生のようなスキルはございませんし、この先も勉強させて頂けたら嬉しいと思っています!!!
ただ、一つだけ受け継ぐ事が出来るのなら、南アルプスに対する気持ちと探究心だけは常に忘れずにいたいとおもいます。
uranbonさんは今年も聖平にお手伝いに行くのでしょうか?
僕も必ず聖平には行きますので、今度はニアミスで無くお会い出来たら嬉しいです
ご丁寧にコメントありがとうございました!!!
笊ヶ岳と布引山への山梨側からのバリエーションルートは本当にアップダウンも多くて長くて日帰りでチャレンジするには躊躇するところですよね。流石のkaikaireiさんも今回は1泊されましたか。お疲れ様でした。
因みにフトオノ尾根は2264m標高点から真っ直ぐ南に伸びる尾根のことを指すようです。綺麗に見えるのは今回kaikaireiさんが歩いた稜線だとは思いますが、廃道らしき形跡がもしあるとしたら稲又谷中間部辺りから上がっているこの尾根なのかもしれません。今回の尾根はone-hunterさんのいうように奥又谷右岸尾根と称した方が正しいのかもしれません。稲又谷からのフトオノ尾根はもし徒歩で稲又集落まで入る許可が得られたら今年行ってみようかと思います。
本当は丹沢企画でお話したかったのですが、ちょっと研究が忙しくなって結局今回も参加できませんでした。いつかどこかご一緒したいものですw
Evergreenさん、お久しぶりです! 返信が遅くなり申し訳なかったです!
今回は昨年計画しながら行けなかったルートに行ってきました。
大型ザックでの通過は大変で、結果的には日帰り装備で行った方が楽だったと思いますが、雪の状況や藪の通過に掛かる時間を読めなかったですし、久しぶりの登山を稜線で過ごせて良かったです
僕も、タイトルの「フトオノ尾根」について悩みました...。
日地出版の地図では確かに稲又谷に向かって落ちている尾根にフトオノ尾根と記載があります。 一方で日本登山大系の地図ではフトオノ尾根は今回僕が歩いた尾根を記しており、文章としても「所ノ沢峠から稲又川橋へ出る道。・・・・フトオノ尾根の腹を巻きながら稲又川左岸通しについている」とあります。 もちろんEvergreenさんは両方とも持っておられるので承知していると思います。
僕はこの他に資料を持っていないので、現時点でどちらが確かなのかはわかりませんが、個人的な見解としては尾根に名前を付けるなら支尾根でなく長く大きな尾根なのかな?という感じです。 とは言っても、僕の個人的な見解と事実は無関係ですので無意味な事ですね。
しかし、今後の為にも事実としての尾根を知っておきたいので、更に何か文献がありましたら教えて頂けたら嬉しいです!
そして、今後調べてみたいルートに所ノ沢〜稲又谷の事業所に通じていた道があります。
これは尾根をトラバースする形で付けられているので、跡形もなく消失しているのかもしれませんので何の手がかりも分からない可能性が大きいと思っています。
こちらに関しても何か情報があれば教えて頂きたいです。
計画に出ていた深南部のルートはヤバいですね
まさに玄人の中の玄人のルートだとビックリしながらルートの詳細を拝見させて頂きました! きっとこんなルートを歩く事が出来るのはEvergreenさんだけだと思います
とても楽しみにしていますので、また山行が終了したら記録のUPお願いします!
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