瑞牆山と金峰山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 2,070m
- 下り
- 2,070m
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 4:40
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 8:05
天候 | Day 1 快晴 Day 2 雨のち曇りときどき晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:みずがき山荘BS -(バス)→ JR韮崎駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
どちらも山頂付近は岩場。短いくさり場あり。 |
写真
感想
例にもれず夏山準備登山の位置づけで瑞牆山と金峰山へ。
人気の山なのも頷ける良い山でした。
Day 1
初日はどうしても行くまでに時間がかかるので瑞牆山へ。文句なしの快晴だった。
富士見平までは緑の葉からちらちらと太陽が差し込む明るい森を歩く。所々滑りやすそうな急坂があり帰路を思うと少し憂鬱になる。
富士見平から瑞牆山方面へ向かう。ここからは登山道に石がごろごろしていて、勾配は緩いにもかかわらず今までのように気楽には行かなかった。水のない沢を超えて大きな岩の右手の階段を登ると、急に岩山らしい様子に変化する。と同時にシャクナゲがより密集していた。岩ころが積み重なったような登山道では、どこが道が良くわからないけど赤ペンキと石のなんとなくの擦れ具合を頼りに、その辺を登っていく感じ。くさりやら岩くぐりもある。身体を持ち上げた瞬間頭上の岩に頭をぶつけた。頭上注意なのは分かっていても未だにやってしまう。たんこぶできたと思う。
山頂は見事な岩の上だった。展望も素晴らしかった。思いのほか雲が多く遠くまでは見えなかったけど。沢山の人が岩の上にも岩の下にもいて休憩していた。お昼寝している人もいて、いいなあと思ったけど人が多すぎて落ち着かない気がした。
少し遅めの昼食をして、来た道を戻った。富士見平小屋の地ビールとピザのサインに後ろ髪をひかれつつ。
Day 2
瑞牆山荘ではお風呂&美味しいご飯&個室ですっかりリラックスし19時には眠くてたまらずそのまま朝まで良く寝た。この日は自分でもびっくりするほど快調だった。
少し早目のバスに乗って帰りたかったのもあり5時前に起きた。窓の外からは雨の音。前日の朝までギリギリ曇りの予報だったのに、梅雨入りしたらしい。
金峰山は岩場と聞いているので雨で難しそうだったら無理せず引き返そうという打ち合わせのもとカッパにザックカバーもかけて出発。
富士見平で最終トイレ。この後のトイレはあまり期待ができないから。金峰山へはトイレの脇から登る。蕗に似た葉が山肌を埋め尽くしていた。雨の中森をせっせと登る。降りてくる人はいても私たち以外に登る人が居なくて不安に思っていたら大日小屋の手前で初めて登りの集団に出会って安心した。大日小屋の前の広場で軽い食事をとった。この大日小屋の前後がシャクナゲ密集地となる。このあたりから雨はやんでいたが、いつまた降り出すかわからない空模様なので雨具は着たまま。霧がかった森をどんどん登って、急に岩だらけの尾根にでた。展望は…霧。ここから先は岩尾根のアップダウンになる。天気が良かったら気持ちいい尾根歩きだっただろうに。ところどころこの岩が斜めで嫌ねえ、という箇所があるがちゃんと見れば足場はあるので、大変と思うかどうかは慣れの問題かと。霧のせいで先が見えず、うっすら見える山状のものを見ては、あれが五丈石か!!と何度もだまされ、いい加減に期待するのをやめたころに、ぽつっと本物が目の前にあった。
山頂は寒かった。手もかじかむ気温だった。当然展望は霧のみ。早々に退散したかったがお腹もぺこぺこだったので、どうにか風を避けて食事をした。
来た道を戻る。多少霧が薄くなった気がするが展望はない。この岩尾根は、帰りは道が分かり難くなんどか行き止まりの道を選びそうになった。大日小屋まで降りてくるとすっかり晴れ模様。ようやく安心してカッパのズボンもザックにしまった。とはいえ、足元は濡れているので滑りやすく気を付けて歩く必要はあった。
富士見平小屋からさきは昨日も往復して道に慣れていたせいか、そこまでに比べたらずいぶん楽な道に感じた。朝の雨が嘘のような晴れだった。
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