記録ID: 8574063
全員に公開
ハイキング
京都・北摂
なんちゃって品谷越え
2017年05月03日(水) ~
2017年05月04日(木)

体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:40
- 距離
- 21.0km
- 登り
- 1,187m
- 下り
- 1,216m
コースタイム
1日目
- 山行
- 2:24
- 休憩
- 2:56
- 合計
- 5:20
距離 10.8km
登り 297m
下り 383m
10:20
50分
スタート地点広河原
11:15
11:21
69分
佐々里ゲート前水場
12:30
12:40
10分
スペースウッド
12:50
14:00
5分
佐々里ナチュラルランド
14:05
0分
釜が原
14:05
15:25
0分
品谷探索
15:25
15:35
5分
釜が原
15:40
佐々里ナチュラルランド
2日目
- 山行
- 5:07
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 6:42
距離 10.2km
登り 829m
下り 771m
6:55
10分
佐々里ナチュラルランド
7:05
7分
釜が原
7:12
7分
堰堤
7:19
16分
カツラ大木(第1)
7:35
17分
486m標高点支谷合流
7:52
8:05
21分
右手から小さな沢★休憩
8:26
8:30
17分
杉倒木2本、斜面を登る
8:47
9:00
9分
大杉のテラス
9:09
26分
炭焼き跡・ピンクテープ発見
9:35
9:41
5分
大きな台杉
9:46
10:05
24分
尾根
10:29
14分
P827
10:43
5分
Ca.830峰
10:48
11:20
9分
品谷峠:ヤマレコ式「ニセ品谷峠」
11:29
13分
以前間違いの「品谷峠」
12:05
12:10
9分
P866
13:37
ゴール地点・菅原
※過去ログ整理です。元報は下記別ブログにありますが、地図が使い物にならなくなったので、地理院地図を使って軌跡を表しときたいための投稿です。
・手書きGoogleMapからの再編集なので、S、Gの位置が逆になったりおかしいのがあります。
■元記事
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-346.html
-------------------------------------------------------------------------------------------
2017年5月3〜4日
品谷から品谷峠を越えてみるのが今回の目的である。うまく行けば八丁に降りて、ソトバ峠を越えて小塩へ。
佐々里−品谷経由品谷峠−八丁は若狭街道さらに雲ケ畑街道で京へと繋がるとされているが、最も人通りの少なかった街道である(金久昌業著北山の峠(上))。品谷峠の降りは、長岡山人さんによりジグザグ道が生きていたことがレポートされている。それなら佐々里から遡ってみようという訳である。
・手書きGoogleMapからの再編集なので、S、Gの位置が逆になったりおかしいのがあります。
■元記事
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-346.html
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2017年5月3〜4日
品谷から品谷峠を越えてみるのが今回の目的である。うまく行けば八丁に降りて、ソトバ峠を越えて小塩へ。
佐々里−品谷経由品谷峠−八丁は若狭街道さらに雲ケ畑街道で京へと繋がるとされているが、最も人通りの少なかった街道である(金久昌業著北山の峠(上))。品谷峠の降りは、長岡山人さんによりジグザグ道が生きていたことがレポートされている。それなら佐々里から遡ってみようという訳である。
| 過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
■0■発端
ことの発端は金久昌業さんの「北山の峠(上)」を入手して「品谷峠」を読んだこともあるが、以前ハナノキ段に登ったおり、スベースウッドにてこの看板を見たことだった。西ノ鯖街道。佐々里から品谷峠越で八丁。これは行っとかないと!
ことの発端は金久昌業さんの「北山の峠(上)」を入手して「品谷峠」を読んだこともあるが、以前ハナノキ段に登ったおり、スベースウッドにてこの看板を見たことだった。西ノ鯖街道。佐々里から品谷峠越で八丁。これは行っとかないと!
