燧裏林道〜遥かな尾瀬は遠い旅♪
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- GPS
- 09:45
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 743m
- 下り
- 748m
コースタイム
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 9:45
天候 | 晴から曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ほとんど木道 ぬかるみは三条の滝から平滑ノ滝のルートくらい |
その他周辺情報 | 本日も時間がなく温泉には入れませんでした(T_T) 売店も店じまい(T_T) |
写真
感想
NHKの「百名山スペシャル」を見たのと、来年の下見(???)も兼ね、歩く距離にビビるかみさんを連れて燧裏林道から三条の滝へと…
かみさんは最近、「三条」づいているねと…(^^;
【御池駐車場〜段吉新道・三条の滝分岐】
先週の帝釈山・田代山湿原と同様、国道(酷道)352号を利用して御池駐車場に…
とにかく遠い…この後ダートがないだけ先週よりマシか?
駐車場はガラガラ、沼山峠行きのバスもガラガラ。
燧ケ岳の山開きがまだのためではなく、どうやらミズバショウが早く終わってしまったのが原因らしいですね。
燧ケ岳へのルートとの分岐を直進して御池田代へ。
このルートは次から次へと湿原が現れます。
最近、雨の日があまりないためか湿原も乾いた感じで、ワタスゲがポワポワしています。
チングルマも終盤になりつつありますが、木道沿いに咲いています。
写真を撮っているとカッコウも姿を現し、また、足が止まります。
タテヤマリンドウとヒメシャクナゲがたくさん咲いていて、湿原では全然前に進みません。
湿原と湿原の間はコメツガ、ブナ、ナラの樹林帯でマイヅルソウ、ゴゼンタチバナが登山道沿いに咲き、もう夏の装いですね。
時折、大きな樹の根が岩を抱えていたり、雪の重みで根元から曲がっていたり、自然の過酷さを感じさせてくれます。
登山道脇は竹が多く、あちこちにタケノコがニョキニョキしていました。(尾瀬でなければ味噌汁の具ですね〜)
裏燧橋は立派なつり橋で、平ヶ岳が良く見えます。
渋沢温泉小屋へは通行止めとなっている分岐から、また樹林帯の中、アップダウンを繰り返し、段吉新道と三条の滝への分岐に到着。
【段吉新道分岐〜三条の滝】
帰り道に急登はきついだろうということで、先に三条の滝に向かいます。
兎田代で満開のツツジに見送られて、急坂を下りていきますが…
かみさんが、よろけたとたん転んだと思ったら…
コロンコロンと斜面を転がって…
何とか止まりましたが、右手親指をねん挫(@_@)
【三条の滝〜平滑ノ滝〜見晴】
三条の滝の展望台に…
遠い記憶ではもっと下に降りられたはず???
河原へ降りられた記憶が???
それでも日本の滝百選、迫力十分です。
ぬかるみのある登山道を登って平滑ノ滝の展望台。
相変わらず、一枚岩の滝のすごさは???
まもなく木道が立派になると温泉小屋に到着。
赤田代で視界が開け、燧ケ岳と至仏山が望めるようになると尾瀬ヶ原の景色に感動です!(^^)!
この辺から白いタテヤマリンドウが多くなります。
【見晴〜竜宮〜ヨッピ橋〜東電小屋〜温泉小屋】
弥四郎小屋の前の広場でお昼!(^^)!
ふと「弥四郎清水」を見つけ、飲んでみると…これが冷たくておいしい!
思わず、コップ2杯もガブガブと飲んでしまいました。
お昼を食べながら至仏山と尾瀬ヶ原を見ていたら、欲が出てきて、かみさんにもう2時間弱だけど、せっかく来たから竜宮、ヨッピ橋までどうかと…
この判断が「遠い空」を「遠い道」に(*_*;
木道を進むと展望スペース(デッキ)に…
そこに立ち360度…本当に素晴らしい(~o~)
木道の間には大きなスミレが咲いています。
川を2つ渡りますが、どちらの川も橋の上からのぞきこむとイワナが…
1匹だけでなく、すぐ近くにも泳いでいるのを見つけられます。
竜宮小屋を過ぎて竜宮十字路 とりあえずヒツジグサを確認しますが花は咲いていません(T_T)
(後で思い出しましたが、池塘が水脈でつながっているんですよね。どうも水量が多いと池塘に渦ができるらしい。)
ヨッピ吊橋へは見る限り誰もいませんが、景鶴山を正面に進みます。
本当に今日は人がいなくて、にぎわっていたのは見晴と竜宮だけ…
見るものがあまりない時期かもしれませんが、昔は「こんにちは」とあいさつするのもいやになるくらい混雑していた記憶があります。
今日はマイナーなルートのせいか小さい子を見ませんでしたね…
高齢化して若い人に興味をもたれない…ここでもそういう印象を持ちました。
東電小屋で休憩していると、アサギマダラがヒラヒラと…カメラを向けたらあっという間にどこかへ飛んで行ってしまいました。
【温泉小屋〜段吉新道〜三条の滝との分岐】
このルートは高低差は大きくないもののアップダウンがあり、樹林帯の中で展望もなく、楽しみがありません。かみさんは黙々と進みます。
途中、帰り道で唯一抜かれた男性に「そんなに遅いと○○に間に合わないよ。」と言われたのですが聞き取れず、何に間に合わないか???でした。
【三条の滝との分岐〜御池駐車場】
日没が遅いので、暗くなる心配はないのですが、帰りが遅くなるので急ぎ足で進みます。
それでも、途中、現れる湿原では足を止めてしまいます。
タテヤマリンドウは花を閉じてしまっていますが、ワタスゲのポワポワの綿毛とヒメシャクナゲが本当に素晴らしい!(^^)!
【余談】
帰宅後、GPSログをヤマレコに取り込み、ルートを起こすと何と23.7劼睚發い討い襪任呂△蠅泙擦鵑(≧◇≦)
さすがに足がパンパンになりました(+_+)
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