【小4次男と】聖岳〜便ヶ島往復
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 2,241m
- 下り
- 2,231m
コースタイム
5:50便ヶ島-6:30西沢渡-(途中何度か小休憩)-10:35薊畑(休憩)-11:10聖平小屋
9/19
4時前に起床 4:40聖平小屋-5:00薊畑-6:00小聖岳-6:58聖岳-奥聖岳-7:46聖岳-8:50小聖岳-9:18薊畑(大休止)10:31-13:27西沢渡(中休止)13:42-14:17便ヶ島
※小聖→聖岳も良いペースで登りましたが、下りの聖→小聖までは次男は物凄い勢いで下りました。
途中団体様御一行で渋滞していたので、タイムは今一でしたが、誰にも抜かれず爆走しました。
私は膝がガクガクしそうになりながら、必死について行きました。
天候 | 18日:ガス 19日:晴れ(雲が結構出ていましたが眺望はOK) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
17日金曜日、午後休みを取って夕方出発。 ETCカードを忘れて取りに帰る等の不手際で予定よりかなり遅れる。 中央道諏訪SAで温泉に入り、その後遅い夕食。 温泉は平日は21時まで、土日祝は22時まで。 風呂は小規模で10人入れないので順番待ち。21時ぎりぎりで何とか入浴。 ※女湯はもっと小さいのでは?? ベーカリーでパンを買い、飯田ICに近い駒ケ岳SAで仮眠。 飯田IC周辺状況が分からなかったのでガソリンを満タンにし、飲み物やおにぎりを購入しam3時前に出発。 当方はカーナビなし、道路地図は20世紀に購入したもの(レインボーブリッジが点線で表示されている!!)でしたが、遠山郷の地図が良く出来ていて、それを参考に殆ど迷うことなく便ヶ島到着できました。 http://www.tohyamago.com/map/ 飯田ICから国道153号に入りますが、GS、CVSともこの区間にしかありませんのでご注意を。 あとは遠山郷の地図通りに進むだけです。 途中、突如として三遠南信道が現れますのでそれに乗り、矢筈トンネルを通ります。三遠南信道を降りた時(トンネルを出た時)に方向感がなくなり、どちらに曲がってよいか分からなくなりましたが、『かぐらの湯』の看板が出ているのでそちらに進んでください(ナビがあれば悩む必要もありませんが、、) その後の国道152号も途中対面交通が出来ないところもあります。 国道から便ヶ島方面に曲がったあとの林道はかなり悪路です。 便ヶ島駐車場は半分ぐらい駐車していました。 国道152号に出るまで本当にこの道で良いのか悩むシーンが多いのですが、遠山郷の地図通り行けば全く問題ありません。 ●復路 帰りはやはり遠山郷の地図を頼りに往路を戻ります。 国道152号に着いたら『かぐらの湯』に行くために、一旦飯田IC方面とは逆に進みました。帰りは戻ってきました。 かぐらの湯。結構良いですよ。 中央道東京方面は3連休の中日でしたが数十キロの渋滞。 双葉SAまで来て仮眠。目が覚めたらAM5時でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険なところは無いと思います。 便ヶ島〜薊畑(聖平小屋) 西沢渡までは平坦な林道です。以降ひたすら登り。急登が続きます。 危ない斜面には転落防止のためのネットが設置されています。 従って、復路は急な下りで膝が悲鳴をあげます。 薊畑〜聖岳 小聖岳からはザレザレ。落石注意です。これまた、ひたすら登り。 水場があるようですが気づきませんでした。 復路は足を滑らせて転ばないように要注意です。 聖岳〜奥聖岳 快適なスカイウォーク。別世界です。 |
写真
感想
今シーズン5回目の山行。
どうしても今年中に南アルプスに行きたくて、ヤマケイアルペンガイドを穴が開くほど読んで検討しました。
今まで南アルプスは、昨年の南ア前衛の日向山と、私が幼稚園児時代(40年以上前)の夜叉神峠しか経験がありません。
すなわち経験ゼロです。
9月の三連休。
北部は北岳、鳳凰三山、甲斐駒/仙丈は混雑すると思い、南部に絞ります。
塩見は塩見小屋は予約が必要。
荒川/赤石は最低でも2泊3日が必要。
聖岳が候補として急上昇。1泊2日でもOK。茶臼を目指すなら2泊3日。
ちょうど3連休で小屋が閉まってしまうので、もうここしかありません。
アクセスが大変なので空いているのではとの期待もありました。
次男も私も初の3000m峰へのチャレンジです。
静岡と長野(飯田)のどちらから入るべきか。。。。
送迎バスの必要ない長野側の便ヶ島から入ることに決めました。
中央高速は飯田までは長かったです。
その後の便ヶ島への道は悪路ではありましたが、夜明け前の運転でしたので刺激が多くて緊張したので、眠くならずにすみ好都合でした。
5時過ぎに駐車場に到着。
用意を済ませ、明るくなったら出発です。
西沢渡までは平坦な林道です。話題のロープウェイ。話の種に乗りましたが、とても重く疲労しました。橋が架かっていますので、そちらを渡るべきでした。
ロープウェイの後は本格的な登りになります。
登り。
登り。
休んで、、
またまた登り。
樹林帯の中をひたすら登ります。
途中急なところには転落防止のネットが設置されていたりと、よく整備されています。
薊畑に着いたらガスが出ていて眺望ゼロです。
ここでおにぎりを食べます。
晴れていたら聖岳へのチャレンジも選択肢の一つでしたが、速攻で聖平小屋行きを決定。
茶臼岳方面からの道と合流するあたりから木道が設置されています。
聖平小屋に到着し手続きをすると、12時前だったので素泊一番乗りで端っこをゲット!!ラッキーです。
二番乗りだったご夫婦とは聖岳山頂、薊畑、便ヶ島駐車場、かぐらの湯と、この後何度も一緒になりました。お元気でしょうか?
