ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8574063
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

なんちゃって品谷越え

2017年05月03日(水) ~ 2017年05月04日(木)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:40
距離
21.0km
登り
1,187m
下り
1,216m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:24
休憩
2:56
合計
5:20
距離 10.8km 登り 297m 下り 383m
10:20
50
スタート地点広河原
11:10
5
11:15
11:21
69
佐々里ゲート前水場
12:30
12:40
10
スペースウッド
12:50
14:00
5
佐々里ナチュラルランド
14:05
0
釜が原
14:05
15:25
0
品谷探索
15:25
15:35
5
釜が原
15:40
佐々里ナチュラルランド
2日目
山行
5:07
休憩
1:35
合計
6:42
距離 10.2km 登り 829m 下り 771m
6:55
10
佐々里ナチュラルランド
7:05
7
釜が原
7:12
7
堰堤
7:19
16
カツラ大木(第1)
7:35
17
486m標高点支谷合流
7:52
8:05
21
右手から小さな沢★休憩
8:26
8:30
17
杉倒木2本、斜面を登る
8:47
9:00
9
大杉のテラス
9:09
26
炭焼き跡・ピンクテープ発見
9:35
9:41
5
大きな台杉
9:46
10:05
24
尾根
10:29
14
P827
10:43
5
Ca.830峰
10:48
11:20
9
品谷峠:ヤマレコ式「ニセ品谷峠」
11:29
13
以前間違いの「品谷峠」
11:42
11:45
20
12:05
12:10
9
P866
12:40
57
13:37
ゴール地点・菅原
 ※過去ログ整理です。元報は下記別ブログにありますが、地図が使い物にならなくなったので、地理院地図を使って軌跡を表しときたいための投稿です。
・手書きGoogleMapからの再編集なので、S、Gの位置が逆になったりおかしいのがあります。
■元記事
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-346.html
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2017年5月3〜4日

 品谷から品谷峠を越えてみるのが今回の目的である。うまく行けば八丁に降りて、ソトバ峠を越えて小塩へ。
 佐々里−品谷経由品谷峠−八丁は若狭街道さらに雲ケ畑街道で京へと繋がるとされているが、最も人通りの少なかった街道である(金久昌業著北山の峠(上))。品谷峠の降りは、長岡山人さんによりジグザグ道が生きていたことがレポートされている。それなら佐々里から遡ってみようという訳である。
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
■0■発端
 ことの発端は金久昌業さんの「北山の峠(上)」を入手して「品谷峠」を読んだこともあるが、以前ハナノキ段に登ったおり、スベースウッドにてこの看板を見たことだった。西ノ鯖街道。佐々里から品谷峠越で八丁。これは行っとかないと!
2016年05月20日 13:08撮影 by  CX2 , RICOH
5/20 13:08
■0■発端
 ことの発端は金久昌業さんの「北山の峠(上)」を入手して「品谷峠」を読んだこともあるが、以前ハナノキ段に登ったおり、スベースウッドにてこの看板を見たことだった。西ノ鯖街道。佐々里から品谷峠越で八丁。これは行っとかないと!
今日は連休後半の初日。予想通りバスは満員だった。朽木行きは増発が出ても立っている人も多くて満員だった。広河原行きも増発されたが、こちらはほとんどの人が座れた(7:42)。
2017年05月03日 07:42撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 7:42
今日は連休後半の初日。予想通りバスは満員だった。朽木行きは増発が出ても立っている人も多くて満員だった。広河原行きも増発されたが、こちらはほとんどの人が座れた(7:42)。
■1■佐々里峠越え
 朝飯も食べてなかったので、朝から庄兵衛さんによってトーストとコーヒーで生き返る。おかみさんの話によると、このところ山がオカシイ。ササもないし。コゴミやほかの山菜など、昔は至るところにあったが、今は激減している。動物が食べたり、人が取ったり、酸性雨のとかもあるかもしれないが、それだけではないようや。オカシイ!
