那須三山周回 ↑沼ツ原駐車場↓

2025年10月20日(月) ~ 2025年10月21日(火)

• GPS: 11:46
• 距離: 25.3km
• 登り: 1,676m
• 下り: 1,674m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:17
• 休憩: 0:46
• 合計: 8:03

距離 16.6km 登り 1,320m 下り 1,129m

7:07 沼ッ原駐車場
7:16 東ボッチ
7:40 7:43 日の出平登山口
8:30 8:32 姥ヶ平下
8:47 8:50 ひょうたん池
8:54 8:55 姥ヶ平
9:17 9:18 姥ヶ坂
9:23 無間地獄
9:38 硫黄鉱山跡
9:56 お釜口
10:08 10:10 那須岳
10:14 10:15 山頂口
10:18 お釜口
10:31 10:38 硫黄鉱山跡
10:37 10:43 峰の茶屋跡避難小屋
10:58 恵比寿大黒
11:18 朝日の肩
11:27 11:30 朝日岳
11:34 朝日の肩
11:45 熊見曽根
11:51 12:00 1900m峰
12:10 清水平
12:19 三本槍岳・中の大倉尾根・北温泉分岐
12:43 12:46 三本槍岳
12:53 三本槍・甲子山・大峠・三斗小屋温泉分岐
13:47 13:50 大峠
13:57 13:59 水場
15:09 三斗小屋温泉大黒屋

2日目

• 山行: 3:24
• 休憩: 0:14
• 合計: 3:38

距離 8.7km 登り 356m 下り 545m

7:08 三斗小屋温泉大黒屋
8:32 8:34 三斗小屋宿跡
8:53 8:54 沼原湿原分岐
10:20 10:31 沼原湿原
10:46 沼ッ原駐車場
10:46 ゴール地点

天候

10/20:曇り後晴れ　気温10〜8〜14℃　最大風速は朝日岳で11m/s。
10/21:晴れ　気温3〜8℃　樹林帯なので微風だが、山では20m/s位ありそうな風鳴がしていた。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沼ツ原駐車場に駐車。無料。きれいなチップ制の水洗トイレあり70台は停められると思います。

コース状況／危険箇所等

1.安全の観点から
危険箇所は特にないが、朝日岳分岐あたりで鎖場のトラバースがある。落ちたら死ぬが、普通に注意すれば落ちない。

地形による爆風については、峰の茶屋跡避難小屋手前のコルと朝日岳の肩は、西風の収束箇所のため注意が必要。この2箇所の当日の風速はほぼ同じで9m/s位。たまに突風がくると+5m/s程度。朝日岳山頂は風は強いが岩の裏など風裏もあるので風は凌げる。よって、峰の茶屋のコルの風が問題なければ、朝日岳も三本槍岳も行けるだろう。峰の茶屋のコルで、危険を感じたら引き返すべき。無理して行った場合、爆風を避けて降りれるルートはなく、戻ってこれなくなるだろう。

2.景観の観点から
稜線からの景色は、谷間や斜面の紅葉がどこも素晴らしい。
ただし、個人的には、大峠から三斗小屋温泉までの区間が那須岳の自然や森を感じられる一番の見どころだと思う。この区間は、巨木の紅葉樹林帯、沢と紅葉の調和、どんぐりやトチの実、そして、紅葉の絨毯の登山道が美しかった。
また、2日目の登山道、林道、旧三斗小屋跡と集落の遺構なども、紅葉だけでなく、かつての人々の暮らしが脳裏に浮かび、とても趣深く感じた。
山頂や稜線だけでなく、那須岳の森や、そこに暮らした人々の歴史も含めて見れたおかげで、那須岳の本当の魅力を感じられたのではないかと思う。

写真

10/20 7:05

東北遠征の2日目！今日、明日と那須岳です！そう！あの三斗小屋温泉の大黒屋に泊まることが最大の目的(笑)！お嫁様(そう呼べと命令されている)のささやかな夢なのです(笑)。
叶えましょう！

10/20 7:06

駐車場はガラガラでした。だって、天気悪いものね(笑)。一つ間違えたら大荒れになるかも(^_^;)。ダメ元で、とにかく三斗小屋には泊まることだけは決定事項。あとは出たとこ勝負で無理せず撤退する(泣)。

