大台ヶ原〜大杉谷
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 544m
- 下り
- 1,804m
コースタイム
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 5:48
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 5:44
天候 | 1日目 曇り時々晴れ 2日目 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 大杉谷登山口12:10〜エスパール交通バス(要予約2500円)〜13:40道の駅おおだい〜徒歩10分〜JR紀勢線三瀬谷駅14:21〜ワイドビュー南紀6号(自由席1230円)〜14:55松阪駅15:03〜近鉄特急〜16:37大和西大寺駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ルートは手書きです バス停〜日出ヶ岳は遊歩道 日出ヶ岳〜堂倉滝は、尾根線で階段も整備され良好 堂倉滝〜千尋滝は、主に沢の高巻き道でかなりアップダウンもあり、足元には岩が多くて雨で濡れて歩きにくいが、危険個所には鎖が設置され、吊り橋も随所にあり、滑りやすそうな箇所には石の上にセメントで足場をつくっているなど、相当手を入れて安全対策をしていた。 |
その他周辺情報 | 道の駅おおだいで土産購入。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ワイン
バーナー
ガスカートリッジ
コッヘル
カップ
|
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感想
最近はアルプスその他中部地方の山に気持ちが傾いていて、
近畿の山に行く数も減り、
大杉谷についてもそんなに興味を持っていなかったのだが
職場の後輩から行きたいとの話があって今回の山行となった
4日
先週の週間予報では土日は晴れと出ていたので
梅雨前の最後のチャンスということで決行したものの
数日前に予報は変わり、週末は下り坂となった
カッパを着ての沢コースにヒル等々気持ちは重くなったが
後輩は行く気満々だし、最近は天気運もいいので何とかなるだろう
大台ヶ原を日出ヶ岳までは遊歩道
しかし運動不足か、足が重い、息がしんどい
頂上でおにぎりの軽い昼ご飯
大杉谷の入り口で鹿が出迎えてくれた
今回下りコースでの大杉谷としたが
同行は初心者なので登りですべきだったと思う
彼は知らないから下りコースが楽と考えただろうし
私もついバス電車のアクセスが良いので同意してしまった
彼には悪いことをした
大台ヶ原を出てもしばらくは階段が整備された尾根道
堂倉避難小屋に着くと左下の方になつかしい発電機の音
栗谷小屋は営業小屋なのか
尾根道を2時間余り下ると
最初の滝、堂倉滝が現れた
私はあまり滝には興味がなかった
今までそんなきれいだとか素晴らしいと思った滝はなかったのだが
最初から優美な滝とダークグリーンの美しい滝つぼに
魅せられてしまい、テンションが上がってきた
それにダークグリーンやエメラルドグリーンに変化し
川底まで見える素晴らしい透明度の沢が
随所に現れて、シャッターの方も忙しい
崩壊地は数年前の台風のときに起きた崩れを起こした場所らしい
周囲は石原になって沢水は伏流となり姿を消している
崩れは安定しているらしくて
崩壊地の中をうまくコース取りしてくれている
七ツ釜滝は坪庭のような滝風景ばかり想像していた私だが
その規模に驚かされた
ただ何とかここまでたどり着いたが同行の彼のヒザがかなり痛いようだ
午後5時前ようやく桃の木山の家に到着
もう食事を出してもらえる時間ではないようだ
大台ヶ原に着いたときに電話しておけばよかったのだが
食料は持っているかと聞かれ、カップラーメンぐらいはあるというと
何とかしましょう、と言ってくれた
但し、弁当までは受けられないとのことだが
2食食べさせてもらえれば御の字だ!
この小屋はお風呂も入れるし、
泊り客が30人くらいだったからかもしれないがお湯もきれいだった
夕食はカツカレー、美味しかった!
食事後、外に雨の音が聞こえる
いよいよ振り出したか---ここまでもってくれただけ良かった
明日は早く止んでくれたらよいが
5日
早朝一旦止んでいた雨だが
出発の午前6時までに再度降りだした
結局登山口にたどり着くまで雨は降り続いた
前日梅雨入り宣言だったらしい
この日も見れた滝はニコニコ滝、千尋滝も豪快で良かったが
一番素晴らしかったのは、獅子淵の風景
ゴルジュとゴルジュに挟まれた不思議な空間
降り続く雨の中だったが何度も立ち止まり見とれた
この日は12時10分発の道の駅おおだい行のバスを予約している
このバスに乗り遅れると最悪、大杉の登山センターまで歩かねばならないし
このため、朝食後すぐ出発したが
沢の高巻き道歩きはアップダウンが激しくて
しかも雨で岩が濡れて鎖は随所に付いているが相当気を遣う
これでもか、これでもかと続くアップダウンに
同行の彼のひざ痛は限界近く、とても間に合うペースでない
千尋滝の東屋を出発しかけた時に
単独の女性ハイカーが湿布をくれた
これはひざ痛にかなり効いたようだ
またこれをきっかけにザックもはずして歩いてもらうことにしたら
飛躍的にスピードが上がった
またアップダウンも徐々に緩やかになり
結果、12時前に何とかバス乗り場にたどり着いた
この女性ハイカーに会えなければ多分間に合わなかっただろう
ほんと感謝してもしきれない
また雨が降り続いたことで大杉谷名物のヒルの洗礼も受けた
私も同行の彼も首のあたりをやられた
バスには私たちを含め、7名乗ったが
ほとんどヒルにやられていたようだ
そしてどこにしがみついていたのか
2匹ほど私の家まで一緒に帰ってきた
そんなに気が進まなかった大杉谷だったが
こんなに素晴らしいところを歩ける
いいチャンスをもらえた今回の山行でした
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