 おかみさんはちょっとさびしそうだった。偶に来るものとしては、ササがないくらいしか気が付かないが、森の終焉に値する重大な事が起こっているようだ。
 そんなこんなでゆっくりして、10:20ころ出発。
★10:24、尾花谷分岐のサクラ
2017年05月03日 10:24撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 10:24
■1■佐々里峠越え
 朝飯も食べてなかったので、朝から庄兵衛さんによってトーストとコーヒーで生き返る。おかみさんの話によると、このところ山がオカシイ。ササもないし。コゴミやほかの山菜など、昔は至るところにあったが、今は激減している。動物が食べたり、人が取ったり、酸性雨のとかもあるかもしれないが、それだけではないようや。オカシイ!
 おかみさんはちょっとさびしそうだった。偶に来るものとしては、ササがないくらいしか気が付かないが、森の終焉に値する重大な事が起こっているようだ。
 そんなこんなでゆっくりして、10:20ころ出発。
★10:24、尾花谷分岐のサクラ
10:53、佐々里峠のサクラ。まだまだ花見もできる。
 そうそう、佐々里峠の道はバイクライダー(自転車7割、オートバイ3割くらい)がやたら多い。歩いている人間はボクだけや。しかし、オートバイでつるんで走るのはそんなにおもしろいのかね?
2017年05月03日 10:53撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 10:53
10:53、佐々里峠のサクラ。まだまだ花見もできる。
 そうそう、佐々里峠の道はバイクライダー(自転車7割、オートバイ3割くらい)がやたら多い。歩いている人間はボクだけや。しかし、オートバイでつるんで走るのはそんなにおもしろいのかね?
2017年05月03日 11:05撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 11:05
佐々里峠の水場はこわれていた。ただし、沢水は出ていたので、雪のせいで水溜が壊れたのだろう。残念!そういうこともあり、佐々里峠での休憩はなし。
11:10、佐々里峠
 話は飛ぶが、この写真の赤いオープンカーには、峠の登りで追いぬかれた時、バイク(自転車)が積まれていたが、今はない。ここでバイクを下ろしたということは・・・・国境尾根を走っているんではなかろうね。ほぼ確定だろうけど、それはやめてほしいね。自然への慈しみが感じられない。ただアドベンチャーのフィールドとしか考えていないようだ。道が良くなったり、国定公園になったりすると、こういう輩が増えてくる。
2017年05月03日 11:10撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 11:10
佐々里峠の水場はこわれていた。ただし、沢水は出ていたので、雪のせいで水溜が壊れたのだろう。残念!そういうこともあり、佐々里峠での休憩はなし。
11:10、佐々里峠
 話は飛ぶが、この写真の赤いオープンカーには、峠の登りで追いぬかれた時、バイク(自転車)が積まれていたが、今はない。ここでバイクを下ろしたということは・・・・国境尾根を走っているんではなかろうね。ほぼ確定だろうけど、それはやめてほしいね。自然への慈しみが感じられない。ただアドベンチャーのフィールドとしか考えていないようだ。道が良くなったり、国定公園になったりすると、こういう輩が増えてくる。
11:17、雪のデブリ。ちょうど佐々里峠の旧道が降りてくるあたりか。
2017年05月03日 11:17撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 11:17
11:17、雪のデブリ。ちょうど佐々里峠の旧道が降りてくるあたりか。
中の谷川の源頭部の一つ。こういう谷を登りたいねえ。
2017年05月03日 11:21撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 11:21
中の谷川の源頭部の一つ。こういう谷を登りたいねえ。
12:15、佐々里のゲート前に水場があったので、休憩した(6分)。
12:24、佐々里ゲート
2017年05月03日 12:24撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 12:24
12:15、佐々里のゲート前に水場があったので、休憩した(6分)。
12:24、佐々里ゲート
12:30頃スペースウッド(昨年の写真)
2016年05月21日 06:17撮影 by  CX2 , RICOH
5/21 6:17
12:30頃スペースウッド(昨年の写真)
佐々里ナチュラルランド
2017年05月03日 12:52撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 12:52
佐々里ナチュラルランド
■2■釜が原は生活の匂い
昨年はなかった看板が建っていた。大鹿退治の伝説の地らしい。大鹿退治の話は佐々里の八幡神社に掲示があった。
2017年05月04日 07:05撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 7:05
■2■釜が原は生活の匂い
昨年はなかった看板が建っていた。大鹿退治の伝説の地らしい。大鹿退治の話は佐々里の八幡神社に掲示があった。
植林帯の中に入ってみると、石標らしいものがある。
2017年05月03日 15:29撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 15:29
植林帯の中に入ってみると、石標らしいものがある。
近くには小皿。ひょっとして屋敷墓だったのか?
