“やっちゃえ”Ossan(^^)v 堪能！ディープ西丹沢(￣∀￣)

2016年06月11日(土) ~ 2016年06月12日(日)

• GPS: 18:04
• 距離: 41.1km
• 登り: 2,951m
• 下り: 3,310m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:07
• 休憩: 1:50
• 合計: 10:57

距離 22.9km 登り 2,108m 下り 1,658m

5:23 神奈川県立西丹沢自然教室
6:00 6:02 本棚
6:48 善六ノタワ
7:24 畦ヶ丸
7:33 7:43 畦ヶ丸避難小屋
8:00 モロクボ沢ノ頭
8:33 大界木山
8:50 9:07 城ヶ尾峠(サガセ峠)
9:11 城ヶ尾山(桃ノ木ゾーリ)
9:33 中ノ丸(中丸)
9:48 9:49 ブナ沢ノ頭(カモオキ沢ノ頭)
9:55 ブナ沢乗越(大又コシッパ)
10:01 10:36 菰釣避難小屋
10:55 10:59 菰釣山
11:13 ブナノ丸
11:38 油沢ノ頭(西沢山)
11:53 樅ノ木沢の頭(モチハギ丸・鳥屋山)
12:02 12:03 西沢ノ頭(西尾根丸)
12:22 12:34 石保土山(西ノ丸)
12:55 水ノ木分岐
14:29 14:32 水ノ木分岐
14:39 大棚ノ頭(山神峰)
15:11 15:16 富士岬平(パラジマノ頭)
15:27 15:47 高指山
16:20 宿泊地

2日目

• 山行: 5:34
• 休憩: 1:29
• 合計: 7:03

距離 18.2km 登り 844m 下り 1,669m

6:02 高指山
6:22 6:23 切通峠
6:59 7:34 鉄砲木ノ頭（明神山）
7:44 三国峠
8:01 三国山
8:18 三国山東登山口
8:35 8:59 明神峠
9:14 9:15 明神山
9:34 9:35 湯船山
9:50 白クラノ頭
10:22 峰坂峠
10:30 10:31 悪沢峠
10:38 樹下の二人
10:42 11:03 世附峠
12:24 12:28 夕滝橋
12:34 浅瀬橋
12:43 世附・浅瀬駐車スペース
12:50 12:51 世附キャンプセンターきこり村
13:02 滝壺橋
13:05 ゴール地点

天候

概ね晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【往路】
　自宅 〜 玄倉商店前（40分仮眠）
　集合後 〜 寺ノ沢橋（ゴール地点に車両1台を駐車）
　寺ノ沢橋 〜 西丹沢自然教室

【復路】
　寺ノ沢橋 〜 西丹沢自然教室
　西丹沢自然教室 〜 さくらの湯
　さくらの湯 〜 自宅

コース状況／危険箇所等

　世附峠 〜 浅瀬は通過困難（初級者等は通行止め）。
　沢谷が大崩落して道が無くなって箇所がある。
　（沢を渡渉したら、尾根に這い上がる。対岸をトラバースすることもできるが、滑落しやすいので奨めません）

写真

6/11 5:15

【西丹沢自然教室】
　さぁ、出発だ(^^)v

6/11 5:42

【西沢沿い】
　いつもながら爽やか(^O^)

6/11 6:03

【本棚】
　秘境の滝で、謎の伝道師を発見！！(◎_◎;)

6/11 7:27

【畦ケ丸ピーク】
　まずは1つめをゲット！！

6/11 7:33

【畦ケ丸避難小屋】
　ストーブの残炭チェックで開けてみたら、こんなのが・・・
　こんなことをする人は、なぜ、山に来るのだろう？　

6/11 7:35

【畦ケ丸避難小屋】　こんな粋な掲示があって、やさしく語りかけているね(^^)　でも、捨てていく人って、何をしに来てるのだろう？

6/11 7:56

【モロクボ沢ノ頭へ】
　甲相国境尾根への連絡尾根は、満開のツツジの歓迎から始まりました(^^)

6/11 8:32

【大界木山ピーク】
　モロクボ沢ノ頭から西側の甲相尾根は初踏。
　アップダウンが続く最初のピークハント！

6/11 8:41

【甲相国境尾根を西へ】
　県境の道は、アップダウンの細い尾根だったり・・・

6/11 8:47

【甲相国境尾根を西へ】
　穏やかなブナの林だったり・・・

6/11 9:07

【甲相国境尾根を西へ】
　緑を楽しんだり・・・
　途中の城ケ尾峠は時間もゆったり(^^)

