仙丈ヶ岳


- GPS
- 05:33
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 1,079m
- 下り
- 1,077m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
05:35広河原(乗合タクシー1200円)06:35 06:50北沢峠( 南アルプス市営バス750円)07:15 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【危険箇所】 ●仙丈小屋〜馬の背ヒュッテ →沢沿いの登山道が凍結。登山道を迂回する必要があります。 ●馬ノ背ヒュッテ〜大滝ノ頭 →徒渉しなければならない沢がすべて凍結していて、アイゼンなしでは渡ることができません。ツルツルです。アイゼンを持っていない人は断念して別ルートからの下山を検討していました。 以上のことから、北面に接している沢は全体的に凍結している可能性が高いかもしれません。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
●今週2回目の山登りなので、軽めの山として、仙丈ヶ岳に登ることに。結果的に4週連続の南アルプスとなりました。この日は南アルプス林道が閉鎖してしまう前の最後の土日。北沢峠まで足を延ばしました。
●帰りの中央高速の小仏渋滞、三鷹料金所〜元八王子BS渋滞のことを考えると北沢峠13:05発のバスに間に合いたい。
●山頂到着は10:18。かかった時間は2時間55分。下りは2時間あれば充分間に合うだろうと考え、来た道を戻らずに仙丈小屋〜馬ノ背ヒュッテ〜大滝頭コースを選択。これが後から大変なことに。
●仙丈小屋までは順調に下るが、仙丈小屋を過ぎた辺りから、小さな沢と平行に進むのだが、水が登山道に流れ込み、完全に凍結している。ここは登山道からちょっと外れたコースを歩くことで回避。
●馬ノ背ヒュッテを過ぎるてしばらく進むと、なんとまさかの展開。沢が完全に凍結している。登りは尾根筋だったので積雪しているものの問題なく歩けたのだが、沢筋はこんな状態になっていたとは。
●何とか渉ろうとしたが、滑って転倒。2〜3mくらい滑落てしまった。しかたなくアイゼンを装着し何とか乗り切る。
●ホッとするのもつかの間、すぐにまた別の凍結した沢が現れる。今度は無理せずに最初からアイゼンを付けて渉る。その後も2本の沢を渉るためにアイゼンを付けては外しての繰り返し。大滝ノ頭直前の沢が一番難しく、アイゼンを持っていないので諦めて引き返す人もいた。
●何とか大滝ノ頭にたどり着くも、転倒やアイゼン着脱で大幅にタイムロス。時間は12:19。13:05のバスに間に合うためには45分しか時間がない。次のバスは15:30発。これだと時間が余り過ぎる。間に合うのか?
●ここから疲れた体に鞭を打って、すっ飛ばして下る。途中、一番最悪のパターンである「ギリギリ間に合わない」という展開がアタマの中によぎり、それを「でも、ここで踏ん張らないともっと後悔する」という気持ちで打ち消す。これを脳内で繰り返し続けながら下ること30分。北沢峠に止まっているバスが見えた。間に合った!
●とはいえ、時間ばかりに気を取られた結果、転倒・滑落もしてしまい、反省しなければならない山行であったことは間違いありません。これからはもう冬山という認識で山には入らなければならないと強く肝に銘じた次第です。
danyamaさん、こんばんは。
danyamaさんのレコを拝見していて、11月6日も
すれ違っている可能性があることに気が付きました
硫黄岳でお会いした感じから、小仙丈岳で休憩している時と、
仙丈小屋で昼ご飯を食べているときにお見かけした
ような気がします。
私はこのときは長男と二人で登っていました。
大滝ノ頭へ接続するルート、予想外の凍ったルートで
危険でしたね。私達もここで今シーズン初アイゼン
でした。
これは、またお会い出来る可能性が大な気がして
きました
youtaroさん
うわぁ、ボクもお2人のこと覚えてます!すごいですね!
コースタイムを拝見させていただきました。こちらも間違いないと思います。
他に誰もいない仙丈小屋の外のベンチに2人で腰掛けて食事されていましたよね?
「親子かな?親子で山登りっていいなぁ」
なんて思いながらベンチの前を通り過ぎました。
仙丈小屋→馬の背ヒュッテ→大滝ノ頭への
ルートを歩いている人がとても少なかったので、
凍ったルートを歩きながら、
「もしお2人もこのルートだったら大丈夫かな?」
ということがチラっとアタマをよぎったことも覚えています。
これはこれは、間違いなくまた出会えますね。
楽しみにしています!
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