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Yamareco

記録ID: 8847430
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

至仏山・燧ヶ岳/鳩待峠より初めての尾瀬へ!

2025年10月17日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 福島県 群馬県
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
--:--
距離
41.6km
登り
2,036m
下り
2,044m

コースタイム

日帰り
山行
7:50
休憩
1:18
合計
9:08
6:27
141
8:48
8:53
35
9:28
10:00
38
10:38
10:43
84
12:07
12:24
54
13:18
13:32
85
山の鼻
14:57
15:02
33
15:35
見晴キャンプ場
日帰り
山行
7:23
休憩
2:16
合計
9:39
3:32
20
見晴キャンプ場
3:52
3:58
84
5:22
5:27
108
7:15
8:16
22
8:38
9:02
18
9:20
9:50
100
11:30
11:35
60
12:35
12:40
31
13:11
見晴キャンプ場
日帰り
山行
3:10
休憩
0:14
合計
3:24
6:09
39
見晴キャンプ場
6:48
6:53
73
竜宮十字路
8:06
8:15
78
山の鼻
9:33
鳩待峠
天候 17日:晴れ  18日:晴れ時々曇り、夜は一時雨  19日:曇り一時晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
尾瀬第1駐車場を利用しました。(24時間:1000円)
鳩待峠までは乗合バスにて移動。(片道:1300円)※往復券の取り扱いはありません。
なお同じ乗車券で乗合タクシーも利用可能で、バスとは違い満員になり次第随時出発します。
コース状況/
危険箇所等
【全般的な留意事項】

基本的にはしっかりと整備された登山道と木道です。現在、尾瀬ヶ原では老朽化した木道の更新作業が一部で実施されています。
なお晩秋から初冬にかけて、霜が下りると木道は非常に滑りやすくなるので要注意。

【見晴新道について】

燧ヶ岳へ向かう見晴新道は八合目以下では断続的にひどい泥濘。スパッツ必須です。
基本的に樹林帯の登山道であり、名前どおりに展望が効くようになるのは八合目より上です。
その他周辺情報 帰り道沿いながら少しだけ寄り道になりますが、花咲の湯(片品村)にて汗を流しました。
自分の好みとしてはやや熱かったけど、総合的には充分に満足できる素晴らしい温泉です。
10/16(木)
長野より下道で約3時間半。夜遅くに尾瀬第一駐車場に到着して車中泊。

10/17(金)
5:30発 乗合バスにて鳩待峠へ。定員乗り込んだ時点で、少しだけ早く出発した模様。
ちなみに前日までの雨は上がったものの、空模様はまだ回復しきれていませんでした。
10/16(木)
長野より下道で約3時間半。夜遅くに尾瀬第一駐車場に到着して車中泊。

10/17(金)
5:30発 乗合バスにて鳩待峠へ。定員乗り込んだ時点で、少しだけ早く出発した模様。
ちなみに前日までの雨は上がったものの、空模様はまだ回復しきれていませんでした。
5:45 鳩待峠バス乗り場(1580m)到着

ちょっと眠くなった頃、30分弱で鳩待峠バス乗り場に到着。
バスから下りた途端、尾瀬第一駐車場とは桁違いの強風と寒さでした!!
1
5:45 鳩待峠バス乗り場(1580m)到着

ちょっと眠くなった頃、30分弱で鳩待峠バス乗り場に到着。
バスから下りた途端、尾瀬第一駐車場とは桁違いの強風と寒さでした!!
鳩待峠(1591m)

バス乗り場から5分と掛からずに鳩待峠に到着。
今日の行程はまず至仏山へ。トイレや登山装備の切換に掛かります。
登山には32Lザックを用意していました。75Lザックは鳩待峠にデポしておきます。
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鳩待峠(1591m)

バス乗り場から5分と掛からずに鳩待峠に到着。
今日の行程はまず至仏山へ。トイレや登山装備の切換に掛かります。
登山には32Lザックを用意していました。75Lザックは鳩待峠にデポしておきます。
6:27 鳩待峠(1591m)より登山開始!

準備に30分超掛かって、ようやく登山開始。
最初は緩やかな樹林帯の登りから。空模様は雲が徐々に薄くなり回復傾向へ!
6:27 鳩待峠(1591m)より登山開始!

準備に30分超掛かって、ようやく登山開始。
最初は緩やかな樹林帯の登りから。空模様は雲が徐々に薄くなり回復傾向へ!
7:22 山腹道の展望地

1866.8mピークの山腹を回り込む辺りは好展望!
濡れた斜めの木道は慎重に歩を進めます。

山腹道が終わって尾根に乗り上げると再び樹林帯へ。
7:22 山腹道の展望地

1866.8mピークの山腹を回り込む辺りは好展望!
濡れた斜めの木道は慎重に歩を進めます。

山腹道が終わって尾根に乗り上げると再び樹林帯へ。
7:41 山頂が見えてきた!

樹林帯を抜けると同時に北側の雲が抜け、初めてしっかり至仏山山頂を見ることができました!
尾瀬ヶ原はまだ雲の中ながら、まもなく晴れ渡るでしょう。
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7:41 山頂が見えてきた!

樹林帯を抜けると同時に北側の雲が抜け、初めてしっかり至仏山山頂を見ることができました!
尾瀬ヶ原はまだ雲の中ながら、まもなく晴れ渡るでしょう。
しっかりと整備されて歩きやすい登りが続きます。
しっかりと整備されて歩きやすい登りが続きます。
8:11 オヤマ沢田代(2030m)

苗場山に似た雰囲気の高層湿原を通過。

高層湿原を抜けたところで悪沢岳分岐点を通過。笠ヶ岳へもいずれ歩いてみたい。
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8:11 オヤマ沢田代(2030m)

苗場山に似た雰囲気の高層湿原を通過。

高層湿原を抜けたところで悪沢岳分岐点を通過。笠ヶ岳へもいずれ歩いてみたい。
8:18 ベンチ付きのテラスがある展望地(2040m)

次に展望が開けたところで、初めて尾瀬ヶ原が見えてきました!感動でした!
但し強風により一気に寒くなり、ベンチでレイヤリング調整を行いました。
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8:18 ベンチ付きのテラスがある展望地(2040m)