10/20 7:08

でもテンションは高く行きましょう！

10/20 7:25

直前まで雨。登山道の草被りで、足元ベタベタを想定していたが、草刈り万全で濡れなかった。ありがたやm(_ _)m。、

10/20 7:32

クチビルタケ？だっけ？

10/20 7:36

ほほう。昨日に続き、こちらも火山！

10/20 8:12

荒天予想で、安全パイ、距離短めのコースへ変更！樹林帯抜けてからどうなるか？予報よりは風がなさそうだけど、この時期は特に油断大敵。

10/20 8:43

(笑)。この捻くれた顔！機嫌損ねた時の誰かさんみたいだ(笑)。
気)もうごはん作ったらん

10/20 8:43

気温は低く、汗も少なく心地よい。ちなみに2人とも、クマスプレーと護身用武器も完備！

10/20 8:48

紅葉は盛りか？なかなかのものだ

10/20 8:50

気)ひょうたん池越しにみる茶臼岳が素晴らしい景色とのこと…ガスガスで残念😞

10/20 8:51

10/20 8:54

やはり火山！

10/20 8:55

1881年の噴火で高木がなくなり、ハイマツとなったのか。その当時の高木の枯木がいまだにあるのが凄い！これも自然なんだなあ、、、。

10/20 8:57

ツキノワグマの数が減ってる？この標識設置の頃は、今のようなクマ禍は想定してなかっただろうなあ。臆病どころか、逃げるどころか、全走力で後ろから襲ってくるもんなあ、、、。

