神々の住まう山・位山から川上岳 天空歩道を歩く

2016年06月04日(土) [日帰り]

• GPS: 09:33
• 距離: 23.0km
• 登り: 1,430m
• 下り: 1,418m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:05
• 休憩: 1:25
• 合計: 9:30

4:20 スタート地点
4:47 4:52 リフト上部
5:48 5:49 天ノ岩戸
6:07 6:15 位山
7:20 0:00 千能三角点
8:00 8:04 大イチイ分岐
8:36 9:26 川上岳
9:46 0:00 大イチイ分岐
10:50 0:00 千能三角点
12:02 12:16 位山
12:39 12:42 天ノ岩戸
13:25 0:00 リフト上部
13:50 ゴール地点

天候

くもり、ガス、のち晴れ間少々

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

登山届はモンデウススノーパークのセンターハウス入口にあります

写真

6/4 13:44

ゲレンデから位山登山道を登ります（帰路撮影）

6/4 4:16

ドドドドドーと音がした方を見ると、鹿の群れが山の中へ走っていった。
十数頭はいただろうか。何とか最後だけ撮れたがブレブレ。

6/4 4:18

雲も多いが、北アルプスのモルゲンロート

6/4 4:29

神々しい

6/4 4:37

スキー場の最上部から見る北アルプス
乗鞍岳から笠ヶ岳、北ノ俣岳まで

6/4 4:41

朝焼けその2
穂高、槍、笠ヶ岳

6/4 4:45

朝焼けその3
乗鞍から笠ヶ岳

6/4 4:47

「六綾鏡岩」
ルート最初の巨石

6/4 4:49

「人の一生は重荷を負いて遠き坂道を行く如し」徳川家康
修験者の気持ち

6/4 4:55

大奈山三角点を過ぎてすぐの休憩地
4本に分かれた大木が見事です
眺望も良いらしいのですが…

6/4 5:00

「御手洗岩」

6/4 5:06

びっくり！　岩を食べる木

6/4 5:09

「畳岩」
平たい岩が何層も

6/4 5:11

「つつしみは甘露の道」
さっきの家康の言葉と関係があるのだろうか？
どういう意味だろう？？？

6/4 5:17

6/4 5:23

木立に向かって進む廊下

6/4 5:29

「門立岩」
何となく意味は分かる

6/4 5:31

「尻立岩」
これはどういう意味だろう？？？

6/4 5:36

「神楽岩」
倒木がじゃまして見づらいですが、左右に同じような大きな岩があります。

6/4 5:41

「鏡岩」
看板左側がスパッと切られたように平面になっています
これが名前の所以でしょうか？

6/4 5:41

左側から見る鏡岩
その左側は「天の岩戸」


巨大です

6/4 5:43

「御魂岩（みたまいわ）」

6/4 5:44

位山山頂エリアにやってきました

6/4 5:48

展望エリアですが、ガスで何も見えません
本当なら白山連峰が楽しめるはずです

6/4 5:50

川上岳への分岐
まずは位山山頂へ向かいます

6/4 5:52

程なく山頂に到着
ガスのかかり具合が、神様が住まう山にふさわしい感じ

6/4 8:09

どちらさまですか？

6/4 8:21

川上岳山頂到着
辺り一面ガスだらけ…

6/4 8:31

山頂の一等三角点

6/4 8:41

腹ごしらえしてお日様の登場を待ちます
ミニトマトは山行のマイブーム
本日は災害復興支援を兼ねて、熊本産のミニトマト

6/4 8:59

気の早いツツジが2本だけ咲いてました
天気次第ですが、もう2週間後くらいには辺り一面咲いているでしょう

6/4 9:07

下から吹き上がるガス


のつもりでしたが、よくわかりませんね…
ガスがはれそうにないので下山します

6/4 9:23

新緑の天空歩道
両側が熊笹でしきられた感じの道になってます

6/4 9:37

宮の大イチイへの分岐
こちらから登ってくるとかなり急な直登があります
（以前来たとき結構しんどかったです）
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-543003.html

