笠ヶ岳 金木戸川「打込谷」遡行 ( ソロテント泊 2days )

2025年08月30日(土) ~ 2025年08月31日(日)

• GPS: 17:59
• 距離: 40.8km
• 登り: 3,791m
• 下り: 3,322m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:58
• 休憩: 1:06
• 合計: 11:04

距離 26.0km 登り 2,878m 下り 1,290m

2:30 スタート地点
2:47 2:48 金木戸発電所
4:29 池の尾発電所
5:34 広ヶ原取水堰堤
5:43 小倉谷出合
6:51 7:04 壊れた吊り橋(通称)
7:15 7:17 打込谷出合
8:26 8:45 こもれびの淵
9:37 9:58 仙ノ淵
13:02 13:12 二股 (2040m)
13:34 二股 (2150m)

2日目

• 山行: 6:01
• 休憩: 0:48
• 合計: 6:49

距離 14.8km 登り 913m 下り 2,032m

4:24 二股 (2150m)
6:18 6:19 笠ヶ岳テント場
6:24 6:25 笠ヶ岳山荘
6:34 6:44 笠ヶ岳
6:53 6:55 笠ヶ岳山荘
6:59 7:05 笠ヶ岳テント場
7:20 抜戸岩
7:51 7:52 笠新道分岐
7:54 笠新道抜戸岳分岐
8:32 8:37 杓子平
9:03 9:07 天然クーラー(岩間)
9:12 9:18 天然クーラー(木の根)
9:34 ブリキベンチ
10:11 10:19 笠新道登山口
10:29 中崎橋
10:41 お助け風穴
10:53 10:57 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
11:03 中崎山荘 奥飛騨の湯
11:12 新穂高温泉無料駐車場
11:13 ゴール地点

天候

晴れる

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

◽駐車場
新穂高温泉無料駐車場を利用 ( 前日PМ5:30到着で満車率80%程 出発時には満車)。※ シーズン中のみ最下部に仮設トイレあり。

◽自転車
下山口の新穂高駐車場から登山開始の金木戸発電所前の駐車場スペース (約3台) へ自転車移動 (距離27.1 km・登り135 m・下り742 m・1時間20分) 駒止橋まで概ね降りのため自転車が有効。タクシーも可能 (要予約／15000円程)

コース状況／危険箇所等

⚪️金木戸発電所〜壊れた吊り橋
広ヶ原取水堰堤まで林道歩き(15km)は作業車両も通過するため歩きやすい。そこから”壊れた吊橋“手前まで廃道(5km)となるのため難路です。基本的に歩きやすいが支流の横断のたびルートを見失いやすく際どい崩落地(古いトラロープ完備)の通過もある。進めない程の激藪は無いのでそれをルーファイの判断基準とした。支流の通過が多いで浄水器があれば水には困らない【 なお、最初の林道(15km)において電気工事による通行止めが (9:00〜12:00 ＆13:00〜17:00 工期 8月1日〜9月30日まで、との看板あり　施工者 三井金属エンジニアリング�蠖晴�支店(0578825346)に要確認。】


⚪️ 壊れた吊り橋〜打込谷〜稜線
難所その �� こもれびの淵 (泳いで右岸バンドに上陸して高巻く、その際に残置スリングを頼りに乗り上げる箇所＆最後の一手が簡単ではない箇所あり。難所その �� 滝の数 (高巻き道はどれも明瞭で慣れている方であれば容易かもしれないが数が多く徐々に疲弊してくる)。／渡渉は金木戸川は危険だが打込谷は優しかった。／幕営地「2150m 二股」草付高台に平地が点在する。／水涸れは2350m。／脱渓はガレゼレ (池ノ谷ガリーと比べると容易)を越えて稜線の登山道へ、 ※ ログはルートミスの修正の為のトラバースしている。

※装備
ピッケル(なくてもいいかも)。／チェンスパ(なくてもいいかも)。／ロープ30m✕1 (未使用)。／靴はラバー (滑り特に源頭部には要注意 )。

写真

8/30 2:32

新穂高から自転車で金木戸発電所へ到着。2周連続です (笑)

