念願の釈迦ヶ岳へ(子連れ狼HE〜TOMO遠征第3弾)
- GPS
- 10:23
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,090m
- 下り
- 1,091m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
快晴予報の日曜日、前日に姫の金剛山50回登頂からの連日ハイク!!今回は、HE〜TOMOの師匠&姉さん、久しぶりのyurikaさんに無理を聞いてもらい、子連れで大峰の息吹を感じにお誘いさせてもらった。
行き先は、釈迦ヶ岳と赤井谷のコラボで攻めることに。赤井谷は、他のレコユーザーさんのおっしゃる通り、事前に土地の所有者の入山の許可が必要で、私も事前に電話で許可を得ました。「ゴミと火の気を注意して下さい」と快く承諾を得ました。所有者さんのおっしゃる通り、手つかずの原生林が広がる素晴らしい森でした。当初の予定通り、川沿いをのんびりとハイクして、深仙の宿に登り詰める予定でしたが、途中からルートをロストしてしまい、急斜面を四駆で登り、石楠花地獄のトラバース、おまけに大岩のケライミングを得て、深仙の宿と大日岳(ゴリさん)の間辺りにゴリゴリと四駆で登り詰めました。
大汗をかいた後には、m-kamaさんが焼肉屋以上の仕入れをしてきてくれた、極厚のタンやセセリに、なめらか豚トロをバクバク頂き、そばにゼリーにと、まさに焼肉割烹「深仙亭」となりました。行く人全てがチラ見してました〜。がしかし、その後は暫く地獄の登りが続き、さすがに姫も小僧も、ゴリゴリの急斜面の後で体力気力が削がれてしまい、「もうエエわ」状態。それでも、水をかけたりスリングで引き上げたりしながら何とかお釈迦様とご対面。姫と小僧、yurikaさんは二度目、師匠と姉さんはお初で、朝より昼からの方が大峰ブルー最高!!って感じで山頂からの眺めを堪能しました。
下山時は、予想通り鹿さんタイムとなり、バンビちゃんも含めて20頭位は確認できた!!
かくし水もペット500に20秒と、必要にして十分な水量、何より暑い時の冷水は最高で、完全復活祭!!となり、師匠と私は、夜のお供にガッツリとお土産にしました。
何度となく小休止を挟んでもらい、何とか姫も小僧も無事に?(打撲傷多数)下山出来ました。今回は、原生林の赤井谷に快晴の釈迦ヶ岳、それに焼肉割烹!!と最高の遠征となりました。師匠に姉さん、yurikaさんには本当に感謝しております。これに懲りずに、これからも宜しくお願いします!!
yokoyanさんお薦めの釈迦ヶ岳へ連れて行ってもらいました。
国道168号線は一部通行止めのため迂回路を通り、待ち合わせの「大塔のほしのくに」までは、思ったより時間がかからず到着後、yokoyanさんの車に同乗させて頂いて登山口まで。
この日もオール大峰ブルーの下、満開のシロヤシロを満喫しながらの歩きでした。
許可を取って頂いた赤井谷の景色は、最高のシチュエーション。
新緑が眩しい森と壮大な沢、シャクナゲやツツジが咲き誇る尾根など、少しルートはロスしたとありますが、そんなの関係ないくらい素晴らしい様々な景色を堪能できて大満足でした。
それと、チビちゃんたちの頑張っている姿に、たくさん元気をもらいました。
前日の金剛山と2連チャンとは思えないくらいの足の運びと、くったくのない笑顔に何度も癒されました。
時々、休憩モードとなり、怒ったりケンカしたり甘えたりと子供らしさも垣間見えて、またそれはそれで、ホッとした瞬間でもありました。
そんな子どもたちをサポートしながら、毎回歩かれているyokoyanさんは、本当に素晴らしいお父さんです。
今回も未踏の地の釈迦ヶ岳、おんぶに抱っこ状態にも関わらず、いつもながら快く全てお膳立てして下さるyokoyanさんには感謝です。
こんな頼りっきりのkama'sですが、今後共よろしくお願いしますヽ(=´▽`=)ノ!
人生を例えて「山あり谷あり」などとよく言われます。私も時たまには使うかな?
運命享受的に使われることの多いこの比喩では、その「山」には覆う木々や草の息吹、「谷」にも迸る沢の流れや過ぎる風などといった質量感が込められることはまずないし、そもそもそれは単線波形のイメージで事足りているのでしょう。
ところが、逆に現実の山や谷に身を運び、自然が時間をかけ醸し出してきた「胸に染みる光景」、「癒し」そして「不思議」に抱かれていると、人生の「アクセク」や「くよくよ」などから瞬く間に心を開放させてくれるということがままあります。実際の山行では「山あり谷あり」を単線で辿るのみではなく、自然の中にゆったり溶け込み「立体的に感じる」ことを意識することで、さらに豊かなモノが得られるということを、最近しみじみ感じるようになりました。
特に大峯のエリアには、そんな中年親父の感傷を軽々と受け止めてくれる懐深い力があるような気がします。
さて今回。
Kamaペアにとって初めての釈迦ヶ岳挑戦でしたが、またまたyokoyanさんに無理をお願いして、通常のピストンではなく「赤井谷を絡めた周回コース」でご案内いただきました。
お話が浮上してから本当に楽しみでしたが、「yokayanさん家のスーパーキッズたち」もご一緒ということで、さらにワクワク度も上昇。前日は「小学生の遠足前夜」的気持ちの高ぶりの処理に困るほどでした。
もちろん「キッズもご一緒」は、前述の「ゆったり志向」には実に好都合。無理のないように自然空間にゆっくり溶け込みながら、そして目の前で繰り広げられる「キッズ劇場」に頬を緩めながらの行程。これは、私にとってなんとも形容しがたい至福の時間でした。
ホント感謝の言葉しかありません。ありがとうございました!!
ところで、なんと前日も金剛山モミジ谷を半日でピストンしているキッズたちは、そんなことを微塵も感じさせないテンション。恐るべき回復力にはただただ脱帽、やはりスーパーです!!
夜が明けると今日も最高の晴天。よしよしスタートは完璧!!
入り口階段を経て少し歩くと、いきなりシロヤシオとシャクナゲの満開競演でお出迎えいただく。もうここですでにテンションMAXの私は、写真パチパチで早くも皆さんをお待たせする始末。こんな感じで陽のあるうちに帰れるんやろか?
赤井谷を行くということでレギュラーコースを外れて400mほどの尾根下り。途中、かなり以前に風に薙ぎ倒されたにもかかわらず、地に半分だけ突き刺さった根っこのみで枝に「たわわ」の花を付けているシロヤシオが数本。その生命力に感動!!
さらにチビちゃんたちとワイワイ言いながら下り、斜度がなだらかになってくると、そこは見たこともないような空間。絶妙に少し広めの間隔で立つ樹木と、時間経過を感じさせる苔むした石や朽木の織り成す心洗われる情景でした。
ここ、ホント最高にいいです!! 是非また訪れたいです!!
谷底には、もちろんお決まりの清流が轟々と音を立てて駆け巡っています。
川床や流れを縁取る大小の石の多くは色白系。そのためか背を見ても淵を見ても水の透明度がさらに際立ってキラキラと目に飛び込んできます。通り抜ける風もすこぶる爽やか。
そんな空間を楽しくおしゃべりしながらユルユル歩く。これまた乙です!!
やがて尾根を目指して斜面に取り付くのですが、下草が少ないのでどこも踏み跡にも見えるし、そうでもないようにも見える。テープもあてになるやらならぬやらで心許ない感じ。ちょっと難易度の高いコース取りが求められるゾーンに突入です。
それでもそこは我が師yokoyanさん。地図と地形を見比べながら目指す深仙の宿に我々を的確に牽引してくださいました。
ルート修正で四輪駆動も何度か発動しましたが、それもご愛嬌。白状すると、実は危険を伴わない程度の四駆は、むしろ自然との距離が縮まったようにも思えてちょっぴり好きだったりします!! (そんな私って、ちと変ですか?)
尾根筋・奥駈道への合流近くから、「アケボノツツジ」も参戦してまたも我々の目を奪う。
空色もブルーの濃さが冴え始め、そんなキャンバス上にシロヤシオ、シャクナゲとのトリプルコラボも見られました。
イヤー、花も最高期で大当たり〜〜!!
お昼はお待ち兼ねの「焼肉三昧」!!
牛・豚・鳥のこれまたトリプルコラボ。吹き抜ける大峯の風もスパイスのひとつになってお味はそれぞれワンランクアップ。ワイワイ会話を弾ませながらの楽しい時間を過ごせました。
で、〆にYurikaさんがご用意くださった「お蕎麦」までいただき、大満足〜〜〜!!
(でも、最後の詰め「お釈迦様」までの登りがちょっと心配になりましたが・・・)
重たいお腹をさすりながら、風裏で無風に近い最後の登りを詰め終えて、ついに山頂、お釈迦様とご対面となりました。
噂どおりの360度パノラマは見事のひとこと。また午前中少し残っていた白い靄も収まり、弥山・八経までくっきり見渡せました。これまた満足満足!!
さあ、あとは帰路。もうひと頑張りです!!
「かくし水」で喉を潤し、鹿の群れと度々出会ったり、何度も振り返って大日岳や釈迦ヵ岳の変化を楽しんだりしながら、これまたユルユル・ワイワイと楽しいエピローグ。
登山口に帰還したときには、全員無事ミッション終了にホッとした気持ちと、これで今日のこの楽しい一日が終わってしまう寂しさが交錯して複雑な感傷を覚えることに・・・。
でも、本当に本当に楽しい一日でした。皆さんに心から感謝感謝です!!
最後にyurikaさん・・・
軽いシモネタ(やっぱり大将が絡んでましたね!)に対してお見せいただいた無邪気でチャーミングな笑顔がとても印象的でした!!
これも今回の大きな収穫のひとつかもです・・・
一ヶ月ぶりの山行で釈迦ヶ岳って少し不安もありましたが…行ってみればもう最高のお天気にまず感激??それからロスしたという川沿いのところ、最高に癒され日頃のストレスも吹っ飛んでいきました(^^) 次回は、テン泊したいなって所でした!色んなお花を見て山頂では、鎌田さん、yokoyan会長の持ってきて頂いたお肉で焼肉パーティー??あんな高い所での焼肉パーティーは、初めてでサイコーに美味しかったです。ありがとうございました(^.^)
周りの人たちもビックリの様子でした! 下山は、お腹もいっぱいになって寝不足もあったので所々居眠り?状態みたいな 会話もあまりできずスミマセンでした!帰りの車でも子供達と一緒で爆睡してしまって…σ^_^;
次回は、もっと元気に○ネタ炸裂で参加したいと思います(^^)
kama師匠、kama姉さん、yokoyan会長&子供達 ありがとうございました。
コメント
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みなさん、こんにちは〜!
15:25、おや?!誰か私を呼んだ??