10/20 9:03

10/20 9:14

姥ヶ坂。この辺りで西風が大したことなかったので、風裏反時計回りで茶臼山ピークハントから、風表時計回りに変更！ロープウェイからアクセスしにくいコースに！。

10/20 9:18

山頂下、西から山頂へ向かうトラバース道はこんな感じ。爆風時は危険かも。

10/20 9:22

あちこちから、硫黄の匂いや温かい噴気を感じる。

10/20 9:24

無間地獄というらしい。

10/20 9:24

これはっ！火山弾だな(^_^;)。人よりでかい。

10/20 9:29

道は素晴らしく良いです。
気)茶臼岳直下を歩いているはずだか…ガスなので何もみえない

10/20 9:42

溶岩地帯。

10/20 10:03

オモロ

10/20 10:06

茶臼岳、山頂！

10/20 10:07

気)臼のつもりか？？

10/20 10:31

峰の茶屋跡避難小屋が見えた！なんだか明るくなってきたかも！爆風になりやすいこのコルが歩けるなら朝日岳も問題ないだろう。

10/20 10:31

周りの登山者から歓声が！横を見ると、谷間の紅葉が！凄え赤だ！
気)昨日もこの時間からガスが晴れたとか

10/20 10:32

チラリズムを繰り返しながら、峰の茶屋跡避難小屋へ！風が大したことなかったので、朝日岳まで行くことにした。一つ一つ様子見しながら先を決めていく。

10/20 10:47

これは、剣ヶ峰！登りたかったが、無節期は石が下の登山者に落ちる可能性があることから、登らないようにとのことなので、今回は見送る。東側からのトラバースで進む。

10/20 10:48

風裏地帯の東側は紅葉真っ盛り。

10/20 10:50

10/20 11:03

気)ビミョーなバランス

10/20 11:09

どんどんガスが抜けて行く。

10/20 11:09

巨大は溶岩塊。

10/20 11:09

進む

10/20 11:11

この辺りの鎖場は注意。普通に注意すれば落ちないけど、落ちたら死にます。

10/20 11:16

完全にガスが消えた＼(^o^)／。想定外！

10/20 11:18

素晴らしい！

10/20 11:20

風は少しあるが、強風というほどではない。
気)朝日岳に向かう

10/20 11:24

茶臼岳もくっきりと！

10/20 11:25

朝日岳山頂！

10/20 11:25

朝日岳山頂！

10/20 11:26

茶臼岳も！

10/20 11:28

良いお山だ！

10/20 11:34

これだけ条件が良いのなら、三本槍岳も行けるだろう！と判断してゴー！

10/20 12:09

ちょっとした高層湿原

10/20 12:09

10/20 12:19

泥場あり

10/20 12:21

三本槍岳が近づく

10/20 12:32

広大な紅葉

10/20 12:43

10/20 12:44

三本槍岳山頂！

10/20 12:46

なんという絶景！
気)さあ大峠経由で三斗温泉に向かおう！

10/20 12:55

気持ち良過ぎます
気)眼下に沼

10/20 13:01

果てしなく続く縦走路。行ってみたいが、大峠まで降りよう。

10/20 13:14

こんな所を歩けるなんて！

10/20 13:24

錦繍だ！まさに錦繍だ！

10/20 13:33

10/20 13:35

振り返ると幸せ！

10/20 13:40

大峠からは、樹林帯のトラバースで三斗小屋まで。

10/20 13:42

気)大峠のお地蔵さん
石仏ちゃん！良いところに住んでるね！

10/20 13:43

10/20 13:56

ここは湧水。飲めそうだ！

10/20 13:57

標高を下げると、巨木達の紅葉オーケストラが始まる。

10/20 13:57

そんな中を登山道が縫うように通っている。

10/20 13:58

素晴らしい森の道

10/20 14:02

10/20 14:02

こんな森を歩きたかった。

10/20 14:03

10/20 14:04

ヌメリスギタケモドキだ！美味いやつ！

10/20 14:06

どこを見ても紅葉、紅葉！

10/20 14:07

ツキヨダケも彩りを加える

10/20 14:07

10/20 14:10

10/20 14:14

森の巨人達の紅葉の共演

10/20 14:14

10/20 14:15

どこまでも続く紅葉ロード

10/20 14:16

見惚れる

10/20 14:19

10/20 14:23

ほわ〜っとなる

10/20 14:25

気)5〜6か所の渡渉あり

10/20 14:31

右の巨岩は火山の名残か？

10/20 14:31

10/20 14:35

10/20 14:50

これは？

10/20 14:50

染みがないのでムキタケですね。

10/20 14:56

10/20 15:01

10/20 15:07

今日のお宿が見えた！
気)薪を焚べる匂いにホッとする

10/20 15:08

三斗小屋、大黒屋到着！

10/20 15:08

水場あり。ここの水だけ飲めます。小屋の中の水道は硫黄成分ありのため、飲用不適とか。

10/20 15:08

とにかく物凄い歴史のある山小屋です。

10/20 15:20

部屋の名はこんな感じ。1泊1.4万/人！
気)1泊2食、天然温泉つき。

10/20 15:23

10/20 15:30

10/20 15:59

入口の様子。

10/20 16:00

大黒様

10/20 16:02

お風呂は岩風呂と大風呂あり。こちらは岩風呂。

10/20 17:26

夕食は部屋まで持ってきてくれます。

10/20 17:26

豪華ではないが、美味しかったです。ご飯はおかわり1回分位。個人的には、食堂で食べる方が好きかな。どんな人が来ているのかもわかるし、お話ができるチャンスもある。

10/20 17:26

10/21 6:26

こちらは朝ごはん。
気)ありがたや〜🙏

10/21 6:41

急須が渋い！いつのものだろう？
チャッピー（ChatGPT）曰く、1970年代に大阪あたりで製作された可能性が高いとか！！俺と同い年じゃん( ゜Д゜)

