ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 86953
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

甲武信ヶ岳 〜信濃川源流を目指す旅〜

2010年11月13日(土) ~ 2010年11月14日(日)
 - 拍手
GPS
13:53
距離
24.5km
登り
2,319m
下り
2,357m

コースタイム

往路:6時間15分
 9:45道の駅みとみ(雁坂峠入口BT)〜徳ちゃん新道〜15:05木賊山〜甲武信小屋〜15:18〜休憩後〜16:00甲武信ヶ岳-甲武信小屋(小屋泊4人・テント泊3人)

復路:6時間20分
 6:45甲武信小屋〜巻き道経由〜7:35避難小屋〜8:10西破風山〜8:53東破風山〜9:38雁坂嶺〜10:15雁坂峠〜林道終点〜13:45道の駅みとみ
天候 1日目:曇り(残念・・・)
2日目:曇り(無念)
過去天気図(気象庁) 2010年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
海老名駅〜圏央道海老名I.C.〜東名道御殿場I.C.〜東部富士五湖道路須走I.C.〜河口湖I.C.〜一般道〜道の駅みとみ
コース状況/
危険箇所等
積雪・凍結等はなし 霜柱は多数
シカに出会いました。立派な角のオスでした。
最後道間違えて、ガードレール外の斜面をショートカット クソぼろい看板で「広瀬」と書いてある方が正解でした。
ファイル
高度記録(Pro Trek)
(更新時刻:2010/11/14 20:33)
今回は徳ちゃん新道から甲武信ヶ岳を目指す。入り口は、かなりわかりづらい古い看板があるのみ。途中の位置関係を見ていればまず見過ごしませんが。
2010年11月14日 19:36撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
11/14 19:36
今回は徳ちゃん新道から甲武信ヶ岳を目指す。入り口は、かなりわかりづらい古い看板があるのみ。途中の位置関係を見ていればまず見過ごしませんが。
徳ちゃん新道の序盤は、バリエーションルート?というほど不明瞭な道だ。落ち葉で道が埋まっていたのも一因か。。
2010年11月14日 19:38撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
11/14 19:38
徳ちゃん新道の序盤は、バリエーションルート?というほど不明瞭な道だ。落ち葉で道が埋まっていたのも一因か。。
変な木
2010年11月14日 19:39撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
11/14 19:39
変な木
切れた道標。ココが甲州と武州の境界線を意味している!?
2010年11月13日 14:08撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
11/13 14:08
切れた道標。ココが甲州と武州の境界線を意味している!?
鶏冠山を望む。ここへの道は、かなりの岩稜のようで、今は通行禁止となっているようだ。
2010年11月14日 19:54撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
11/14 19:54
鶏冠山を望む。ここへの道は、かなりの岩稜のようで、今は通行禁止となっているようだ。
木賊山直下から甲武信ヶ岳が見えた。
2010年11月13日 15:16撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
11/13 15:16
木賊山直下から甲武信ヶ岳が見えた。
甲武信小屋。ひなびた雰囲気が最高だ。トイレはすごいキレイで感動。
2010年11月14日 19:38撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
11/14 19:38
甲武信小屋。ひなびた雰囲気が最高だ。トイレはすごいキレイで感動。
煙突からの煙をスローシャッターで撮影
2010年11月14日 19:38撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
11/14 19:38
煙突からの煙をスローシャッターで撮影
甲武信ヶ岳山頂からの眺め。
2010年11月14日 19:44撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
11/14 19:44
甲武信ヶ岳山頂からの眺め。
テント内部。
2010年11月13日 19:03撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
11/13 19:03
テント内部。
砂礫地を進む。
2010年11月14日 19:44撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
11/14 19:44
砂礫地を進む。
破風山避難小屋
2010年11月14日 07:38撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
11/14 7:38
破風山避難小屋
西破風山の手前の避難小屋。かなりキレイで、ストーブ用のマキもたくさん用意されいた。
2010年11月14日 19:42撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
11/14 19:42
西破風山の手前の避難小屋。かなりキレイで、ストーブ用のマキもたくさん用意されいた。
西破風山への登りはかなりの急登だ。
2010年11月14日 19:45撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
11/14 19:45
西破風山への登りはかなりの急登だ。
破風山と地図には表記されているが、現地には「破不」と「破風」の2通りの表記が。。どちらが正解??
2010年11月14日 19:44撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
11/14 19:44
破風山と地図には表記されているが、現地には「破不」と「破風」の2通りの表記が。。どちらが正解??
富士山はこの山行を通してずっと見ることが出来た。天気はイマイチだが、頂上の雪は確認できた。
2010年11月14日 19:44撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
11/14 19:44
富士山はこの山行を通してずっと見ることが出来た。天気はイマイチだが、頂上の雪は確認できた。
2010年11月14日 19:55撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
11/14 19:55
破風山の印象は、「立ち枯れの木」。自然の厳しさを感じる場所であった。
2010年11月14日 19:49撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
11/14 19:49
破風山の印象は、「立ち枯れの木」。自然の厳しさを感じる場所であった。
立ち枯れの木(モノクロ)
2010年11月14日 19:50撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
11/14 19:50
立ち枯れの木(モノクロ)
立ち枯れの木2(モノクロ)
2010年11月14日 19:52撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
11/14 19:52
立ち枯れの木2(モノクロ)
雁坂峠に到着。樹林帯が続く中、ここは見晴らしが良かった。
2010年11月14日 10:17撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
11/14 10:17
雁坂峠に到着。樹林帯が続く中、ここは見晴らしが良かった。
雁坂峠から、ジグザグ道を急降下。
2010年11月14日 19:54撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
11/14 19:54
雁坂峠から、ジグザグ道を急降下。
甲武信ヶ岳〜雁坂峠は、倒れた巨木が多い山だった。コケに覆われた木も多数
2010年11月14日 19:54撮影 by  NIKON D300, NIKON CORPORATION
11/14 19:54
甲武信ヶ岳〜雁坂峠は、倒れた巨木が多い山だった。コケに覆われた木も多数
沓切沢橋。登山道がここで終わってあとは林道。
2010年11月14日 12:46撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
11/14 12:46
沓切沢橋。登山道がここで終わってあとは林道。
林道を歩く。結構長い。
2010年11月14日 13:00撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
11/14 13:00
林道を歩く。結構長い。
雁坂トンネルを回り込んで進む。
2010年11月14日 13:12撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
11/14 13:12
雁坂トンネルを回り込んで進む。
雁坂トンネル付近は落葉。
2010年11月14日 13:19撮影 by  PENTAX Optio W80, PENTAX
11/14 13:19
雁坂トンネル付近は落葉。

