石楠花に誘われて堂満岳・カラ岳・釈迦岳(SMC5月定例)

2016年05月08日(日) [日帰り]

• GPS: 06:20
• 距離: 11.7km
• 登り: 1,149m
• 下り: 1,146m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:48
• 休憩: 1:18
• 合計: 6:06

距離 11.7km 登り 1,149m 下り 1,148m

9:29 イン谷口
9:56 10:02 ノタノホリ
11:34 12:02 堂満岳
12:21 12:25 東レ新道分岐
12:37 12:43 金糞峠
13:04 13:05 前山
13:09 13:25 北比良峠
13:32 13:33 比良明神
13:52 カラ岳
14:08 14:16 釈迦岳
14:39 14:44 比良リフト・比良ロープウェイシャカ岳駅跡
15:06 15:09 神璽谷・釈迦岳分岐
15:23 登山ポスト（神璽谷道）
15:33 大津ワンゲル道登山口
15:35 イン谷口バス停

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

湖西線比良駅よりバスにてイン谷口へ(往復)

コース状況／危険箇所等

整備された登山道で問題ありません

写真

5/8 9:23

比良駅から10分、連休最終日の超満員のバスにて登山口のイン谷口に到着

5/8 9:24

出発準備をする登山者たち。。ここから釈迦岳、北比良峠・金糞峠、堂満岳の3つのルートに分かれる

5/8 9:57

我々は堂満岳東尾根へ。。30分ほど登ったノタノホリ。水面に新緑が写って美しい。

5/8 10:34

薄い黄色の花をたくさん付けた木。なんていう名前だろう

5/8 10:36

ツツジ

5/8 11:13

イワカガミの可憐な花が有りました

5/8 11:17

少し薄い色のイワカガミも

5/8 11:20

これはシロヤシオです

5/8 11:23

山頂への最後の登りは急です。ここまでにもシャクナゲは有ったのですが、もう散ってしまったのか一輪も見かけませんでした

5/8 11:25

ニョイスミレでしょうか。スミレは種類が沢山で．．

5/8 11:29

漸くシャクナゲの花を見つけました。もう山頂直下です

5/8 11:30

結構沢山花を付けている株も出てきました

5/8 11:34

堂満岳(1,057m)山頂です。シャクナゲの花に取り囲まれてるのを期待していたのですが、遅かったようです

5/8 11:32

琵琶湖の眺め。。この日は黄砂の影響でしょうか沖ノ島が何とか見えますが、対岸の山は確認できない程でした

5/8 12:03

天気の良い連休最終日、皆さんシャクナゲを求めていつの間にやら山頂は大賑わい

5/8 12:03

昼食休憩ののち尾根を金糞峠へ向かいます

5/8 12:06

琵琶湖バレイのある蓬莱山が望めます

5/8 12:09

この日の目的地の釈迦岳は谷を挟んで反対側。。まだ先です

5/8 12:15

比良の主脈縦走路で出ます

5/8 12:15

釈迦岳へかけたこの稜線はシャクナゲ尾根と呼ばれるだけあって両サイドはシャクナゲの木で一杯です。満開の時期が羨ましいです

5/8 12:31

それでも中にはまだ花の残っている所もあって楽しい気分になります

5/8 12:33

シロヤシオ。。まだ蕾の木も多かったですが、綺麗に開いているものも。。。

5/8 12:36

鈴鹿で見たアカヤシオは華やかだけど、シロヤシオはなんとも清楚です

5/8 12:37

金糞峠。右へ下れば青ガレを経てイン谷口へ、左奥へ下れば中峠を経て武奈ヶ岳へ。

5/8 12:55

しなびた花が多かった中で割と綺麗に残っていたシャクナゲの花

5/8 12:55

北比良峠へ向かう途中、何とか楽しめました

5/8 13:04

堂満岳

5/8 13:08

広々とした北比良峠に到着。昔はスキー場で、この付近にロープウェイの山頂駅があったそうです

5/8 13:09

かたわらにオオカメノキが花を付けてました

5/8 13:17

峠からはコヤマノ岳、武奈ヶ岳（右奥）が望めます

5/8 13:17

武奈ヶ岳のアップです。山頂の標識は見えますが、登山者の姿が有りません。。珍しいです

5/8 13:19

だだっ広い峠で琵琶湖側の景色を眺める人たちです

5/8 13:22

コイワカガミの群落が綺麗でした

5/8 13:30

比良ロッジ跡地からも深い谷の向こうに琵琶湖が見えました

5/8 13:49

黄色い実を付けた木

5/8 13:52

アンテナの建つカラ岳山頂

5/8 13:56

シャクナゲは少なかったですが、稜線上ずっと見ることができました

5/8 13:58

リトル比良の岩阿沙利山辺りが見えます

5/8 13:59

釈迦岳への最後の登り

5/8 14:02

この辺りは航空路に当たってるのでしょう。。たくさんの飛行機雲が青空に描かれてました

5/8 14:08

三等三角点のある釈迦岳山頂です

5/8 14:18

釈迦岳を下ります

5/8 14:22

ワンゲル道との分岐

5/8 14:23

比叡山は霞んでいますが、蓬莱山、堂満岳の比良の主脈が見渡せました

5/8 14:26

新緑が美しい。分かりにくいですが、手前の木は満開のシロヤシオです

5/8 14:28

ミツバツツジ

5/8 14:29

最後のシャクナゲです

5/8 15:07

神璽谷を北比良峠へ登る登山道に合流しました。

5/8 15:23

ロープウェイの山麓側の出発駅の跡

5/8 15:32

山藤も綺麗に

5/8 15:35

イン谷口へ下ってきました

5/8 15:47

帰りもバスに乗って比良駅まで下りました。歩いても40分ほどですけどね

5/8 16:14

JR比良駅から、本日歩いた堂満岳(左)から釈迦岳(右)の稜線

5/8 16:38

登山とは関係ないけど4月29日に開業した京都鉄道博物館の広告車両が来ました

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Canon

感想

ちゃむ

山々会5月の定例会は、連休最終日の日曜日。
この時期、新緑と花の季節ということもあって近場でそれらを楽しめる比良の堂満岳〜釈迦岳のいわゆる石楠花尾根縦走となった。
ただ、シャクナゲは表年と裏年が顕著に分かれる植物とのこと、一昨年(2014年)は5月18日に来て最高だったが、昨年(2015年)は徹底的に裏年だったのか5月17日に来ても殆ど咲いた株がなく、わずかに数か所でしかシャクナゲの花を見ることは無く終わった。
さて、今年は？と昨年より1週間以上早い5月8日に同じ堂満岳に登った。結論から言うと、遅かった・・ようだ。最盛だったかどうかは別として、落ちている花を沢山見かけたことからも明らかに1週間ほど前がピークだったようだ。
それでも堂満岳の山頂直下辺りから見かけだしたシャクナゲの花、尾根筋にもそこそこに残っていたりして華やかさを醸し出してくれていた。
他に可愛いイワカガミの群落、まだ蕾のものも多かったけど清楚なシロヤシオも楽しませてくれた。
本当にお花を一番良いタイミングで見るということは難しいものである。それでも毎年凝りもせずやってくるのは、やっぱり美しいものを見たいという本能的なものなのかもしれない。

　今回の歩行距離：12.1km　2016年の累積距離:287.7km（20回目）
　今回の累積標高：1,335m　2015年の累積標高:22,642m