■1■佐々里峠越え
朝飯も食べてなかったので、朝から庄兵衛さんによってトーストとコーヒーで生き返る。おかみさんの話によると、このところ山がオカシイ。ササもないし。コゴミやほかの山菜など、昔は至るところにあったが、今は激減している。動物が食べたり、人が取ったり、酸性雨のとかもあるかもしれないが、それだけではないようや。オカシイ!
おかみさんはちょっとさびしそうだった。偶に来るものとしては、ササがないくらいしか気が付かないが、森の終焉に値する重大な事が起こっているようだ。
そんなこんなでゆっくりして、10:20ころ出発。
★10:24、尾花谷分岐のサクラ
朝飯も食べてなかったので、朝から庄兵衛さんによってトーストとコーヒーで生き返る。おかみさんの話によると、このところ山がオカシイ。ササもないし。コゴミやほかの山菜など、昔は至るところにあったが、今は激減している。動物が食べたり、人が取ったり、酸性雨のとかもあるかもしれないが、それだけではないようや。オカシイ!
おかみさんはちょっとさびしそうだった。偶に来るものとしては、ササがないくらいしか気が付かないが、森の終焉に値する重大な事が起こっているようだ。
そんなこんなでゆっくりして、10:20ころ出発。
★10:24、尾花谷分岐のサクラ
10:53、佐々里峠のサクラ。まだまだ花見もできる。
そうそう、佐々里峠の道はバイクライダー(自転車7割、オートバイ3割くらい)がやたら多い。歩いている人間はボクだけや。しかし、オートバイでつるんで走るのはそんなにおもしろいのかね?
そうそう、佐々里峠の道はバイクライダー(自転車7割、オートバイ3割くらい)がやたら多い。歩いている人間はボクだけや。しかし、オートバイでつるんで走るのはそんなにおもしろいのかね?
佐々里峠の水場はこわれていた。ただし、沢水は出ていたので、雪のせいで水溜が壊れたのだろう。残念!そういうこともあり、佐々里峠での休憩はなし。
11:10、佐々里峠
話は飛ぶが、この写真の赤いオープンカーには、峠の登りで追いぬかれた時、バイク(自転車)が積まれていたが、今はない。ここでバイクを下ろしたということは・・・・国境尾根を走っているんではなかろうね。ほぼ確定だろうけど、それはやめてほしいね。自然への慈しみが感じられない。ただアドベンチャーのフィールドとしか考えていないようだ。道が良くなったり、国定公園になったりすると、こういう輩が増えてくる。
11:10、佐々里峠
話は飛ぶが、この写真の赤いオープンカーには、峠の登りで追いぬかれた時、バイク(自転車)が積まれていたが、今はない。ここでバイクを下ろしたということは・・・・国境尾根を走っているんではなかろうね。ほぼ確定だろうけど、それはやめてほしいね。自然への慈しみが感じられない。ただアドベンチャーのフィールドとしか考えていないようだ。道が良くなったり、国定公園になったりすると、こういう輩が増えてくる。
その奥には一段と高い石の段があった。さて何をするものか?
いずれにせよ、ここで生活が営まれていたということだろう。金久昌業さんも、品谷を降った時、一軒の農家と小さな田んぼがあったと記録されている(北山の峠(上)品谷峠の項)。
いずれにせよ、ここで生活が営まれていたということだろう。金久昌業さんも、品谷を降った時、一軒の農家と小さな田んぼがあったと記録されている(北山の峠(上)品谷峠の項)。
釜が原の植林帯を回り込むようにして品谷に入っていく。小さな峠を越したところに堰堤があった(7:12)
品谷は最初は広い谷でまあまあ歩きやすい。作業用のピンクテープが要所に下がっていて、これを追っていけば間違いない。テープが沢の対岸にみえるところには間違いなく渡りやすい渡渉ポイントがある。なかなかのガイドっぷりで感心した。
7:19、カツラの大木
品谷は最初は広い谷でまあまあ歩きやすい。作業用のピンクテープが要所に下がっていて、これを追っていけば間違いない。テープが沢の対岸にみえるところには間違いなく渡りやすい渡渉ポイントがある。なかなかのガイドっぷりで感心した。
7:19、カツラの大木
■4■この偵察行が間違いの元
うろうろしているとはいえ、だいぶん歩いているので南斜面に偵察に上がることにした。これが8:30ころ。後で分かるのだが、これが間違いの元。なにしろ、谷底ゆえ地図ロイドが表示されず現在地が皆目分からない。これも後でわかのだがネットワークが切れていた!!
あとで昨日の写真を確認すると、ここまでは下見に来ていた。
うろうろしているとはいえ、だいぶん歩いているので南斜面に偵察に上がることにした。これが8:30ころ。後で分かるのだが、これが間違いの元。なにしろ、谷底ゆえ地図ロイドが表示されず現在地が皆目分からない。これも後でわかのだがネットワークが切れていた!!
あとで昨日の写真を確認すると、ここまでは下見に来ていた。
8:47、大杉のテラス
枝打ちには入っているらしく、鋭利にカットされた杉の枝が落ちていた。
ちょっとうろうろした挙句、ここで休憩。地形をみてみると小さな谷の源頭部で、その谷はここでおしまい。広いおおきな谷になっている。これは想定している場所とは違うな!
枝打ちには入っているらしく、鋭利にカットされた杉の枝が落ちていた。
ちょっとうろうろした挙句、ここで休憩。地形をみてみると小さな谷の源頭部で、その谷はここでおしまい。広いおおきな谷になっている。これは想定している場所とは違うな!
9:09、少し登っていくと、炭焼き場跡のような場所が何箇所かあり、ピンクテープが下がっているところがあった。最悪、これで降っていける。あと1時間ほど探索して尾根に出ないならこれを伝って降ろうと決めた。
9:46、尾根に出た。
山と高原地図の京都北山版を持っていたのを思い出し(もっと早く気づけよ!)見てみると・・・・・・ゲゲゲのゲ!!P827峰の遙か西、コンター700ほどのところにいる。P827の少し西かと思っていたのに。大間違いにもほどがある!
間違ったことはしかたがないので、とりあえず休憩して修復にかかる。
山と高原地図の京都北山版を持っていたのを思い出し(もっと早く気づけよ!)見てみると・・・・・・ゲゲゲのゲ!!P827峰の遙か西、コンター700ほどのところにいる。P827の少し西かと思っていたのに。大間違いにもほどがある!
間違ったことはしかたがないので、とりあえず休憩して修復にかかる。
確かに清明だ。「朔風が梢に満ちる」などというフレーズは自分では思いつかないが、当日はそよ風が八丁側から吹きあげていた。お天気は晴れ。梢は新芽の季節で重苦しくはなく清々しい。しかし、現実は尾根通しに来た品谷峠なのだ。なんちゃって品谷峠越え。
確かに清明の峠ではあるが、ありえないほどの間違いをしたボクのテンションはダダ下がり。まだ11時なので、これから八丁−ソトバ峠−小塩は十分間に合うのだが、今更八丁もないだろうという気分になっている。八丁、ソトバ峠を越すならちゃんと品谷を遡って品谷峠を越してこそ八丁だ。再来を期す。昼メシを食いながらそんなことを考えた。
12:19、ダンノ峠分岐
品谷峠からの尾根道もなだらかで稜線慢歩というには格好の道だった。また歩いてみたい。このまま佐々里峠に行こうかとも思ったが、せっかくなのでダンノ峠に行ってみることにした。2時20分のバスには余裕で間に合いそうだ。
品谷峠からの尾根道もなだらかで稜線慢歩というには格好の道だった。また歩いてみたい。このまま佐々里峠に行こうかとも思ったが、せっかくなのでダンノ峠に行ってみることにした。2時20分のバスには余裕で間に合いそうだ。
撮影機器:
感想
結果は、ありえないほどの間違いをして品谷峠には達したけれども、いくらなんでも峠越とはいえなかった。テンションはダダ下がりで品谷山だけ登って、2日もかけた割には収穫の少ない山行になってしまった。
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