6/4 9:43

新緑の切り絵

6/4 9:45

ブナの新緑！

6/4 9:55

いいもの見つけた！

持って帰って作ろうっと

6/4 10:59

天空歩道その1

6/4 11:21

天空歩道その2

6/4 11:51

もう少し遅い時期なら、ツツジのトンネルでしょう

6/4 12:00

「天の泉」
位山の御神水、ありがたく頂戴します
おいしい！

6/4 12:09

位山山頂エリアにある乗鞍岳眺望スポットより

6/4 12:09

ズーム！
してもガスで見えません、乗鞍岳

6/4 12:11

同じく御嶽眺望スポットより

6/4 12:12

ズーム！
しても見えませんね…

6/4 12:32

位山山頂エリアから少し下りてきたところにある「天の岩戸」
往路に撮った「鏡岩」の隣にあります
神様がこの岩戸を開けて出てきたあと、隣の鏡岩で身づくろいをされたのだろうか？？？

6/4 12:51

新緑！

6/4 12:51

新緑！

6/4 13:19

位山はツツジが多いです
もう少し遅い時期だと多分見事な風景だと思います

6/4 13:22

小さくて可憐な　ニガナ

6/4 13:23

これは何でしょうか
どなたか教えてください

6/4 13:25

ウツギ（タニウツギ？）

6/4 13:27

ウツギその2

6/4 13:38

今が盛りと咲き競っています

6/5 20:01

帰宅翌日、相方と娘に作ってもらいました
美味しかったです

撮影機器：

EOS Kiss X2 CANON

Xperia A SO-04E SONY

感想

inocchi

位山から川上岳への天空歩道を歩きたいと思い、行ってきました。

前日なら天気に恵まれたのですが、悲しいサラリーマンは休むことができず本日に持ち越しです。

ツツジの季節には少し早いかなと思いつつ、モンデウススノーパークのゲレンデを登りはじめると、突然ドドドドドっと大きな音が。
何かと思って見ると鹿の大群が山の中へ逃亡中。あわててカメラを構え、最後の2~3頭を何とか撮影。
神様の偵察か？？？

この位山、ピラミッド伝説や天孫降臨などの話題に事欠かない山で、神様とは切っても切れない関わりのある山です。麓の水無神社の御神体でもあります。
名前も、その昔、この山に産するイチイの木で朝廷に献上する笏を作っていたことに由来するらしく、「イチイ（一位）」から名付けられたとか。

ガスった様子が一層、その感を高めます。


ゲレンデ最上部まで登ると北アルプスのモルゲンロートに遭遇。
雲が多かったのですが、それなりに感動。
乗鞍岳、穂高岳、槍ヶ岳、笠ヶ岳、黒部五郎岳、北ノ俣岳
結構見えるもんですね。

奥に山頂への道が続きます。

ここから、いくつか巨石が出現します。（ゲレンデにも「祭壇岩」という巨石がありますが…）
本当に、なんでこんな所にこんな大きな岩があるんだろうと不思議に思います。
周りに同じような岩がある訳ではなく、ぽつんとその岩があるという感じです。

いくつかの巨石を眺めながらようやく位山山頂エリアに来ました。帰りにガスが晴れていてくれるのを願って、乗鞍・御嶽の眺望ポイントは寄らずに山頂へ向かいます。

山頂は、眺望は無く道標があるのみでした。ガス具合もあって、神々しい雰囲気でした。軽く朝食を食べて、天空歩道から川上岳を目指します。

眺望がいいはずの天空歩道ですが、あいにくのガスであまり見えません。
ひたすら歩きますが、良くなる気配がありません。残念。
途中、クマらしき足跡を発見しました。ニホンジカも10ⅿくらい前を走り去りました。鳥も何種類かいるようで、違う鳴き声をいくつか聴きました。
みんな神様の使いのように思えるのは、先入観でしょうか？


川上岳山頂もガスでした。
腹ごしらえをして回復を待ちますが、あまり好転しません。
あきらめて下山します。

少し天気が回復してきましたが、位山山頂エリアの眺望スポットからも山容は望めませんでした。
天の泉（位山御神水）は、冷たくてとてもおいしかったです。

新緑も良かったですが、ツツジの季節や紅葉の季節も良さそうなコースです。
今度は天気の良い日に歩きたいです。
でも、少し距離が長かったなあ。久しぶりの山行で足腰が痛いので温泉につかって帰ります。