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Yamareco

記録ID: 895989
全員に公開
沢登り
奥武蔵

奥武蔵 冠岩沢 短くても満足、素晴らしい滝場の良渓!

2016年06月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:07
距離
8.9km
登り
1,057m
下り
1,050m
歩くペース
とても速い
0.30.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:10
休憩
0:57
合計
6:07
距離 8.9km 登り 1,057m 下り 1,056m
6:17
37
スタート地点
6:54
7:14
198
10:32
10:33
6
10:39
11:15
69
12:24
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2016年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
冠岩林道の舗装が途絶えた先にある駐車スペースに駐車しました。(3台程度、トイレ無し)トイレは途中の浦山ダムと浦山大日堂バス停に有ります。
コース状況/
危険箇所等
山と渓谷社「東京起点 沢登りルート120」を参考にしました。1級上。

あまり人が入っていない様子で、岩や倒木が不安定です。大きな岩でも不用意に足を置くと転がります。滝を登る時にホールドを確認したところ、結構な大きさの岩ごとグラついているものが有りました。

大持山からの下山は西尾根を使い、P1142から南へ分かれる支尾根(西南支尾根)に入りました。西南支尾根は所々急斜面で気を使いながらの降りとなります。尾根上に送電鉄塔が2つ出てきます。最初の安曇幹線325号鉄塔を過ぎ、次の奥秩父線17号鉄塔から左へ降り、送電線巡視路を辿ると駐車場所の直ぐ近くに出ましたが、巡視路は結構荒れています。
最初から沢装備で冠岩林道を終点まで歩き、橋を渡ります。川沿いの登山道を歩き、適当な所で入渓します。
2016年06月12日 06:50撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/12 6:50
最初から沢装備で冠岩林道を終点まで歩き、橋を渡ります。川沿いの登山道を歩き、適当な所で入渓します。
冠岩集落に寄り道しました。誰も住んでおらず廃村になっています。
2016年06月12日 07:00撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/12 7:00
冠岩集落に寄り道しました。誰も住んでおらず廃村になっています。
廃村の風景。一人なのでちょっとの物音でもビクゥ!って怖いので沢に逃げ込みます。
2016年06月12日 06:58撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
1
6/12 6:58
廃村の風景。一人なのでちょっとの物音でもビクゥ!って怖いので沢に逃げ込みます。
入渓後すぐに堰を2つ越えました。なかなか良い渓相です。
2016年06月12日 07:19撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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6/12 7:19
入渓後すぐに堰を2つ越えました。なかなか良い渓相です。
3m滝。水流右を登りました。
2016年06月12日 07:24撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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6/12 7:24
3m滝。水流右を登りました。
良い感じの連瀑。あまり期待していなかった分、意外感が有ります。
2016年06月12日 07:29撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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6/12 7:29
良い感じの連瀑。あまり期待していなかった分、意外感が有ります。
3段8m滝。流芯から越えました。
2016年06月12日 08:09撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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6/12 8:09
3段8m滝。流芯から越えました。
2段15m滝。左壁を登り、中段からは左の立ち木経由で落口へ右上。
2016年06月12日 08:14撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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6/12 8:14
2段15m滝。左壁を登り、中段からは左の立ち木経由で落口へ右上。
左の凹部を登ります。卦蕁フリーなのでコレ位が限度ですが、丁度良い難易度でした。
2016年06月12日 08:15撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/12 8:15
左の凹部を登ります。卦蕁フリーなのでコレ位が限度ですが、丁度良い難易度でした。
2段15m滝、登ってガッツポーズ!落口から見下ろし。
2016年06月12日 08:21撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/12 8:21
2段15m滝、登ってガッツポーズ!落口から見下ろし。
2段15m滝のすぐ上に、5m滝連続2本。下の方は取り付いて見たもののヌメって越えられず、途中の残置ピトンにスリング掛けて突破。スリング回収の為、ロープ出して懸垂という間抜けぶり。
2016年06月12日 08:24撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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6/12 8:24
2段15m滝のすぐ上に、5m滝連続2本。下の方は取り付いて見たもののヌメって越えられず、途中の残置ピトンにスリング掛けて突破。スリング回収の為、ロープ出して懸垂という間抜けぶり。
5m滝連続2本。上の方を落口から見下ろし、流芯はヌメってイヤなので左からトラバース気味に越えました。
2016年06月12日 08:48撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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6/12 8:48
5m滝連続2本。上の方を落口から見下ろし、流芯はヌメってイヤなので左からトラバース気味に越えました。
トイ状8m滝。流芯から越えました。
2016年06月12日 08:53撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/12 8:53
トイ状8m滝。流芯から越えました。
その後もトイ状6m他、チョコチョコっと小滝が掛かります。
2016年06月12日 08:57撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/12 8:57
その後もトイ状6m他、チョコチョコっと小滝が掛かります。
スダレ状25m大滝。こんな小さい沢に似合わないデカブツですが水量は少なめ、多い時にまた来よう。右から巻きましたが、滝に近いルンゼ状は登りづらかったので、もう少し手前からの方が良いかもです。
2016年06月12日 09:10撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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6/12 9:10
スダレ状25m大滝。こんな小さい沢に似合わないデカブツですが水量は少なめ、多い時にまた来よう。右から巻きましたが、滝に近いルンゼ状は登りづらかったので、もう少し手前からの方が良いかもです。
スダレ状25m大滝の先はこんな感じです。
2016年06月12日 09:23撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/12 9:23
スダレ状25m大滝の先はこんな感じです。
2段6m滝。下段は流木でダメなので上段のみトライ。ガバが楽しい滝でした。
2016年06月12日 09:43撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/12 9:43
2段6m滝。下段は流木でダメなので上段のみトライ。ガバが楽しい滝でした。
8m赤滝。右を巻きました。
2016年06月12日 09:49撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/12 9:49
8m赤滝。右を巻きました。
そろそろ詰め。標高1105mあたりでV字に切れ込んできたら、右の尾根状へ乗り、鹿道を適当に辿ると登山道へ出ます。鹿ウンコ注意。
2016年06月12日 10:05撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/12 10:05
そろそろ詰め。標高1105mあたりでV字に切れ込んできたら、右の尾根状へ乗り、鹿道を適当に辿ると登山道へ出ます。鹿ウンコ注意。
狙い通りに大持山の南、P1197と大持山ノ肩のコルに出ました。
2016年06月12日 10:27撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
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6/12 10:27
狙い通りに大持山の南、P1197と大持山ノ肩のコルに出ました。
大持山に到着。大休止をしてアプローチシューズに履き替えます。下山は西尾根へ。
2016年06月12日 10:42撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/12 10:42
大持山に到着。大休止をしてアプローチシューズに履き替えます。下山は西尾根へ。
西尾根は自然林が美しい。あまり樹とかどうでも良い自分でも、この美しさには癒されました。
2016年06月12日 11:31撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/12 11:31
西尾根は自然林が美しい。あまり樹とかどうでも良い自分でも、この美しさには癒されました。
大持山西南支尾根から1本目の鉄塔、安曇幹線325号を過ぎ、尾根上の送電線巡視路を辿ります。この黄色い標識が目印。
2016年06月12日 12:06撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/12 12:06
大持山西南支尾根から1本目の鉄塔、安曇幹線325号を過ぎ、尾根上の送電線巡視路を辿ります。この黄色い標識が目印。
2本目の鉄塔、奥秩父線17号から左へ送電線巡視路を辿ります。巡視路は落葉やザレで埋まって荒れています。
2016年06月12日 12:11撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/12 12:11
2本目の鉄塔、奥秩父線17号から左へ送電線巡視路を辿ります。巡視路は落葉やザレで埋まって荒れています。
駐車場所の直ぐ近くに出ました。お疲れ様でした〜。
2016年06月12日 12:25撮影 by  DMC-FT25, Panasonic
6/12 12:25
駐車場所の直ぐ近くに出ました。お疲れ様でした〜。
撮影機器:

感想

久しぶりに初見の沢をソロで遡行しました。

近場で行きやすい奥武蔵、手軽に遊べる沢として、今まで単独の時は一の鳥居からスタートの小持沢や大持沢で遊んでいました。

冠岩沢は大持山の反対側に有り、浦山側へ回り込む必要が有ったので手付かずでしたが、取り付いてみると南側で明るく、規模の小ささに似合わない程の滝を秘めており、登り応えのある良い沢でした。

降りは大持山西南支尾根を使ってみましたが自然林が美しく、特に西尾根はP1142から先も歩いてみたくなる素晴らしさ。遡行、下山共に初見のルートで冒険心が満たされる山行となりました。

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コメント

初見&ソロとは、冒険心満載ですね♪
yamamossanさん、はじめまして♪

イイ感じの沢ですね
奥武蔵の沢は、まだ訪れたことがないですが、今年は行ってみたいです♪

精力的に活動されていますね
これからも安全に楽しんでくださいね
2016/6/12 23:45
Re: 初見&ソロとは、冒険心満載ですね♪
to-fu-さん、はじめまして!コメントありがとうございます!

埼玉の真ん中辺りに住んでいるので、奥武蔵は手軽に行ける山域で山登りを始めた時は良く通いました。暫く行っていなかったのですが、沢登りをするようになってまた行くようになりました。コンパクトで単独日帰りに手頃な沢が多い印象です。

降りの尾根道を歩きながら「身近な低山でも、あんな滝が秘められているんだなぁ」と余韻に浸りつつ下山しました。沢登りは通い慣れた低山の魅力を再発見させてくれますね。

これからも安全登山で楽しみたいと思います
2016/6/13 4:12
プロフィール画像
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