また小学生低学年の兄弟(弟は未就学かも)がいたのにビックリ。翌日頂上付近ですれ違いました。次男が最年少かと思っていたのですが、上には上がいますね。
聖平小屋は清潔でとてもよいです。
素泊まり小屋は快適に寝られるレベルでほぼ埋まりました。
ここで、8月上旬に八ヶ岳のキレット小屋で一緒だった、テント泊の女性二人組が次男の顔を覚えていて、声をかけられました。奇遇ですね。
早く着きすぎたのでビールを飲みすぎたのか、18時頃に寝てしまいました。しかし、21時頃に目が覚めてしまい1時頃まで眠れずに焦りました。
翌朝4時前に起床。隣のご夫婦は既に出発されたようです。
諏訪SAで買ったパンを食べたら、暗い中ヘッデンをつけて出発。サブザックに行動食、飲料、雨具等を入れたら薊畑にザックをデポ。次男は空身です。
夜明けの富士山や南アルプスの山々を見ながら気持ちよく登っていきます。
聖岳は目標の山頂が見えるので、あとどのくらいか分かるので気分的に楽でした。
そして登頂。親子とも初の3000M峰です。(私は白馬岳、次男は赤岳が今までの最高でした。しかし初の3000Mが聖岳というのは珍しいのでは)
頂上からは正面に赤石岳が大きく見えます。山々が連続して連なる八ヶ岳とは全く違う光景です。南ア南部は一つ一つの山が大きいとよく言われるますがそのとおりでした。
その後奥聖を往復。風は強かったですが快適なスカイウォーク。
十分に堪能し下山開始。ここから次男の爆走が始まります。空身だったこともありますが走るように下ります。父親は死に物狂いで着いていきました。そして誰にも抜かれることなく9:18に薊畑に到着。
ここで昼食です。次男に茶臼岳方面に行くか確認したら答えは『NO』。もう一泊するかもと伝えてあったのですが、全く忘れていたようで心の準備が出来ていなかったようです。確かに茶臼まで行くとCTで9時間弱とハードです。ここは茶臼行きを諦めたほうが良さそうです。そうと決まったら大休止。1時間休んでしまいました。
薊畑からの下りは永遠に続くかと思いました。次男を先に歩かせるとついて行けなくなるので私が前を歩きます。次男はわざと私との間隔をあけてから走って下りることを繰り返していました。頭が真っ白になった頃に西沢渡も到着。河原でのんびり休んだら後はほぼ水平の林道歩き。そしてやっとこさ駐車場に到着し親子初の3000m峰登山は終了しました。
下山届けを出すのを失念していましたが、国道に出てかぐらの湯方面に進むと『梨元ていしゃば』という登山客向けの施設がありそこのポストに入れました。
そしてかぐらの湯で入浴。携帯で渋滞情報を見ると中央道上りは大渋滞。食事をしたり広間で寝転んだりと20時過ぎまで粘りましたが、渋滞はなくならないので、結局双葉SAで仮眠というか本格的に寝て早朝に帰宅しました。
目が覚めたら早くも足に激しい筋肉痛。茶臼に行かないで正解でした。
充実した山行でした。南ア南部が好きになってきましたので、来年は赤石経由でまた聖岳に戻って来たいと思います。
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