次に展望が開けたところで、初めて尾瀬ヶ原が見えてきました!感動でした!
但し強風により一気に寒くなり、ベンチでレイヤリング調整を行いました。
初めて見る尾瀬ヶ原、そして会津駒や平ヶ岳からなら見たことのある燧ヶ岳。
今日の行程は見晴までなので、改めて距離の長さを目の当たりにしました。
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初めて見る尾瀬ヶ原、そして会津駒や平ヶ岳からなら見たことのある燧ヶ岳。
今日の行程は見晴までなので、改めて距離の長さを目の当たりにしました。
小至仏山への登りへ。最初は階段で始まりますが、途中で岩場へ。
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小至仏山への登りへ。最初は階段で始まりますが、途中で岩場へ。
8:48 小至仏山(2162m)

滑りやすい大きく不揃いな岩が多い小至仏山に到着。
至仏山が美しい山容で眼前に広がりますが、まだけっこう距離があるように感じました。
8:48 小至仏山(2162m)

滑りやすい大きく不揃いな岩が多い小至仏山に到着。
至仏山が美しい山容で眼前に広がりますが、まだけっこう距離があるように感じました。
既に大展望の小至仏山(2162m)
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既に大展望の小至仏山(2162m)
小至仏山から至仏山へ。滑りやすい蛇紋岩の稜線が続きます。
小至仏山から至仏山へ。滑りやすい蛇紋岩の稜線が続きます。
きれいな三角錐の美しい至仏山。東側は山スキーで滑ったら楽しそう。
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きれいな三角錐の美しい至仏山。東側は山スキーで滑ったら楽しそう。
僅かに下って最後の登りへ。標高差は約100m。
僅かに下って最後の登りへ。標高差は約100m。
比較的分かりやすい地形と思っていた至仏山にも偽ピークあり。
地形図を見ているようで見ていなかった。でもあと少し。
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比較的分かりやすい地形と思っていた至仏山にも偽ピークあり。
地形図を見ているようで見ていなかった。でもあと少し。
9:33 至仏山山頂(2228m)到着!!

着きました!
鳩待峠より3時間の登りでした。約3ヶ月ぶりの単独行で、自分のペースを確かめながら登りました。

待望の山頂は全方位大展望の素晴らしいところでした。
あまりゆっくりはできないけど、30分は滞在していきたい。
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9:33 至仏山山頂(2228m)到着!!

着きました!
鳩待峠より3時間の登りでした。約3ヶ月ぶりの単独行で、自分のペースを確かめながら登りました。

待望の山頂は全方位大展望の素晴らしいところでした。
あまりゆっくりはできないけど、30分は滞在していきたい。
至仏山山頂から尾瀬ヶ原、そして明日登る燧ヶ岳を見通します。
尾瀬ヶ原は草紅葉といってよいのか、もしくは既に枯れているのか、
いずれにしても黄金色に輝く別天地でした。
至仏山山頂から尾瀬ヶ原、そして明日登る燧ヶ岳を見通します。
尾瀬ヶ原は草紅葉といってよいのか、もしくは既に枯れているのか、
いずれにしても黄金色に輝く別天地でした。
至仏山山頂でのあおいとひなた

長野移住から早9年目で、群馬の山も登りまくっているのに、今回初めての至仏山となります。
群馬は長野に遜色なく本当に侮れない。

#ヤマノススメ
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至仏山山頂でのあおいとひなた

長野移住から早9年目で、群馬の山も登りまくっているのに、今回初めての至仏山となります。
群馬は長野に遜色なく本当に侮れない。

#ヤマノススメ
二等三角点
点名:「至仏山」
標高:2227.93m
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二等三角点
点名:「至仏山」
標高:2227.93m
あれが明日登る燧ヶ岳よ。遠いなあ。と言っているようです。
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あれが明日登る燧ヶ岳よ。遠いなあ。と言っているようです。
燧ヶ岳

燧ヶ岳は「全く会津領にある」と深田久弥さんが「日本百名山」で触れられているとおり、山体全部が福島県の山。
戦国時代中期と比較的新しい活動記録がある活火山のようです。

明日は最高峰の柴安堯△修靴道鯵囘世里△誂撕瑤泙嚢圓予定です。
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燧ヶ岳

燧ヶ岳は「全く会津領にある」と深田久弥さんが「日本百名山」で触れられているとおり、山体全部が福島県の山。
戦国時代中期と比較的新しい活動記録がある活火山のようです。

明日は最高峰の柴安堯△修靴道鯵囘世里△誂撕瑤泙嚢圓予定です。
燧ヶ岳が尾瀬ヶ原の地形を形作っただけあって、まるで尾瀬ヶ原を見守るようにそびえています。
今日の午後にはあの長大な木道を辿って、燧ヶ岳山麓の見晴まで進みます。
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燧ヶ岳が尾瀬ヶ原の地形を形作っただけあって、まるで尾瀬ヶ原を見守るようにそびえています。
今日の午後にはあの長大な木道を辿って、燧ヶ岳山麓の見晴まで進みます。
尾瀬ヶ原、燧ヶ岳、そして左後方に見覚えのある会津駒ヶ岳。
尾瀬ヶ原、燧ヶ岳、そして左後方に見覚えのある会津駒ヶ岳。
北方には平ヶ岳も指呼の距離に。
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北方には平ヶ岳も指呼の距離に。
尾瀬ヶ原は群馬、福島、そして新潟の三県にまたがっているだけあり、
新潟県側の山々もよく見えていました。
尾瀬ヶ原は群馬、福島、そして新潟の三県にまたがっているだけあり、
新潟県側の山々もよく見えていました。
正面奥に越後駒ヶ岳、左の雲から現れたのは中ノ岳でしょうか。
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正面奥に越後駒ヶ岳、左の雲から現れたのは中ノ岳でしょうか。
西側には谷川連峰も近く、谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳辺りが見えていました。
西側には谷川連峰も近く、谷川岳、一ノ倉岳、茂倉岳辺りが見えていました。
南東の足下には出発地の鳩待峠。
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南東の足下には出発地の鳩待峠。
鳩待峠の更に南方には、まだ行ったことのない皇海山、日光白根山辺りが見えているようです。
鳩待峠の更に南方には、まだ行ったことのない皇海山、日光白根山辺りが見えているようです。
10:00 至仏山山頂出発

大展望の至仏山を30分で満喫して出発!
このあとの行程を踏まえると、昼頃には鳩待峠へ下りたい。
でも立ち去り難い素晴らしい山頂でした。
10:00 至仏山山頂出発

大展望の至仏山を30分で満喫して出発!
このあとの行程を踏まえると、昼頃には鳩待峠へ下りたい。
でも立ち去り難い素晴らしい山頂でした。
至仏山から小至仏山への稜線、そして東斜面がまた美しい。
次は山スキーでも訪れてみたいです。
至仏山から小至仏山への稜線、そして東斜面がまた美しい。
次は山スキーでも訪れてみたいです。
10:38 小至仏山

僅かに登り返して小至仏山へ。蛇紋岩の岩はとにかく滑りやすくて気を抜けません。
至仏山と燧ヶ岳を見送ってから出発します。
10:38 小至仏山

僅かに登り返して小至仏山へ。蛇紋岩の岩はとにかく滑りやすくて気を抜けません。
至仏山と燧ヶ岳を見送ってから出発します。
小至仏山からは安定した下りへ。尾瀬ヶ原の眺望を見やりながら下りていきます。
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小至仏山からは安定した下りへ。尾瀬ヶ原の眺望を見やりながら下りていきます。
眼下には鳩待峠がまだ遠い。
眼下には鳩待峠がまだ遠い。
至仏山の草紅葉越しの尾瀬ヶ原、燧ヶ岳
至仏山の草紅葉越しの尾瀬ヶ原、燧ヶ岳
下りはやはり早く、山頂が遠くなりました。
下りはやはり早く、山頂が遠くなりました。
秋の陽光を浴びる鳩待峠へ下る尾根筋。見頃の紅葉に包まれました。
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秋の陽光を浴びる鳩待峠へ下る尾根筋。見頃の紅葉に包まれました。
12:07 鳩待峠到着!

ほぼ計画どおりにお昼に鳩待峠に下山しました!

休む間もなく、テント泊装備へと換装します。
12:07 鳩待峠到着!

ほぼ計画どおりにお昼に鳩待峠に下山しました!

休む間もなく、テント泊装備へと換装します。
12:25 鳩待峠出発!

20分弱で換装を終えて出発。先程まで軽装だったので余計に重く感じます…。
でも初めての尾瀬ヶ原へ向かう行程でワクワクします。山の鼻、そして見晴へ向けて下り始めます。
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12:25 鳩待峠出発!

20分弱で換装を終えて出発。先程まで軽装だったので余計に重く感じます…。
でも初めての尾瀬ヶ原へ向かう行程でワクワクします。山の鼻、そして見晴へ向けて下り始めます。
複線に整備された登山道。右側通行で下っていきます。
至仏山の登山道とは桁違いに多くの方々が歩かれていました。
登山者だけでなく観光客、外国人も多数。尾瀬は観光地でもあったのでした。
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複線に整備された登山道。右側通行で下っていきます。
至仏山の登山道とは桁違いに多くの方々が歩かれていました。
登山者だけでなく観光客、外国人も多数。尾瀬は観光地でもあったのでした。
先ほど至仏山から下ってきたばかりの尾根、そして色付いた木々を見ながら歩いていきます。
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先ほど至仏山から下ってきたばかりの尾根、そして色付いた木々を見ながら歩いていきます。
午前中に登った至仏山。あそこへ登って、そして今は見晴へ。

登山道は鳩待峠から程近いところで一気に下り、山の鼻へは比較的なだらかな区間が続きました。
これは帰り道にて最後の最後がしんどいパターンです。
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午前中に登った至仏山。あそこへ登って、そして今は見晴へ。

登山道は鳩待峠から程近いところで一気に下り、山の鼻へは比較的なだらかな区間が続きました。
これは帰り道にて最後の最後がしんどいパターンです。
川上川を渡るとまもなく山の鼻へ。
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川上川を渡るとまもなく山の鼻へ。
13:18 山の鼻(1400m)到着

尾瀬ヶ原への前進基地といえる山の鼻。ここでテントを張るのもよいでしょう。
計画立案時にはここを起点にして、登り専用ルートで至仏山に登ることも考えました。
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13:18 山の鼻(1400m)到着

尾瀬ヶ原への前進基地といえる山の鼻。ここでテントを張るのもよいでしょう。
計画立案時にはここを起点にして、登り専用ルートで至仏山に登ることも考えました。
13:32 山の鼻出発!

トイレ、小休止を済ませて出発。いよいよ尾瀬ヶ原へ!
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13:32 山の鼻出発!

トイレ、小休止を済ませて出発。いよいよ尾瀬ヶ原へ!
小学生の頃から歌で知っていた尾瀬ヶ原へ初めて入りました!
花の時期ではないけど、正真正銘の尾瀬に居るんだなあと感動しきりでした。
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小学生の頃から歌で知っていた尾瀬ヶ原へ初めて入りました!
花の時期ではないけど、正真正銘の尾瀬に居るんだなあと感動しきりでした。
振り返ると午後の日差しを浴びる至仏山が見送ってくれました。
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振り返ると午後の日差しを浴びる至仏山が見送ってくれました。
現在、木道の補修作業が行われており、頻繁にヘリが行き来していました。
至仏山から鳩待峠へ下りる頃からヘリが絶えず飛んでいたので、遭難事例でもあったのかと気になっていました。
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現在、木道の補修作業が行われており、頻繁にヘリが行き来していました。
至仏山から鳩待峠へ下りる頃からヘリが絶えず飛んでいたので、遭難事例でもあったのかと気になっていました。
どこまでも続く木道。正面には燧ヶ岳がまだ遠い。
ここをただ黙々と歩いてみたかった。でも木道の幅が狭くて両方でポールを突くのは難しいです。
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どこまでも続く木道。正面には燧ヶ岳がまだ遠い。
ここをただ黙々と歩いてみたかった。でも木道の幅が狭くて両方でポールを突くのは難しいです。
苗場山以上に広くて、そして濃い密度の池塘。
ふと立ち止まって眺めたい景色がそこかしこに。
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苗場山以上に広くて、そして濃い密度の池塘。
ふと立ち止まって眺めたい景色がそこかしこに。
小春日和の尾瀬ヶ原を満喫しています。
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小春日和の尾瀬ヶ原を満喫しています。
14:05 逆さ燧の池塘到着

楽しみにしていた逆さ燧の池塘でしたが、風があって水鏡にはなっていませんでした。
それでも燧ヶ岳が少しずつ大きくなってくることで高揚感を得られます。
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14:05 逆さ燧の池塘到着

楽しみにしていた逆さ燧の池塘でしたが、風があって水鏡にはなっていませんでした。
それでも燧ヶ岳が少しずつ大きくなってくることで高揚感を得られます。
逆さ燧の池塘でのあおいとひなた

聖地に溢れる群馬県でも尾瀬はまだ来ていないはず。いつか来る?続編で尾瀬を見たいです。
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逆さ燧の池塘でのあおいとひなた

聖地に溢れる群馬県でも尾瀬はまだ来ていないはず。いつか来る?続編で尾瀬を見たいです。
二日後の復路では景色が見えない可能性が高く、しっかりと目に焼き付けながら歩きました。
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二日後の復路では景色が見えない可能性が高く、しっかりと目に焼き付けながら歩きました。
上ノ大堀川

びっしりのバイカモ?がよく見える清流です。
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上ノ大堀川

びっしりのバイカモ?がよく見える清流です。
南から尾瀬に突き出す牛首を過ぎると、尾瀬ヶ原の中央部へ。
更に雄大になる尾瀬ヶ原の景色と着実に大きくなってくる燧ヶ岳。
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南から尾瀬に突き出す牛首を過ぎると、尾瀬ヶ原の中央部へ。
更に雄大になる尾瀬ヶ原の景色と着実に大きくなってくる燧ヶ岳。
この池塘は特に名は付いていないようだけど、ここでほぼ完璧な逆さ燧を見ることができました。
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この池塘は特に名は付いていないようだけど、ここでほぼ完璧な逆さ燧を見ることができました。
14:57 竜宮十字路

時刻はもう15時。
早くテントを張って落ち着きたい気持ちが勝って、「竜宮現象」を見ることなく直進しました。
疲れてはきていましたが「見晴まであと1.6km」が励みになります。ここまでで尾瀬ヶ原の4分の3は踏破してきました。
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14:57 竜宮十字路

時刻はもう15時。
早くテントを張って落ち着きたい気持ちが勝って、「竜宮現象」を見ることなく直進しました。
疲れてはきていましたが「見晴まであと1.6km」が励みになります。ここまでで尾瀬ヶ原の4分の3は踏破してきました。
竜宮小屋、竜宮沼尻川橋を渡ると、尾瀬ヶ原の木道歩きも終盤へ。
至仏山からあれだけ遠くに見えていた燧ヶ岳。明日はあそこへ!
そして遂に山麓の見晴が見えてきました!山小屋が数軒あってまるで集落のようです。
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竜宮小屋、竜宮沼尻川橋を渡ると、尾瀬ヶ原の木道歩きも終盤へ。
至仏山からあれだけ遠くに見えていた燧ヶ岳。明日はあそこへ!
そして遂に山麓の見晴が見えてきました!山小屋が数軒あってまるで集落のようです。
15:28 見晴到着!!

鳩待峠から3時間、山の鼻から2時間。背負うザックは重いけど、行程が長いとは感じませんでした。
素晴らしい尾瀬ヶ原の景色でした。
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15:28 見晴到着!!

鳩待峠から3時間、山の鼻から2時間。背負うザックは重いけど、行程が長いとは感じませんでした。
素晴らしい尾瀬ヶ原の景色でした。
遠くなった至仏山がシルエットになっていました。
今日は久しぶりの単独行。誰に遠慮するでもなく、本当によく歩きました。
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遠くなった至仏山がシルエットになっていました。
今日は久しぶりの単独行。誰に遠慮するでもなく、本当によく歩きました。
木道の突き当りには弥四郎小屋。美味しい水場とのことで滞在中は有難く頂きました。
水代も兼ねて後ほど至仏山の山バッジを購入しました。
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木道の突き当りには弥四郎小屋。美味しい水場とのことで滞在中は有難く頂きました。
水代も兼ねて後ほど至仏山の山バッジを購入しました。
弥四郎清水 ※テント設営後に撮影

美味しい水が滾々と沸いています。有難いです。
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弥四郎清水 ※テント設営後に撮影

美味しい水が滾々と沸いています。有難いです。
15:35 見晴キャンプ場到着!!

弥四郎小屋から南寄りに進むと、ようやく本日のゴールに到着です!お疲れさまでした!
到着時刻もほぼ計画どおり。自分のペースはよく分かっているだけあって、単独行はやはり計画を立てやすい。

秋の日は釣瓶落とし。直ちにテントを張って拠点を確保しました。
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15:35 見晴キャンプ場到着!!

弥四郎小屋から南寄りに進むと、ようやく本日のゴールに到着です!お疲れさまでした!
到着時刻もほぼ計画どおり。自分のペースはよく分かっているだけあって、単独行はやはり計画を立てやすい。

秋の日は釣瓶落とし。直ちにテントを張って拠点を確保しました。
燧小屋

キャンプ申し込みはこちらで。2泊分2000円を支払いました。(1泊:1000円)
なお予約は不要なので思い立ったらすぐに来れるのもとても良いです。
ついでにこちらで燧ヶ岳の山バッジを購入。

面倒な予約制やら、相場が高騰して足が遠のいたアルプスに比べたら本当に有難いです。
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燧小屋

キャンプ申し込みはこちらで。2泊分2000円を支払いました。(1泊:1000円)
なお予約は不要なので思い立ったらすぐに来れるのもとても良いです。
ついでにこちらで燧ヶ岳の山バッジを購入。

面倒な予約制やら、相場が高騰して足が遠のいたアルプスに比べたら本当に有難いです。
手早く夕食を済ませ、腹ごなしついでに見晴を散歩しました。
夕照の尾瀬ヶ原の光景が素晴らしい。
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手早く夕食を済ませ、腹ごなしついでに見晴を散歩しました。
夕照の尾瀬ヶ原の光景が素晴らしい。
夕暮れ迫る見晴キャンプ場でのあおいとひなた

標高1400mとはいえ、予想よりも暖かくテントでの時間は快適でした。


19:00過ぎ就寝

よく歩いたこともあって快眠できました!
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夕暮れ迫る見晴キャンプ場でのあおいとひなた

標高1400mとはいえ、予想よりも暖かくテントでの時間は快適でした。


19:00過ぎ就寝

よく歩いたこともあって快眠できました!
10/18(土)

2:30 起床

さあ、今日も張り切って行こう!


3:32 見晴キャンプ場(1410m)出発!

8時頃山頂到着と予想して出発。最初は歩きやすい木道から始まりますが…。

3:52 見晴新道分岐(1470m)

分岐から見晴らし新道に入った途端、覚悟していた泥濘に突入です。
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10/18(土)

2:30 起床

さあ、今日も張り切って行こう!


3:32 見晴キャンプ場(1410m)出発!

8時頃山頂到着と予想して出発。最初は歩きやすい木道から始まりますが…。

3:52 見晴新道分岐(1470m)

分岐から見晴らし新道に入った途端、覚悟していた泥濘に突入です。
4:22 二合目(1600m)

4:43 三合目(1700m)

5:02 四合目(1800m)

5:22 五合目(1900m)

5:43 六合目(2000m)

各合目毎に指導標があり、行程の良き目安となります。
登山道の泥濘は途切れることなく続きます。
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4:22 二合目(1600m)

4:43 三合目(1700m)

5:02 四合目(1800m)

5:22 五合目(1900m)

5:43 六合目(2000m)

各合目毎に指導標があり、行程の良き目安となります。
登山道の泥濘は途切れることなく続きます。
六合目を過ぎる頃にはすっかり明るくなりましたが、この辺りから泥濘に加えて急登が目立ち始めます。
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六合目を過ぎる頃にはすっかり明るくなりましたが、この辺りから泥濘に加えて急登が目立ち始めます。
6:15 初めて山頂が見えてくる(2120m)

少し山腹道になったところから、初めて山頂方向の視界が開けました!
七合目は過ぎたけど、まだけっこう登るようです。
空模様は昨日のような快晴ではないけど、今日も概ね好天を期待できそうでした。
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6:15 初めて山頂が見えてくる(2120m)

少し山腹道になったところから、初めて山頂方向の視界が開けました!
七合目は過ぎたけど、まだけっこう登るようです。
空模様は昨日のような快晴ではないけど、今日も概ね好天を期待できそうでした。
6:23 八合目(2150m)

涸れ沢に入ったところで八合目。大きな岩を越えていきます。
なお八合目からはようやく長い泥濘より解放されました。
6:23 八合目(2150m)

涸れ沢に入ったところで八合目。大きな岩を越えていきます。
なお八合目からはようやく長い泥濘より解放されました。
6:36 九合目(2190m)

涸れ沢はすぐに離れて右岸側の急登へ。八合目から九合目が近すぎるような。
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6:36 九合目(2190m)

涸れ沢はすぐに離れて右岸側の急登へ。八合目から九合目が近すぎるような。
急坂から尾根筋に上がったところで遂に森林限界を越えたのか大展望!!
朝焼けの尾瀬ヶ原と影燧の共演でした。
急坂から尾根筋に上がったところで遂に森林限界を越えたのか大展望!!
朝焼けの尾瀬ヶ原と影燧の共演でした。
燧ヶ岳側から見る尾瀬ヶ原、そして至仏山も最高です!
燧ヶ岳側から見る尾瀬ヶ原、そして至仏山も最高です!
展望の尾根筋も引き続いて急坂です。
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展望の尾根筋も引き続いて急坂です。
この辺りで急に風当たりが強まり、レインウェアを着込みました。
二日連続となる百名山への登頂を励みに登っていきます。
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この辺りで急に風当たりが強まり、レインウェアを着込みました。
二日連続となる百名山への登頂を励みに登っていきます。
山頂周辺の光景も見えるようになってきました。東側に見えてきたのは俎堯
もう山頂は近い模様。もしかして思ったよりも早かったかも!?
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山頂周辺の光景も見えるようになってきました。東側に見えてきたのは俎堯
もう山頂は近い模様。もしかして思ったよりも早かったかも!?
ここを登り切れば山頂のはず。あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
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ここを登り切れば山頂のはず。あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
7:15 燧ヶ岳山頂・柴安堯2356m)到着!!

着きました!!
いつも標準所要時間どおり掛かる自分にしては早く、登り3時間45分での登頂となりました。
(予想ではCTどおり4時間30分でした。)

自分の登頂後すぐに大きな雲が掛かりました。
風を避けながら1時間近く晴れ待ちしていましたが、とりあえず俎瑤惺圓辰討こうと決めて出発します。
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7:15 燧ヶ岳山頂・柴安堯2356m)到着!!

着きました!!
いつも標準所要時間どおり掛かる自分にしては早く、登り3時間45分での登頂となりました。
(予想ではCTどおり4時間30分でした。)

自分の登頂後すぐに大きな雲が掛かりました。
風を避けながら1時間近く晴れ待ちしていましたが、とりあえず俎瑤惺圓辰討こうと決めて出発します。
8:16 燧ヶ岳山頂・柴安出発

柴安瑤釆撕間は谷川岳のトマ・オキ間と似たような距離感でした。
標高差はこちらのほうが大きいので、ちょっと気合が要りそう。
大きな岩が散在する急坂を下りていきます。
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8:16 燧ヶ岳山頂・柴安出発

柴安瑤釆撕間は谷川岳のトマ・オキ間と似たような距離感でした。
標高差はこちらのほうが大きいので、ちょっと気合が要りそう。
大きな岩が散在する急坂を下りていきます。
コルへと下りた頃から、俄かに晴れ間が多くなってきました!
テンションを上げて俎瑤愿个辰討います。
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コルへと下りた頃から、俄かに晴れ間が多くなってきました!
テンションを上げて俎瑤愿个辰討います。
俎側から見る柴安瑤脇佑立っていて、山頂の威厳があります!
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俎側から見る柴安瑤脇佑立っていて、山頂の威厳があります!
8:38 燧ヶ岳・俎堯2346.1m)到着!!

着きました!!
俎瑤眩簡位の大展望。狭いピークなので展望はむしろこちらのほうが良好かも。
たった10mの標高差で山頂は柴安瑤箸覆辰討い泙垢、三角点もある俎瑤愨を伸ばす価値は充分にあるでしょう。
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8:38 燧ヶ岳・俎堯2346.1m)到着!!

着きました!!
俎瑤眩簡位の大展望。狭いピークなので展望はむしろこちらのほうが良好かも。
たった10mの標高差で山頂は柴安瑤箸覆辰討い泙垢、三角点もある俎瑤愨を伸ばす価値は充分にあるでしょう。
二等三角点
点名:「燧岳」
標高:2346.07m
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二等三角点
点名:「燧岳」
標高:2346.07m
燧ヶ岳・俎瑤任里△いとひなた
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燧ヶ岳・俎瑤任里△いとひなた
俎瑤らだとほぼ遮るものなく尾瀬沼が見えています。
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俎瑤らだとほぼ遮るものなく尾瀬沼が見えています。
北方には会津駒ヶ岳が大きく見えています。
燧ヶ岳は檜枝岐側の御池から登ってこられている方も多いようで、いずれそちらからも再訪したい。
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北方には会津駒ヶ岳が大きく見えています。
燧ヶ岳は檜枝岐側の御池から登ってこられている方も多いようで、いずれそちらからも再訪したい。
9:02 燧ヶ岳・俎出発!

20分余で出発します。俎瑤任蝋ヅ庫召覆らも風が強くてなかなか大変でした。
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9:02 燧ヶ岳・俎出発!

20分余で出発します。俎瑤任蝋ヅ庫召覆らも風が強くてなかなか大変でした。
すっかり晴れ渡ったなか、柴安瑤愿个衒屬靴乏櫃ります。
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すっかり晴れ渡ったなか、柴安瑤愿个衒屬靴乏櫃ります。
9:20 燧ヶ岳山頂・柴安再登頂

改めて着きました!!
晴れてくれたおかげで、尾瀬ヶ原と至仏山の絶景も輝いて見えました。

風は引き続いて吹いていたけど、気温も上がって寒さも和らぎました。
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9:20 燧ヶ岳山頂・柴安再登頂

改めて着きました!!
晴れてくれたおかげで、尾瀬ヶ原と至仏山の絶景も輝いて見えました。

風は引き続いて吹いていたけど、気温も上がって寒さも和らぎました。
燧ヶ岳山頂・柴安瑤任里△いとひなた
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燧ヶ岳山頂・柴安瑤任里△いとひなた
尾瀬沼の水面も眩しく美しい。今度は尾瀬沼を絡めた行程も楽しそうです。
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尾瀬沼の水面も眩しく美しい。今度は尾瀬沼を絡めた行程も楽しそうです。
前日登った至仏山。山の鼻から一直線に登山道が伸びているのが目立ちます。
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前日登った至仏山。山の鼻から一直線に登山道が伸びているのが目立ちます。
尾瀬ヶ原と至仏山。明日は再び眼下の木道を引き返していきます。
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尾瀬ヶ原と至仏山。明日は再び眼下の木道を引き返していきます。
この日も空気は澄んでおり、遠景もよく見えていました。
遠くにはテーブルマウンテンでよく分かる苗場山。
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この日も空気は澄んでおり、遠景もよく見えていました。
遠くにはテーブルマウンテンでよく分かる苗場山。
手前に大きく赤城山。後方にはうっすらながら富士山まで。
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手前に大きく赤城山。後方にはうっすらながら富士山まで。
こちらは武尊山。後方には見えるのは榛名山でしょうか。
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こちらは武尊山。後方には見えるのは榛名山でしょうか。
最奥には越後駒ヶ岳、中ノ岳、右手前に荒沢岳。左手前には丹後山でしょうか。
最奥には越後駒ヶ岳、中ノ岳、右手前に荒沢岳。左手前には丹後山でしょうか。
9:49 燧ヶ岳山頂・柴安出発

都合二回の登頂で合計1時間半滞在した柴安瑤鮟佝します。
下りの泥濘のことを踏まえて、気合を入れていきます。
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9:49 燧ヶ岳山頂・柴安出発

都合二回の登頂で合計1時間半滞在した柴安瑤鮟佝します。
下りの泥濘のことを踏まえて、気合を入れていきます。
九合目手前まで急坂の尾根を下っていきます。前方の平らなピークは赤ナグレ岳(2249m)。
燧ヶ岳の山頂付近の地形はけっこう複雑です。
九合目手前まで急坂の尾根を下っていきます。前方の平らなピークは赤ナグレ岳(2249m)。
燧ヶ岳の山頂付近の地形はけっこう複雑です。
下っていると再び晴れてきたので、尾瀬ヶ原を今一度眺めておきました。
下っていると再び晴れてきたので、尾瀬ヶ原を今一度眺めておきました。
良き日に燧ヶ岳に登ることができました。この景色も母にいずれ見せてあげたい。
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良き日に燧ヶ岳に登ることができました。この景色も母にいずれ見せてあげたい。
連日尾瀬ヶ原の眺めを楽しむあおいとひなた
連日尾瀬ヶ原の眺めを楽しむあおいとひなた
今度は緑鮮やかな時期に来てみたい。


10:31 八合目(2150m)

気持ちを切り替えて泥濘に再突入していきます。
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今度は緑鮮やかな時期に来てみたい。


10:31 八合目(2150m)

気持ちを切り替えて泥濘に再突入していきます。
下りはやはり早く、これにて山頂の近景は見納めです。
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下りはやはり早く、これにて山頂の近景は見納めです。
下りの泥濘は登り以上に集中。ズボンを汚さないよう、ケガしないよう慎重に下りました。
この頃、多くの登りの方々とすれ違いましたが、鳩待峠起点で歩かれているようです。
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下りの泥濘は登り以上に集中。ズボンを汚さないよう、ケガしないよう慎重に下りました。
この頃、多くの登りの方々とすれ違いましたが、鳩待峠起点で歩かれているようです。
11:31 五合目

この先は登りで見えなかった景色を確認しながら下りていきます。
急な上に泥付きの階段が二、三カ所点在します。
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11:31 五合目

この先は登りで見えなかった景色を確認しながら下りていきます。
急な上に泥付きの階段が二、三カ所点在します。
下るにつれて緩くはなりますが、水気が多くなって泥濘のひどさは増します。
だいたいがこんな感じの道中です。気にしたら負けと自分に言い聞かせて歩きます。スパッツ必須です。
下るにつれて緩くはなりますが、水気が多くなって泥濘のひどさは増します。
だいたいがこんな感じの道中です。気にしたら負けと自分に言い聞かせて歩きます。スパッツ必須です。
麓が近付いてくると色付いた木々が目立つようになってきました。
足元は相変わらず泥濘だけど、周囲の景色には癒されます。
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麓が近付いてくると色付いた木々が目立つようになってきました。
足元は相変わらず泥濘だけど、周囲の景色には癒されます。
12:35 見晴新道分岐(1470m)

延々と緩い下りを歩いて、遂に見晴新道分岐に到着!
ここでようやく泥濘から解放されます。木道の歩きやすいことに感動します。
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12:35 見晴新道分岐(1470m)

延々と緩い下りを歩いて、遂に見晴新道分岐に到着!
ここでようやく泥濘から解放されます。木道の歩きやすいことに感動します。
木道沿いに点在する水溜まりで、できるだけ靴とスパッツの泥を落としながら下りました。
最終的には下山後にブラシで泥をしっかり落としました。
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木道沿いに点在する水溜まりで、できるだけ靴とスパッツの泥を落としながら下りました。
最終的には下山後にブラシで泥をしっかり落としました。
12:51 見晴・燧ヶ岳登山口(1410m)到着!!