6/11 9:07

【甲相国境尾根を西へ】
　さぁ、カッコいいオッサンたち、続きを楽しみに行こうぜ！(^<^)

6/11 9:12

【城ケ尾山ピーク】
　3等三角点ゲット！
　以前にゲット済みの畦を含めれば、この旅で2つ目！(^^)v

6/11 9:35

【甲相国境尾根を西へ】
　暑い中のアップダウンだけど、気持ちはニコニコさ（＾ω＾）

6/11 9:36

【中ノ丸ピーク】
　ひっそりとしたピークをそっと通過(^^)

6/11 9:44

【ブナ沢ノ頭】
　小刻みなアップダウンは心地よいコースだけど、背中の重さが足に響くねー(^^;)

6/11 9:57

【ブナ沢乗越】
　道の駅どうし方面にも行ってみたいねぇ(^^)

6/11 10:02

【菰釣山避難小屋】
　話には聴いてたけどキレイな小屋だね。
　前夜睡眠1時間未満コンビは30分も爆睡(´Д｀zzz

6/11 10:35

【菰釣山避難小屋】
　ピカピカの板の間でグッスリ。
　泊りで宴会したいね(^O^)

6/11 10:56

【菰釣山ピーク】
　霞をワッカにクルマった富士さんが登場！

6/11 10:57

【菰釣山ピーク】
　久々に見えた富士山にコーフンするオッサンたち(^^)

6/11 11:14

【ブナノ丸ピーク】
　その名の通りの植生でした(^O^)

6/11 11:38

【油沢ノ頭ピーク】
　油っぽいものは何もなくて、汗だくのオッサンが3人いるだけ(;^_^A

6/11 11:42

【甲相国境尾根を西へ】
　アップダウンの連続に、オッサンたちの顔を滝のような汗が流れていく(-“-;A …

6/11 11:48

【樅ノ木沢の頭ピーク】
　丹沢山塊には各所にモミの木が群生する。
　このピークはブナ等の広葉樹だけだったけど、きっと下の沢沿いにはモミがあるのだろうね(^^)

6/11 12:04

【西沢ノ頭ピーク】
　私の元上司の名前と同じ。
　きっと明晰な場所なのだろう(^^)

6/11 12:06

【甲相国境尾根を西へ】
　珍しい穴あきブナ(^o^)

6/11 12:13

【甲相国境尾根を西へ】
　いやはや、ヘンタイ的な健脚オッサンたちも、アップダウンの連続にフウフウし始めたねー(^^;)

6/11 12:24

【石保土山ピーク】
　あー！気持ちいい！！
　重い荷物を放り出して一服を満喫するオッサンたちヽ(^o^)丿

6/11 12:25

【石保土山ピーク】
　三等三角点ゲット！(^^)v
　本日3つ目〜

6/11 12:56

【水の木分岐】
　間違いはココから始まった・・・
　分岐した右が山伏峠（行かない経路）だと思い、正面も踏み跡があるから進んじゃったんだよね・・・
　右上の手製道標に気が付いていれば・・・

6/11 13:00

【廃道（水の木ルート）】
　急登・尾根道は行けども行けども藪漕ぎ・・・
　経路にはなっているので進むけど、こんなに荒れてるなんて・・・
　この時は、まだ廃道に迷い込んだと気がつかなかった(^^;

6/11 13:13

【廃道（水の木ルート）】
　トラバース路は細くてユルユル・・・
　隣の尾根・谷などの地形の違和感で気が付いて、キツイ登りを戻りましたとさ(T_T)

6/11 14:27

【廃道（水の木ルート）】
　なんだコレ？
　地表が宙に浮いている。ちなみに倒木ではないよ(^^;

6/11 14:41

【山伏峠分岐】
　ココがホントの分岐路だった・・・。

6/11 14:43

【高指山へ南進】
　ルート補修の丸太に可愛らしい造作(^-^)
　作ってる時の姿を思い浮かべてニッコリ(^O^)

6/11 15:12

【富士岬平】
　富士山ドーン！で、ホッとタイム(^^)
　さーて、あと一息で本日の野営ポイントだ！(^^♪

6/11 15:24

【高指山へ南進】
　鉄塔と富士山のコラボ。
　鉄塔好きな友達へのお土産(^O^)

6/11 15:28

【高指山ピーク】
　三等三角点ゲット！(^^)v
　本日4つ目―

6/11 16:21

【山中湖村・平野】
　そこで、謎の美女に遭遇〜(^O^)
　山賊さながらに買い出しのため下山したら、近くの山からの帰りの車で迎えに来てくれた(^^)
　ありがとうカマチン！！
　遠くのコンビニまでスイスイ〜
　ビールまで用意してくれててウレシ過ぎ！ヽ(^o^)丿

6/11 17:10

【高指山の麓】
　ヘビいちご(*^。^*)
　久しぶりに見たなぁ

6/18 9:24

【高指山ピーク】
　オッサンたちの別荘(^O^)
　ここで宵の口からノンビリ〜

6/11 17:53

【高指山ピーク】
　オッサンシェフが薩摩揚げを焼きました〜!(^▽^)!

6/11 17:53

【高指山ピーク】　
　17:53　夕方が迫るピークで、富士山を拝みながら、フジちゃんで一杯( ^^)_□

6/11 17:56

【高指山ピーク】
　こちらのオッサンはソーセージをジュージュー（*^_^*）

6/11 18:01

【高指山ピーク】
　んー　青い空の飛行機雲って、ついつい撮っちゃうねー(^^)

6/11 18:15

【高指山ピーク】
　本日のフルランナップ！
　（私は、何も作ってない(^^;)

6/11 18:31

【高指山ピーク】
　1日の終わりを丹沢の西端で迎えれるなんて(^-^)

6/11 18:33

【高指山ピーク】
　今日の野営地は最高のロケーション(^○^)

6/11 19:06

【高指山ピーク】
　暮れなずむって言葉がピッタリの時間(^-^)

6/11 19:33

【高指山ピーク】
　夜の帳が富士山に降りて、私の目にも幕が下り始めた(-_-)zzz　

6/11 19:41

【高指山ピーク】
　小腹が空くと眠れない(*_*)
　マルタイラーメン2杯でガマン！

6/12 4:23

【高指山ピーク】
　テントの外の朝。
　気持ちよくてたまらん＼(^o^)／

6/12 4:50

【高指山ピーク】
　超爽やかな朝！
　いざ、残り半周へ出発！！

6/12 6:41

【鉄砲木ノ頭へ】
　太目の尾根をゆるいアップダウンで進む。
　木漏れ日も気持ちいいねぇ(^^)

6/12 6:59

【鉄砲木ノ頭へ】
　ん？あれがピークか？(^o^)

6/18 9:24

【鉄砲木ノ頭ピーク直前】
　林のトンネルを抜けたら富士山ドーン！！
　いつも思うけど、岩崎さんは写真の構図が上手い！！
　私がカッコよく見える(^^)

6/12 7:02

【鉄砲木ノ頭ピーク】
　ぬー！タマラン！！
　富士山LOVEの友達がお気に入りにする訳がタップリと分かるぜ！(^O^)

　友達作の丹沢Tシャツ！この日にデビューしました！！
　なかなか似合ってるでしょ(^^)v

6/12 7:05

【鉄砲木ノ頭ピーク】
　おやおや、笠をかぶっちゃったね(^-^)
　何をやっても絵になる日本一！！

6/12 8:00

【三国山ピーク】
　相模・甲斐・駿河の境が接する場所にして、神奈川県の最西端。
　昨年、チーム火曜日のメンバーと山中湖側から登って以来だな(^-^)

6/12 8:06

【明神峠へ】
　別名“緑の回廊”をゆっくりと下りていく。
　浄化されていくね〜(^^)

6/12 8:21

【明神峠へ】
　愛鷹山系の全貌が丸見え(^^ゞ
　2月に真ん中のギザギザ鋸岳を縦走した時は、ガクブルだったなー(^^;)

6/12 9:08

【湯船山へ】
　可憐に咲く花(^^)
　でも、オッサンたちは誰も名前を知らなかった(^^;
　「バラみたい？」
　「葉っぱはサンショウみたい」
と話してたけど、正解は「サンショウバラ」なんだって(-_-)

6/12 9:20

【湯船山へ】
　ホノボノ手作り標識(^-^)
　ゴングって仏教用語をボクシングに掛けたシャレに笑顔(^^)

6/12 9:33

【湯船山ピーク】
　二等三角点ゲット！
　今回、唯一の二等でした(^^)

6/12 9:34

【湯船山ピーク】
　ちょっと広めのピーク。

6/12 9:49

【白くらの頭ピーク】
　サラッと通過(^^)
　この頃から、足の違和感が痛み始めた・・・珍しい・・・

6/12 10:31

【世附峠へ】
　一面に咲き誇る(^O^)

6/12 11:01

【世附峠】
　三国までの西側コース作りに感謝！！
　私も作りたいな〜(^O^)

　ここで、行き会ったオジサンから「Tシャツが良いですね〜　どこで売ってたのですか？」って質問をいただいた(^-^)v

6/12 11:16

【浅瀬へ】
　崩落した上を慎重に進む(^^;

6/12 11:39

【浅瀬へ】
　大崩落跡・・・
　道が無くなってた・・・。
　間違えたかと思って引き返しもしながら、右から降りて左の斜面（見えない）を這い上がった(-“-;A

6/12 12:20

【浅瀬】
　河原に出た〜(^O^)
　岩の近い場所をアチコチ探すて渡渉しますー

【浅瀬】
　なんかカッコよく渡れてる！
　さすが岩崎さんの撮影(^O^)

6/12 12:26

【吊り橋のあと？】
　どうやらこの辺にあったらしい。

6/12 13:05

【寺ノ沢橋駐車場】
　おつかれ〜(^O^)
　ゴール地点に停めておいた岩崎さんの車に到着！！

6/12 16:13

【松田町のセブンイレブン】
　やっぱり〆はコレでしょ(^O^)
　あっ、温泉の写真を一枚も撮ってない(^^;

撮影機器：

FinePix XP90 XP91 XP95 FUJIFILM

装備

個人装備

ザック：SouthField45/55 靴：ツォロミーブーツ

感想

oobantou

　三匹のオッサンが広大な西丹沢を1周しました。
　これは、想定外の絶景と珍事に会い続けながら、最後まで楽しみ続けた山行記録です。
　いつもながら遅いレポで長いですが、よろしければ読んでやってください(^^)
　
【つぶやき】くるりと回った2日間。
　
　緑がイッパイ！
　絶景イッパイ！
　試練イッパイ！
　冷汗イッパイ！
　満足イッパイ！
　笑顔イッパイ！
　　
　色んなことで、
　イッパイ・イッパイだったけど、
　充実感も超イッパイ(^O^)
　　
【第1章】いざ！いざ！いざ！！!(^^)!
　　
　＜西丹沢自然教室 〜 西沢 〜 畔ヶ丸 〜 モロクボ沢ノ頭＞
　
　AM4：00、丹沢湖畔に睡眠不足のオッサンたちが集結した。
　（4匹目のオッサンは、カミさんにモーモー言われて来れなかった）
　車をゴール地点に停め、もう1台でスタートまで移動し、
　AM5：20、満を持して西沢ルートへ！
　　　
　爽やかな清流の沢沿いをサクサク歩き抜け、
　本棚ノ滝で修行中の“謎の伝道師”を放置し、
　急坂を一気に「畦ケ丸」に駆け登る！
　レンゲツツジが満開の中、甲相国境尾根の合流点「モロクボ沢ノ頭」に到着した。
　　
　AM8：00、東丹沢が数百人単位で超混雑する時間。
　ココ西丹沢で行き会ったのは、たった1人のオッサンだけ(^^;)
　　
【第2章】ココが甲相尾根の真骨頂(^O^)
　　
　＜モロクボ沢ノ頭 〜大界木山 〜 菰釣山 〜 ブナノ丸 〜油沢ノ頭 〜 樅ノ木沢の頭 〜 西沢ノ頭 〜 石保土山＞
　　　
　ここから西は初踏の県境尾根。
　緑一色の心地良いアップダウンが続く。
　暑さに汗ダクだけど、ここじゃ加齢臭も爽やかなのさ(^O^)
　
　避難小屋はココも快適(^^)
　ピカピカの板の間で横になったら、いつのまにやら大爆睡zzz
　寝ぼけ眼で登ったピークでは、富士山が見えて大覚醒＼(^o^)／
　　
　小刻みなピークの連続。
　オッサンたちは、初夏の青い空気の匂いを楽しみながらサクサク進む！
　でも、さすがの暑さに、石保土山でもゴロリと気持ちよく(^^)
　　
【第3章】まさか！まさか！の廃道歩き(^^;
　
　＜石保土山 〜 水の木分岐 〜 廃道 〜 水の木分岐 〜 山伏峠分岐＞
　　
　よく整備された道は道標も多く、細くて起伏が多くても快適！
　「分岐」・・・鵜呑み・思い込みって怖いよね(^^;
　よく見れば「分岐方面の意味」だった。
　　
　少し踏跡が薄くなった道(~_~？
　藪漕ぎの急坂(~_~？
　地図と異なる地形(~_~？
　ザレ過ぎて幅の無いトラバース(~_~？
　へ？まさか？
　いやはや、往復90分のロスでした(^^;
　　
【第4章】超絶景の丹沢西端(^^)　そして謎の美女！(゜д゜)！
　　
　＜山伏峠分岐 〜 富士岬平 〜 高指山 （山中湖畔まで買い出し）＞

　　本当のルートに戻ると、一層、快適に感じる道。
　「富士岬平」って山なのに海のような名前の場所は、その意味が分かる大絶景(^^ゞ
　ちょっと南に一山越えて野営地の「高指山」に到着！
　
　ここも大絶景の坩堝！
　感動しながらせっせとテントを張り、山賊さながらにビールと食糧買い出しに麓へ。
　なんとなんと！！別荘地まで下りたところで、謎の美女が(゜д゜)！
　天女か、弁天様か、そっとビールを差し出してくれ、更に、車で合宿大学生で売り切れ状態のコンビニから次のコンビニまでも(^^)
　きっと女神さまだったのだろう(^O^)
　　
　半酔っ払いのオッサンたちは、桃源気分で山頂へ。
　夕暮れの富士山を独占しながらヤマメシパーティー!(^▽^)!
　そして、すみやかにコロリ(-_-)zzz
　
　
【第5章】絶景かな、絶景かな！！(^^ゞ
　　
　＜高指山 〜 切通峠 〜 鉄砲木ノ頭＞

　夜明けとともに、テントの中から富士山が見える。
　なんとまた幸せな朝であろう。
　一行は、富士山の名残に浸りながらも残り半周へ出発！
　
　一山越えて樹々のトンネルの向こうのピーク。
　そこ「鉄砲木ノ頭」は口をポカーンの世界だった(“゜д゜)
　私の目には、値万両、万々両……
　石川五右衛門の気分をゆっくりと味わった(^-^)
　
　
【第6章】三ヶ国の境は緑の回廊(^-^)
　　
　＜鉄砲木ノ頭 〜 三国山 〜 明神峠 〜 湯船山 〜 白くらの頭 〜 世附峠＞
　　
　透明の世界から一気に濃緑の森へ。
　神奈川県西端のピークは森の深さの中だった(^^)
　
　樹幹の間から時折見えるのは、愛鷹山系のバットマン山容。
　暖かな尾根をズンズン下り、明神峠で初めて集団と出会う。
　たぶん、昨日から行き会ったのは3人くらい(^^;
　
　アチコチで花の咲き誇る尾根・コルを歩き、いよいよ下山開始点の世附峠に到着！
　　
　　
【第7章】試練は最後かもしれん(^-^;
　
　＜世附峠 〜 浅瀬（世附川） 〜 寺ノ沢橋（ゴール）＞
　
　「通行困難」　詳細図にはそう書いている。
　「初級者は通行止め」　現地にはその看板。

　元々は赤実線ルートだが、大崩落と吊り橋流出で難路になっている。
　慎重にV字の崩落跡を通過して安心したら、本当の崩落はその先だった(^^;

　二股のV字谷が崩落して道が消えている。
　二の足を踏みながら斜面にしがみ付く！
　尾根まで這い上がる！
　そして、続きの経路を探しだした(^O^)
　
　斜度が緩み、樹々の向こうに広い流れが見え始めた！
　渡渉点を探し、義経の八艘飛びのように渡る(^^♪
　這い上がった古い林道に立つと、なぜか昔日と郷愁に包まれた。
　　
　長い林道をノンビリ歩き、みんなとゴールでホッと一息。
　オッサンたちの約41kmの静かな冒険は、静かな湖畔で幕を下ろしました。
　メデタシ！メデタシ！(^o^)／