新緑の那須岳(茶臼岳・朝日岳・三本槍岳)
- GPS
- 06:01
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 795m
- 下り
- 1,314m
コースタイム
- 山行
- 4:45
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 5:58
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
那須塩原〜那須ロープウェイ:バス |
コース状況/ 危険箇所等 |
朝日岳は岩稜を登るので慎重に。 |
その他周辺情報 | 帰りに北湯温泉(湯船のみ)に立ち寄り汗を流して帰宅 |
写真
感想
早朝5時、山行日の朝は早い。目覚ましを数回スヌーズにしつつ、そろそろ起きようかというその時、一緒に行く後輩からメッセージが。なんと!体調不良とのこと。さては飲み過ぎかぁ…まぁ、そういうこともあるさ。と諦め、さてどこの山に行こうか。計画通り両神山か、それとも困った時の丹沢か…だが、どれもしっくりこない。
そうだ、いつか行こうと思ってた那須岳はどうだろう。時間を確認すると、何とか間に合いそうだ。よし、行こう!
取り敢えず地下鉄に乗って、東京駅に着く間に新幹線の手配を。那須塩原駅からのバスは大丈夫そうだ。帰りの新幹線も手配完了!よし、あとは歩くだけだ。
那須塩原駅からの長いバスが停まったのは、那須ロープウェイ山麓駅の真ん前。9時のロープウェイに乗れそうだ。
ロープウェイを降りたら、まずは茶臼岳を目指す。活火山ならではなのか、風が吹くと硫黄の匂いがする。茶臼岳山頂からはこれから向かう朝日岳が凛々しく見えている。あそこからはどんな景色が見えるのか、楽しみだ。混雑の茶臼岳山頂をあとにして、ぐるりとお鉢めぐりをしつつ、まずは朝日岳の肩を目指す。峠の茶屋跡まで標高を下げる。そして剣ヶ峰をトラバースして朝日岳の肩へ。ロープウェイ降りてからは、強さの差こそあれ、ずーっと風が吹いている。
朝日岳への登りはガレ場で急登だ。20分ほど登ると茶臼岳が目の前に見える。風が強く、人が多いので、山頂に長居は無用だ。次の三本槍岳に向かう。風がおさまっていれば、肩で食べようかと思ったが、風があるため、次のポイントまでおにぎり我慢する。
背の低い熊笹道の中を進み、分岐へ。あれ、朝日岳から見えた尖った山じゃないの?槍というから槍ヶ岳や白馬鑓のように三角山を想像していたら、違った。かつて近隣の三藩(白川、会津、黒⚫︎)が、国境の確認のために、集まって三本の槍を立てたのが名前の由来とのこと。山容は丸い穏やかな山だ。
三本槍岳でようやくおにぎりを、と思ったが、ここも人でごった返している。この山頂が一番混んでたようだ。団体がいたからかな。
さて、腹も減ったことだし、次の休憩ポイントまで歩こう。ベンチがうまってた北湯までの分岐を通り過ぎ、しばらく下がると見晴らしの良いひらけた場所があって人がいない。よし、ここでおにぎり食べよう。目の前には、左にロープウェイ山頂駅、茶臼岳、朝日岳、熊なんとか、三本槍は影に隠れて見えない。ひらけた場所でのおにぎりはうまい。
ゆっくり休んだら、元気が出てきた。14時過ぎに北湯温泉に着きたいのだ。15:39のバスに乗るには北湯温泉を15時前には出たい。とするとゆっくり入ってビールを飲むためには、遅くとも14時過ぎが限界だ。
下りはシャクナゲやシロヤシオ、アカヤシオが咲き乱れて写真を撮るのについ止まってしまう。第一目標をビールに定めたのだが、それでも止まってしまう。止まっては写真を撮り、そして急ぎ目で下りる、を繰り返しやっと来ました北湯温泉!
テルマエロマエでロケ地となったあそこです。古き良き鄙びた温泉宿です。湯船だけの天狗の湯にゆっくり浸かり、今日の山行を振り返る、いい時間だー。このまま泊まりたいよー、というわけにはいかないので、スッキリとビールを飲み干し、北湯入口バス停へ。
お風呂で汗を流し、清々しい気分でバス停に向かう。気が抜けてるせいか、意外とこたえる…
バスは時間通りに来たが、その後の渋滞で新幹線ギリギリに。指定席は変更してしまったので、その切符で自由席に駆け込む。ふぅ、何とか席を確保し帰路の途に。
楽しい時はいつも知らないうちに過ぎてしまう。
ロープウェイ降車後、1時間程度でついてしまう百名山と軽く見ていたが、どうしてどうして、しっかりと歩かせてもらいましたよ。特に朝日岳のシルエットがカッコよく印象に残った。
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