2017年05月03日 15:29撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 15:29
近くには小皿。ひょっとして屋敷墓だったのか?
石組。住居跡か?
2017年05月03日 15:31撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 15:31
石組。住居跡か?
反対側から林道に向かって見てみる
2017年05月03日 15:32撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 15:32
反対側から林道に向かって見てみる
さらに別の石組。大きな石組みの囲いがあって、何かの口になっているような?
2017年05月03日 15:32撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 15:32
さらに別の石組。大きな石組みの囲いがあって、何かの口になっているような?
その奥には一段と高い石の段があった。さて何をするものか?
 いずれにせよ、ここで生活が営まれていたということだろう。金久昌業さんも、品谷を降った時、一軒の農家と小さな田んぼがあったと記録されている(北山の峠(上)品谷峠の項)。
2017年05月03日 15:32撮影 by  CX2 , RICOH
5/3 15:32
その奥には一段と高い石の段があった。さて何をするものか?
 いずれにせよ、ここで生活が営まれていたということだろう。金久昌業さんも、品谷を降った時、一軒の農家と小さな田んぼがあったと記録されている(北山の峠(上)品谷峠の項)。
 その後、品谷を少し遡ってみたあと、テントサイトに帰り着いた。
2017年05月04日 05:24撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 5:24
 その後、品谷を少し遡ってみたあと、テントサイトに帰り着いた。
■3■品谷を徘徊する
 翌朝はのんびりしすぎて7時ちょっと前出発。
なんの花(の後)やろか?よく見るけど。
2017年05月04日 07:01撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 7:01
■3■品谷を徘徊する
 翌朝はのんびりしすぎて7時ちょっと前出発。
なんの花(の後)やろか?よく見るけど。
 釜が原の植林帯を回り込むようにして品谷に入っていく。小さな峠を越したところに堰堤があった(7:12)
 品谷は最初は広い谷でまあまあ歩きやすい。作業用のピンクテープが要所に下がっていて、これを追っていけば間違いない。テープが沢の対岸にみえるところには間違いなく渡りやすい渡渉ポイントがある。なかなかのガイドっぷりで感心した。
7:19、カツラの大木
2017年05月04日 07:19撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 7:19
 釜が原の植林帯を回り込むようにして品谷に入っていく。小さな峠を越したところに堰堤があった(7:12)
 品谷は最初は広い谷でまあまあ歩きやすい。作業用のピンクテープが要所に下がっていて、これを追っていけば間違いない。テープが沢の対岸にみえるところには間違いなく渡りやすい渡渉ポイントがある。なかなかのガイドっぷりで感心した。
7:19、カツラの大木
7:22、もうひとつカツラ
2017年05月04日 07:22撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 7:22
7:22、もうひとつカツラ
谷はこんな感じで歩きにくいことはない。
2017年05月04日 07:26撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 7:26
谷はこんな感じで歩きにくいことはない。
7:28、炭焼き場跡か
2017年05月04日 07:28撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 7:28
7:28、炭焼き場跡か
7:35、左手(北)から支谷が合流してきた。486mに標高点記号があるところ。堰堤からここまで22分かかった。
2017年05月04日 07:35撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 7:35
7:35、左手(北)から支谷が合流してきた。486mに標高点記号があるところ。堰堤からここまで22分かかった。
7:41、さらに右手(本流)を遡る
