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Yamareco

記録ID: 877933
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無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

摺古木山(すりこぎやま)〜東沢林道をのんびり歩く〜

2016年05月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:19
距離
15.2km
登り
943m
下り
946m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:27
休憩
0:46
合計
5:13
距離 15.2km 登り 945m 下り 956m
10:37
10:46
40
11:26
9
分岐点
11:35
11:38
20
岩の展望台(勝手に命名)
11:58
12:32
15
12:47
24
摺古木展望台
13:11
31
分岐点
14:45
東沢林道ロープゲート
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
飯田市街から東沢林道入口(大平宿)までは約40分。狭い峠道ですが、すれ違いは可能。
東沢林道途中にゲート有り。
ロープを外して中に入ることもできるが、「一般車はご遠慮下さい」とのこと。
コース状況/
危険箇所等
東沢林道は未舗装で、大雨や台風があれば簡単に荒れてしまいそうな道です。また崖からの落石の恐れもあります。本日時点では普通車でも休憩舎まで乗り入れられそうでしたが、大平宿またはロープゲート手前から歩くのが無難です。
コース中は所どころ、笹ヤブの深いところがありますが、踏み跡はわかりやすいです。
林道の途中でロープが張ってあったので、ここから歩きます。
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林道の途中でロープが張ってあったので、ここから歩きます。
「一般車の乗り入れはご遠慮ください」とのこと。
地元のタクシーは勝手に入っているようです(林道を歩いていたらで1台すれ違いました)。一般車じゃないから?
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「一般車の乗り入れはご遠慮ください」とのこと。
地元のタクシーは勝手に入っているようです(林道を歩いていたらで1台すれ違いました)。一般車じゃないから?
ゲート前に停めてあったのは私除いて2台。さらに下に1台。
大平宿に停めている方もいるようでした。
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ゲート前に停めてあったのは私除いて2台。さらに下に1台。
大平宿に停めている方もいるようでした。
林道歩きの途中で。
うっすら見えるは恵那山。
林道歩きの途中で。
うっすら見えるは恵那山。
ゲートから65分で摺古木自然園休憩舎。
6畳くらいのスペースがあります。
(ここにも5台くらいの一般車が。ゲートをくぐるか否かはモラル次第ということでしょうか。)
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ゲートから65分で摺古木自然園休憩舎。
6畳くらいのスペースがあります。
(ここにも5台くらいの一般車が。ゲートをくぐるか否かはモラル次第ということでしょうか。)
さっそくバイカオウレン。
八ヶ岳以外でオウレン属の花を見るのははじめてです。
さっそくバイカオウレン。
八ヶ岳以外でオウレン属の花を見るのははじめてです。
ひざ上〜腰くらいの笹ヤブ。
ひざ上〜腰くらいの笹ヤブ。
イワウチワ。
分岐点までに、こんな感じの沢を4つ渡ります。
分岐点までに、こんな感じの沢を4つ渡ります。
風穴、みたいなところ。
(風穴山の名前もここから来てるのか?)
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風穴、みたいなところ。
(風穴山の名前もここから来てるのか?)
中には天然の氷がまだ残っていました。
中には天然の氷がまだ残っていました。
分岐点。
今日は直登コースから1周します。
分岐点。
今日は直登コースから1周します。
直登の途中で出会った岩の展望台。
直登の途中で出会った岩の展望台。
ここの笹ヤブはもっと深いです(胸元くらい)。
ここの笹ヤブはもっと深いです(胸元くらい)。
このあたりが頑張りどころ。
このあたりが頑張りどころ。
ショウジョウバカマ。
ショウジョウバカマ。
ふたたびイワウチワ。
バイカオウレン、ショウジョウバカマとともに、登山道随所で見られます。
ふたたびイワウチワ。
バイカオウレン、ショウジョウバカマとともに、登山道随所で見られます。
尾根に出たものの、歩きやすいとは言えない道。
尾根に出たものの、歩きやすいとは言えない道。
疲れてきたところにふっと現れる花畑。
疲れてきたところにふっと現れる花畑。
あちこちに生えているので目立ちます。
あちこちに生えているので目立ちます。
分岐から30分ほどで摺古木山の山頂へ。
分岐から30分ほどで摺古木山の山頂へ。
地味に一等三角点です。
2
地味に一等三角点です。
展望はいまいち。
展望はいまいち。
格好いい山なんだけど、名前がわからない。
格好いい山なんだけど、名前がわからない。
ナナカマドが芽吹いていました。
ナナカマドが芽吹いていました。
摺古木山から展望台へ。
こちらの道はササが刈り払われていますが、その葉っぱのおかげで滑りやすいです。
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摺古木山から展望台へ。
こちらの道はササが刈り払われていますが、その葉っぱのおかげで滑りやすいです。
展望台から下る途中で。
けっこうしっかりとした沢を3本渡りました。
ここいらで飲料水の補給。
展望台から下る途中で。
けっこうしっかりとした沢を3本渡りました。
ここいらで飲料水の補給。
分岐まであと少し。
またもや深い笹ヤブです。
分岐まであと少し。
またもや深い笹ヤブです。
帰りの林道歩きの途中で見つけた奇岩。
私にはモアイ像のお化けに見えました。
あなたは?
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帰りの林道歩きの途中で見つけた奇岩。
私にはモアイ像のお化けに見えました。
あなたは?

