湯の小屋温泉〜照葉峡〜上州武尊山 赤線繋ぎの変則ルートで


- GPS
- 09:17
- 距離
- 37.3km
- 登り
- 1,810m
- 下り
- 1,979m
コースタイム
- 山行
- 9:04
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 9:17
天候 | 晴れ時々くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
下山場所から湯の小屋温泉まではバスで戻ってきました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・湯の小屋温泉から奥利根水源の森 約12キロの車道歩きです。早朝ですと、車はほとんど走っていません。ナメや滝が 美しい湯ノ小屋沢川沿いの道で、所々川原へ降りることも出来ます。 ・奥利根水源の森から武尊山 セビオス岳付近まではゆるやかに標高を上げて行きます。中ノ岳直下は鎖のある 岩場の急登です。いつもの年ですと、一部雪田が残っている時期ですが、今年は ほとんどありません。 ・武尊山から車道まで 手小屋沢非難小屋分岐までは足場の悪い急な鎖のある岩場が連続します。鎖が苦手 な方は、このルートを下りにとることはおすすめしません。 人気の武尊山ですが、手小屋沢避難小屋分岐から上の原へ向かうルートに入ると、 人の気配がなくなります。特に、名倉ノオキから沢沿いを歩く部分は道が不明瞭 で、濡れた岩が滑る危険もあり、破線ルートと考えた方がよいかもしれません。 ・赤線繋ぎ GPSの軌跡は一番最初、ならまた湖を往復していますが、赤線繋ぎのためです。 |
写真
装備
備考 | ・飲み物は2.5リットル持ち、1.5リットル消費しました。 ・山行中の食事は以下の通り。 早朝、歩きながらロールパンを3つ。 手小屋沢非難小屋分岐でおにぎりを2つ。 |
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感想
赤線繋ぎ
昨年yoshi629さんと歩いた、ヘイズル沢の記録に赤線を繋げるために、早朝の一番
最初は駐車場所からならまた湖まで往復しました(4キロほど)。これで、赤線が
桐生→日光→尾瀬→宝川温泉と繋がりました。あと1回の山行(宝川温泉から土樽駅
まで歩く)で桐生から三国峠まで繋がる予定です。その後は、桐生と自宅の最寄駅
を繋げて、三国峠までの線を志賀高原まで繋げて。。。と妄想が広がっていく。
赤線を繋げるにあたり、なるべく山伝いにと考え、今回のコースとなりました。
そのため、一般的にはいびつなコース設定です。特に湯の小屋温泉から奥利根水源の森
までは退屈な車道歩き(山と高原地図では赤実線ですが)を覚悟していましたが
これが、予想外に楽しい歩きとなりました。なんといっても湯ノ小屋沢川の渓相が
とてもよい。そして、この沢は車道から眺めやすく、また所々沢へ降りることが
出来、一部沢歩きをしているような気分を味わいながらの2時間でした。また紅葉の
時期に歩いてもよいなあと思ったほどです。
奥利根水源の森から山へ入ると、すぐにブナの新緑が眩しい森になります。そして
道はゆるやかに登りながら続いていく。標高が高くなると、武尊山の山岳風景は
なかなかのものですし、雲が多いながら、上越や尾瀬の山々が見え、武尊山の山頂
まではほとんど苦労を感じません。途中、キヌガサソウとサンカヨウのお花畑を
見られたことも、ポイント高かった。
武尊山、11年ぶりでしたが、やはり良い山ですね。
歩きやすい登りのルートに比べ、下りはなかなか手強いルート。特に名倉ノオキ
から先は沢を歩いているのか、道を歩いているのかわからないような場所が続き
山慣れていない方だと不安になるかもしれません。
予定していたより1本前のバスに乗れると思ったため、車道に出てからは軽く
ランニングしてバス停へ向かいました。しかし、3月の改正でダイヤが大幅に変更
となったようで。。。ランは無駄でした。時間が余ったので、宝川温泉方面へちょっと
偵察に行ってみました。次の赤線繋ぎの下調べになってよかったかも。
湯の小屋温泉への戻りはバスで20分ほどですが、心地良い疲れを感じながらバスに
揺られていると、山のことを思い返す時間になり、充実感が増すように思います。
夜は飲み会のため、寄り道はせず、17時30分には帰宅しました。
コメント
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youtaroさん、おはようございます。
湯ノ小屋川の雰囲気良いですね。
youtaroさんのコメにもあるように秋も良さそうです。
歩いてみよう(走ってみよう)かとルートを思案してしまいました。
その後も、湿原、花、山岳、スキー場と景色が次々に展開。
そして赤線接続と。
充実した山行きでしたね。
sat4さん、おはようございます。
湯ノ小屋沢川、予想以上の雰囲気のよい川でした。
ここはsat4さんに最適なコースだなあなんて考え
ながら歩いていましたよ(笑)
子供が小さい時は、川遊びによい川を色々と探して
いたのですが、こちら認識するのが遅すぎました。
でも、夏にかみさんと遊びに来てみようかな?なんて
本気で考えてしまいます。
山歩きの気持ちよさを次々と感じながらのよい時間
でした。最初から最後までほとんど植林帯がない山
も久しぶりです。
赤線はうまく繋がりました。宝川の水量がもうそれ
ほど多くないようなので、土樽駅、宝川温泉間も
既に歩けそうです。(これからは雨の状況によりますが)
youtaroさん、おはようございます
早朝に4kmのならまた湖往復、さらに12kmの車道歩き、
気合いの入った赤線繋ぎです。
>一般的にはいびつなコース設定です
⇒多分、youtaroさん以外に、このコースを設定する人はいないのでは
湯ノ小屋温泉から水源の森までの車道部分は、以前自転車で下って、
沢沿いで紅葉が美くしそうで気持ち良い所だなあと思いましが、
歩こうとは全く考えませんでした。(紅葉の時期なら、もしかしてあり?)