2017年05月04日 07:41撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 7:41
7:41、さらに右手(本流)を遡る
7:45、だんだん荒れてきた。
2017年05月04日 07:45撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 7:45
7:45、だんだん荒れてきた。
7:47、V字谷
2017年05月04日 07:47撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 7:47
7:47、V字谷
7:52、右手から小さな沢が落ちてきた
ここで小休憩を入れて、道を探す。
多少行ったり来たりしていると、ここの谷出合からは少し上に巻き道があった。
2017年05月04日 07:52撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 7:52
7:52、右手から小さな沢が落ちてきた
ここで小休憩を入れて、道を探す。
多少行ったり来たりしていると、ここの谷出合からは少し上に巻き道があった。
8:14その巻道を歩いている
2017年05月04日 08:14撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 8:14
8:14その巻道を歩いている
谷は、滝ではないが急なナメ床を流れ降っていた。
2017年05月04日 08:17撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 8:17
谷は、滝ではないが急なナメ床を流れ降っていた。
8:23、踏み跡、ピンクテープはあるとはいえ、かなりきわどい巻道である
2017年05月04日 08:23撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 8:23
8:23、踏み跡、ピンクテープはあるとはいえ、かなりきわどい巻道である
まだまだ続く
2017年05月04日 08:24撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 8:24
まだまだ続く
■4■この偵察行が間違いの元
 うろうろしているとはいえ、だいぶん歩いているので南斜面に偵察に上がることにした。これが8:30ころ。後で分かるのだが、これが間違いの元。なにしろ、谷底ゆえ地図ロイドが表示されず現在地が皆目分からない。これも後でわかのだがネットワークが切れていた!!
 あとで昨日の写真を確認すると、ここまでは下見に来ていた。
2017年05月04日 08:26撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 8:26
■4■この偵察行が間違いの元
 うろうろしているとはいえ、だいぶん歩いているので南斜面に偵察に上がることにした。これが8:30ころ。後で分かるのだが、これが間違いの元。なにしろ、谷底ゆえ地図ロイドが表示されず現在地が皆目分からない。これも後でわかのだがネットワークが切れていた!!
 あとで昨日の写真を確認すると、ここまでは下見に来ていた。
8:34、斜面は急だが登れる
2017年05月04日 08:34撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 8:34
8:34、斜面は急だが登れる
8:47、大杉のテラス
枝打ちには入っているらしく、鋭利にカットされた杉の枝が落ちていた。
ちょっとうろうろした挙句、ここで休憩。地形をみてみると小さな谷の源頭部で、その谷はここでおしまい。広いおおきな谷になっている。これは想定している場所とは違うな!
2017年05月04日 08:47撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 8:47
8:47、大杉のテラス
枝打ちには入っているらしく、鋭利にカットされた杉の枝が落ちていた。
ちょっとうろうろした挙句、ここで休憩。地形をみてみると小さな谷の源頭部で、その谷はここでおしまい。広いおおきな谷になっている。これは想定している場所とは違うな!
 あたりは緩やかな斜面で、登れそうだが・・・・このまま登るか、それとも元に戻るか?
2017年05月04日 08:53撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 8:53
 あたりは緩やかな斜面で、登れそうだが・・・・このまま登るか、それとも元に戻るか?