感想

感想をポイントごとに

1.奥秩父の初登山
アルプス・八ヶ岳は相当数行っているが、この山域は初めてだ。あまり味わったことの無い山容。丹沢に近い気もするが、高度や展望はアルプスに近い。ただし森林限界が高く、展望が利くのは高所の一部のみ。甲武信ヶ岳〜破風山〜雁坂嶺の印象を一言で表すと「立ち枯れの木の山」。それくらい多かった。折れている巨木が多いのも印象に残った。暖かいが、たまに来る寒波が木を枯らせたり倒したりするのであろうか。。人が少なく山との一体感?を楽しめたような気がした。あとは、結構急登が多いというのも印象に残っている。丹沢の「バカ尾根」を彷彿とさせる急登が何箇所かあり、結構息が切れた。

2.X-RAIZ3人初使用
3人で使うのは初めて。料理は3つのストーブで湯を沸かしても余裕ある感じ。外張りも初めて使用したが結露は無かった。寒さは感じなかったが、冷えこみが甘かったのでまだ性能の評価は難しい。

3.DNS Trek Clubとして
今回は到着時刻に差があったため、2グループに分かれて初日は行動した。自分(stk)、H内副部長、t-kinjou、w-shinの先行組と、y-river、S藤隊員、S木宴会部長の後発組だ。先行組みは海老名出発。東名経由で渋滞を避けられたので早くついてスタート。クライムチームメンバも多いので読図もよくする。それに対し後続チームは、普段コースタイムやルートをあまり気にせず、言ってみれば「後から着いてくる」メンバ達だった。ただ、今回は地図だけをたよりに小屋で落ち合おうという計画だ。今までの山行とは緊張感が断然違ったと思う。雪はないとはいえ、冬山間近の2000m峰で日も短い。そんななか若さとダメだったら戻ろう?という覚悟で頑張り、2000m付近で合流。本人達も「初めてマジメに地図を見た」と言っているので、かなり勉強になった事だろう。

甲武信ヶ岳と甲武信小屋
山頂は雲海に浮かぶ富士山。南〜中央〜北アルプスに八ヶ岳。ぐるりと見渡せる位置で、なかなかの見晴らしでした。宿泊は山頂直下の甲武信小屋のテン場。我々も含めて5張りほど。
今回、気温は明け方でも外気が4度程度までしか下がらず。わりと暖かい。
小屋前には氷結した水場があって、もう冬間近。氷結したといっても、側の蛇口からは水が出ていて、給水には問題なかった(50円/L)。

甲武信ヶ岳〜雁坂峠
尾根道は左右に人工物がほとんど見られない樹林帯。ひたすら直線の縦走路を、踏破する!って感じがして心地良かった。雲取山からここまでのルートもそのうち機会があれば歩きたいな。あと金峰山。じっくりと歩くのが楽しそう。

食事
今回CLから食事担当を命じられたので、今回の夕食はバリエーションを増やしてみた。その記録。
(テント泊メンバー3人の夕食。小屋泊4名は、カレーだったとか。)
<使用食器>
・JetBoil
・SnowPeak純チタン食器3点セット(フライパン、720ml、570ml)

<麻婆ナス春雨>
食材:麻婆春雨(辛口)、ナス2個、ゴマラー油(適量)
手順:
.淵垢2cm角切りにして、フライパンで炒める(1〜2分)
JetBoilに水450mlを沸騰させ、麻婆春雨(辛口)を戻す(2分)。
クッカー(570ml)に麻婆ソースとナスを入れて煮込む(3分)。好みでゴマラー油を追加
麻婆春雨は、内容量143gなのに3人前。カロリも463kcalあり、
冬登山には、温まるおすすめ食材。若干水を多めにすると、ラーメン感覚で食べられます。
また、小さいクッカーで春雨を煮こむのは、焦げやすいので注意。
<雑炊>
食材:アルファ米(白米)、ちょっとぞうすい(ヒガシマル)、卵、長ネギ
手順:
,湯を用意(アルファ米戻し用と雑炊用)
▲▲襯侫(討鬚湯で戻す。
M颪鰺呂、長ネギを斜め切りにする。
ぅ▲襯侫(討鬟ッカー(720ml)に戻し、卵と長ネギを入れる
イ湯を加えて1〜2分中火で煮込む
最後に煮こむので、アルファ米の戻し時間は早めでも食べられます。
但し、火力が強いと焦げるので注意です。
ネギの辛味が好きなので、割と大きめに斜め切りにしました。

途中の好展望地から



お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2247人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥秩父 [日帰り]
甲武信ヶ岳(徳ちゃん新道〜近丸新道)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら