記録ID: 89389
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ハイキング
丹沢
丹沢表尾根〜丹沢山〜塩水橋〜ヤビツ峠周回
2010年09月11日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 31.0km
- 登り
- 2,023m
- 下り
- 2,234m
コースタイム
08:15 ヤビツ峠行下車
08:30?富士見山荘
09:30 二ノ塔
09:42 三ノ塔
10:16 烏尾山
10:37 行者ヶ岳
12:12 塔ノ岳 (昼食/水場往復40分/休憩)
14:30 丹沢山
15:30 堂平
16:00 塩水橋出口〜塩水林道
17:00?札掛橋〜県道70号
19:00?ヤビツ峠
19:30?菜の花台 (ヒッチハイク)
20:00?秦野駅
※各時刻は不明確です。
08:30?富士見山荘
09:30 二ノ塔
09:42 三ノ塔
10:16 烏尾山
10:37 行者ヶ岳
12:12 塔ノ岳 (昼食/水場往復40分/休憩)
14:30 丹沢山
15:30 堂平
16:00 塩水橋出口〜塩水林道
17:00?札掛橋〜県道70号
19:00?ヤビツ峠
19:30?菜の花台 (ヒッチハイク)
20:00?秦野駅
※各時刻は不明確です。
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:ヤビツ峠〜車(ヒッチハイク)〜秦野駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは、有名なルートなので敢えて説明することはありません。 但し、今回、誤った判断での山歩きとなったしまった状況について、自分への戒めも含めて記したいと思います。 (当初この山行はボツの予定でした) 予定では、ヤビツ峠から表尾根コースで塔の岳まで行き丹沢山を経て宮ヶ瀬方面へ縦走するはずでした。 しかし表尾根に予想以上時間を費やしてしまい予定が狂ってしまいました。 14:30、まだ丹沢山にいました。 三峰山を越えるのに4時間以上の見積もりであったため、ライト等の道具も持参していない状態での初めての夕暮れの山道は危険なので、安全を期して堂平側へ下山し林道を行くルートに決めました。 堂平までは、途中、クサリ場の岩場が1箇所ある程度で、標識に従って塩水橋出口まで難なく行けたと思います。全体的にブナに囲まれた気持ちのいい山道で問題ありませんでした。 そして林道ですが、くねくね道のためムダに距離があり林道出口まで1時間以上要しました。 やがて県道70号に出て、宮ヶ瀬とヤビツのどちらに向かうべきか地図で考え、 ヤビツ側へ向かいました。ヤビツ側の方が秦野に近いという思い込みがあったためです。 そこから札掛までも1時間、札掛からヤビツ峠まではさらに1時間以上かかりました。 ヤビツ峠までの途中にはキャンプ場が2箇所あり、そこに駆け込むこともできましたが、とりあえずヤビツ峠まで行けば何とかなると思いそのまま歩きました。 しかし富士見茶屋に到着しても売店も閉店しており、何ともなりませんでした。 道は街灯が無く全くの暗闇状態。明かりは、たまに通過する車のライトだけ。 遠くにキャンプ場のかすかな明かりのみ。ヤビツ峠を通過する際は完全な暗闇状態でした。 但しヤビツ峠バス停から携帯が圏内となり、とりあえず自宅へ連絡できました。その時は既に19:00。 結果的には、ヤビツ峠に到達しても、そこから秦野市街までは徒歩で2時間以上あるので、 宮ヶ瀬からバス(最終19:50)で本厚木へ出るほうが良かったことが後でわかりました。 宮ヶ瀬地区も携帯は圏内区域なので最悪の事態は免れたはずです。 それ以上に、今回の場合は、丹沢山から塔の岳へ戻れば何の問題もなかったわけです。 でも、実際のところ、毎回同じコースで嫌気がさしていたことは事実で、戻る考えは全くありませんでした。 そして今回、ヤビツ峠を越え、菜の花台を過ぎた所で、車で水汲みに来ていた地元の方に声をかけられ車に乗せてもらい、その方のご好意で秦野まで送って頂きました。なので正確にはヒッチハイクではありません。救助された感じです。 その方は、ヤビツ峠は週末は暴走族のたまり場になるので暗い夜道のひとり歩きは危険であり、見ていられなくて声をかけてくれたそうです。 この日、菜の花台は夜景の見物客や若者達の車で満車状態でした。 また、このあたりは自殺者が多く、夜道を覚悟して歩くハイカーはヘッドライトを着けているのが普通で、ライトなしで歩く人は自殺者だと地元の方は思うそうです。 実際、毎年何人か私のような道迷いの人がいるらしく、その度に車に乗せることがあるのだそうです。 何はともあれ、21:00過ぎには自宅に到着できたことは軌跡でした。 親切な方のご好意で問題なく帰ることができたこと、ことごとく判断を誤ったにもかかわらず、運が良かったとしか言わざるをえません。 声をかけられなかったらこのまま麓まで歩いてタクシーでと思っており、終電まで駅につけばいいかなと安易に考えてました。 無謀な行為は、家族にも迷惑かけ多くの人を巻き込んでしまうことを痛感しました。 |
写真
感想
今回、ひとつ気になったことがあり、
ヤビツ峠手前の車道を歩いている時、ある動物と出会いました。動物は車道脇の茂みに居て、暗闇での私の突然の出現に驚いたみたいで、弾みで雑木に衝突し、その雑木が衝撃で弓なりに大きく揺れていた状態を考えるとかなり巨大な獣だったと思われます。その後、「グゥオー」といううめき声を発し私の横を走り去って行きました。一瞬のできごとでした。声からすると鹿ではないと思いますが、その正体は何だったのか今でも疑問です。声が頭に焼きついているのでいずれ判る時がくるでしょう。
※後談ですが、今から思うと、これは木の上に居た熊が、暗闇を歩く人間に驚き、木から飛び下りて、私の横を威嚇して呻きながら走って逃げたものと思われます。この辺りは熊の出没域らしいので間違い無いでしょう。木の揺れ方は尋常ではありませんでした。もし明るい時間帯に遭遇していたら私も驚いて逃げて逆に襲われていたかもしれません。
また、夜のヤビツ峠は心霊スポットだと云うことは知っていました。一瞬頭を過ぎりましたが、今から考えても暗闇の道をよく歩けたと思います。
菜の花台まで着くと、夜景見物の車がごった返していましたが、その手前までは、別世界で人の気配は全くありません。この間の車道は街灯がないので、車が通り過ぎると何も見えなくなります。なので車側も私を見て驚いたと思います。
兎に角、バカズを踏んだ一日でした。
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