10/21 7:02

一晩お世話になりましたm(_ _)m。ありがとうございました。

10/21 7:04

さて、出発しましょう！

10/21 7:18

10/21 7:28

紅葉ロード歩き

10/21 7:29

こういった橋が好き

10/21 7:31

巨木の紅葉わんさかあります

10/21 7:31

ヤマブドウの朱！

10/21 7:56

川湯の出合

10/21 8:00

標高下げるとだんだんと紅葉が減る。

10/21 8:01

ここは、旧三斗小屋跡。

10/21 8:07

かつての集落の遺構が、たくさんある。

10/21 8:07

10/21 8:09

これはっ！ヌメリスギタケモドキ！美味いヤツ！

10/21 8:09

おお！

10/21 8:18

10/21 8:20

10/21 8:23

10/21 8:23

10/21 8:24

10/21 8:25

10/21 8:25

10/21 8:25

10/21 8:28

10/21 8:28

10/21 8:28

10/21 8:30

10/21 8:31

10/21 8:57

10/21 8:57

10/21 8:58

10/21 9:03

10/21 9:04

気)ドングリ、クリ、トチノミがたくさん落ちている

10/21 9:05

トチの実。クマも大好き！

10/21 9:07

でっかいドングリも、

10/21 9:08

クリ食べたのか(-_-;)。山親爺、、、。出んでくれよ。クマスプレーとナイフもあるからな！
気)あった〜😱

10/21 9:32

神頼み

10/21 9:32

天保(@_@。1830〜1844年！江戸の終わり頃、天保の飢饉のころ。マジ？あなた何歳？

10/21 9:34

10/21 9:39

クヌギタケ？イタチタケ？

10/21 9:41

10/21 9:46

10/21 9:58

10/21 9:59

10/21 9:59

10/21 10:04

ヌメリスギタケモドキ！デカい！

10/21 10:09

さて、帰りは沼原湿原に寄りましょう！

10/21 10:09

10/21 10:12

10/21 10:12

10/21 10:13

ここも紅葉が見頃！

10/21 10:14

10/21 10:18

10/21 10:22

稜線はガスの中

10/21 10:22

サラバだ！アスタラビータ！
なんだか雲が美しいなぁ。

10/21 10:22

10/21 10:24

ここも、鹿よけヒトデ？

10/21 10:26

おワーッ！食われとる

10/21 10:28

良い絵だ！

10/21 10:31

日光だったんだ！

10/21 10:31

沼ッ原を周回しようとおもっていたが、電源開発�蠅隆浜�道で不可らしい。残念。

10/21 10:33

えっ？？戊辰戦争？三斗小屋や大峠で戦闘！！こんなところに濃厚な歴史があったんですね。
ちなみに、三本槍岳は、3つの藩の境界線で三本の槍を立てていたから・・・らしいです。

10/21 10:44

下山！！素晴らしい紅葉登山道だった。

10/21 10:45

気)水洗のキレイなトイレ

10/21 10:52

湿原から見れなかった沼ツ原貯水池を駐車場から背景。

10/21 10:53

本当の下山！
さて、明日はどうしようか！
ねぇ、お嫁様(そう呼べと命令されている)。
えっ？もう休む？またまたぁ(笑)。
越後駒ヶ岳でも行きましょか？
えっ？行かない？またまたぁ(笑)。
明日へ続く！

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

レインウェア上下 レインウェア上 ウィックロンクール長袖 ジオラインLW長袖の着替え クリフパンツライト長ズボン リッジラインパンツ中厚手の着替え パンツと靴下(初日はネオプレーン靴下) ウィックロンジオサーマルロング ダウン上 帽子 サロモンサンダークロス 飲料1.5Ｌ（0.5Ｌ消費） カメラ スマホ モバイルバッテリー2個 ヘッドライト（レッドレンザーＭＨ５）2個と予備電池2個 スーパーグリップ 防寒テムレス 非防寒テムレス エマージェンシーキット ツェルト（juzaのEMシェルター） 行動食パン4袋（3袋消費） クマスプレー ナイフ クマ鈴とホイッスル ポール

コメント

カエル🐸

こんな紅葉の素晴らしい時期に三斗小屋温泉、うらやましい。また行きたいと思いますが、weekdaysじゃないと、たぶん予約も大変ですよね。
東北遠征、熊には十分気をつけてください！ていうか、もう帰っていますか。

グリーン☕⛷

カエル🐸さん
今回の東北遠征は、過去一の天候に恵まれました。ほんとに、素晴らしい紅葉でした！まだアップしていませんが、越後駒ヶ岳も素晴らしかったです。三斗小屋温泉は、大黒屋、煙草屋とも、この時期はかなり前に予約しない限り、平日でないと予約は難しそうです。大黒屋は前日の午前中までならキャンセル10%だったと思いますが、煙草屋のキャンセル料支払い条件はかなり厳しく、1週間前とか、3日前とか、段階的にキャンセル料が上がるシステムのようです。不安定なこの時期の天候だと、実質、何回かはキャンセル料支払い前提の予約となりますね。登山者目線からすると、そりゃないよ！と言う感じです。なお、料理や温泉は煙草屋の方が良いみたいです。
熊は、、、どうにもなりませんね。襲われてたり、追い回し案件のある山には入らないようにはしてます。間違いなく、人を探している熊がいるわけですから、熊鈴はリスクとなりますし、つけないと普通の人を避ける熊との出会い頭での遭遇率が上がりますから、悪循環ですね。
スプレーと、覆いかぶられた対策としてのナイフは持参してます。多少、熊出現時、襲われた場合のシミュレーションと練習もしてますよ(笑)。ナイフは熊の脂肪の厚さを考慮した、それなりのものです。首の脂肪が薄いようで、そこを狙うのが効果的みたいですね。大千軒岳の件も、それで撃退してますし。
22日に帰宅して、昨日は鈴鹿に自然散策行ってました(笑)。こちらは紅葉はまだまだですね。