クマ剥ぎ?板取りとは違うやろ?こんなのがあちこちに見られた。
2017年05月04日 09:05撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:05
クマ剥ぎ?板取りとは違うやろ?こんなのがあちこちに見られた。
 9:09、少し登っていくと、炭焼き場跡のような場所が何箇所かあり、ピンクテープが下がっているところがあった。最悪、これで降っていける。あと1時間ほど探索して尾根に出ないならこれを伝って降ろうと決めた。
2017年05月04日 09:09撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:09
 9:09、少し登っていくと、炭焼き場跡のような場所が何箇所かあり、ピンクテープが下がっているところがあった。最悪、これで降っていける。あと1時間ほど探索して尾根に出ないならこれを伝って降ろうと決めた。
 念の為、ピンクテープの踏み跡を辿ってみる。踏み跡は東に続いていて、次の尾根あたりで下っていった。つづいていて途中、木の階段を作ってある場所もあった(9:12)。
2017年05月04日 09:11撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:11
 念の為、ピンクテープの踏み跡を辿ってみる。踏み跡は東に続いていて、次の尾根あたりで下っていった。つづいていて途中、木の階段を作ってある場所もあった(9:12)。
その木の階段を撮ったつもりが、これでは分からんな。
2017年05月04日 09:12撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:12
その木の階段を撮ったつもりが、これでは分からんな。
9:13、ピンクテープは続く
2017年05月04日 09:13撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:13
9:13、ピンクテープは続く
9:27、さて、登ってみることにする。直登は難しそうなので、右手(西)に、先ほどの踏み跡の上の斜面をトラバースしながら登っていく。予定より西に行くけれどもやむを得ないだろう。
2017年05月04日 09:27撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:27
9:27、さて、登ってみることにする。直登は難しそうなので、右手(西)に、先ほどの踏み跡の上の斜面をトラバースしながら登っていく。予定より西に行くけれどもやむを得ないだろう。
ひしゃげたイワウチワがひっそり咲いていた。まだ花を愛でる余裕はある。
2017年05月04日 09:38撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 9:38
ひしゃげたイワウチワがひっそり咲いていた。まだ花を愛でる余裕はある。
9:35、大きな台杉。ここで5.6分休憩
2017年05月04日 09:39撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:39
9:35、大きな台杉。ここで5.6分休憩
9:42、尾根が見えた。谷を右に見て登っていく。
ただでさえ、予定より西に来ているのに、さらに西に行くことになる。
2017年05月04日 09:42撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:42
9:42、尾根が見えた。谷を右に見て登っていく。
ただでさえ、予定より西に来ているのに、さらに西に行くことになる。
9:46、尾根に出た。
 山と高原地図の京都北山版を持っていたのを思い出し(もっと早く気づけよ!)見てみると・・・・・・ゲゲゲのゲ!!P827峰の遙か西、コンター700ほどのところにいる。P827の少し西かと思っていたのに。大間違いにもほどがある!
 間違ったことはしかたがないので、とりあえず休憩して修復にかかる。
2017年05月04日 10:04撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 10:04
9:46、尾根に出た。
 山と高原地図の京都北山版を持っていたのを思い出し(もっと早く気づけよ!)見てみると・・・・・・ゲゲゲのゲ!!P827峰の遙か西、コンター700ほどのところにいる。P827の少し西かと思っていたのに。大間違いにもほどがある!
 間違ったことはしかたがないので、とりあえず休憩して修復にかかる。
■5■快適な尾根道を品谷峠へ
 尾根には明瞭な踏み跡があった。10:05出発し、東方向に尾根を130mほど登る。10:29、25分ほどでP827。だだっ広いピークだ。
2017年05月04日 10:30撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 10:30
■5■快適な尾根道を品谷峠へ
 尾根には明瞭な踏み跡があった。10:05出発し、東方向に尾根を130mほど登る。10:29、25分ほどでP827。だだっ広いピークだ。
ここにはトチヤナギ谷が突き上げてくる。なかなか良さそうな谷だ。
2017年05月04日 10:32撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 10:32
ここにはトチヤナギ谷が突き上げてくる。なかなか良さそうな谷だ。
尾根はほとんど平坦だ。P827を過ぎたところで、品谷山があんなところに見える(10:34)。
2017年05月04日 10:34撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 10:34
尾根はほとんど平坦だ。P827を過ぎたところで、品谷山があんなところに見える(10:34)。
10:35;Ca.830ピーク。
P327の次のピークだ。
2017年05月04日 10:35撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 10:35
10:35;Ca.830ピーク。
P327の次のピークだ。
ここからの見晴らしはすこぶる良い。後でわかるが、品谷山付近の尾根筋は木々がジャマをして、見晴らしはあまりよろしくない。大段とか演習林方向を見ているが、どれがどれやら分からない。
2017年05月04日 10:38撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 10:38
ここからの見晴らしはすこぶる良い。後でわかるが、品谷山付近の尾根筋は木々がジャマをして、見晴らしはあまりよろしくない。大段とか演習林方向を見ているが、どれがどれやら分からない。
左に振ると、佐々里、田歌方面。奥にあるのは、左肩に送電鉄塔が見えるので八ヶ峰?そうすると、その左奥の山が分からない。ちょっと近すぎるように思うけど、そんなものかな?