8/30 7:55

打込谷へ入りました

8/30 7:59

こもれび

8/30 8:20

水が綺麗

8/30 8:22

秋をかんじる

8/30 8:30

いい岸壁

8/30 8:31

巨石の世界、沢を始めてから鉱物に対して「何故そうなった ! ?」と興味が湧いてきました。

8/30 8:32

巨石の迷路

8/30 8:33

30mの淵をもつ5mの滝「こもれびの淵」と名付けました最大の難所

8/30 8:38

「右岸バンド上陸」まで平泳ぎ

8/30 8:39

上陸した右岸バンドから泳いだ淵をふりかえる。

8/30 8:39

バンドを辿る (最初の乗り上げに残置スリングを頼る)

8/30 8:40

ヌルヌルなのでハイハイ

8/30 8:40

この先の「最後の一手」のみ難しい「よく考えてから」丁寧に登りました。

8/30 8:46

さらばラスボスまた会おう ! !

8/30 9:01

綺麗は終わらない

8/30 9:15

平和

8/30 9:20

美しい

8/30 9:24

丸々と太った岩魚が悠々と泳いでいる (禁漁区です)

8/30 9:25

晴れているからキラキラ

8/30 9:27

秘境

8/30 9:28

水が綺麗

8/30 9:29

ゴルジュ

8/30 9:31

濃厚です

8/30 9:36

癒やしは続く

8/30 9:42

「仙ノ淵」は右岸巻き、安全なバンドあります

8/30 9:45

深い釜

8/30 9:52

高巻中に見下ろす

8/30 9:55

岩が濃厚、きっと何百年も変わらない風景

8/30 9:58

再入渓です

8/30 10:16

必ず明瞭な巻き道が存在していたように感じる

8/30 10:23

すげぇ (右岸巻き)

8/30 10:26

エメラルドグリーン

8/30 10:29

宝石です

8/30 12:17

暑いので水遊び

8/30 12:18

うっひゃー！！冷たい！！

8/30 12:36

まだまだ滝は終わらない

8/30 13:04

巻きまくる

8/30 13:17

明るい谷です

8/30 13:17

景色が最高

8/30 13:21

青空がピッタリな谷です

8/30 13:30

ふりかえる

8/30 13:33

人気があるわけだ

8/30 15:24

幕営地は「二股 2150m」平地高台の草地、薪が少なく1時間ほど歩き集めた。

8/30 13:57

キンキンに冷えるんだよ

8/30 15:40

「白樺の樹皮」は優秀な着火剤

8/30 16:19

本日は「厚切ベーコンの石焼き」石でしっかり焼けるのかが不安だったので生食可能なベーコンにしました。

8/30 16:36

ベーコンが焼ける音色はいつ聴いても魅力的

8/30 16:39

「厚切ベーコン＆季節のフルーツ添え」の完成

8/30 16:50

おかわりもある、ベーコンだけで700g。100gで100円の激安ですが… (笑)

8/30 17:07

石で焼けるんだなぁ…。

8/30 17:30

おやすみなさい。

8/31 6:02

⚪️⚪️⚪️ 翌朝 ⚪️⚪️⚪️
夜明け前に「まだあるの ! ?」数々の大滝を越え登山道 (稜線) 合流、最後まで高巻きつづける谷でした。

8/31 6:06

打込谷を見下ろすと達成感

8/31 6:30

槍穂連峰

8/31 6:41

笠ヶ岳に登頂

8/31 6:36

南西尾根＆クリア谷方面

8/31 7:09

緑ノ笠

8/31 7:25

笠ヶ岳さらばじゃ ! !

8/31 7:12

笠新道で下山します (まるで槍ヶ岳へ向かうかのよう )

撮影機器：

TG-7 OM Digital Solutions

感想

ナオト

素晴らしい谷でした。太陽がそれキラキラと輝かせて晴れの日がオススメ、古くから人気がある理由もわかりました。ビール＆厚切ベーコンの石焼き美味しかったなぁ…。