そうかぁ〜わかりにくいのか…控えめな私そのものですな
なんちゃって フルボッコされそうな発言でした
釈迦ヶ岳、うらやましい〜うらやましい〜うらやましいぜ〜
焼肉も…よられが…( *´艸`)
もう素敵過ぎますよこの山行
もうね指銜えて見てました…
またお話聞かせてくださいね〜(*´▽`*)
肉を背負って、楽しい おつかれさまでした〜
furuさ〜ん、先程はどうもです〜
ええでしょ、釈迦ヶ岳。
ほんま良かったですよ、山もお肉もね。
yokoyanさんファミリーが一緒だとほんと楽しいです。
そうそう、furuさんの森ね、場所知らなければ通り過ぎちゃうかな、ってとこでした。
聞いてきたオジサン、ピストンで下山時にも探されたみたいやけど、見つけられずだと
駐車場でお会いした時に疲れた顔して言ってたらしいです。
毎度おいどですfuru姉さん
そうそう、確かに呼びましたよ!!しかも複数回・・・
焼肉割烹、また開催しましょうよ〜
釈迦が無理なら金剛もありまっせ〜
会長、先日はありがとうごさいました。
スンバラシイ天気、そして、絶景!!
シロヤシロに滝、原生林、焼き肉割烹、バンビちゃん、ほんまにもう、最高!!
エエわぁ〜♬
羨まし過ぎて、言葉が出まへん(^_-)-☆
taka隊長、こんにちは〜
会長のおかげで大峰を堪能できました〜
少し暑いくらいでしたけど、素晴らしい風景満載で最高でしたわ。
大峰、隊長と一緒に行ける日はいつになるかな?
最高でっせ〜隊長!!
こちらこそ先日はありがとうございました。
オオヤマレンゲ作戦、絶対に決行しますんで、ソフトに拉致しますね。
赤井谷とはマニアックなルート取りですね〜。
特に姫ちゃん小僧君は二日連続やのによう頑張りましたね!オヤジは鬼か仏か魔か竹か!?
ルートロストも皆さん無事登頂出されて何よりです
青空の下で絶景見ながら特上肉の焼肉割烹・・・、シメたての鹿肉ちゃいますよね?ヨダレ止まりまへんわ〜
マニアックでドSの兄ぃ〜へ
そうでしょ、このルートかなり前から狙ってました。今回は子連れなんで、皆さんにはえらくご迷惑をお掛けしましたが、それを許してくれる方々なんで、思いっきり甘えてみました。予想以上の雰囲気で、まさに原生林そのままって感じでした。このルートでなくてもいいので、またテント泊を楽しみにしてます!!
その前に、来月は金剛山で夜会を決行しましょうか!?梅雨の晴れ間にガッツリ宴会で撃沈しましょう!!(鬼でもなく仏でもないバッカスより)
皆さんお疲れ様です、釈迦ヶ岳いいっすねー
しかも肉まつりなんて何とも贅沢じゃありませんか
羨ましい限りでございます
またご一緒してくださいねー!!
こんばんわtogataさん
このコース、もう少し下見が必要ですが、大人の宿泊には最高ですよん。
ギトギトのモツ祭しませう!!
ロストしてもちゃんと対応できるチビッ子達、凄いなぁって思いました。さすが会長の山教育が行き届いているなって(^^)d
青い空の下、釈迦ヶ岳で肉まつりなんて!
羨まし過ぎるじゃないですか!
しかも僕のモッコリ話を肴にするなんて!言っておくけど、今はそんな元気おまへんよ~(笑)
では今日もよろしく哀愁♪
おはようございます大将!!
まさかのルートロストで実はプチ凹んでました。梅雨入りまでにもうワンチャンスあるかと考えてますので、どうですかもっこり対決しませんか?私でよければお供しますよ〜
本日は、宜しくお願いします!!
追伸、電車内からコメってます
yokoyanさん、m-kamaさん、ms-kamaさん、yurika420さん、こんにちは。
本当に天気良さそうで、シロ&シャクナゲが満開で最高の釈迦日和でしたね。
赤井谷、私も歩いてみたくなりました。姫ちゃん、小僧くんも、前日の金剛山に続いての釈迦とは、凄すぎます!!
次回の深仙亭、開店日は何時でしょうか??
次は、秋辺りに考えてますが、気になるのは日の短さですかね。
また、大峰もご一緒しましょう!!
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