装備

個人装備
登山靴 防寒着 行動食 非常食 飲料 タオル 帽子 地形図or登山地図 シルバコンパス ナイフ 山行記録メモ 時計 携帯電話 カメラ ヘッドランプ 救急医療セット ザックカバー
備考 雨が降る可能性は皆無だったので、雨具は置いていきました。
前述のとおり笹ヤブが深いので、長ズボンは必須(タイツだと引っかかるかも)。上半身もササの葉が引っ掛かりにくい長袖が無難です。

感想

初の中央アルプス・・・といっても南の端っこなので中央アルプスと言っていいのか微妙ですが、一応属しているということで、手軽に行けそうな摺古木山に行ってきました。

林道歩きはわりとしんどいですが、休憩舎に着いてからの道のりは比較的楽でした。
がんばって登る場所とトラバースで楽できる場所がはっきりと分かれているので、ペース配分が簡単だった気がします。そういう意味ではトレーニング向きな山ですね。

高山植物が咲き始めていて、バイカオウレン、ショウジョウバカマ、イワウチワが見頃でした(ショウジョウバカマはこれからかも)。のんびり花を眺めながら歩ける、楽しい時期がもうすぐやってきます。

次はこの先の安平路山にも行きたいところ。
林道歩きを考慮すると、日帰りよりも安平路避難小屋を使って1泊2日で行ったほうが楽かな。


【東沢林道のロープゲートについて考えてみた】
2015年度版「山と高原地図(昭文社)」ほか一部のガイドブックでは、悪路としながらも自然園休憩舎まで車の乗り入れができるような表記がなされています。しかし実際には林道の途中にロープが張られ、「一般者の乗り入れはご遠慮ください」との看板が。少し調べてみたところ、このゲートは少なくとも2011年にはすでに設置されていたようです。ロープは簡単に外れるため、休憩舎まで乗り入れる登山客は多いようですが(今日も休憩舎には5台。帰りにもさらに5台ほどの車が登っていきました)、大雨や台風の後には路面の土砂が流されて凹凸が激しくなったり、崖の崩落があったりするので、一般車の乗り入れはかなり危険が伴います(実際、林道の土砂は比較的水に流されやすそうな様子でした。過去には車が轍にはまってしまったケースもあったようです)。
山岳遭難と同じく、自己責任と言ってしまえばそれまでですが、そうはいっても事故が起こったら結局は警察のお世話になってしまったり、林道が通れなくなればほかの登山客にも影響が及ぶので、自分ひとりの問題で済まされることではありません。
法的な問題を抜きにしても、ゲート内への車の乗り入れは謹み、時間はかかってもロープゲートから(理想を言えば大平宿から)歩くのがよいでしょう。(自立した登山者として、所要時間を取るのか命を取るのか、ですね。)

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コメント

多分
gakukohと申します。
崩壊が見えます。
中央アルプスから西南に繋がっていると思いますが、糸瀬山と思います。(g)
2016/6/1 7:40
Re: 多分
gakukoh様
返信が遅くなってしまい、申し訳ありません(今日までコメントがついていることに気付きませんでした)

糸瀬山ですね。たしかに方角・距離の点でも可能性は高いと思います。
情報提供ありがとうございます。
2016/6/26 9:40
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