2017年05月04日 10:38撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 10:38
左に振ると、佐々里、田歌方面。奥にあるのは、左肩に送電鉄塔が見えるので八ヶ峰?そうすると、その左奥の山が分からない。ちょっと近すぎるように思うけど、そんなものかな?
10:43、Ca.830峰。ここを降りれば品谷峠だ。
2017年05月04日 10:43撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 10:43
10:43、Ca.830峰。ここを降りれば品谷峠だ。
■「朔風が梢に満ちる清明の」品谷峠
11:48、品谷峠着
サブタイトルは、金久昌業さんの言葉である。長岡山人さんも使われていたフレーズなので、使ってみた。
2017年05月04日 10:47撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 10:47
■「朔風が梢に満ちる清明の」品谷峠
11:48、品谷峠着
サブタイトルは、金久昌業さんの言葉である。長岡山人さんも使われていたフレーズなので、使ってみた。
 確かに清明だ。「朔風が梢に満ちる」などというフレーズは自分では思いつかないが、当日はそよ風が八丁側から吹きあげていた。お天気は晴れ。梢は新芽の季節で重苦しくはなく清々しい。しかし、現実は尾根通しに来た品谷峠なのだ。なんちゃって品谷峠越え。
2017年05月04日 10:50撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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 確かに清明だ。「朔風が梢に満ちる」などというフレーズは自分では思いつかないが、当日はそよ風が八丁側から吹きあげていた。お天気は晴れ。梢は新芽の季節で重苦しくはなく清々しい。しかし、現実は尾根通しに来た品谷峠なのだ。なんちゃって品谷峠越え。
 確かに清明の峠ではあるが、ありえないほどの間違いをしたボクのテンションはダダ下がり。まだ11時なので、これから八丁−ソトバ峠−小塩は十分間に合うのだが、今更八丁もないだろうという気分になっている。八丁、ソトバ峠を越すならちゃんと品谷を遡って品谷峠を越してこそ八丁だ。再来を期す。昼メシを食いながらそんなことを考えた。
2017年05月04日 10:49撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 10:49
 確かに清明の峠ではあるが、ありえないほどの間違いをしたボクのテンションはダダ下がり。まだ11時なので、これから八丁−ソトバ峠−小塩は十分間に合うのだが、今更八丁もないだろうという気分になっている。八丁、ソトバ峠を越すならちゃんと品谷を遡って品谷峠を越してこそ八丁だ。再来を期す。昼メシを食いながらそんなことを考えた。
越してきたP827も見える
2017年05月04日 11:19撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 11:19
越してきたP827も見える
 これが品谷への降り口か。薄いながらも踏み跡が見られる。
 もう八丁へは行かないという気分になっているので、11:20までゆっくり休憩して出発。
2017年05月04日 10:49撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 10:49
 これが品谷への降り口か。薄いながらも踏み跡が見られる。
 もう八丁へは行かないという気分になっているので、11:20までゆっくり休憩して出発。
■6■品谷山の稜線慢歩
11:29、品谷山鞍部付近。昔はここが品谷峠とされていて、うろうろした人も多かったようだ。
2017年05月04日 11:29撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 11:29
■6■品谷山の稜線慢歩
11:29、品谷山鞍部付近。昔はここが品谷峠とされていて、うろうろした人も多かったようだ。
11:38、四郎五郎谷の支谷源頭。スモモ谷かと思っていたら違った。
2017年05月04日 11:38撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 11:38
11:38、四郎五郎谷の支谷源頭。スモモ谷かと思っていたら違った。
11:42、品谷山
二等三角点、880.7m
2017年05月04日 11:43撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 11:43
11:42、品谷山
二等三角点、880.7m
11:56、次のCa.850mのピーク。ピークと言ってもほぼ平坦な尾根歩きなので、ピークを間違う。
2017年05月04日 11:56撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 11:56
11:56、次のCa.850mのピーク。ピークと言ってもほぼ平坦な尾根歩きなので、ピークを間違う。
11:58、演習林方向なのだが、右手の山はP951か?よくわからない。
2017年05月04日 11:58撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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11:58、演習林方向なのだが、右手の山はP951か?よくわからない。