#11の滝は自分も撮ったような記憶がありますが、
#9は美しいですね。
自転車の下りでは見過ごしてしまったようです。
先週は咲いていなかったと思われるキヌガサソウ&サンカヨウ、
見れて羨ましいです
どんどん夏の花に変わっていきますね。
hirokさん、おはようございます。
久しぶりにガッツリ赤線繋ぎ目的の山行でしたが
いびつ
になりました。きれいな川を見ながら沢沿いの道を
歩くのは山登りに限らず昔から好きなので、オッ、
ここの川原は遊べそうだ、ここのナメは歩いてみたい
なあなんてキョロキョロしながら歩いていると
既に90分ほどが経過していました。そして、さらに30分
歩いて、奥利根水源の森に到着です
田代湿原までは優しい森に癒やされました。
写真へのコメントありがとうございます。#9は
長男でも誘って本気で泳ぎにくるかもしれません
キヌガサソウとサンカヨウはテンション上がります
この時期から北アなどを歩くと、たくさん見られるの
ですが、ここのところ近場中心なので。。。
youtaroさん こんにちは\(^o^)/
赤線繋ぎお疲れさまでした!
いつもながらyoutaroさんの赤線繋ぎは
とてもたのしいです」
というだけではなく、ホント沢がイキイキと
非常に楽しそうなルート
まぁしかし、赤線繋ぎルートでなきゃ
なかなかこんな変則?
こうやって紹介されると歩いてみたくなります。
あまりバスを使わない私ですが、使用するとき
時刻表は念入りに調べて歩いています!が・・・
以前、秋口に2日前にダイヤ改正があり
1時間以上待たされたことがありました
しかし、その時に新しい発見があり、とても
儲かった記憶があります
それも人生の巡りあわせなんだなと
勉強させていただきました。それも「よし」なんですね
今では一期一会すべてのものがシナリオなんだと
思うようになりました\(^o^)/
武尊山の違う一面を垣間見たようで、とても新鮮でした。
また斬新なの
beelineさん
ありがとうございます!
私も歩き始めるまでは、長い舗装路歩きになるなあと
退屈を覚悟していたのですが、杞憂でした
説明には関東の奥入瀬などと書いてありましたが
(行ったことがないので、比較できませんが。。。)
ほんとに、ナメや滝が続く渓相がよく、途中5,6回は
川原へ降りたと思います。赤線繋ぎで考えた変則ルート
のおかげで楽しめたと思うようにします
山彦の滝の近くにあった淵などは、真面目に、長男を
誘って泳ぎにきたら楽しいだろうなあなんて考えて
しまいました。
バスの時間、ミスでした。
この計画を作ったのが、3月以前で、その時にバス時間
を調べた結果について再確認するという所に思考がいかず。。。
予定より早い時間にバス停についたのでよかったですが
終バスなどにからむと、やっかいなことになりますよね。。。
私も、今回は宝川温泉方面へ偵察に行けたので良かった
ということにしておきます
武尊山は色々な表情を持った山ですね。独立峰でなかなか
登りに行く機会を作れませんが、また考えます
youtaroさん、こんばんは。
武尊山に登るのに、こんなに歩かなくてはなりませんか
これだから赤線繋ぎって、大変なんだよな〜。
まあ、それを困難とは捉えず、逆に楽しみにされているから継続出来る
のでしょうが
私など、すっかり嫌になっています。
高山植物咲き誇る、アルプスが歩きたい〜 何〜んてね
でも、低山が暫く続きそうです
しかし、キヌガサソウやサンカヨウ
今年はまだ見ていない花々。
どちらもお気に入りなので、羨ましい限りです。
tailwindさん、こんばんは。
今回の山行は赤線目的の比率が高すぎたかもしれません。
で、あまり一般的ではないルートに。。。しかし、コメントを
いただいたように、とっても楽しい9時間でした。
特に、武尊山の山頂までは、沢→新緑→お花→展望と
とても見どころの多い歩きになりました。
おっしゃる通り、楽しみに出来ないと続きません
最近は昔より、低山徘徊が楽しくてしょうがありません
これからは暑くなるので、やはり高い山へ向かうと
思いますが。。。
キヌガサソウとサンカヨウはテンション上がりますよね。
なぜか、同じような場所で咲いている場合が多いですし。
このお花達、夏に北アなどへ行くと、既に終わっていたりして
見頃の花を見たのは久しぶりでした。尾瀬でも見られる
のですが、花の量はこちらの方がずっと多く、大満足です
youtaroさん、こんばんわ
武尊山も登った事が無く一般ルートがどこなのかも分かりませんが、今回のルートはyoutaroさんらしい面白そうな道ですね。初めの綺麗な沢はゆっくり歩いてみたいなぁと思いました。
宝川温泉はこんな所にあるのですね。確か朝日岳近くの分岐で宝川温泉の文字を見たような気がしました。なかなかこちらも面白そうで歩き甲斐がありそうですね。
お疲れ様でした。
aottyさん、こんばんは。
ありがとうございます!