着きました!!
とにかく泥濘で転倒しないよう気を遣った3時間の下りでした。

テントに戻る前に登ったばかりの燧ヶ岳を見上げておこうと、見通しの良いところへ寄り道します。
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12:51 見晴・燧ヶ岳登山口(1410m)到着!!

着きました!!
とにかく泥濘で転倒しないよう気を遣った3時間の下りでした。

テントに戻る前に登ったばかりの燧ヶ岳を見上げておこうと、見通しの良いところへ寄り道します。
見晴から見上げる燧ヶ岳

歩いてみなければわからない、色んな意味で濃い山です!
でも本当に良い山です。最高でした。
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見晴から見上げる燧ヶ岳

歩いてみなければわからない、色んな意味で濃い山です!
でも本当に良い山です。最高でした。
燧ヶ岳山頂付近
燧ヶ岳と弥四郎小屋
燧ヶ岳と弥四郎小屋
13:11 見晴キャンプ場(1410m)到着!!

燧ヶ岳を振り返ってからテントに戻ってきました!
今日もお疲れさまでした!
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13:11 見晴キャンプ場(1410m)到着!!

燧ヶ岳を振り返ってからテントに戻ってきました!
今日もお疲れさまでした!
檜枝岐小屋で仕入れたコーラで一人で乾杯!
二日間で二座登って、テントで心ゆくまでのんびりしました。
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檜枝岐小屋で仕入れたコーラで一人で乾杯!
二日間で二座登って、テントで心ゆくまでのんびりしました。
夕食後にまた見晴をのんびり散策しました。
山小屋が両側に立ち並び、小さな町のようです。
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夕食後にまた見晴をのんびり散策しました。
山小屋が両側に立ち並び、小さな町のようです。
燧ヶ岳にはいつしか雲が被っていました。
今夜から明日未明にかけて雨の見通しです。テントが浸水しなければいいのですが。

二座登った高揚感がありすぎたのか、この夜は寝付きが悪くて21時頃にようやく就寝できました。
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燧ヶ岳にはいつしか雲が被っていました。
今夜から明日未明にかけて雨の見通しです。テントが浸水しなければいいのですが。

二座登った高揚感がありすぎたのか、この夜は寝付きが悪くて21時頃にようやく就寝できました。
10/19(日)

旅程最終日。最後まで気を抜かずにいきます。

4:00 起床

雨は大したことなく、今回は浸水せずに済みました。

6:09 見晴キャンプ場出発!

小雨か霧雨か微妙な状況でしたが、レインウェアを着込んで出発します。
見晴キャンプ場での3日間は比較的暖かく、そして設備も整っているので快適そのものでした。
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10/19(日)

旅程最終日。最後まで気を抜かずにいきます。

4:00 起床

雨は大したことなく、今回は浸水せずに済みました。

6:09 見晴キャンプ場出発!

小雨か霧雨か微妙な状況でしたが、レインウェアを着込んで出発します。
見晴キャンプ場での3日間は比較的暖かく、そして設備も整っているので快適そのものでした。
朝食時と思われますが、静かな佇まいの見晴でした。
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朝食時と思われますが、静かな佇まいの見晴でした。
いよいよ霧の尾瀬ヶ原へ。濡れた木道には一応気を付けて歩きます。
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いよいよ霧の尾瀬ヶ原へ。濡れた木道には一応気を付けて歩きます。
6:48 竜宮十字路

昨日、一昨日と好天だったこともあり、霧に煙る尾瀬ヶ原もまた良き光景かと思いました。
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6:48 竜宮十字路

昨日、一昨日と好天だったこともあり、霧に煙る尾瀬ヶ原もまた良き光景かと思いました。
食料が減ったけど、ぐっしょり濡れたテントが効いているのか重いです。
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食料が減ったけど、ぐっしょり濡れたテントが効いているのか重いです。
尾瀬ヶ原を歩いている間に天候はゆっくりと回復に向かい、至仏山と青空が少し見えました!
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尾瀬ヶ原を歩いている間に天候はゆっくりと回復に向かい、至仏山と青空が少し見えました!
7:42 逆さ燧の池塘

なお燧ヶ岳は全く見えませんでした。
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7:42 逆さ燧の池塘

なお燧ヶ岳は全く見えませんでした。
薄日が射し始めた尾瀬ヶ原でした。
薄日が射し始めた尾瀬ヶ原でした。
霧の向こうから建物が浮かび上がってきます。尾瀬ヶ原の木道歩きもまもなく終わりです。
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霧の向こうから建物が浮かび上がってきます。尾瀬ヶ原の木道歩きもまもなく終わりです。
8:06 山の鼻(1400m)到着

尾瀬ヶ原の復路もやはり2時間でした。
雨の可能性はないと判断して、ここでレインウェアを脱いでおきます。


8:15 出発
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8:06 山の鼻(1400m)到着

尾瀬ヶ原の復路もやはり2時間でした。
雨の可能性はないと判断して、ここでレインウェアを脱いでおきます。


8:15 出発
途中まではほぼ平坦で速いけど、鳩待峠が近付くにつれて登りが目立ってきます。
行程の最終盤にテント泊装備での初めての登りとなります。
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途中まではほぼ平坦で速いけど、鳩待峠が近付くにつれて登りが目立ってきます。
行程の最終盤にテント泊装備での初めての登りとなります。
一昨日に至仏山に往復した尾根が徐々に近付いてきます。
到着が嬉しいような、少し寂しいような。鳩待峠まであと少し、あと少し。
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一昨日に至仏山に往復した尾根が徐々に近付いてきます。
到着が嬉しいような、少し寂しいような。鳩待峠まであと少し、あと少し。
9:33 鳩待峠(1591m)到着!!

着きました!!
見晴から約3時間半で戻ってきました。最後の登りが短いながらも一仕事でした。
3日間お疲れさまでした。

10:30発のバスに乗るかと思っていましたが、タクシーの運転手さんが鳩待峠で待機されており、
乗合タクシーが間に合うとのこと。大急ぎで乗車券※を買い求めました。

※ 乗車券はバス・タクシーとも有効。鳩待ベース内に券売機あり。

9:40過ぎ 最後の一人の乗客となった自分が乗り込んだタイミングで乗合タクシーは出発しました。
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9:33 鳩待峠(1591m)到着!!