12:03、P866の肩。ここがP866かと思っていたら違った。
2017年05月04日 12:03撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 12:03
12:03、P866の肩。ここがP866かと思っていたら違った。
12:05、P866(のちょっと手前)。平たいピークなのでどこがピークなのやら?向うに見えるはダンノ峠の峰続きのP892か。
2017年05月04日 12:05撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 12:05
12:05、P866(のちょっと手前)。平たいピークなのでどこがピークなのやら?向うに見えるはダンノ峠の峰続きのP892か。
12:09、ダンノ峠方面
2017年05月04日 12:09撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 12:09
12:09、ダンノ峠方面
武奈ヶ岳?雲に隠れてよくわからない。
2017年05月04日 12:12撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 12:12
武奈ヶ岳?雲に隠れてよくわからない。
12:19、ダンノ峠分岐
 品谷峠からの尾根道もなだらかで稜線慢歩というには格好の道だった。また歩いてみたい。このまま佐々里峠に行こうかとも思ったが、せっかくなのでダンノ峠に行ってみることにした。2時20分のバスには余裕で間に合いそうだ。
2017年05月04日 12:19撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 12:19
12:19、ダンノ峠分岐
 品谷峠からの尾根道もなだらかで稜線慢歩というには格好の道だった。また歩いてみたい。このまま佐々里峠に行こうかとも思ったが、せっかくなのでダンノ峠に行ってみることにした。2時20分のバスには余裕で間に合いそうだ。
12:29、途中に咲いていた花。Ca.850ピーク付近
2017年05月04日 12:29撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 12:29
12:29、途中に咲いていた花。Ca.850ピーク付近
12:40、ダンノ峠
2017年05月04日 12:40撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 12:40
12:40、ダンノ峠
八丁への道。なかなかよさそうな谷道である。山と高原地図では峠谷となっていた。
2017年05月04日 12:42撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 12:42
八丁への道。なかなかよさそうな谷道である。山と高原地図では峠谷となっていた。
のんびりと尾根道を降る
ミヤマカタバミ
2017年05月04日 12:47撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 12:47
のんびりと尾根道を降る
ミヤマカタバミ
13:00、尾根をコンタ−570あたりまで降るとイワウチワが咲いていた。群落状だったが、それほど密生はしていない。花も盛りを過ぎた様子だった。
堂々たるセンターレイアウト
2017年05月04日 13:12撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 13:12
13:00、尾根をコンタ−570あたりまで降るとイワウチワが咲いていた。群落状だったが、それほど密生はしていない。花も盛りを過ぎた様子だった。
堂々たるセンターレイアウト
花が終わった後
2017年05月04日 13:13撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 13:13
花が終わった後
せっかくなのでもう一枚。ここで20分近く休憩していた。
2017年05月04日 13:19撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 13:19
せっかくなのでもう一枚。ここで20分近く休憩していた。
菅原着13:37。バスは14:24だったので、ちょっと早すぎた。着替え、残りのパンも食べてのんびり休憩。
 一応、品谷は登って、品谷峠も、その前後の尾根道もなかなか良かったけれども、とんでもない間違いでフラストレーションの残る山行だった。近いうちにまた。
2017年05月04日 14:08撮影 by  CX2 , RICOH
5/4 14:08
菅原着13:37。バスは14:24だったので、ちょっと早すぎた。着替え、残りのパンも食べてのんびり休憩。
 一応、品谷は登って、品谷峠も、その前後の尾根道もなかなか良かったけれども、とんでもない間違いでフラストレーションの残る山行だった。近いうちにまた。

感想

 結果は、ありえないほどの間違いをして品谷峠には達したけれども、いくらなんでも峠越とはいえなかった。テンションはダダ下がりで品谷山だけ登って、2日もかけた割には収穫の少ない山行になってしまった。

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