一応、今回のコースも一般ルートです
時間はかかりますが、ある意味楽?なコースでもあると
思います。aottyさんのように思っていただける方であれば
沢沿いの道をのんびり歩いて、奥利根水源の森に着いた時には
既に標高は1400メートル。一登りで田代湿原に到着です。
秋はより綺麗だろうなあと思いながら歩いていました。
宝川温泉から朝日岳へのルートは近い内に歩くと思います。
いつもの年であれば、まだ川の水量が多く、宝川の渡渉点が
心配ですが、今年は渇水(取水制限になりましたね。。。)で
既に歩ける状態かもなあなんて思っています
なので、雨の後はダメですが。
今のところ次の土曜日も晴れの予報ですが、用事があり
山へは行けません。残念!
youtaroさん、こんばんは!
私もいちどならまた湖の上、照葉峡沿いの道を
歩いてみたいのですが、なかなか実現しません。
沢へ下りられる、車道からの眺めがよい、
などと具体的な魅力を挙げて頂くと、タマりませんね
新緑も紅葉もどちらもよさそうですね
それにしても桐生から三国峠、更には志賀高原ですか。
桐生から日光も驚きましたが、実に壮大ですね〜
それに尾瀬の地図を見ているだけだと、
武尊山につなげようという発想すら思い浮かびませんね。
本当にもう、恐れ入りました
武尊山のあの一瞬出てくる岩場も、懐かしいです
おつかれさまでした
こんばんは。
yamahiroさん、照葉峡に注目していたのですね!
また、紅葉の時にレポしようかしら
沢沿いの散策、楽しい2時間でした。
もう少し早く目を向けていればよかったなあと
思いました。
三国峠まではあと一回で繋がるので、今年中にと
思うのですが、どうもリーチ状態になると置いて
しまう傾向があるみたいで。。。志賀高原までは難所
があるので、少し時間がかかると思います。
(前会、佐武流山から苗場山の周回に失敗してしまいましたし。。。)
尾瀬からは最初、坤六峠経由かなあと思っていたので
すが、昨年歩いた湯の小屋温泉までの線でうまいこと
繋がりました
武尊山は好きな山ですが、なかなか登る機会を作れな
かったので、今回、よい機会だったと思います。
youtaroさん、こんにちは。
なるほどこういうつなぎ方があったんですね、すごい遠回りで
上越国境の赤線が着々とつながっていくところは見ていても楽しいです
私はこの辺りは全くつながってませんので
もし野反湖から志賀高原へと繋ぐときは、よろしかったら例の周回を是非一緒にやりましょう
shigetoshiさん、こんばんは。
昨年の今頃漠然と尾瀬から谷川の接続を考えていた
時に、yoshiさんからヘイズル沢の話があり、赤線接続を
意識した自分の希望で、ロングルートにしてもらいました
そんなことから、次は今回のコースと決めていたのですが
雪の季節が挟まり今になりました
湯の小屋温泉から県道を歩けば宝川温泉まではそれほど
遠くないのですが、今回のコースで大正解だったと思います。
ここを繋ぐ場合、shigetoshiさんも遠回りするでしょ
ありがとうございます!
野反湖から志賀高原、やりたいですねえ。ほんと最近ヘタレ
なので、shigetoshiさんは20%パワーダウンでお願いします
実は今回も、中ノ岳の手前でペースが上がらず難儀しました
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