着きました!!
見晴から約3時間半で戻ってきました。最後の登りが短いながらも一仕事でした。
3日間お疲れさまでした。

10:30発のバスに乗るかと思っていましたが、タクシーの運転手さんが鳩待峠で待機されており、
乗合タクシーが間に合うとのこと。大急ぎで乗車券※を買い求めました。

※ 乗車券はバス・タクシーとも有効。鳩待ベース内に券売機あり。

9:40過ぎ 最後の一人の乗客となった自分が乗り込んだタイミングで乗合タクシーは出発しました。
10:12 尾瀬第一駐車場到着

懐かしの駐車場に戻ってきました。タクシーの運転手さんにお礼を伝えておきました。
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10:12 尾瀬第一駐車場到着

懐かしの駐車場に戻ってきました。タクシーの運転手さんにお礼を伝えておきました。
ほぼ満車状態の尾瀬第一駐車場でした。尾瀬の人気ぶりを改めて感じました。

3日間駐車したので、駐車料金は3000円でした。

待望の温泉は下調べで選んだ花咲きの湯へ。
少しだけ寄り道となるけど、たいへんきれいな設備の整った良い温泉でした。
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ほぼ満車状態の尾瀬第一駐車場でした。尾瀬の人気ぶりを改めて感じました。

3日間駐車したので、駐車料金は3000円でした。

待望の温泉は下調べで選んだ花咲きの湯へ。
少しだけ寄り道となるけど、たいへんきれいな設備の整った良い温泉でした。
吹割の滝へ

下調べで気付いたヤマノススメの聖地、吹割の滝に立ち寄りました。

国道120号沿いにあって、下山後に立ち寄るのにたいへん好都合です。
駐車場について付近に多数点在していますが、食堂の「無料」駐車場を利用。
こちらでは飲み物でも食べ物でもなんでも良いので一つ買い物したら駐車料は無料になるという取り決めでした。
滝見物後にジュースを購入しました。
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吹割の滝へ

下調べで気付いたヤマノススメの聖地、吹割の滝に立ち寄りました。

国道120号沿いにあって、下山後に立ち寄るのにたいへん好都合です。
駐車場について付近に多数点在していますが、食堂の「無料」駐車場を利用。
こちらでは飲み物でも食べ物でもなんでも良いので一つ買い物したら駐車料は無料になるという取り決めでした。
滝見物後にジュースを購入しました。
これは立ち寄る価値のあるユニークな滝でした!
規制線が広くて滝のすぐそばには寄れないので、望遠レンズで撮影しました。
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これは立ち寄る価値のあるユニークな滝でした!
規制線が広くて滝のすぐそばには寄れないので、望遠レンズで撮影しました。
観光客が続々と訪れる人気の観光地といった感じです。夏なら避暑にもなるでしょう。
ちょうど晴れてきて、水しぶきが眩しいほどでした。
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観光客が続々と訪れる人気の観光地といった感じです。夏なら避暑にもなるでしょう。
ちょうど晴れてきて、水しぶきが眩しいほどでした。
尾瀬の帰りに吹割の滝も満喫しました。
尾瀬の帰りに吹割の滝も満喫しました。
吹割の滝でのあおいとひなた

ヤマノススメと群馬県のコラボの強さを改めて実感しました。

帰路は日曜昼間ということもあり、特に沼田付近で道路が混雑気味。
それでも4時間は掛からない下道運転でした。尾瀬の余韻に包まれて帰途に就きました。
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吹割の滝でのあおいとひなた

ヤマノススメと群馬県のコラボの強さを改めて実感しました。

帰路は日曜昼間ということもあり、特に沼田付近で道路が混雑気味。
それでも4時間は掛からない下道運転でした。尾瀬の余韻に包まれて帰途に就きました。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ 一眼レフカメラ 広角ズームレンズ 望遠ズームレンズ ポール テント テントマット シェラフ 三脚 熊鈴 折畳みイス ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

“遥かな尾瀬”という歌詞もあって、隣県の群馬県にありながらも長年手付かずだった尾瀬ヶ原と二つの百名山でした。
バスでアクセスすることもあり、せっかくなら3日間しっかり日程を確保して臨みたいと考えていました。
例によって週末に合わせて天候が崩れるパターンの10月でしたが、この金曜からの3日間は勝算ありと判断して遂に決行しました。
といっても行きの道中は途中まで大雨で運転も大変でした。

今回は長野から見て最も便利な鳩待峠を起点として、至仏山、燧ヶ岳の順に登っていくこととしました。
至仏山へのピストンも含む初日の行程が長いけど見晴まで進んでおくことで、
二日目は泥濘と急登の見晴新道に注力できます。
金曜はこれ以上ない快晴、土曜も概ね好天で、至仏山、燧ヶ岳、そして尾瀬ヶ原を存分に満喫できました。
拠点とした見晴キャンプ場も居心地良く、今年最後となるであろうテント泊も快適でした♪
草紅葉が美しい初めての尾瀬での三日間を満喫しました!

次は花と緑で賑やかな季節に尾瀬を再訪してみたいものです。

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コメント

すごい距離ですね40k
若くないといけないわー
単独行満喫されましたね
美しい景色の連続ですね。
紅葉も進んでいて
美しいですね。
尾瀬の二座をふまれ
バンザーイですね。
季節が変わるとまた
ちがう尾瀬に会えるのでしょうね。
ほんとに、すばらしいです
ありがとうございました。
2025/10/27 10:20
いいねいいね
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mayasanpoさん、長い山行記録なのですが、ご覧いただきましてありがとうございます!
お楽しみいただけましたら嬉しいです。
今回の歩行距離は40km越えですが、そのうち平坦な尾瀬ヶ原で往復12kmあります。
また登山中は軽装備で歩いているので、通常のテント泊縦走よりはだいぶ楽だったんですよ。
2泊とも見晴で張りっぱなしなので、縦走というよりベースキャンプ型の登山といえそうです。

2ヶ月ほど母を連れて歩いていましたので、久しぶりの単独行を満喫しました。
やはり自分に集中できるというのは一番楽ですね。
今回はシーズン終盤間際の晩秋の光景となりましたが、澄んだ秋の空気で存分に景色を楽しめました。
尾瀬を挟む二座はそれぞれ全く趣の異なる山で、変化があって楽しかったです。

今度は緑鮮やかで花々が咲き乱れる夏、そして山スキーを楽しめる春〜初夏の頃を狙いたいと思います。
本当にありがとうございました!
2025/10/27 22:49
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プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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無雪期ピークハント/縦走 尾瀬・奥利根 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 尾瀬・奥利根 [日帰り]
蛇紋岩の滑る山 至仏山 反時計回りで。
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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